理数科お知らせ

白山野外実習の事前特別講義を開催しました

 7月6日(金)に、マザーネイチャーズガイド事務所の田中康典氏による特別講義を開催しました。田中さんは山岳ガイドⅡの資格をお持ちで、7大陸の最高峰を登頂された方です。
 今回の講義では、「白山の魅力と登山(野外)の注意点」という演題で、登山を行う上での注意点や必要な持ち物等について教えていただきました。また、実際に実習で通るルートの説明や、山小屋での過ごし方、体調管理の大切さ等についても説明してくださいました。
  

地学巡検 貝化石のクリーニングを行いました

 6月21日(木)に、前回大桑層で採取した貝化石をクリーニングする作業を行いました。十分に乾燥した化石は意外と脆く、四苦八苦。それでも、二枚貝や巻貝を多数発見することができました。
 クリーニング後にはスケッチをし、種の同定まで行いました。その結果、暖流系・寒流系の化石があることがわかり、当時の環境を推定することができました。

  

CS学際科学の特別講義を開催しました

 6月13日(水)に東京大学生産技術研究所の溝口照康先生による特別講義を開催しました。演題は「大学准教授のおしごと~原子と電子を観る・知る・はかる~」で、前半は研究者はどのような仕事をしているのかをメインに、後半は先生の専門分野である電子構造計算等についてお話いただきました。
  

CS実験科学 地学巡検を行いました

 6月7日(木)に犀川河川敷の大桑層で貝化石の採取や地層の観察を行いました。当日は天候にも恵まれ、絶好のフィールドワーク日和でした。今回採取した化石は、次回のCS実験科学の時間にクリーニングを行い、種の同定とスケッチを行う予定です。
  

サイエンス・イングリッシュⅠの特別講義を開催しました

 5月25日(金)に、東京国際大学の五十嵐義行先生をお迎えし、上記の特別講義を開催しました。今回は普通科理2年SGコースの生徒も参加し、総勢80名での講義となりました。
 この講義は全て英語で行われ、発音やリズム、パワーポイントのデザインなど、発表を行う際に必要な技術について具体的な助言をいただきました。
  

AI課題研究Ⅲの研究発表会を開催しました

 5月7日(月)に北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)で上記の発表会が開催され、理数科の3年生がこれまでに研究してきた成果を英語のポスターで発表しました。この発表会は質疑応答も全て英語で行われ理数科の2年生とJAISTの学生や先生方が英語で質問をしました。

 大学生や教授の先生方からは、本校の校内で実施した時とは違った切り口の鋭い質問が飛び交っていましたが、試行錯誤しながら答える生徒達の様子を見て大変頼もしく感じました。
  

金沢泉丘サイエンスグランプリを開催しました

 4月21日(土)Ex4限目に、今年度第一回目となる金沢泉丘サイエンスグランプリを開催しました。今回は初めて生徒が企画・運営全てを担当し、物理部主催で行いました。参加者は普通科・理数科の61名で、5~6名のチームを組み、様々な謎解きに挑戦しました。

CS学際科学の特別講義を開催しました

 4月20日(金)に金沢大学理工研究域数物科学系の大塚浩史先生による特別講義を開催しました。今年の理数科1年生のテーマである「光」に関係するお話で、講義の中ではいくつかの課題が提示され、実際に手を動かして考える時間もありました。
  

明日の特別講義は中止します

1月13日(土)に予定していた国立天文台の小久保英一郎教授による特別講義は、天候を考慮し、中止と判断させていただきました。
申し込みをしてくださった皆様には大変ご迷惑をおかけし申し訳ありません。
来年度に今回と同様の企画を考えておりますので、その際はまたご案内させていただきます。宜しくお願いいたします。

PROJECT MARS 最終プレゼンで第3位 日本代表として世界大会へ 

 12月20日(水)に開催されたPROJECT MARSの最終プレゼンテーションで、本校から参加したチーム【松木君(14H)、酒井君(19H)、長谷川さん(19H)、谷口さん(19H)、松本君(10H)】が見事全国第3位を獲得しました!物怖じせず堂々とした発表で、会場を魅了しました。
 発表ではこれまでにない斬新なアイデアを2つ提案しました。1つめは「針葉樹型太陽電池」で火星に針葉樹林を造りつつ効率の良い発電を行うこと。そして「人工時差」を発生させ、地球のアメリカ、アジア、ヨーロッパとそれぞれ対応させることで、地球と同時刻に仕事をすることができ、かつ交代制で休息できることです。
 
 今後、チームの皆さんは日本代表としてワールドコンペティションに挑戦します。次は3Dモデリング、VR(仮想現実)レンダリングフェーズ
で、実際に3Dモデルを作成する行程へ移行します。「火星の街」実現へ向けて頑張ってください!

11・12月の行事報告

 11月・12月に開催した行事を報告します。

CS学際科学 石川県立大学生命科学研修

 11月24日(金)に石川県立大学の生物資源工学研究所で大腸菌のDNAを使った実験をさせていただきました。この実験は大腸菌のDNAを制限酵素で切断し、それを電気泳動でそれぞれの長さのDNA片に分け、写真でDNAのバンドを確認するところまでを体験することができました。後日、学校でその写真を元にDNA断片の泳動距離からそのDNA断片の大きさを算出しました。
   

CS学際科学特別講義「スーパーコンピュータによる生体系分子シミュレーションと創薬応用」 

 12月8日(金)に名古屋大学大学院の篠田渉先生をお招きし、上記の演題で特別講義を行っていただきました。分子一つ一つの物理的な動きをシミュレーションで画像化することで、薬剤の吸着性や安定性をみて創薬に応用するという最先端の手法を知ることができました。

  

石川県スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に参加

 12月14日(木)に石川県地場産業振興センターで上記の発表会が開催されました。本校からは「ミドリムシの増殖に影響する要因及び光合成の特徴の探究」 班の(海野さん、中山さん、川上君、砂山君、若林君)と「パラジウムの代替となる銀を用いた無電解ニッケルめっき」班の(重松君、中村君、架谷君、升田君、山内君)が代表で口頭発表を行いました。その他の研究班も、A0サイズの日本語ポスター発表を行い、それぞれがこれまで研究してきた課題研究の成果を披露しました。

  

PROJECT MARS 最終プレゼンテーションに選抜されました

 株式会社 日本HPが開催する「PROJECT MARS -EDUCATION LEAGUE JP-(学生向け日本国内リーグ)」に、本校から2チームが応募し、松木君(14H)、酒井君(19H)、長谷川さん(19H)、谷口さん(19H)、松本君(10H)のチームが第一次フェーズ・最終プレゼンテーションへの参加資格を獲得しました!
 今回選抜されたのは、8チーム。東京大学をはじめ、大学・専門学校・高校等から103チーム、410名のエントリーがあったそうです。最終プレゼンテーションは12月20日(水)に日本科学未来館で開催されます。参加する生徒の皆さんの健闘を祈ります!
PROJECT MARS とは
(※MARS HOME PLANET HP http://jp.ext.hp.com/workstations/missionz/mars/ より引用)

 このプロジェクトは、「人間が火星で生活するうえで必要な建物や乗り物など、インフラをデザインする」という命題の元、より豊かで創造的な火星での暮らしを、科学的見地、人間的見地の両面から考えて提案するものです。優秀なアイデアは国際的なプロジェクトへと応募され、採用されるとVR体験できる火星の街に盛り込まれる予定です。
(※MARS HOME PLANET ミッションハンドブックより引用)

石川県スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会のご案内

 12月14日(木)に石川県地場産業振興センターで上記の発表会が開催されます。参加校は七尾高校、小松高校、金沢二水高校、金沢桜丘高校、そして本校の5校です。生徒達は口頭発表(代表班)とA0サイズの日本語ポスター発表を行い、これまで研究してきた課題研究の成果を披露します。一般の方々も参観できますので、保護者の皆様も是非ご参観ください。

日時:平成29年12月14日(木)13時~17時
場所:石川県地場産業振興センター(〒920-8203 石川県金沢市鞍月2丁目1番地)

★口頭発表代表班★
「ミドリムシの増殖に影響する要因及び光合成の特徴の探究」 (海野、中山、川上、砂山、若林)
「パラジウムの代替となる銀を用いた無電解ニッケルめっき」   (重松、中村、架谷、升田、山内)    


※ポスター発表は全ての班が行います。

AI課題研究Ⅱ 校内発表会を開催しました

 11月3日(金・祝)の午前に、AI課題研究Ⅱの校内発表会が行われ、理数科2年生が4月から研究してきた成果を口頭発表しました。学校公開中ということもあり、70名を越える保護者・一般の方々の参観がありました。生徒達の質疑応答も大変活発に行われ、良い発表会を開催することができました。

 投票の結果、「パラジウムの代替となる銀を用いた無電解ニッケルめっき」と「ミドリムシの増殖に影響する要因及び光合成の特徴の探究」班が選ばれ、12月14日(木)に開催される石川県スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会で本校代表として発表を行います。

  

AI課題研究Ⅱ校内発表会を開催します

 11月3日(金・祝)に標記の発表会を開催いたします。本校の理数科2年生がAI課題研究Ⅱで研究した成果を発表する研究発表会です。理数科1年生及び一般の参加者との質疑・応答を行い、大学の先生方から講評をいただきます。
教育ウィークで学校公開中のため、申し込み等は不要です。

AI課題研究Ⅱ校内発表会

日時:平成29年11月3日(金・祝)限目 9:05~11:55
場所:2F大会議室
参加者:1,2年生理数科生徒、講評の先生方、一般参観の方

研究発表1 「ミドリムシの増殖に影響する要因及び光合成の特徴の探究」

                 (海野、中山、川上、砂山、若林)

研究発表2 「角柱を用いた橋桁とその強度の関係について」 

                 (宮村、神、田上、寺本、平林)

研究発表3 「パラジウムの代替となる銀を用いた無電解ニッケルめっき」 

                 (重松、中村、架谷、升田、山内)    
  

研究発表 「冷凍温度とイシクラゲの生存状態との関係

                   ~乾燥重量測定とメチレンブルー染色法による生死判定~」

                 (池田、新谷、杉盛、池田、高畠)

研究発表5 「金平糖の角ができる仕組みと角の数の規則性について」

                 (澤田、山﨑、一恩、高田、物部)

研究発表6 「硫酸塩を用いた金属葉の成長~金属膜としての実用化に向けて~」 

                 (太田、梅田、大森、西尾、西田)

研究発表7 「挿し芽における植物の年齢と発根能力との関係」

                 (野村、宮田、木野、筒井、村)

研究発表 「食用植物における発芽率及び成長と音の周波数との関係性」

                 (杉本、冨沢、橋本、武田、番田)

                             ※テーマ名は1027日現在のものです

つくばサイエンスツアーを開催しました

 10月12日(木)~14日(土)にかけて、茨城県のつくば学園都市と東京都の日本科学未来館を訪問し、研修を行いました。1日目は2グループ、2日目は5グループにそれぞれ分かれ、研究施設で講義を受けたり・実験を行いました。また、OBとの交流会もあり、研修で学んだことについて発表する場もありました。

10月12日(木)
 Ⅰ班・・・気象研究所、
Ⅱ班・・・筑波宇宙センター
   
 スーパーコンピュータの見学
(気象研究所)
講義「宇宙ステーションと宇宙食」
(筑波宇宙センター)
宇宙飛行士養成棟の見学
(筑波宇宙センター)

10月13日(金)
 A班・・・筑波大学遺伝子実験センター、B班・・・農研機構遺伝資源センター・食品研究部門
 (午前)C・D・E班・・・高エネルギー加速器研究機構 
   
 大腸菌の形質転換実験
(筑波大学遺伝子実験センター)
植物工場の見学
(農研機構遺伝資源センター)
加速器の見学
(高エネルギー加速器研究機構)

 (午後)C班・・・防災科学技術研究所、D班・・・物質・材料研究機構、E班・・・国立環境研究所
   
自然災害実験教室
(防災科学技術研究所)
走査型ヘリウムイオン顕微鏡について
(物質・材料研究機構)
研究内容及び概要説明
(国立環境研究所)

10月14日(土)日本科学未来館
   
展示フロアでプレゼンテーション①
科学クリエーターに質問
展示フロアでプレゼンテーション②