2016年9月の記事一覧
ブラッシュアップ!
~実りの秋へ向け、教育活動に磨きをかけよう!~
9月1日(木)
3日間のウォーミングアップ登校日を終え、いよいよ、2学期が始まります。232名の子どもたちが、再び、河井小学校に登校し、学びの場に活気が出てきました。2学期は、1学期に頑張ってきたことに、磨きをかけてステップアップしていく「ブラッシュアップ」の学期です。新たな向上意欲や挑戦意欲を発揮して、自分を伸ばしていって下さい。学習環境もピカピカになり、やる気を刺激していると思います。
8月29日に市内小学5年生を対象に「巨匠の生き方に学ぼう」というキャリア教育が行われました。漆の世界で有名な日本芸術院会員の三谷吾一先生、人間国宝の前 史雄先生、小森邦衞先生から貴重なお話をお聞きすることができました。子どもたちにどんなことを望みますか?という問いかけがありました。前先生は「一つのことをやりとげる喜びを感じてほしい。始めからあきらめない心が大切です。そこから、感謝の心が生まれてきます。」、小森先生は「自分は何をやりたいのかをしっかり選ぶことです。やりたいことを求める目的意識が大切です。」、最後に三谷先生は「大人になったら時の夢を考えて、自分にだけしか持っていないいい所を見つけて、それにあった方向に進んでいくことです。好きだから一生懸命になれて良くなるのです。才能がなくても、努力して磨くと良くなります。」と話されていました。
リオデジャネイロ・オリンピックでも、夢や目標に向かって、心と体と技の向上に努力し、その成果を発揮している姿を見ることができました。東京オリンピックへ向け、さらに、自分を磨き上げ(ブラッシュアップ)て行きたいと決意していた選手もいました。大きな目標に向かい、小さな目標を次々と立て、努力して成果を出し、達成感や成功体験を積み重ねているのです。
子どもたちも、自分を磨く努力をあきらめずに行い、心身ともに成長していってほしいです。
2学期は、1年の中で一番長い学期です。「話を聞く、あいさつをする、なかよくする・ルールを守る」の取り組みをもとに、学習規律や学校での勉強と家庭学習、体育的行事などのスポーツ活動、習字や図工、作文など文化芸術活動など【学びを磨くこと】、あいさつや服装、思いやり・感謝・ふるさと愛、自分に自信を持つなど【心を磨くこと】、子どもたちの健全育成のために保護者や地域との【協育力を磨くこと】など、2学期はさらに充実した学校生活が送れるよう職員一同、取り組んで行きます。
今後とも、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。