総合学科ニュース

第4回しののめ市 その2

 前回の投稿に引き続き、第4回「しののめ市」についてお伝えいたします。昨年度から行われているしののめ市ですが、メンバーが一新し、今年度、初めての「しののめ市」でした。

 さて、今回の投稿では第4回「しののめ市」の工夫点を2つご紹介します。

 1つ目は、POPです。前年度の反省点も踏まえ、POPは商品名や価格などを一目でわかるようなシンプルなものを作成しました。

 2つ目は、商品(花苗・花鉢)にさすラベルです。ラベルに本校をより知ってもらえるようなクイズを付け、お客様に提供しました。6種類のクイズ付きラベルを色違いで作成することで、商品のアクセントになったのでないでしょうか。

 

第4回しののめ市 その1

 7月15日(金)に、第4回「しののめ市」が販売対象を本校生徒と保護者限定として開催されました。

 総合学科農業系列生徒が育てたマリーゴールドやゼラニュームなどの花苗・花鉢5種類を、総合学科ビジネス系列生徒が接客や会計を担当し販売しました。生徒たちは初めての販売実習で不慣れな部分もありましたが、天候にも恵まれ多くの方々に来店いただきました。これからもお客様に笑顔を届けられるように「しののめ市」を盛り上げていきたいと思います。

 

 

ビジネスマナー講座

○日時  

 令和4年7月13日(水)

 

○対象学科と対象生徒数  

 総合学科ビジネス系列 35H 17 名

 総合学科農業系列   24H 14 名

 総合学科ビジネス系列 25H 21 名  計52名

 

○講師  

 株式会社どんたく

 人事教育部 高橋 彩乃 氏 

 どんたく店レジチーフ 桜井しずく 氏 (本校卒業生)

 

 七尾東雲高校では自律貢献を教育目標に、「産業連携による人材育成推進事業」にかかる長期型企業研修として、七尾市内の企業様にて実習を実施しています。

 そこで、専門家による学校での実践的指導として、株式会社どんたく様を講師にお迎えし、高校生活における進路意識の持ち方、人材育成方法や取り組みについてのビジネスマナー講座を実施いたしました。

 本校の卒業生も講師としてお話していただき、先輩としての目線や成長したこと、やりがいを生徒たちに伝えてくれました。

生徒のアンケート

・今回自分が社会に出たときに必要なことは自分がわからないことがあったらほっとかないことまたは後回しをしないことそして、「1度聞いたことは2度も聞かないこと」これは自分にとって大切であり、自分の苦手なことでもあるので、社会出る前から意識していきたいなと思いました。

・楽しむと愉しむの違いは自分から進んで行うのか、もらったもので喜ぶのかで愉しい人生を自分で進む道を選ぶというのはすごく今の自分に刺さりましたし、印象に残りました。

・最後に言っていた、「あなたの人生はあなたのもの」という言葉を聞いて、人に流されて決めるのではなく、自分の気持ちに正直になることが大切なんだと改めて実感した。 もしこれから人に流されて決めることがあっても、最終的に決めているのは自分なので、その決断に責任を持てるような大人になりたいです。

  

総合的な探究の時間「和倉温泉御便殿ツアー」(ビジネス系列)

 和倉和倉温泉観光協会より新しい企画として「和倉温泉御便殿ツアー」を実施するにあたり、本校にツアー造成と観光ガイドの依頼がありました。そこで、総合学科3年生の商業系列の「観光ビジネス」を選択している生徒は、今年度「総合的な探究の時間」と「観光ビジネスⅡ」の授業で和倉温泉の観光ガイドツアーのプラン作成を行っています。

 5月より、実際の御便跡地の見学や移築先の見学などを実施し、ガイドプランの作成準備を行っています。また、地元の観光ボランティアガイド「はろうななお」の方からもご指導をいただき、ガイド方法などについても勉強をしています。

 10月下旬には、地元企業などを対象としたモニターツアーの実施を予定しており、現在はそれに向けた準備に取り組んでいます。生徒たちは、和倉温泉の歴史や文化について勉強できる大変良い機会となっています。

 

 

3年生のMY菜園(農業系列)

 3年生「野菜」の集大成は、“MY菜園”。播種から収穫までの栽培管理を一人で行い、生産物を持ち帰って味わうまでの一連の活動です。ナスやピーマンなどの中から品種を選び、6月に播種・鉢上げ・畑への定植を行いました。

 7月13日には追肥を行い、コンパニオンプランツとして株間にマリーゴールドを植えました。害虫忌避や土壌センチュウ対策として期待されます。

 収穫は8月に入ってからでしょうか…。夏休み中も管理作業は続きます。