野球部

野球部 3月の活動報告

日没が遅くなり、平日夕方の練習時間が確保できるようになってきました。試合のシーズン本格化を前に、改めて基本的な動きや連携の確認を進めています。

長くて厳しいトレーニングの期間を終え、選手たちはグラウンドで野球のプレーをすることを心から楽しんでいる様子です。皆が笑顔を見せながら練習を盛り上げています。

 

 

また、3月後半からはいよいよ練習試合を再開しました。再開後初の相手は能登地区の高校でした。

寒さもあって最初は動きがぎこちない選手もいましたが、常に気合は満ち溢れていました。ミスを一つしても、それを引きずることなくプレーを続け、大きく崩れることなく試合を終えることができました。「チームとして成長している」という監督やコーチからの言葉もありました。選手たちは自信をつけられたことでしょう。

昨年末からのもう一つの変化は、身体の成長です。明らかに下半身が大きく太くなった選手が何人もいます。厳しいトレーニングに耐えてきた成果です。これから試合の日が増えますが、ハードな日程でも乗り越えられるだけの体力はついています。春、そして夏の大会に向けて成長を加速させていきます!

 

 

 

 

野球部 冬季の活動報告

冬季は徹底的に基礎体力の向上に取り組んできました。筋力トレーニングはもちろん、野球の基本的な動作の確認も改めて行い、春に向けた土台作りが着々と進んでいます。

互いに叱咤激励し合って、一人一人が手を抜くことなくトレーニングに打ち込んできました。ガレリアには、毎日野球部の威勢の良い掛け声が響き渡っていました。 

また、二水LIVEという校内清掃ボランティアにも野球部として参加しました。校地のあちらこちらにいつまでも残る雪山の撤去を行いました。持ち前のチームワークが野球以外でも発揮されました。

今回の二水LIVE以外でも、積雪時には野球部は率先して除雪の手伝いを行っています。これらの活動を通して、他者のために進んで行動できる大人になってほしいものです。

 

 

 

野球部 12月の活動報告

冬季は日没が早く夕方の練習時間が限られているため、晴れた朝の時間帯を使って自主練に励む選手が多くいます。一人ひとりが各自の課題を意識して、工夫しながら技術の向上に努めています。

 

放課後は主にガレリアでのトレーニングに励んでいます。苦しいメニューが多いですが、みんなで声を掛け合って、少しでも前向きに取り組むことができるよう心がけています。ゲーム的な要素も取り入れつつ、モチベーションを維持して体力向上をはかります。

 

 

定期試験の直前期には、放課後に部員みんなが集まって勉強をする日を設けました。「周りが集中する姿を見て『自分も頑張らねば!』と思い、集中力が増しました。」という部員もいました。野球の技術だけではなく、学習成績も高められるよう、チーム全員で文武両道を貫いていきます。

 

野球部 11月後半の活動報告

11月後半には、今シーズン最後となる練習試合を行いました。新チーム始動からの練習の成果を出し切ることができるよう、気合い十分で試合に臨みました。

初球から振っていく、貪欲に次の塁を狙うなど、これまで大切にしてきた姿勢を貫いた結果、取るべき点数は逃さずに試合を進めることができました。守備の面でも、特にバッテリーが要所を締めることができ、大きく崩れることもなく終えることができてきました。

今後の課題としては、監督やコーチからの指示を待ってしまうという点が挙げられます。選手間で互いに指摘し合えるようなチームを目指さなければなりません。練習試合はしばらくありませんが、トレーニング中でも声掛けはできるはずです。春にはもっと声の飛び交うチームになっていられるよう、緊張感を絶やさずこの冬を過ごしていきます!

 

 

 

 

 

野球部 11月中旬の活動報告

11月中旬に、金沢市近郊の高校と合同練習を行う機会がありました。

メニュー自体は普段と変わらないものでしたが、他校選手も混ざって行うことで緊張感が増しました。プレーのスピードや送球の鋭さが、いつもより上がっていたように感じられました。両校の選手にとって良い刺激になったと思います。

自分たちが普段行っている練習メニューについて、他校選手に教える場面も多くあり、他者に物事を伝達する力も向上したことでしょう。練習の目的を自分たちが改めて確認することもできました。

 

 

 

 

 

野球部 11月前半の活動報告

11月最初の練習試合では思うような試合運びができず、夏からチームが重要視してきたことでさえもできていない場面がありました。そこで、数日間ミーティングを行い、改めて選手やマネージャー全員でチームの目標・方針を再確認しました。

その後の練習試合では、これまで敗れることの多かった相手と対戦しました。守備では、ミスの連鎖を防ぐことができて大量失点がなくなりました。また、攻撃では相手の隙を見逃さず、取るべき場面で確実に得点することができました。

今年の秋はチームとしての成長を感じられ、まさに「実りの秋」になりました。今シーズンのゲームも残りわずかです。1試合1試合を大切にプレーしていきます!

 

 

 

 

 

野球部 10月後半の活動報告

10月の後半には金沢市内の高校と練習試合を行いました。

守備の面では、点数を「とられた」というよりは「与えてしまった」シーンが多く見られました。改めて普段のキャッチボールの質を見直す良い機会になりました。また、攻撃時には相手投手の速球になかなか対応できず、得点するのに苦労しました。

先週の1年生大会に引き続き、強豪校と試合をするチャンスに恵まれました。基本動作や体力の大切さを、身をもって理解でき、今後の練習やトレーニングにも一層の力が入ることでしょう。今シーズンの試合も残りわずかとなりましたが、一つでも多く課題を克服し、良い雰囲気でシーズンオフを迎えられるようにします。

 

 

 

 

 

 

野球部 1年生大会の結果

1年生大会において、本校は遊学館高校と対戦しました。結果は、大差をつけられての敗戦となりました。

1年生にとっては、自分たちが主体となる初めての公式戦です。緊張のせいなのか、普段はあまりないようなミスが出てしまいました。また、事前準備の段階から足りない部分もあり、悔しい試合となってしまいました。

しかし、強豪校との対戦を通して大いに刺激を受け、目標とするレベルを具体的にイメージできるようになりました。自分たちの甘さとこれからの課題を明確に認識できるようになり、敗れはしたものの、長い目で見ればチームにとって良い1日となるはずです。

この悔しさを忘れずにチームは再始動します。これからもよろしくお願いします!

 

 

 

 

野球部 10月中旬の活動報告

野球部は朝のあいさつ運動を行っています。ある日の朝、生徒玄関が砂で汚れていたので、その日はあいさつ運動ではなく玄関周辺の清掃を行いました。

本校野球部はこれからも、グラウンド内外を問わず、他者のために行動できる個人・集団を目指していきます。

 

 

10月中旬には、実際の球場で練習試合を行う機会がありました。本番と同じ環境で野球ができる貴重なチャンスです。特に外野手や捕手にとっては、日頃学校のグラウンドでは練習しにくいプレーも確認することができて、非常に有意義な一日になりました。

 

 

 

 

野球部 10月前半の活動報告

10月の前半には2学期中間試験がありました。試験1週間前からの部活動停止期間には、下校時間直前まで学校に残って勉強する野球部員が複数名いました。部員同士で勉強を教え合う様子も見られ、野球も勉強も互いに高め合おうとする意欲が感じられます。

試験終了の数日後に行われた練習試合では、特に1年生が闘志あふれる姿を見せてくれました。試合中には若干のミスもあったものの、その翌日にはすぐに修正できており、1年生大会に向けた期待が高まりました。後輩のプレーに刺激を受けたのか、先輩たちも非常に盛り上がり、チーム全体が良いムードに包まれています。

本番まで残り時間も少ないですが、当日に持てる力をすべて出し切れるよう、緊張感を高めて練習に取り組んでいきます!

 

 

  

 

野球部 9月後半の活動報告

秋季大会での敗戦から約1週間が経ちました。改めて「できるはずのことを100%行う」「人任せにしない」という2点を心掛けて練習に励んできました。9月末の練習試合にも、この2つを意識して臨みました。

ベンチ内外で声を掛け合いながら、次のプレーを確認する姿が、これまで以上に見られるようになりました。まだまだ完璧とは言い難いですが、大会での敗戦を受けてチームが生まれ変わろうとする気迫が感じられる練習試合となりました。

また、グラウンド内はもちろん、ベンチワークやミーティングの際にも、積極的に行動・発言できる選手が増えたようです。チーム一丸となって戦うことができており、いかなる展開でも気持ちでは負けていませんでした。

10月には1年生大会が控えています。秋季大会の無念を晴らすべく、気持ち新たに努力していきます!

 

 

 

 

 

野球部 秋季大会の結果

秋季大会において、本校は金沢桜丘高校と対戦しました。

先制したのは本校でした。ヒットや犠打を重ねて2点をもぎとることができ、序盤に流れを引き寄せることができました。最近練習してきたプレーも見せることができ、ベンチはこれまでにないくらい盛り上がっていました。

しかし、中盤に自分たちのミスから流れを手放してしまい、相手に逆転を許してしまいました。最後まで積極的なスイングを見せるなど、再び逆転を狙いましたが、残念ながらそれはかなわず、2-5で敗れてしまいました。

大事な場面でミスが出てしまうのは、まだまだ自分たちに弱さが残っている証拠です。今回の結果を真摯に受け止め、心身ともに成長できるよう練習に励んでいきます。

幸い、「明らかに二水の野球部は良くなってきている」というお褒めの言葉を何人もの方からいただきました。多くの方から応援されていることを忘れず、感謝の気持ちをプレーで表現していきます。これからもよろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 

野球部 大会前の練習風景

秋の大会が目前に迫ってきました。最近では、実際の試合で起こりうる状況を想定しての練習が中心となっています。

自然と選手同士の声掛けも増えてきており、良い雰囲気で試合当日を迎えられそうです。

日が暮れるのも早くなってきており、いかに短時間で集中して練習効果をあげるかが重要な時期に入ってきました。

監督やコーチの指導のもと、全員が練習目的を共有して、内容の濃い練習を継続していきます。

 

 

 

 

 

野球部 9月前半の活動報告

8月までは、自分たちが得点しても要所を守ることができずに苦しい展開となる試合が多くありました。そこで最近は、終盤になっても集中力を切らさないための体力づくりや、苦しい場面での声掛けを意識して練習に励んできました。

9月に入ってからの練習試合では、流れを左右するような場面で、キャプテンを中心として大きな声が飛び交うようになってきました。プレーについての確認がチーム内で増えることで、どんな場面でも落ち着いて動くことができています。

しかし、試合以外の場面で気の緩みが見られることもありました。秋の大会も近付いています。これからも決しておごらず、試合に出場できる喜びを忘れずに、謙虚に野球に向き合っていこうと皆で確認しました。

これまでの成果を十分に発揮できるよう、コンディション調整も意識しながら大会までの時間を過ごしていきます。

 

 

 

 

 

野球部 8月末の活動報告

暑い日が続いていますが、秋の大会が近いということもあり、マネージャーも含めた全員で声を出し合って練習に励んでいます。

8月末に行った練習試合では、特に投手陣の活躍が見られました。この夏に厳しい練習やトレーニングを乗り越えてきた成果が表れています。これまでやってきたことが間違いではなかったと、選手たちは自信を得られました。

後ろで守る野手からも投手に対して頼もしい声がかかっており、チーム一丸となって相手に立ち向かう雰囲気ができてきました。7月から意識してきた「チームの土台づくり」が順調に進んでいます。

実戦を通して、新たな課題も見えてきました。大会前に課題がはっきりしたことをありがたく思い、9月からの練習に取り組んでいきます!

 

 

 

 

 

 

野球部 8月中盤の活動報告

金沢市内や近郊の高校との練習試合を行いました。

秋の大会の抽選会も間近に迫り、本番をいつも以上に意識する時期になってきました。そこで、「勝ち」にこだわろうとチーム全体で確認をしてからゲームに入りました。

試合ではエラーや被安打もありましたが、「最後に得点が1点でも多ければよい」と考えることにして決して沈まず、常に声を出して勝つ雰囲気を維持することができました。

実際に勝つことができて、選手たちは改めて「野球って面白い」と感じることができていたようです。ベンチからの声が特に素晴らしく、全員で戦った結果の勝利でした。

新チームが始動してから、苦しい練習に耐えてきた成果が少しずつ表れています。謙虚な選手が多い本校の野球部ですが、これからは自信もつけて、堂々としたプレーを見せてくれることでしょう!今後にご期待ください。

 

 

 

 

 

 

 

野球部 8月前半の活動報告

金沢地区・小松地区の高校と練習試合をしました。

酷暑が続いていますが、だからこそ大きな声を出して互いに鼓舞しながらプレーしています。特にベンチ内の盛り上がりがすばらしく、どんな展開の試合でも相手に立ち向かっていく雰囲気は決してなくなりません。

また、練習時間以外で各自が自主的に素振りの回数を増やしてきた成果も出てきました。ヒット性の打球が増えており、選手たちはこれまでの努力に対して自信が芽生えたことと思います。

しかし、新チームになってまだ1か月も経っていないこともあり、攻めも守りも細かいミスが目立ちます。自分たちで流れを悪くしてしまうことが多く、それが8月後半に向けての課題となっています。

秋の大会はすぐにやってきます。暑い中でも集中力を切らさず、一つひとつ課題を解決していきます。

 

 

 

 

 

 

 

野球部 新チーム初の練習試合

新チームになって初めての練習試合を行いました。相手は金沢市近郊の高校です。

「できることを確実に」を合言葉に、注意すれば必ず誰もができることを確実にやろうと皆で確認してから試合に入りました。

1年生は高校で初めての試合出場となった者も多く、緊張している様子もありました。しかし、2年生の声掛けにより笑顔を取り戻し、高校野球を楽しんでいる様子でした。

また、新チームになってからチーム全体で打力強化を図り、これまで以上に素振りの数を増やしてきました。その甲斐あってか、今回は積極的にスイングする選手が多く、鋭い打球が何本も飛んでいました。

監督やコーチも、今後が楽しみだと感じたようです。次回のゲームに向けて、さらなる打力強化を図ります!

 

 

 

 

 

 

野球部 引退した3年生の言葉

本校野球部では、選手一人ひとりが「野球ノート」を持ち、日々の気づきなどを記録しています。

今回は、先日引退した3年生の「野球ノート」の最終ページに記されたコメントをいくつか紹介します。

・野球には自分の生活のすべてが出ること、野球ができることが当たり前ではないこと、たくさんの人に支えられていること、あいさつや礼儀の大切さ、声の大きさは自信の表れであること。これらのことを高校野球で学ぶことができました。

・生半可な努力では勝てないし、勝つためには人一倍の気持ちが必要であることが分かった。これからの人生、様々な場面で「勝つ」ために、高校野球で学んだことを心に刻んで全力で生きていきます。

・高校野球を通して、野球の技術的な面も成長したけど、何よりも人として大きく成長できたと思う。小学校や中学校では野球を楽しんでいただけだが、高校ではそれだけではなく生き方も学び、それを実践できました。

・この3年間で、野球の技術だけではなく、心の持ち方・意識の変え方など多くのことを学ぶことができました。これらは社会に出てからも必要なことです。これからも常に意識していきます。

・「しているつもり」ではいけない。誰が見ても全力だと感じられるように物事に取り組んで、成功をつかみ取れるようにする。そうすることが、今までお世話になった先生方や家族への恩返しになるはずである。

・野球のプレー中だけではなく、学校や家庭での生活すべてが自分を形成する。日頃から気を引き締めて生活することが大切だ。また、昔の自分はいつも結果ばかりを意識して縮んでしまっていたが、高校野球を通して結果を恐れず挑戦できるようになった。この3年間の学びを、これからの大学受験などに生かしていく。

二水高校野球部は、確かにまだ発展途上です。決して強豪校とは言えません。また、勉学との両立は大変ですし、練習環境も恵まれているとは言えません。

しかし、そんな本校野球部での活動を通して人間的に大きく成長できることは間違いありません。上記のように、引退した3年生がそれを証明してくれています。

3年生諸君が、大学受験やその先の人生において、大いに活躍してくれることを期待しています!

 

(↑3年生の野球ノート。彼らの学びの蓄積です。)    (↑引退した3年生。今後の飛躍に期待です。)

野球部 新チーム始動

夏季大会で敗戦した翌日、すぐに1・2年生の新チームが始動しました。

前日の大敗の悔しさが鮮明に残っている状態であり、選手はこれまでにない真剣な眼差しを見せていました。

最初にグラウンドや部室を念入りに整備した後、全員でお腹から声を出しながらランニングを行いました。

1年生に指導・助言を行う2年生も増え、自分たちが新チームを引っ張っていくという責任感が感じられた1日でした。

監督やコーチからは、基本練習の大切さや身体づくりのポイント、日常生活の過ごし方など、具体的な細かい技術論の前段階のお話がありました。選手は皆、真剣に話を聴いていました。

今後しばらくは、「勝つチームになるための土台づくり」を目標に努力していきます。まだまだ発展途上の二水高校野球部ですが、これから新たな歴史をつくっていきます。応援よろしくお願いします!