2022年12月の記事一覧
本年の皆様のご厚情に感謝いたします よいお年をお迎えください
2学期の始まりはコロナウイルス感染症拡大の時期と重なり、運動会の開催や練習の実施について懸念されるスタートとなりました。保護者の皆様には、発熱や風邪症状などがある場合に登校を控えくださったり、家族等の感染が分かった場合は速やかに対応して下さったり、本当に感謝しております。2学期を無事に終了することできましたのも、保護者の方々のお陰だと思っております。
2学期は、見る人に感動を与えてくれた運動会をはじめ、一人一人がベストをつくした持久走大会、楽しい思い出ができた6年生の宿泊体験学習や心を一つにして歌った5年生の鳳至小・河井小学校合唱交流会、バス遠足など、たくさんの行事を通して成長する河井っ子の姿が見られました。その中で鳳至小・河井小学校合唱交流会のふりかえりで、みなさんにぜひ伝えたい内容がありましたので紹介します。次の内容です。
「鳳至の5年生は河井小より人数が少ないのにしっかりと声が出ていて、絶対に負けたくなかったです。がんばって大きい声を出すためにトイレに行ったときに、個室があったので、そこで声が出るようにストレッチをして備え、本番では今できる最大の声と思いを出しベストをつくすことができました。」
限られた時間の中で、自分が今できることをして備える、という内容です。3学期も、全力で取り組むことはもちろん、上記のように、どんな時でも、自分のができること見つけて最善をつくす「ベストをつくそう」と「仲間のよさを見つけよう」を合い言葉に、職員一同力を合わせ、努力して参ります。
さて、今後の静かな給食の継続と学校閉庁日の連絡についてお知らせします。
文科省や県からの通知で、マスクの着用が不要な場面において積極的に外すよう促すといったメリハリのあるマスクの着用が行われるよう適切な対応をするように指示がありました。本校でも児童の状況を見ながら対応していきます。学校ホームページに通知文がリンクしてありますのでご覧ください。また給食時には距離が取れたり、大声を出さない限り児童の会話が可能とされています。本校では教室の広さと児童数の関係で、飛沫を飛ばさない距離を保つことはできません。加えて本校では、コロナ禍の随分と前から、話すことに夢中になり食事の時間がなくなり、好きなものだけを食べて残してしまうことやよく噛まずに食べてしまうのを防ぎ、児童の栄養面・健康面を考慮して、静かに話をしない給食を続けてきました。今後も静かな給食を継続していきます。
次に学校閉庁日の連絡についてです。12月29日(木)~1月3日(火)まで学校閉庁日となります。この期間緊急を要する連絡は、学校(22-0836)までご連絡ください。学校長の携帯に転送されます。コロナ感染や事故などの緊急時のみとし、宿題等のお問い合わせは平日の8:15~16:45の間にお願いいたします。
結びに、本年中は保護者の皆様にさまざまなPTA活動、学校行事等でたくさんの厚情を賜り、誠に有り難うございました。ご家族皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げますとともに、来年も引き続き本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
河井小の伝統にプライドをもってベストをつくす河井っ子
プライドとは、自分や自分のしたことに自信をもち、それを他者に認めてもらうために、態度や振る舞いに気を付けることだそうです。例を挙げると、現在行われているサッカーのワールドカップで日本代表としてのプライドをもってゲームを行う、という使い方をします。本校でのプライドにかかわるエピソードを二つ紹介します。
11月3日に第17回いしかわっ子駅伝交流大会が行われました。本校からは男女ともに参加し、男子は34位、女子は6位入賞という結果を収めました。個人では、男子の吉村春和さんが4区5位、女子の谷口瑠菜さんが1区6位、一本松柚季さんが3区6位、田中萌衣さんが4区2位、山岸莉々さんが記録会で7位入賞を果たしました。河井小の選手たち全員が、放課後練習の成果を発揮し、最後まで文字通りベストをつくす姿は見ていて感動しました。大声での応援が禁止されていますが、走り終わった後で「お疲れ様」と声をかけると「ありがとうございます」と答える河井小 の子どもたちを誇らしく思いました。そのような代表の選手たちの姿から河井小学校303人の代表としてのプライドを感じました。
11月15日に行われた2023金管鼓隊の全体ミーティングで、河井小の金管鼓隊のプライドをもって引き継いでほしいと伝えました。先輩たちが受け継いできた河井小の金管鼓隊の伝統に自信をもち、自分たちも地域の方々に素晴らしいと認めてもらうために、練習に取り組む態度や教えてもらう相手へのマナーなどに気を付けることが大切だと伝えました。金管鼓隊がスタートして、長期間の地道な練習が始まります。今のがんばろうという気持ちが維持できない、そんな時には、河井小の伝統を引き継ぐプライドを胸に自分を励まし、ベストをつくしてほしいという思いを込めました。
金管鼓隊の引き継ぎ式でのパートリーダーの決意表明で、口々に地域の人を笑顔にしたいと話していました。子ども達にとって、登下校中の挨拶や時には怪我の手当てなどもして下さるなどやさしく見守ってくれる地域の方々への恩返しの気持ちでしょう。このような地域の方々からの温かな眼差しに改めまして感謝するとともに、今後ともよろしくお願いいたします。
㈱新出組様からのご厚意で写真ニュースをご寄付頂いています。児童玄関近くに設置しています。朝登校し、興味のあるニュースが掲示してあったり、新しいニュースに更新されていたりするといると立ち止まり読む姿が見られます。社会とのつながりを実感できる貴重な資料となっています。