河北台中学校のようす

令和2年度 河北台中学校のようす

令和2年度離任式・退任式が行われました

 本日、今年度で本校を去られる5人の先生方の離任式、校長先生の退任式が行われました。式では校長先生より離任する先生の紹介があった後、それぞれの先生から生徒にに向けてのメッセージがありました。

 離任される先生方からは、「生徒の皆さんのいろいろな考えに触れることができて楽しかった」「今、この時にしかできないこと、学校でしかできないことを大切に」「辛いこともあると思うが、笑顔と元気で乗り切ってほしい」というメッセージが送られました。退任される校長先生からは、「教員生活を振りかえって、思い出すこと1つ1つが財産になっていること、最後の1年が河北台中学校の勤務でよかったこと」のお話がありました。

 それぞれの先生方の思いを受けとって、来年度も素敵な河北台中学校をつくっていきましょう。

 

 本日をもって、この「令和2年度 河北台中学校のようす」は最後となります。本校の教育活動にご理解とご協力ありがとうございました。来年度も引き続き、よろしくお願いします。

修了式が行われました

 今日は令和2年度最後の授業日です。4限目に修了式が行われました。修了式に先立ち、7日の「かほく市制記念継走大会」において活躍した陸上部の生徒が表彰を披露しました。修了式は校歌の演奏からスタートしました。昨年の休校から1年がたちましたが、まだ歌えない状況にあります。早く解消され、本校の誇りでもある校歌が歌えることを祈るばかりです。校歌の演奏は2年生の道村華さんが、3年生から引き継ぎました。校長先生からは「コロナ禍は残念な出来事であったが、その中でできることを考え皆で取り組んだことの中で学びもあったのではないか。2・1年生はそれぞれ『立志式』『いろんな人の生き方に触れる講演会』から学んだことを生かし、この区切りの時期に目標を定め自分を磨いてほしい。」との話がありました。

 その後の集会では、学習担当、生活担当のせんせいから春休みの過ごし方についての話がありました。4月には元気な姿、明るい表情で学校へ戻ってくることを願っています。さらに、先輩として新入生に格好良い姿も見せてくれると嬉しいです。

侵入者対応訓練が行われました

 6限目に、不審者が学校に侵入したという想定で「侵入者対応訓練」が行われました。訓練後には、津幡警察署生活安全課の方から「犯罪被害にあわないために」と題してお話をいただきました。警察の方からは、実際に金沢市の学校で起こった侵入事件等を事例に「安全の確保のための行動をとること」の大切さとその具体例を教えていただきました。

令和3年度前期生徒会役員選挙が行われました

 先週、3年生を送り出し校舎内は少し寂しくなったような気がします。3学期も残すところ4日、来年度へ向けての準備が着々と進んでいます。今日は6限目に4月からの前期生徒会役員選挙が行われました。生徒会執行部女子書記の立候補者が複数あったことで選挙が実施されました。立候補者はこれまで、ラウンジに掲示されたポスター、朝の挨拶運動に立つなどの選挙運動を進めてきました。今日は立候補者が「当たり前のことを当たり前にできる学校」「笑顔で学校生活が送れるようにする」「前期最大の行事、体育祭を成功させる」などの抱負等1、2年生の前でスピーチを行いました。堂々としていました。

 もうすぐ最上級生になる2年生、河北台中学校の「顔」になる覚悟はできていますか? ぜひ、皆さんが先頭に立い行動することで学校がよりよくなることを期待しています。

吹奏楽部が「第5回いしかわ吹奏楽コンクール新人戦」で演奏しました

 14日(日)金沢歌劇座において「第5回いしかわ吹奏楽コンクール新人戦」が開催され、吹奏楽部が参加しました。演奏した曲目は課題曲「ポップス・マーチ『すてきな日々』」と自由曲「もののけ姫セレクション」の2曲です。生徒同士でパートごとに音を聴き合うなど熱心に練習を積み重ねてきました。素敵な演奏でした。12日に卒業式を終えた3年生も応援に駆けつけてくれました。感染症対策により、演奏が終わると会場を後にするため、当日の結果発表はありませんでした。結果は、次のURLをクリックしてください。http://www.ajba.or.jp/ishikawa/

第64回卒業証書授与式が挙行されました

 昨年に続き、規模縮小、時間短縮となりましたが無事に卒業証書授与式が挙行され、119名が本校を巣立っていきました。式では、校長先生から卒業生1人1人に3年間の努力の証と今後への期待を込めて、卒業証書が手渡されました。式辞では、学校行事で見られた卒業生の頑張った様子をいくつも挙げられ、「4月からの新ステージに向けて『熱意』『創意』『誠意』という3つの『意』を大切に」と、はなむけの言葉が送られました。金岩PTA会長からは「コロナ禍により『見えない学力』を伸ばす必要性を感じた、具体的には『人を大切にする力』『自分の考えを持つ力』『自分を表現する力』『チャレンジする力』の4つをを大切にしてほしい」との祝辞がありました。

 送辞を述べたのは、石田陽南太さんです。親身になって指導していただいた先輩が入学当初はとても大きく見えたこと、コロナ禍の中、物事を前向きに捉えて取り組む3年生の姿に憧れを抱いたこととなど、3年生と過ごした日々を感謝の気持ちで綴りました。

 新田紗也さんの答辞では、あっという間の3年間だったこと、コロナ禍からあたり前のことの大切さに気付かされたこと、休校期間には部活動や授業が無いことのあせりがあったこと、制約があったけれど再開後は学校へ行く嬉しさを感じたこと、生徒会長として行事を成功させた経験より、同級生、部活動の仲間や家族に支えられたことなど、15年間の感謝の気持ちを綴りました。

 式の最後は卒業生全員で「旅立ちの日に」を合唱しました。歌とともに3年間のいろいろな出来事が、頭に浮かんできたことと思います。ピアノ伴奏は桶谷涼水さんでした。

 3年生の皆さん、次のステージでの健闘を職員一同で願っています。

清水賞・さわやか賞受賞式、卒業生を送る会が行われました

 昨日までの公立高校入試を終えた3年生、卒業式を明日に控え、今日は清水賞・さわやか賞授賞式等卒業に向けてのセレモニーが続きました。3限目は清水賞善行賞・科学賞の授与式、後期さわやか賞の授賞式が行われました。清水賞は、旧高松町において学力がありながら家庭の経済的事情により、高校に進学できない中学生のために清水源太郎氏が多額の私財を提供し設立した清水育英会が、現在はかほく市内に範囲を広げ、最高学年の各学級より1名の善行賞、科学の分野でレベルの高い成果を収めた中学生に科学賞を贈っています。今年度は善行賞3名、科学賞1名の受賞がありました。

 善行賞 表 宙生(1組)、新田 紗也(2組)、内潟 凜(3組)

 科学賞 岡田 有司(3組)

 さわやか賞は、「さわやかカードに記載された経験があり、他の模範となる行動をした生徒に贈られるもの」です。毎日の積み重ねを全校生徒・職員で認めるものです。後期は29名に贈られました。受賞者は以下の通りです。

 1年生 1組 赤井 彩姫、喜多西 瑞葵、長谷川 美和

     2組 新田 峻士、能戸 梓沙、藤原 芽唯

     3組 北川 由奈、塩本 果恋、塚本 結衣

     4組 櫻井 悠二、新田 和奏

 2年生 1組 今井菜々子、道端陽菜乃、和田 眞美

     2組 木村 義人、佐藤 瑛太、松田風舞輝

     3組 表  瑠花、武内 美翔、山口  葵

 3年生 1組 網本 英二、江川 大智、松田龍乃輔、山口 莉乃、山田 心陽

     2組 内潟 美咲、南  良太

     3組 高田 智仁、竹谷 結愛

 【清水賞授賞式】

 【さわやか賞授賞式】

 4限目は、卒業式予行、目録贈呈式、卒業生を送る会が行われました。昨年、今年と卒業式に1・2年生の出席はありません。3年生の凛々しい姿を1・2年生に見てもらうことと、3年生に1・2年生が心の中、で感謝の気持ちを表す場として予行が行われました。予行の写真は掲載しません。卒業生の保護者におかれましては、お子様の晴れの姿をぜひ、目に焼き付けてください。目録贈呈式では、3年生から寄贈された「電子ピアノ」「ストーブ」の披露がありました。明日は会場受付横にて披露します。

 セレモニーの最後は、生徒会主催の「卒業生を送る会」でした。学校行事を中心に、1年生の時からの写真がスライドショーとしてスクリーンに映し出されました。また会の最後には2年生からの花束が贈られ、1・2年生の拍手に送られ退場しました。また、3年生にとって最後の給食になりました。門出を祝うメニューでした。

 

3年生から2年生へ お返しのメッセージです

 3階中央階段の上り口に3年生から1・2年生に向けてのメッセージが掲示されています。3階中央階段の上り口は、ちょうど1・2年生教室棟の中間にあるため、多くの1・2年生が、何度も先輩からのメッセージを読み返していました。メッセージには「僕らが卒業した後も河北台中学校を引っ張っていける存在になれるよう頑張ってください。」「1年生は、先輩になります。次の1年生の支えになってください。」「2年生はもうすぐ受験生。しっかり気を引き締めて勉強やテストに全力を尽くしてください」など下級生を激励するものや、「短い間でしたが、1年生も2年生も、たくさんの思い出を一緒につくってくれてありがとうございました。」のように感謝を表したもの、部活動の後輩に上位大会の出場を託したメッセージものも見られました。

 2年生のメッセージを掲載した欄にも記しましたが、このように気持ちが次代へつながっていく様子が感じられ優しい気持ちになります。1・2年生はしっかり受け継いでくれることと思います。3年生が今年度作った道を、1・2年生はさらに広げて、踏み固めてください。

速報 かほく市制施行記念継走大会の結果

中学校女子の部 優勝、中学校男子の部 2位

 本日、かほく市役所を発着点とする周回コースで行われた第17回かほく市制施行記念継走大会において、中学校女子の部 優勝、中学校男子の部 2位と好成績を挙げました。本校からは、男女陸上部の他、男子バドミントン部、野球部が参加しました。詳細な結果は、分かり次第この欄に掲載します。

 最終結果(上位のみ)

 〇 中学校男子の部 2位 陸上部A 43分27秒

 〇 中学校女子の部 優勝 陸上部  47分01秒 個人1位 今井 菜々子 11分04秒

2年生から3年生へ 心の贈り物です

 1週間後は、卒業式です。3年生が河北台中学校で過ごすのもあと1週間となりました。今日は、3年生の廊下に2年生から感謝の気持ちを綴ったメッセージカードが掲示されました。メッセージには「体育祭では大きな声を出し下級生を引っ張っていく姿が心に残っています」「3年生の皆さんが、いろいろな行事で河北台中の『顔』となり頑張っていました。自分も3年生になったら受け継ぎたい」「コロナでいろいろ事が中止になりましたが、できることを精一杯取り組んでいる様子が刺激になりました」「3年生のように優しく盛り上げることができるようになりたい」と感謝の気持ちや来年度の決意が書かれていました。

 この欄にも何度も書きましたが、行事等においていろいろな制限がある中で工夫し、一生懸命取り組んでいる様子が2年生に伝わっているようです。3年生の皆さんありがとうございました。2年生の3年生の後に続くという気持ちも素敵ですね。

3月の全校集会が行われました

 昨年4月は新型コロナウィルス感染症の拡大を防ぐことを目的に休校からスタートしましたが、今日から3月、令和2年度最後の1ヶ月となりました。6限に定例の全校集会が行われました。集会に先立って行われた表彰披露では河北郡市中学校卓球大会で好成績を収めた男子卓球部が披露されました。

 集会では、校長先生より「3年生は卒業式に向かっての雰囲気作りを、1,2年生は来月の進級に向けて目標を持って欲しい」とのお話がありました。3月の目標は「来年につながる1ヶ月にしよう」です。学習担当の先生からは一流と二流の違いが「一流は①勇気を持って始められる②始めたことを続ける③最後までやり遂げる」の3点として話をされました。生活担当の先生からは3月の生活目標は「有終の美」とし「これまでたくさんの頑張りを積み上げて成長してきたみなさん、残り2週間、3週間を格好よく終わらせてほしい。次の2点①7:50玄関通過②こだわり清掃を重点にしよう。」とのお話がありました。

令和2年度 生徒総会が行われました

 今日の6限目に、生徒総会が行われました。生徒総会とは、生徒の手によって、より良い学校を作っていくための会です。今日は、来年度から役割が似通っている「生活委員会」と「環境委員会」を統合して「清活委員会」とすることが、生徒会より提案され、生徒会規則の手続きに沿って承認されました。今日、講堂にいた生徒は「自分の手で学校を変える」ことを実感できたことと思います。また、生徒会執行部、各種専門員会からの活動について、今年度の成果と課題等を委員長が報告しました。

 今日で3学期末テストが終了しました。3年生にとっては、中学校最後の定期テストが終了しました。来年度に向けて、各委員会、各学級、清掃分担、部活動と自分に与えられた役割を確実に、丁寧に行い学校の雰囲気を、より良いものにしていきましょう。会の最後には、先頭に立って学校の雰囲気づくりに貢献した生徒会執行部、各専門委員長の皆さんに、温かい拍手が送られました。

小学校6年生が、体験入学に訪れました

 今日は令和3年度入学生(現小学校6年生)を対象に体験入学が行われました。この体験入学は、新しく始まる中学校生活への不安が少しでも解消できればとのねらいで実施しています。あと2カ月で河北台中学生となる外日角小学校、七塚小学校の6年生が、4月からの登校時間(7時50分)に合わせて登校するところからスタートしました。事前に通学路を確認した児童も多くあったと思います。今日は全員が遅れることなく登校できました。感心しました。
 今日は日程の説明のあと、3クラスに分かれて数学、英語の授業体験が行われました。中学校に入ると1時間あたりの授業時間も5分長くなります。今日は一足早く50分授業も体験しました。授業後は、校舎内を見学しました。続いて、中学校の行事、生活のルール、学習についての話を聞きました。6年生には入学前に「確実に」身につけてほしいこととして話をしました。残り2か月の小学校での生活を大切に過ごし、パワーアップして入学式に臨んでくれることを期待しています

2月 全校集会のようす

 2月の全校集会のようすです。集会の前に「献血推進ポスターコンクール」において入賞した美術部の生徒が壇上に上がり表彰を披露しました。校長先生からは先月29日に行われた3年生の私立入試、2年生の立志式、1年生の講演会に触れ「将来を考え、進んで自分を見つめ直してほしい」と話がありました。今月の学校便り「さわやか」には、松井秀喜さんの座右の銘が書かれています。「自分を見つめ直す」ときの参考になればと思います。

 2月の学校全体の目標は「今だからこそ『総仕上げ!』」です。「2月は集大成の月、それぞれの最高の2月にしてほしい」との思いが込められています。生活面での目標は「凡事徹底」です。担当の先生からは、強化項目として①時間・時刻100% ②身だしなみ100% ③自分ルールの徹底 が挙げられました。今年は、生徒の皆さん一人一人の心がけで、学校が盛り上がっていると思います。さらに高みを目指して進んでいきたいですね。学習面の目標は「最後のテストで最高の結果を!」です。その実現のために、担当の先生は①「早めに」を始めよう ②「毎日」を続けよう ③「何度も」取り組もう の3点を挙げられました。

 続いて、保健室の先生より、保健室に寄せられる「布マスクは意味がないのか?」の質問についてお話がありました。布マスク、不織布マスクのどれが良いか一概に言えないとのことです。マスクを着ける意味は「自分の飛沫を飛ばさないこと」にあります。マスクをしても距離をとることが大切です。これからも、マスクを着ける生活は続くと思われます。テレビ等でいろいろな情報が流れますが、「正しい情報を選択すること」「大切なことは何か考えること」を続けていきたいですね。

 集会の最後には、1月に実施した「残菜を減らす取組」実施期間中に「残菜0」を達成した3年2組、2年3組に、給食委員会より表彰状が渡されました。

1年生 「いろんな生き方に触れる講演会(第6回)」が行われました

 5・6限目に「いろんな生き方に触れる講演会」が行われました。今回は、金沢地方裁判所裁判官 若松達郎氏を講師にお迎えしました。本日は二部構成で実施し、第一部では、刑事・民事・家事という裁判の種類、裁判官・検察官・弁護人という裁判の登場者、裁判の流れなど「裁判そのもののこと・裁判員制度」について説明を受けました。第二部では、裁判官の仕事について伺いました。テレビで観られる裁判と現実との違いのお話や、実際の法服にも着替えて見せていただきました。法服には、黒色は何色にも染まらないという意味があるそうです。裁判官になるには「司法試験に合格し、1年間の研修を経て裁判官、弁護士、検察官という進路を決定すること」、普段の仕事で心掛けていることは「自分の考えを持つこと。悩んだときには人の意見を聞く、耳を傾けること」と教えてくださいました。講演の最後には、中学生に向けて「何がきっかけで、仕事を決めるかは分からない。いろんなことに興味を持ち、体験、チャレンジしてください。」とのメッセージをいただきました。

 今回が、最後の「いろんな生き方に触れる講演会」となりました。1年生が講演会で感じたことは、3月発行のPTA会報に掲載する予定です。10年後は、1年生のほとんどが社会人になっていることでしょう。中学生の間に少しだけでも、自分の心が揺さぶられるものが見つかるといいですね。ぜひ、ご家庭でも全6回に渡って行われた「いろんな生き方に触れる講演会」で感じたこと、考えたことを聞いてあげてください。たくさんお話すると思います。 

 この講演会については、2月1日(月)北陸中日新聞朝刊に掲載されました。

 

2年生 立志式が行われました。

 かほく市3中学校の2年生323人が本校講堂に集い、かほく市主催「第17回かほく市立志式」が行われました。立志式は大人のスタートラインに立ったことを祝う式です。大人になったということは自らの責任についても自覚をする日でもあります。

 油野市長は式辞の中で「今というかけがえのない瞬間をこれからも大切に過ごしてほしいこと。未知の分野にチャレンジし様々な課題を解決する力が求められており、そのためには指導者の助言を聞くことも必要。」と述べられました。3校の校長先生を代表して、高松中学校の酒井校長先生からは「人として成長することとは、心を強くすることだと思う。心を強くするには、一生懸命に取り組むこと、家族や仲間を大切にすること。」と本市中学校2年生に激励の言葉を贈られました。    

 本校からは石田陽南太さんが「かほく市民憲章唱和」を行い、今井奈々子さんが「意見発表」を披露しました。中でも。今井さんの発表は「陸上部の活動を通して保護者や先生方に助けてもらった経験から、自分も成長しなければならないと感じたこと。そのためには、人に寄り添い、人の気持ちを理解できる人間性をもつことを心掛けたい」という素敵な内容でした。

2年生 SDGs講演会が行われました。

 今日の講師に、JICAボランティアに所属されている松田智子氏をお迎えしました。かほく市にお住いの方で、海外協力隊に参加され日本語指導をされている方です。現在はコロナ禍によって、来日できなくなった方を対象にオンラインで日本語を教える活動をしているそうです。松田氏のこれまでの経験から、人とスムーズなコミュニケーションをとるには、相手を尊重しながら自分の意見や改善策を伝えること、信頼関係を構築しつつも、自分と異なる価値観の違いを楽しむことが大切だと伝えてくれました。また、講演の最後に生徒に向け、短い人生の中で皆さんができることは必ずある、仲間を大切にしてほしいとのメッセージもいただきました。

 2年生が、今後学習するSDGsについては、開発途上国の様々な場面の写真を提示され、その場面ごとに考えていくべき17の目標について確認することができました。SDGsのイメージとは「世代からの世代へのリレー(バトンを渡すこと)」とのお話もありました。これから学習を進める2年生が、来年度どのようなバトン(提言)を発信してくれるもか、ますます楽しみになる講演会でした。

1年生 「いろんな生き方に触れる講演会(第5回)」が行われました

 6限目に5回目の「いろんな生き方に触れる講演会」が行われました。今回の講師は東武トップツアーズ株式会社で総合旅行業務を担当されている榎島直毅氏でした。大学生の時に写真サークルに入り、色々と旅行するうちに旅行会社(ツアーコンダクター)に興味を持ったこと、仕事を行うにあたって「総合旅行業務取扱管理者(国家資格)」「旅行管理主任者」の資格やコミュニケーション能力が必要なことなどを教えてくださいました。特にコミュニケーション能力については、相槌をうつこと、相手がたくさん話をすること、相手の考えを全否定しないことが大切と話されました。早速、学校生活でも心がけていけることですね。さらに、中学生に向けて「いっぱい失敗してください」とのメッセージもいただきました。今、失敗することは恥ずかしくない、どんどん、チャレンジしましょう。たくさんの言葉の贈り物をありがとうございました。

 次の「いろんな生き方に触れる講演会」は29日に予定されています。 

2年生 19日に引き続き、SDGsの学習会が行われました。

 一昨日に続き、2年生はSDGsの学習をしました。今日は講師に、榎島直毅氏(未来技術推進協会SDGsボードゲーム公認ファシリテーター)を迎え、①SDGsの成り立ちについて知ること、②ボードゲーム体験を通じ、SDGsの課題・解決策、環境・社会・経済がそれぞれにつながっていること、③SDGsの視点で、今後の生活を送れるようにすることの3点を目的に学習が進みました。お話の中では、一昨日の講演と同様に「人に、地球にやさしい石鹸を作ることが、学校にいけない子どもの存在につながる」と負の連鎖についての話もありました。どのようにつながっていくのかは、ぜひ、お子様から聞いてください。お話の後は、4人1組でボードゲームをを行いSDGsの考え方についてゲームを通して感じることができました。今日の学習会では、これから進める探究活動を進める上で大切にしたい「あらゆる視点で捉えること」「広く深く考えること」「『誰が』ではなく、『誰もが』行動・協力する」ということが学べました。

2年生 SDGs学習会が行われました

 昨年の文化祭で3年生のSDGsに関する学習発表を頼もしく見ていた2年生のSDGs学習がスタートしました。SDGsとは「2030年までに世界が『こうなったらいいね』という17の目標」のことで、河中生はこの1年間で、本当に耳にする言葉になりました。今日は、学習の開始にあたり「SDGsとは、何か」を知ることを目的に、JICA北陸から甲斐翔子氏を講師にお迎えし、お話を聴きました

 「JICA」とは、よく聞きますが、開発途上国の自助努力を促進することを目的に、日本と開発途上国の二国間をつなぐ役割を担っているとのことでした。ちなみに、世界196か国中146か国が開発途上国とのことでした。お話の中で「学びに行けない」「学びがない」とどうなるかの問いに「働くための技術がが身につかない」「収入が少ない」までは、分かりましたが、「食料が買えない」「栄養が摂れない」「病気になりやすく仕事ができない」「子どもが親の手伝いをする」「学校に行けない」という負の連鎖が続くことを教えていただきました。17の目標には、いろいろな課題がつながっていることを知ることができました。私たちも、身の回りにあるものと世界のつながりから「考えを深めていくこと」をスタートさせていきましょう。2年生は、21日(木)にもSDGsの学習が予定されています。