野球部
【野球部】公式インスタグラム開設
毎度ご利用いただき誠に有難うございます。
この度、二水高校野球部の公式インスタグラムを開設いたしました。
【☆公式インスタグラムアカウント☆】
https://www.instagram.com/nisui_baseball/
今後は、インスタグラムを中心に活動様子や内容、試合結果等をお知らせいたします。
是非、フォローしていただき、ご覧いただけたらと思います。
引き続き、本校野球部の魅力を存分に発信していきます。よろしくお願いいたします。
【野球部】10月 一年生大会予選 報告
【第31回石川県高等学校野球一年生大会 予選】
10月22日(日)に北陸学院と一年生大会の予選を行われました。この期間は1年生も多くの試合を経験し実践で戦うことがきます。予選を通過しないと本戦(トーナメント)に出場できないため、負けられない試合でした。
【試合結果】6回コールドゲーム
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
金沢二水 | 0 | 0 |
2 |
0 | 0 | 0 | 2 | |||
北陸学院 | 1 | 0 | 0 | 1 | 6 | 5X | 13X |
【試合内容】
二水先発投手は、立ち上がりに相手打線の中軸選手につかまり3安打1失点で先制点を許した(0-1)3回表二水の攻撃、なかなかヒットが出ずチャンスを広げられない中、1年生キャプテンがライトの頭上を越える2塁打で出塁し、後続が連続安打で2点を奪い逆転に成功。(2ー1)4回裏、流れがこちらに向きかけたが、野手の失策で出したランナーを得点圏に進塁させられ、踏ん張り切りたい場面で踏み留まることができず、1点を返され同点となった(2ー2)試合の流れを掴み切れず迎えた5回裏、この回が試合を大きく左右するビッグイニングとなってしまう。先頭打者にヒットを打たれた後、1アウト目がなかなか取れぬまま、ミスと連打で、打者一巡6点の大量失点となった。6回からリリーフした投手も何とかしようと奮闘をみせるが流れは変わらず失点を重ねて6回コールドゲームと試合を決定づけるイニングとなってしまった。
【試合の様子】
野球の試合では、劣勢の時こそ本当の自分が出る。今大会ではチームが流れに乗り切れずチャンスが広がらない中、一気に相手に主導権を奪われた時にチームのために何ができたのかを考える機会となりました。二水高校が掲げる3つの力「成信力」「他喜力」「苦楽力」を全員で向き合い、特に今は「他喜力」に目を向けて人のために何ができるかを考え、野球に繋げていきます。
【野球部】10月活動報告
【二水LIVE】
10月6日(金)に二水LIVEが実施されました。二水LIVEとは、年に2回開催され、生徒会の生徒が先頭に立ち、学校周辺の施設や校舎をキレイにする清掃ボランティア活動です。部活動に所属している生徒は担当するエリアの清掃や窓拭きを行う中で、普段気付くことのない汚れや、ゴミを丁寧に掃除しました。
【1年生大会に向けて】
10月28日(土)に第31回石川県高等学校野球一年生大会が開幕します。大会の本戦(トーナメント)に進出する条件として、予選を勝ち上がる必要があるので、まずはトーナメント進出を目指します。1年生はこの期間に試合の経験を重ね、自己の課題と向き合うことになります。大会を通して得た経験を自身の力へ、そしてチームの力へと繋げていきます。
予選 10月21日(土)VS 北陸学院
(本戦 1回戦 10月28日(土)VS 小松大谷)
【平日練習の様子】
10月に入り、日が暮れるのが早くなりました。限られた環境と時間の中で、目一杯充実した練習に取り組んでいます。時には試行錯誤の繰り返しで、立ち止まってしまうこともありますが、一歩一歩確実に前進していきます。目の前の課題と向き合う姿勢はチーム全体としても強くなってきました。同じように学業にもさらに力を入れ、二水野球部としてプライドを育てるためにも、部活と勉強の両輪を大きく前進させ、努力を惜しむことなく取り組んでいきます。
【野球部】9月秋季大会2回戦 結果
【第149回北信越地区高等学校野球石川県大会2回戦】
9月15日(金)に秋季大会2回戦が行われました。
【試合結果】11回タイブレーク
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 |
計 | |
鵬 学 園 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 4 | 9 |
金沢二水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 |
5 |
【試合内容】
試合前半は互いにヒットで出塁し犠打や走塁で得点圏にランナーを進めるも、得点に繋がる1打が出ず均衡した状態で試合が進んだ。試合が動いたのは二水6回裏の攻撃、1死から出塁したランナーが盗塁を成功させ、続く1年生がショートへの内野安打を放ち1,2塁を作る。さらにバントで進塁を狙う場面で、相手のミスが絡み1死満塁と大チャンスとなった。続いて2打席目にヒットを放ったキャプテンに打席が回り意地のスクイズで先制点を奪った。(1-0)
8回表、ここまでピンチの場面も粘りの力投を魅せてきた二水先発投手だったが、先頭打者に甘く入ったボールをレフトスタンドへ運ばれ、1球で同点にしてしまった。(1-1)
9回では決着がつかず、夏季大会に続きタイブレークへと突入した。10回鵬学園の攻撃は、センターを中心に手堅く強い打球を弾かれ、ヒット4連打で4点を奪われた。4点を追う二水の攻撃は、先頭打者がフォアボールを選び0死満塁、続く打者にもボールが先行し2ボール0ストライク、相手投手がストライクを取りに来た1球を見逃すことなく振り切った打球は完璧に捉え、レフトスタンドへ吸い込まれ満塁ホームランとなった。(4-4)勢いが冷めぬままヒットと死四球で2死2,3塁まで相手を追い込むも、勝負を決める1打が出ず同点で折り返した。11回の鵬学園の攻撃にも打線に火が着き、4安打4得点とさらに点差を広げられ、迎えた二水の攻撃は力及ばず、得点を奪うことなくゲームセットを迎えた。(5-9)
【野球部】9月 第149回北信越地区高等学校野球石川県大会 抽選会
【秋季大会抽選会】
9月4日(月)に9月9日(土)から開幕する第149回北信越地区高等学校野球石川県大会の抽選会が行われました。新チームとなってから約2ヵ月が経ち夏休みは、多くの練習試合を通して自分たちの未熟さと向き合い、失敗も成功も経験する中でたくさんの気付きがありました。公式戦での勝利を掴むために、さらにいい状態で戦えるよう準備をしていきます。
【抽選結果】
9月15日(金)第2試合目 11:30~県立野球場 VS 鵬学園
野球部7月 第105回全国高等学校野球選手権記念石川県大会2回戦
【夏大第2回戦】
第105回全国高等学校野球選手権記念石川県大会が開幕し、大会6日目7月16日(日)県立野球場第3試合で飯田高校と対戦しました。3年生は人数が少ない中、チームを力強く牽引し多くの試練を乗り越えここまで来ました。応援していただいている方や支えてくれた家族に、全力でプレーする姿を見せ勝利を掴み取る準備をして迎えることができました。
【試合内容】
試合が動いたのは2回二水の攻撃、死球で出塁したランナーを2年生が手堅く繋ぎ、2本の安打で1点を先制。尚も2死2,3塁のチャンスで1年生がチームに火をつける2塁打を放ち、さらに2点の追加点かという場面だったが、正確な飯田の中継プレーが成立し2点目を阻止されてしまった。(2-0)2回以降は両校の先発投手が意地の投げ合いを見せ、7回まで0が並んだ。特に、二水先発投手は7回まで飯田打線を2安打に抑え、打線を完全にシャットアウトしていた。しかし迎えた8回飯田の先頭打者に3塁打を浴び、続く打者にセンター前に弾かれ1点を失った。さらに送りバントで2塁に進塁した走者が、ワイルドピッチでホームまで生還され同点となった。(2-2)9回では決着が付かずタイブレークに入り、なんとか2点を奪って迎えた最終回ここまで力投を見せた二水先発投手だったが、ヒットと長打で3点を奪われ延長10回タイブレークの末、(4-5)で敗戦となった。
【試合結果】延長10回タイブレーク
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | |
金沢二水 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
4 |
飯 田 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3x |
5 |
3年生7名は人数の少ない中、プレーでチーム引っ張る選手、声が枯れるまで仲間を鼓舞する選手、スコアを書きながら選手に喝を入れるマネージャー、全員が一丸となって戦い抜きました。今大会も悔しさの残る試合となりましたが勝負の厳しさを痛感させられた試合でした。しかし3年生は高校野球を通して心身ともに成長した姿を全力で表現した堂々たる試合だったと言えます。先輩たちから受け継がれた二水野球部の形や思いは、さらに強く大きくなって後輩へと受け継がれていきます。3年生は次の勝負が既に始まっています。それぞれの進路実現に向けて悔しさを糧に、次の勝負には必ず勝利します。
本校野球部の活動にご理解、ご協力いただきました保護者の皆様をはじめ、応援していただいた方々へ勝利とうい形を見せることはできませんでしたが、多くの方のご支援があったからこそ学べたことが多くありました。本当に有難うございました。
野球部 第105回全国高等学校野球選手権記念石川県大会 開会式
【開会式】
7月11日(火)第105回全国高等学校野球選手権記念石川県大会の開会式が行われ、選手たちは様々な思いを胸に、堂々たる行進でグラウンドを踏みしめながら行進しました。
また本校3年生マネージャーが開会式の司会を任され立派に大役を果たしました。
野球部 第105回全国高等学校野球選手権記念石川県大会 抽選会
【第105回全国高等学校野球選手権記念石川県大会 抽選会】
6月28日(水)夏の大会抽選会が行われました。二水カラー全開で戦います。応援よろしくお願いします。詳細は以下の通りです。
日 程 7月16日(日)
時 間 13:30~ 第3試合
場 所 石川県立野球場
対戦校 飯田高校
【大会組み合わせ表】
野球部5月 活動報告
【京都遠征】
5月27日(土)28日(日)で京都府内へ遠征に行きました。昨年度は感染症の影響で日帰りでお邪魔させていただきましたが、今年度は宿泊が伴う遠征となりました。普段対戦することのできない学校と対戦し、たくさん気付かされることがありました。また宿泊が伴う集団生活も初めての経験だったので、今回の遠征を通して充実した時間を過ごしたと共に、夏に繋がる学び多き2日間となりました。対戦していただきました学校さんや、お世話いただいた方々へ感謝し、大会で力を発揮できるよう、今日もまた前進していきます。
【平日練習の様子】
野球部4月 活動報告
【春季大会1回戦】第148回北信越地区高等学校石川県大会
4月25日(火)春季大会1回戦VS飯田高校が行われました。アウトオブシーズンでコツコツ積み上げてきたこと、シーズンに入ってから実践を通して得たことを公式戦で発揮できるよう準備してきました。大会までの練習ゲームでは思うような結果が出ないことが多かった中、それぞれ課題に向き合いながら大会を迎えることができました。
【試合内容】
・二水の初回は、先頭打者が試合開始のサイレンが鳴り響く中、相手投手の初球を捉え、外野の頭上を越える2塁打で試合が始まった。続く打者が犠打で進塁させ、4番の一振りが最高の形での先制点に繋がった。初回から3年生2人の堂々たるスイングがチームを勢いづかせた。
・3回表には1死から安打で出塁し、盗塁と進塁打で2死3塁のチャンスから相手のミスで追加点をあげたが、迎える3回裏に先頭打者を四球で出塁させた後、長打2本と安打で3点を失った。(二2ー3飯)
・中盤はお互いチャンスをつくるも得点には結び付かず、試合終盤7回裏、粘りを見せた二水投手だったが、飯田の中軸打線から連打を浴び、ヒット3本で2点を失ってしまった。(二2-5飯)
・3点差がついた8回の攻撃では、先頭打者がチャンスを作り、後続4番打者が右中間を破る3塁打で1点を返した。その後も0死3塁、犠牲フライで追加点をあげ、1点差まで追い詰めるも、8回裏に再び長打と単打で2点差となった。(二4ー6飯)2点を追う最終回、何としても出塁したい場面だったが、力及ばず3者凡退で試合終了となった。
先発投手は100球を超える力投で粘りのピッチングではあったが、バッテリー間での課題が残る試合となった。アウトオブシーズンで磨きをかけたデイフェンス面では幾度のピンチを3つのダブルプレーでしのぎ切り、良いリズムで試合の流れを引き寄せてきたが、結果的に長打力の差が得点の差となってしまった。
【試合結果】
秋季大会ベスト8のチームにあと一歩及ばず勝利を手にすることができませんでした。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」の言葉の通り負けたことには必ず原因があり、その原因を全員が理解して向き合い突き詰め、個の力を伸ばし、個人でも戦える力をつけなければなりません。夏までにやれることはまだまだたくさんあります。現状を受け止め、前を向いて最後に笑える準備をしていきます。そして二水野球のチームカラーを全開に出していきます。
【活動の様子】
野球部 3年生卒業式
【祝3年生卒業】
3月1日(水)二水野球部の歴史を確実に動かした3年生部員が卒業しました。思いを託された1、2年生から3年生へ断固たる決意を。そして思いを託した3年生から1、2年生へ背中を押す温かいエールが送られました。3年生が築き上げた二水野球部のカラーは1、2年生が引き継いでいきます。このように毎年3年生が残していくチームの財産は後輩たちが大切に守り、さらに新たな色を生み出し「伝統」として継承していく野球部となっていきます。二水野球部でしか味わえない「経験」と「学び」はこの先の人生に大きく影響してくるはずです。卒業後もたくさんの思い出が詰まったグラウンドにいつでも顔を出してください。そして、ここまで多面にわたり手厚くご協力いただきました保護者の皆様、心より感謝申し上げます。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
野球部1月2月 活動報告
【シーズン到来】
ぽかぽかと暖かな日が訪れ雪が解けるにつれて、グラウンドも顔を出し始めました。冬の練習では野球に繋がる要素が詰まったトレーニングを中心に、自身の体を自由に動かすためのトレーニングや、柔軟性を高めるストレッチ、測定日には種目ごとに結果を数値化し成長を確認しながら前進してきました。そしてアウトオブシーズンを乗り越えた選手たちは、力をつけてきた自分の可能性にワクワクしながらグラウンドで活き活きと練習ができています。ここから春の大会、そして夏の大会へとシーズンに入っていきますが、日々の練習やオープン戦で得た経験と自信を積み重ね、さらに力をつけていきます。
【練習の様子】
【二水LIVE(清掃活動)の様子】
【放送員講習会の様子】
2月11日(土)にマネージャー放送員講習会が行われました。今年度は阪神甲子園球場で放送員として活躍されている講師を3名お招きして、総勢80名以上の各校マネージャーが参加しました。プロの放送員が各校マネージャー1人1人に丁寧かつ的確なアドバイスをしていただき、充実した貴重な時間となりました。本校からも4名のマネージャーが参加し講習会で学んだ知識や技術を実践できるようにと、練習からマイクを握りスピーカーを通して意識高く実践練習を行っています。
野球部12月活動報告
【二水高校野球部雪かき部隊出動】
今年も12月に入り本格的に雪が降り積もりました。野球部では生徒や教職員が安全に歩行し安心して学校に登校できるよう生徒玄関や駐車場の雪かき、学校周辺の通路の確保を行っています。選手たちは自身のトレーニングも兼ねながら、ひたむきに取り組む姿は生徒や教職員、地域の方々からの感謝の言葉へと繋がっていきます。雪かき、清掃、挨拶運動など誰がやってもいいことに対して自ら率先して取り組むことができる個人・集団でありたいと考えます。仲間と協力したりコミュニケーションをとる中で達成感や充実感を味わい、他者からの「有難う」の一言が選手たちを強くしていきます。野球や勉強だけでなく、人として大切な要素を日々学んでいます。
【アウトオブシーズン】
今年も12月から毎年指導いただいているトレーナーに来ていただき、ストレッチ、トレーニング、体の使い方などのトレーニングプログラムを組んでいただきパフォーマンス向上を目的に充実した日々を送っています。正しいフォームを身に付け正確に体を動かすには時間がかかりますが、トレーニングの目的を理解しコツコツと積み上げて大きな土台となっていくよう取り組んでいます。また自宅で取り組めるトレーニング方法やストレッチをご指導いただいているので、練習がない日やテスト週間など各自でトレーニングプログラム組み自主的に取り組むこともできます。
【2022年練習納め】
練習最終日は日頃より使わせてもらっている部室や更衣室などの環境整備を行いました。普段からきれいに使おうと気を付けているが大掃除をしてみて改めて使い方に気を付けようと思った。との声もありました。好きな野球を思い切ってできる環境に感謝の意を持って取り組みました。
野球部11月1年生大会トーナメント1回戦
【1年生大会トーナメント1回戦】
11月3日(木)第30回石川県高等学校野球一年生大会の本戦トーナメント1回戦が行われました。対戦校は鵬学園高校でした。予選では13安打9得点と序盤から打線が繋がり、投げては9回2失点と終始攻めた野球で勝利し、選手たちは本戦トーナメントでの試合を今か今かと待ち望んで当日を迎えることができました。
【試合内容】
試合が動いたのは開始早々1回表、鵬の先頭打者に2塁打で得点圏にランナーを置かれ、立ち上がり制球が定まらなかった先発投手は、その後の打者対し四球と死球で1死満塁のピンチを迎えた。続く打者には直球でカウントを追い込み、ボール球を振らせて2死満塁を作りたい場面だったが、緩い変化球が真ん中高めに入り左中間に弾かれ2点を許してしまった。2死2、3塁と立ち上がりの踏ん張り所だったが7番打者にセンターの頭上を越す3塁打を打たれさらに2点を失い初回に4失点した。2回から5回までは打者13人に対し1安打5三振と本来の制球を取り戻したが、6回に長打と犠打で1死3塁、内野ゴロの間に3塁ランナーに帰還され失点し、さらに7回にはエラーで出塁を許した後、4連打を浴び5失点した。
打撃では、4点を追う形で始り出塁したランナーを確実に進塁させ、1点ずつ返しに行きたい所だったが、相手投手の速球にタイミングが合わず凡打が続きで1回から3回までチャンスを作ることができなかった。4回に先頭打者が甘い球を捉え出塁し、犠打で得点圏に進塁させた1死2塁の場面で4番打者が右中間に弾き返して1点を返した。さらに6回裏、初球を積極的に攻める姿勢が功を奏し1、2番の連続安打で無死2、3塁とチャンスを広げた。その後、内野ゴロの間に3塁ランナーが帰還し1点を返し、再びチャンスで4番が初球をライトに弾き返し計2点を返した。6回終了時点で5ー3と均衡した展開となるが、7回の失点が大きな痛手となり、得点しなければコールドゲームと後がなくなった最終回、ランナーを出すも得点には結びつかず、悔しくも7回コールドゲームで試合終了となった。
【試合結果】7回コールド
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
鵬学園 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 |
10 |
||
金沢二水 | 0 |
0 |
0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 3 |
【試合の様子】
【今シーズン全公式戦を終えて】
1年生大会を終え、今シーズン全ての公式戦が終了しました。思うような結果を得るためにはチームの総合力を高めていかなくてはいけないことを大会を通して再確認しました。特に「個の力」の底上げが課題となります。一人ひとりが自信を持った思い切りのあるプレーをするためには練習で失敗を重ね地道に前進する他ありません。そして質を高めるために、練習やトレーニングの目的や意図を理解し「わかる→できる→教える」のステップを確実に踏んでいく必要があります。二水高校では学習と部活動の両輪を大きく前進させていることから練習時間は決して長くは取れませんが、だからこそ、これから冬シーズンで練習の質を高め、総合力の底上げと個の力を高めていく練習を全力で取り組んでいきます。
野球部10月一年生大会予選
【1年生大会トーナメント戦進出!】
10月22日(土)第30回記念石川県高等学校野球一年生大会の予選が行われました。本戦のトーナメント進出を懸けた戦いは、金沢商業高校との対戦でした。ここまで練習試合を重ねる中で思い切ったプレーができませんでした。その背景には「失敗しないように」や「恐る恐る」など消極的な気持ちでプレーする選手が多かったため、打てるボールを簡単に見逃し、追いこまれてから変化球を振らされるような場面が数多くありました。今大会では「思い切りのあるプレー」ができるよう打撃面、守備面の両面においてチーム全員が共通理解を図り試合に挑みました。
【試合内容】
二水の攻撃は、「思い切りのある」バッティングで金商に大きなプレッシャーを与えることができました。初回から1番打者がファーストストライクを弾き返し、続く2番打者が初球を正確な犠打でリズム良く得点圏にランナーを進めました。チャンスで4番打者が試合の流れを引き寄せる一打で先制点を奪い、後続も積極性のある強気のバッティングが功を奏し6、7、8、9番の長打と単打の連打で一挙に5点先制することができました。これまでの課題だったストライクを簡単に見逃すことなく果敢に打ちに行く姿勢が積み重なり試合の流れを完全に引き寄せる攻撃となりました。その後も攻撃の手をを止めることなく打撃面、守備面ともに思い切ったプレーで試合を運び7回7点差と引き離すことができました。
二水先発投手は6回を投げ2失点と金商打線を抑え込み、テンポ良く打たせて捕るピッチングで試合を有利に進めました。守備のミスで失点を許しましたが、終始ゾーンにコントロールする制球力で6回を投げ切りました。最終回は継投した投手がきっちり3人で打ち取り9ー2の7回コールドゲームで勝利し、トーナメント進出を決めました。
【試合結果】7回コールド
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
金沢二水 | 5 | 3 | 1 | 0 |
0 |
0 | 0 | 9 | ||
金沢商業 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
【試合の様子】
1年生大会トーナメント1回戦
11月3日(木) 市民球場 9:30 ~ VS 鵬学園
野球部9月秋大2回戦
【秋大2回戦】
9月17日(土)第147回北信越地区高等学校野球石川県大会 第2回戦は金沢龍谷高校と対戦しました。2回戦も必死に勝利を掴みにいくため試合までの1週間は、実践を想定したプレーや雰囲気を大切に準備してきました。特にチームを鼓舞する声や、個人のミスをチームのミスと捉えるような質の高い声かけが飛び交うようになってきました。そこには本気で勝ちたいと強く思う選手たちの思いが詰まっています。
【試合内容】
1回から守備でのミスから簡単に得点を許してしまい2点を追う展開となりました。ミスは起きるものと想定していたものの悪い流れを打ち崩すことができないまま、さらにミスを連鎖させてしまい練習してきたように思い切きったプレーができませんでした。その中でも流れを引き寄せるようなビッグプレーもありましが、勢いに乗り切れず、その後もミスを食い止めれぬまま7回までに7失点を許してしまいました。後がなくなった最終回7回裏の攻撃も三者凡退に終わり、粘りを見せることができず試合終了となりました。チーム全体の雰囲気として無意識にミスをしないようにプレーしようとする消極的な姿勢で戦っていたことが大きな敗因と言える試合となりました。ミスが重なり劣勢した試合展開で失敗を恐れず思い切ったプレーをすることは簡単なことではありません。しかし、今大会で痛感したように練習してきたことの半分の力も発揮できなかったという結果には技術以外にも大きな原因があると感じています。失敗からの学びを積み重ね、必死に勝利を掴みに行く姿を大切に力をつけていきます。今大会も多くの方に応援していただきまして、有難うございました。
【試合結果】7回コールド負け
1 | 2 | 3 |
4 |
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
金沢龍谷 | 2 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 2 | 7 | ||
金沢二水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0 |
【試合の様子】
野球部9月 秋大1回戦
【秋1回戦】
9月10日(土)第147回北信越地区高等学校野球石川県大会1回戦 VS金沢西が行われました。新チームになってからの練習試合では、思うようなプレーや結果が出なかった中で迎えた公式戦でしたが、選手は良い意味で開き直り、覚悟を決めて堂々と初戦を迎えようと気持ちを固めて練習に取り組んで来ました。
【試合内容】
初回の攻撃から積極的なバッティングで出塁し、相手にプレッシャーを与えるも得点に結ぶことなく試合中盤まで得点を奪うことができませんでした。先発2年生投手が良い立ち上がりで試合を作るも、3回に金沢西の連打で先制され、4回には長打とミスでさらに1点を失う展開となりました。しかし焦ることなく、続く裏の攻撃では主軸の2年生キャプテンが突破口を開く一打を放ち、続く1年生も打線に勢い付ける鋭い打球で3点を奪い逆転することに成功しました。試合中盤継投した1年生投手がコースを突くピッチングで試合を持ち直し4回を投げ1失点、粘りのピッチングを見せました。二水打線は試合終盤も練習の成果を発揮し続け、合計15安打8得点を奪い、試合に勝利することができました。
【試合結果】
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 |
9 | 計 | |
金沢西 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 |
金沢二水 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 3 | 0 | ☓ | 8 |
2回戦 9月17日(土)14:00~弁慶スタジアム VS金沢龍谷
【試合の様子】
【マネージャー活動】
本校では選手と同じ高い志を持ち、選手と共に戦うマネージャーも活躍しています。引退した3年生マネージャーの立派な姿を見てきた1、2年マネージャーはその背中を追い越すべく日々チームや個人をマネジメントできるよう取り組んでいます。今大会も補助員として試合のアナウンスを2年生マネージャーが担当しました。公式戦での実践は初めてで緊張した面持ちはありましたが、堂々としたアナウンスが球場に流れました。これからさらに実践を積み力をつけていきます。その他にも大会中は、チケット売りや募金活動など裏方の仕事が様々あり、活躍できる場面がたくさんあります。
野球部 本校より大会優秀選手輩出!
【大会優秀選手】
9月2日(金)令和4年度石川県高等学校野球連盟優秀選手表彰式が行われ、本校野球部元主将3年の谷﨑 幹太選手が大会優秀選手に選ばれました。高校野球の模範となる選手に贈られる名誉ある賞を受賞した谷﨑選手は「自分が信じて取り組み続けたことを評価していただけたことは大変嬉しく思います。また大会で悔しい思いはしましたが、二水高校野球部の発展にこのような形で貢献できて良かった。これからの学校生活も部活動で培ったことを大切にします。」と語りました。
野球部8月 活動報告
【新チーム始動】
3年生が引退し、2年生1年生での新チームが始動しました。感染症の影響で部員全員揃って行う活動に遅れをとりましたが、熱中症と感染症対策を行い日々の練習に取り組んでいます。様々な場面において先輩に頼り切っていたことばかりだったので戸惑うこともありますが、自ら考え行動できる集団へと成長していきます。そして新チームで挑む秋の大会では、夏の悔しい思いを胸に「全力」でプレーする金沢二水の野球貫き、勝利します。
【第147回北信越地区高等学校野球石川県大会】
9月10日(土)より第147回北信越地区高等学校野球石川県大会が開幕されます。本校の1回戦は9月10日(土)9:00~小松弁慶スタジアムで金沢西と対戦です。初戦で勝ち切ることの厳しさは部員全員が身に染みて感じています。対戦校がどこであろうが、やることはブレません。全力でぶつかっていきます。応援の程よろしくお願いします。
野球部7月 第104回全国高等学校野球選手権石川県大会2回戦 報告
【夏大第2回戦】
第104回全国高等学校野球選手権石川県大会が開幕し大会5日目、7月12日(火)県立野球場9:00~本校にとって大事な初戦となる鶴来高校との試合が行われました。3年生は今大会を迎えるまで誰一人欠けることなく多くの壁にぶつかりながら全員で乗り越えてここまで辿り着きました。高校野球を通して多くを学び、応援していただいている方や高校野球に注目している方々へ全力プレーで表現し、真の高校野球を魅せるべくして大会を迎えました。
【試合内容】
初回は両校先発投手の立ち上がりが好調で、投手戦になることを思わせるピッチングを見せました。しかし流れは一挙に傾き続く2回表、鶴来の猛打が二水投手を捉え、6失点を許してしましました。序盤であることから1点ずつ確実に奪いにいきたい所でしたが、相手投手の力投にチャンスを作ることができず得点に繋がる一打が出ませんでした。流れを呼び込むことが出来ぬまま迎えた5回表、再び鶴来打線に火が付き長打と単打で5点を失った最終回、後がない二水の攻撃は打線を繋ぐことができず、5回コールドゲームで試合終了となりました。
【試合結果】5回コールド
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
鶴 来 | 0 | 6 | 1 | 0 | 5 | 12 | ||||
二 水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
本番の舞台で実力を発揮し切れなかった悔しさを噛みしめ3年生の夏は、2回戦敗退となりました。試合後は3年生17名がそれそれの熱い思いを後輩に語り、新チームへと思いを託しました。3年生がコツコツと積み上げてきた二水野球部の土台は、今年もさらに大きくなって後輩に受け継がれていきます。また試合には悔しさの残る形で敗れてしまいましたが、3年生の勝負はまだ終わっていません。それぞれの進路実現に向けて、悔しさを糧にさらに粘り強く取り組み、1月の大勝負には必ず勝利します。
活動にご理解、ご協力いただきました保護者の皆様をはじめ、応援していただきました多くの方々へ勝利という形をみせることはできませんでした。しかし二水高校野球部で得た財産は、これからの長い人生に活きてくることばかりではす。高校野球という経験を日々の生活に活かして過ごしていきます。応援有難うございました。
野球部7月 第104回全国高等学校野球選手権石川県大会
【第104回全国高等学校野球選手権石川県大会開幕】
7月8日(金)3年生にとって高校野球最後の大会となる全国高等学校野球選手権石川県大会が開幕されました。秋、春の大会を通してチームは大きく成長できたと言えます。しかし満足はしていません。チームの目標は甲子園大会に出場することです。鍛え上げられた金沢二水が、真の高校野球を魅せます。そして応援してくださる学校関係者の皆様や地域の方々、支えてくれた家族には、全力プレーと結果で感謝の気持ちを伝えます。応援よろしくお願いします。
初戦 7月12日(火)9:00~県立野球場 VS鶴来高校
【7月練習試合&背番号渡し】
野球部 ブルペン リニューアル!!
【ブルペン2ヵ所→3ヵ所へ】
6月9日(木)にブルペンの大工事が終了し、新たな練習環境が完成しました。投球練習場所が2ヵ所から3ヵ所に増設し、マウンドとホームベース周りには黒土が入りました。さらに間には人工芝が敷かれ、トレーニングやストレッチができる環境も整いました。二水野球部は自分たちがプレーをする環境を常にベストな状態に保ち練習に打ち込んでいます。そしてこのようにグラウンドを整備してしていただいた業者の方々や、のびのびプレーができている環境に感謝し、その気持ちをプレーや学校生活で表現していきます。
野球部5月 春大準々決勝
【春大準々決勝】
5月2日(月)県立野球場で第146回北信越地区高等学校石川県大会準々決勝が行われました。対戦相手は小松大谷高校と私学の強豪校にどれだけ戦えるか試される試合でした。序盤から小松大谷の強力打線に二水投手がつかまり、大量失点を許してしまう展開となり、徹底された走塁や細かいプレーの質の高さに終始二水の流れが作れず5回コールド負けと悔しさの残る敗戦となりました。
【試合結果】5回コールド 負け
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
小松大谷 | 3 | 4 | 4 | 5 | 1 | 17 | ||||
金沢二水 |
0 |
0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
目標の通過点ではあるが、目指していたベスト8を達成しました。しかし選手は決して満足していません。今大会では1勝1勝勝ち上がることによるチームの成長と乗り越えるべき壁を体感できたことが大きな財産となりました。選手は大会を通して自信へと繋がった部分と、夏に向けて何が必要で、これから何をすべきなのかをこの敗戦で学ぶことができました。そこでどのように考え、行動に移すことができるかでその後の自分や集団の行き先が大きく左右することを忘れてはいけない。
5月は関西遠征や県外の強豪との練習試合でチームがさらにレベルアップするきっかけをもらいチームや個人の課題が明確になってきました。選手同士がミーティングで話し合った課題に対して、具体的行動(練習方法)を考え日々の練習で取り入れて練習しています。また練習する雰囲気も以前とは別のチームではないかと思わせるほどワンプレーに対する声や1球に対する執着心が高まり、しまった空気で練習できています。
野球部4月 春大3回戦
【ベスト8決定】
4月30日(土)県立野球場12:10〜第146回北信越地区高等学校石川県大会第3回戦が行われました。対戦相手は小松明峰高校でした。ここまで2試合、合計36得点と打線が猛威を振るいチームの勢いが高まる中、予定していた日程が雨の影響で1日ずれても勝利への執着は高まるばかりでした。公式戦で練習してきたことを発揮することは簡単なことではありません。小さな努力をコツコツ積み上げ、大きな舞台で自信を持ってプレーできている背景には、スキのない学校生活を送ること、練習の意図を理解し明確な目的を持って練習に取り組んでいることが大きく影響していると言えます。選手達は勝ち上がる度にプレイヤーとして、人として大切なことを二水野球部で多く学び、心身ともに強くなっています。
【試合結果】7回コールド
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
小松明峰 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
金沢二水 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1☓ |
7 |
【試合内容】
二水の3年生投手は初回から3つの四死球を与え制球に苦しむ立ち上がりとなりピンチを迎えるが、ベンチからの仲間の声と野手のプレーに救われ無失点に抑えました。2回以降はいつも通りの制球を徐々に取り戻し、球威のあるストレートとテンポの良いピッチングで相手打者を次々と抑えていきます。相手のヒットや四死球で数々のピンチを迎えるもダブルプレーや外野手のポジショニングが功を奏し、3安打4三振で7回完封と相手に得点を許しませんでした。
打撃面では、初回からヒットとランニングホームランで2点を先制しました。引きつけて逆方向に強く打ち返すバッティングを徹底して繰り返すことで、相手投手に打たされることなく、強い打球を弾き返すことができました。7回7安打うち長打3本とチャンスの場面で打線が良く繋がり、7回コールドゲームで勝利しベスト8を掴み取ることができました。
準々決勝は5月1日(日)県立野球場第二試合12:00〜小松大谷高校と対戦予定でしたが、雨の影響で順延となり、5月2日(月)12:30となりました。公式戦の舞台で私学の強豪と対戦できることにワクワクしています。そして次の試合も二水野球部らしさを全面に出して闘います。
【試合の様子】
野球部4月 春大2回戦
【巻き起こす二水旋風】
4月24日(日)市民球場9:00~第146回北信越地区高等学校石川県大会第2回戦が行われました。対戦相手は金沢学院大付属高校でした。私立の実力校を相手に、どれだけ強い気持ちを持って挑めるかが試される試合となりました。不安と期待が入り混じる中ではありましたが、ウォーミングアップから笑顔と活気が溢れる雰囲気で気持ちを高め合い、良い緊張感を保ちながら試合に入ることができました。
【試合結果】
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 合計 | |
二 水 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1 | 3 | 1 | 0 | 2 | 11 |
金沢学院附属 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 8 |
【試合内容】
二水は先頭打者から打線に勢いを付ける2塁打を放ち、続く打者が正確に犠打(バント)を決め1アウト3塁を作るも、相手投手の力投に抑えられチャンスをものにできず初回から手に汗握る展開となりました。互いにチャンスを作るも、両チームの投手がピンチをしのぐ気迫あるピッチングが印象的でした。二水は3回表2アウト1、2塁3年生がライト前へのヒットで2塁ランナーが生還し待望の先制点を奪い、勢いのまま相手を揺さぶる走塁や長打でこの回一挙に4点を先制しました。しかし金沢学院附属の打線も力強いスイングから鋭い打球でヒットを量産し3回裏に同点、4回裏に逆転される展開となりました。今まではここからミスが連鎖し、一方的な試合となる可能性が高かったが、逆転されても勝ちにこだわる泥臭く強い気持ちが折れることはありませんでした。ベンチから仲間を鼓舞する声がさらに勢いを生み、四死球や犠打、スクイズで5,6,7回に粘りの追加点、9回表にはランニングホームランを放ち集中力を切らすことなく試合終盤に追加点を奪いました。最終回は金沢学院附属の猛反撃を受けるも、二水のエース投手が最後まで力投を魅せ「最後の1アウト」を奪いベスト16を決めました。選手たちは自分が試合を決める思いでプレーし、積み重ねてきたことが大いに発揮された価値のある勝利でした。
3回戦は4月29日(金)県立球場 第三試合14:00~小松明峰高校と対戦します。試合には勝つことができましたが乗り越えるべき課題はたくさんあります。目標達成に近づくために、一歩一歩前進していきます。
【試合の様子】
野球部 3月4月活動報告
【春の到来】
3月に入り本格的に公式戦に向けた練習が再開し、合同練習や練習試合で多くの課題が見えてきました。同時に冬場に鍛えたトレーニングの成果が打球やプレーに現れ出してきています。
【合同練習・練習試合の様子】
【春の大会開幕】
4月16日(土)第146回北信越地区高校野球石川県大会が開幕しました。本校は16日(土)第三試合14時15分〜穴水高校と対戦しました。アウトオブシーズンで積み上げてきた成果を発揮すべく、選手たちは良い準備で大会に挑むことができました。
【試合結果】5回コールドゲーム
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 合計 | |
穴水 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | ||||
二水 |
9 |
4 | 7 | 5 | ☓ | 25 |
【試合内容】
試合は序盤から二水のペースで試合を運び、初回に7安打8盗塁と相手に隙を見せることなく、引きつけてセンター方向へ弾きかえし練習してきたことを十分に発揮することができました。登板した2年生投手2名は各回にヒットを許すも、落ち着いた投球で試合を組み立て、粘り強いピッチングでこの試合を1失点に抑えました。最終的に18安打19盗塁と次の塁を積極的に狙った走塁が少しずつ相手にプレッシャーを与え続け、終始二水のペースで試合を運ぶことができた試合となりました。
2回戦は4月24日(日)第一試合9:00〜金沢学院大付属と戦います。公式戦での勝利の価値を理解し良い準備を重ねて挑みます。
【試合の様子】
【マネージャーの活動】
女子マネージャーは2月に行われた放送員講習会でアナウンス講習を受けてきました。練習試合や、日々の練習から発声練習や発音のトレーニングと高い意識の中で取り組んでいます。マネージャー部員はそれぞれの個性を大切にし、自信を持ってアナウンスすることを心がけています。今大会は公式戦での実践が初という緊張感のある中でしたが練習以上の実力を発揮し、球場に自信をもったアナウンスが響き渡りました。また試合を行う上で欠かせないスコアブックの記入にも力を入れています。マネージャーも選手同様、充実した日々を過ごしています。
野球部 部活動紹介
野球部3月3年生卒業式
3月3日(木)に卒業式が行われました。選手10名、マネージャー2名の3年生はこの3年間で多くを学び、たくさんの経験と共に大きく飛躍し立派に卒業しました。式典後はグラウンドにて、卒業セレモニーが行われ、卒業生から1,2年生へ、1,2年生から卒業生へとそれぞれ熱いメッセージのキャッチボールを行いました。部活動を通して卒業生から後輩へ野球に関すること以外にも、人として大切なことを学び1、2年生は教えや想いを受け継いでこれからの二水高校野球部の発展へと繋がっていきます。その大きな基盤を作ってくれたのが3年生でした。それぞれの進路先で、この野球部で培ってきたことを十分に発揮し、さらなる活躍を期待しています。
【卒業祝い品贈呈の様子】
【メッセージキャッチボールの様子】
野球部2月活動報告
今年も幾度となく大雪に見舞わられましたが、積雪した日は朝早くから大勢の二水生が校舎の敷地や近隣の歩道の除雪作業を行ってくれました。その中でも野球部が中心となって、誰がやってもいいことや、誰かがやらないといけないことを自分から率先して行動することを除雪作業を通じて学んでいます。また自分から行動することで、より日々の感謝に気付くことができます。このように先に行動する、先に気付くことができるようにアンテナを張って生活することで予測できたり視野が広がったりと野球のプレーにも繋がっていることを再確認することができました。
雪でまっしろになったグラウンドも少しづつ顔を出し、確実に球春が近づいてきました。冬場はフィジカル強化を中心にできる環境を最大に活かし技術練習を積み上げてきました。学校行事や考査の関係で全体練習が十分でない期間は、学習と個人練習に見通しを持たせ各自工夫しながら取り組むことができたと言えます。春の大会は日々の積み重ねの成果を魅せれるよう今日もまたコツコツと積み上げます。
野球部12月活動報告
12月23日(木)2学期終業式が行われ、冬休みへと入りました。気温や天候の影響でグラウンドでボールを使った練習ができなくなってきましたが、来シーズンへの準備は進んでいます。特に今冬は、外部からトレーナーさんに来ていただき、フィジカルトレーニングや、柔軟性、敏捷性を高める運動に加え、調整力やバランスなどといった自身の体を上手に扱うためのトレーニングをご指導していただき、個人のパフォーマンス向上を狙いとした練習を行っています。ただトレーニングをこなすだけではなく、その成果を野球の動作に結びつけることが求められ、選手たちは目を輝かせながら、1つ1つのトレーニングの意図を理解しようと、また自身の体へ落とし込むよう継続的に取り組んでいます。
【第1回(11月14日)第2回(12月26日)のトレーニング指導】
トレーニング動作のフォームを選手同士で指摘し合う姿や声が増え、練習中は活気で溢れています。まだ短期間ではありますが、継続的に取り組んでいる成果は着実に表れ、トレーナーの方からも取り組みについて評価していただき、大きな自信に繋がっています。冬場はボールを使った練習ができず、どちらかといえば地味で厳しい練習が続きますが、二水野球部の特色を発揮し、活気に溢れ、雰囲気の良い中で練習に取り組む姿にも磨きがかかっています。
限られた時間と環境だからといってできない理由を探すのではく、練習や自主練習の中で「なにができるか」「どうすればよいか」「なにをすべきか」を常に考えながら日々の積み上げていきます。そして今年の3年生が夏の大会で残してくれた’’1球へのこだわり’’を忘れることなく、来シーズンに向けて準備していきます。
2021年最後の練習は、日頃使用している部室や更衣室、マイクロバスなどに感謝の意を込めて、環境整備を行いました。日常生活が野球に繋がっていることを再確認し、それぞれが2021年の反省と2022年の明確な目標を持って新年を迎え、勉学と部活の両輪をさらに大きく前進する二水生を楽しみにしてください。本年も二水野球部をご支援していただいた皆様、応援してくださった皆様に感謝申し上げます。有難うございました。
【練習収め環境整備】
野球部10月第29回石川県高等学校野球一年生大会本戦トーナメント1回戦 報告
10月30日(土)本戦トーナメント1回戦 VS小松高校 14:15~県立野球場
10月30日(土)に一年生大会のトーナメント1回戦が行われました。ここ数年トーナメントに進出できていない年が続いていたので、本戦に進出できて嬉しく思います。1年生は練習や練習試合を通して今まで以上に多くの経験ができ、自信をもってプレーする選手の姿が多く見受けられるようになってきました。そして迎えた1回戦の相手は小松高校でした。
【試合内容】
二水は1回表の守備で2アウトから4連打を浴び、3点を失いました。投手は厳しいコースに投げ切ることができず、甘く打ちやすいボールを次々と捉えられ、2回12安打10失点と厳しい立ち上がりとなりました。大会までの練習試合ではテンポ良く試合を作るピッチングができていたこともあって、公式戦でいつも通りの実力を発揮する難しさを改めて学びました。3回以降も交代した投手が奮闘するも、バッテリーエラーや四球で出塁させた相手ランナーに機動力で揺さぶりをかけられ、流れを断ち切ることができませんでした。初回から追いかける展開となった二水の攻撃は、上位打線が出塁しチャンスを広げ、クリーンナップの単打・長打で追い上げを見せるも、相手の流れを引き寄せ切ることができず、5回コールドゲームでトーナメント1回戦で敗退となりました。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
小 松 | 3 | 7 | 1 | 2 | 3 | 16 | ||||
金沢二水 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 |
【一年生大会の様子】
【10月練習試合の様子】
野球部 10月 第29回石川県高等学校野球一年生大会 予選 報告
10月23日(土)予選 VS石川高専 13:00~高専グラウンド
10月23日(土)に一年生大会の予選が行われました。本戦のトーナメントに上がるには予選を勝ち上がらなければなりません。ここ数年、予選敗退でトーナメントに進出できない年が続いています。そんな中迎える相手は石川高専でした。9:00~プレイボールの予定でしたが、雨の影響で13:00~に変更になりました。しかし気持ちを切ることなく良い準備をして試合に挑むことができたと言えます。
10月に入って1年生の試合を中心に練習試合を積み、今まで実戦での経験が少なかった1年生は試合の中で自身の実力を発揮したり、経験のないポジションに挑戦し大きな可能性を見せてくれたりと、着実に経験を積むことができています。成功も失敗もありますが、小さな積み重ねの成果が、結果として表れつつあります。2年生は1年生のサポートをしながら個々の課題にそれぞれが向き合いながら練習に取り組んでいます。
【練習試合の様子】
【大会試合内容】
グラウンドに水が浮いているグラウンド状況で始まった二水の攻撃は、初回から打線が猛威を振るい、4本のヒットと死球や相手の隙を突く走塁で打者一巡し、一挙に7点の先制に成功しました。その後は、失点したもののすぐさま点を取り返し、相手の見せた隙を逃すことなく付け入ることができました。代打で起用された選手も、大事な場面で集中力を発揮し、甘く入ったボールを1球で仕留め、勝利の立役者となりました。投げては二水投手が力投を見せ、ピンチの場面も崩れることなく5回を3失点に抑えた結果、5回コールドゲームで勝利を勝ち取ることができました。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
石川高専 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | ||||
金沢二水 | 7 | 0 | 4 | 1 | 1☓ | 13☓ |
【1年生大会予選の様子】
2年生は1年生が気持ちよくプレーできるよう隙の無いベンチワークで献身的に1年生をサポートしています。選手・マネージャー問わず、常に周囲を良く観察し、役割に責任を持ち、他者を思って行動することが求められます。チームをサポートしてくれる人が居て、初めて全力でプレーできていることを忘れてはいけません。
数年ぶりの1年生大会予選突破に、浮かれることなくコツコツと積み重ねているものを試合で表現できるように取り組んでいきます。そしてまずは初戦突破に向けて良い準備をしていきます。
10月30日(土)1年生大会 1回戦 VS小松高校 第3試合 14:00~県立野球場
野球部 9月 第145回北信越地区高等学校野球石川県大会 3回戦 報告
9月20日(月)3回戦 第3試合 VS遊学館 14:00~県立野球場
ここまでの2試合をコールドゲームで勝ち抜いた二水野球部は、ベスト8をかけて迎える3回戦の対戦校は遊学館高校でした。夏の大会で悔しい敗北を経験した新チームは、3年生の思いを受け継ぎ、大会で勝ち上がっていくと共に、大きく成長を遂げようとしています。新型コロナが終息していない現状ですが、大会を開催していただけたこと、思い切り野球に打ち込めること、応援に駆けつけてくれる家族や3年生、教職員の方々に感謝の意を込めながら試合に挑みました。
【試合内容】
二水は初回から、打たせて取るピッチングでリズムを作り、1回裏の攻撃ではヒット3本、犠打2や死球などで確実に進塁させ、2点先制することができました。しかし2巡目以降は、相手投手のコースをついた厳しい制球に打ち取られ、出塁するも、チャンスをものにできず得点に結びつく決定打を放つことはできませんでした。
一方遊学館打線は、3回4回5回に打線が集中し、甘く入ったボールを確実に仕留められ単打と長打が重なった結果8点の失点を許してしまいました。6回以降は遊学打線を2安打に抑え、攻撃の流れをシャットアウトするも、チャンスでの一打がなかなか出ず、2回以降のスコアには0が並ぶ結果となりました。9回裏の攻撃では意地を見せた主将の一打で0死1、3塁で粘りを見せたが、その後の打線が繋がらず無得点で試合終了となりました。
1 |
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
遊学館 | 0 | 0 | 2 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 |
金沢二水 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
結果として「長打力」の差がこの点差となってしまったことは、選手全員が痛感して感じました。試合後のミーテイングではチームの課題を明確にし、今後取り組むべき具体的行動について話し合いました。野球を通して、大切なことに気づかされる毎日の中で、日々成長していく選手たちの練習に取り組む姿は、少しづつ変化してきています。試合後学校に戻りスイングする中、黙々と振り続け誰一人帰宅しようとする選手がいませんでした。このように勉強にも部活動にも一生懸命に向き合うことができる粘り強さは、二水高校の強みです。
大会を通して、試合観戦の規制が厳しい中、多くの方に応援していただき感謝しております。さらに皆様が応援したくなるような集団となるべく、隙が無く愛されるチームへと前進していきます。
野球部 9月 第145回北信越地区高等学校野球石川県大会 2回戦 報告
9月18日(土)2回戦 第1試合 VS北陸学院 9:00~小松末広野球場
1回戦を5回コールドで勝ち抜き、迎えた2回戦は北陸学院高校でした。不安定な天候の中、初回から緊張感のある締まった試合が開始されました。何とか持ちこたえていた天候だが、2回から雨が降り出し両チームの投手が制球に苦しみ、悪天候という条件の中、粘り強く投げ切ることが勝敗のカギを握る試合展開となりました。
二水は2回表でヒットや四球、バッテリーエラーなどが重なり、一挙に6点を奪いビッグイニングを作り、次の相手の攻撃をランナーを出すも、無失点に抑え二水の流れを確立することができました。
さらに勢いを増した雨が、グラウンド状態を悪化させ、水たまりで内野ゴロがまともに転がらないほどになり、一時中断をはさみながらも試合は続行されました。両チーム、いつ試合が大崩れしてもおかしくはない状況でしたが投手を中心に、二水野球部の気迫と集中力は試合終了まで持続することができました。試合の序盤・中盤・終盤に手堅く得点を奪った二水が、8回コールドゲームで見事勝利を勝ち取る結果となりました。
両チーム悪天候の中、泥だらけになりながらも最後まで戦い抜く姿は、見ている者を魅了させた試合となりました。
【試合結果】(8回コールド)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
金沢二水 | 0 | 6 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 | 12 | |
北陸学院 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 |
4 |
【3回戦試合日程】
9月20日(月)3回戦 第三試合 VS遊学館高校 14:00~県立野球場
野球部9月 公式戦ユニフォーム新調
2021年9月より、公式戦で使用するユニフォームを変更することになり、従来のカラーは、【グレー×オレンジ】だったものが、【ホワイト×オレンジ】に変わりました。
ユニフォームや背番号の生地も最新の機能性といわれている「昇華プリント」を採用し、ユニフォームの繊維に気化したインクの色素を浸透してあるため、着用時の重みがなく、着心地良く自然で動きやすい素材となっています。また通気性も良く、汗での重みや、暑い日の試合でも、ストレスなく着ることができます。
【従来モデル】
【新調モデル 公式戦用ユニフォーム】
【新調した背番号】
新たなユニフォームでグラウンドを駆け回り、白球を追う二水高校野球部を今後も楽しみにしてください。
野球部 9月 第145回北信越地区高等学校野球石川県大会 1回戦
9月12日(日)1回戦 第二試合 VS 松任・翠星・宝達連合チーム 11:45~県立野球場
9月11日(土)に北信越地区高等学校野球石川県大会が開幕されました。
夏の大会に悔しい形で敗れてしまい、新チームが始動してからもなお、新型コロナウイルスの影響がさらに加速し、練習の制限、対外試合の禁止など、学校生活や部活動において多くの規制がかかる中、県内のすべての高校が実戦での経験をほとんど積むことなく今大会に挑むことになりました。
感染予防や対策を徹底して行い、感染しないこと・周囲を守ることを第一優先に考え、限られた時間・人数・場所の中で大会に向けて準備をしました。
【試合内容】
二水は立ち上がりから先発投手が3者凡退に抑え、常に守備から良い流れを作り攻撃に繋げることができました。攻撃では、ボール球には手を出さないよう四球を選択したり、鋭い打球で相手のミスを誘ったり、カウントを取りに来るストライクを積極的に打ちに行ったりと、終始主導権を握った展開で試合を進めることができました。4回から継投してからは、リズム良く打たせてアウトを重ね、締まった内容で相手打線を抑えることができました。
【試合結果】
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
松任・翠星・宝達 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
金 沢 二 水 | 4 | 2 | 4 | 1 | ☓ | 11 |
【試合日程】
9月18日(土)2回戦 第一試合 VS 北陸学院 9:00~弁慶スタジアム
実践での練習機会が少ないことを言い訳にせず、今やるべきことに全力で取り組み、常に自分のパフォーマンスを発揮できるよう限られた時間で最高の準備をします。
野球部 7月 第103回全国高等学校野球選手権大会 報告
第103回全国高等学校野球選手権石川県大会
7月10日(土)1回戦 VS金沢商業高校 13:30~弁慶スタジアム
7月9日(金)に全国高等学校野球選手権石川県大会が開幕されました。
大会を迎えるにあたり、メンバーに入ることができなかった仲間や、支えてくれた家族、応援してくれる人の思いを胸に試合に挑むことを再確認し背番号渡しが行われました。
新型コロナの影響で、活動の多くに制限がかかる中、選手たちはこの大会に向けて日々の練習を中心に、紅白戦や練習試合、学校生活を通して飛躍的な成長を遂げ、特に3年生はチームの核として、後輩やチーム全体に大きな影響を与え続けてくれました。しかし大会前の練習試合では、思うようなプレーができず、結果もついてこなかったことから、選手たちの顔から笑顔が減っていました。「自分に自信がない」「不安な思いが強い」という心の背景には、ここまで夢中で努力してきたこと、ぶつかってきた壁を乗り越えてきたことなど、これまでの自分を信じ切れていないことが背景にありました。
迎えた試合当日は、今までの自分を信じるだけだと背中を押されたこともあり、選手たちはリラックスした表情で、ベンチ内も笑顔と活気に溢れた雰囲気で試合に入ることができました。大会前に自分たちの弱点に全員が気づくことができたことで当日を良い雰囲気で迎えることができたと言えます。
二水は1回と6回にチャンスからのタイムリーヒットで2点を奪うことができ、守備では取れるアウトを確実に奪いながら好プレーやヒット性の打球を数々アウトを奪っていき、ピンチでの踏ん張りがチームをより勢いづけていました。投げては、2年生投手の精度の高い投球でリズムを作り、6回無失点と試合の主導権を握ったまま二水ペースで試合が展開されていきました。
7回からは3年生投手に継投し、さらに勢いづくも、8回に1つのミスから失点してしまい、より緊張感が高まる展開となりました。ここまで驚異の粘りを見せた二水だが、迎えた9回裏2アウト1・2塁2対1、勝利まであと1アウトという場面で、金沢商業に長打を許してしまい、相手1塁ランナーが生還し、結果逆転サヨナラ負けという劇的な幕切れとなってしまいました。
勝利を目前にして、逃してしまった悔しさを全員が痛感し、勝ち切ることの難しさを今大会を通して改めて学びました。そして3年生は今日まで本当に粘り強く戦い、二水高校野球部で多くを学び、気付き、成長できたと言えます。今日の敗戦を自身の中に大切に留め、努力し続けた自分を信じ、どんな困難が訪れても、立ち向かっていける人間になるよう期待しています。そして受験生として学校生活を大切にして、確実に実力を積み重ねていけるような日々を過ごし、「あと1アウトで負けた」という貴重な経験をこれからの人生の「糧」にしていきます。
1.2年生は3年生の悔しさを胸に、勝ち切れるチームになるため、強い責任感と使命感を持って取り組んでいきます。
野球部 6月(前半)活動報告
3年生にとって最後の夏となる、第103回全国高等学校野球選手権石川県大会の開幕まで1ヵ月を切りました。
石川県緊急事態宣言の影響により、県内外のチームとの練習試合ができない状況が続いていますが、選手たちは個人の課題に向き合い、厳しくも仲間と鼓舞し合いながら夏に向けて確実に良い準備ができています。
また紅白戦を積み重ね、結果や弱点を数値化したり、失敗を恐れず練習していることに思い切りチャレンジできたりと、日々の練習は大変充実しています。
二水高校野球部では学校生活や勉強・部活動などあらゆる場面で「隙のない日々」を送ることを心掛けています。野球においても隙なく戦い、逆に相手の隙にいち早く気付くことにも繋がります。その日々の積み重ねが野球以外の場面でも当たり前のようにできるような学校生活を送れている点もチームの強みです。
夏の大会まで残りわずかとなりましたが、練習から一球を大切にし、その一球で一気に流れを作れるようなプレーをしていきます。
6月23日(水)HABボクらの夏放送
6月24日(木)抽 選 会
7月 9日(金)全国高等学校野球選手権石川県大会 開 幕
また5月末に業者に来ていただき、黒土入れとグラウンド整備をしていただきました。生まれ変わったように平坦に整備していただきたおかげで、選手たちの思い切りプレーができている姿が印象的です。
同時に野球ができる環境に改めて感謝することを再確認でき、今までよりスピーディーかつ効率よく丁寧にグラウンド整備を行えるようになってきています。
コロナ禍ではありますが、仲間とのびのび野球ができることに感謝し、万全な状態で大会を迎えられる準備をしていきます。
野球部 (4月後半)活動報告
4月18日(日)1回戦 VS穴水高校 市民野球場9:00~
4月17日(土)に第144回北信越地区高等学校野球石川県大会が開幕されました。
予定されていた日程では17日(土)に初戦を迎えるはずでしたが、悪天候により18日(日)に順延されました。
しかし選手たちは気持ちを切ることなく持ち前の集中力を持続して初戦に挑むことができました。
初回からファーストストライクを積極的に狙い鋭い打球を打ち返し、出塁すれば足を絡めた攻撃で相手塁上を駆け回り
終始試合の主導権を握った展開でした。
結果は 【二水20-0穴水】 5回コールドゲームで完封勝利することができました。【安打数】15 【盗塁数】13
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 合 計 |
二 水 | 7 | 0 | 4 | 3 | 6 | 20 | ||||
穴 水 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2回戦目は4月26日(月)に輪島高校と対戦が決定しました。(9:30~市民野球場)
公式戦での1勝の価値をチーム全員で味わい、さらなる成長に繋げ1戦1戦粘り強く戦い抜きます。
野球部 4月(前半)活動報告
4月17日(土)に開幕する春季県大会に向け、選手たちは自らを奮い立たせ、厳しくも実りあるトレーニング期間を全員で乗り越えました。春休み期間は、さらに強いスイング力を身に付けて練習試合に挑み、選手達はファーストストライクから力強いスイングを意識して戦いました。練習試合を通して、日々練習してきたことを試合で発揮することの難しさを全員が感じることができ、今後具体的にどのように行動に移していくべきかを選手同士で話し合い確認することができた貴重な練習試合となりました。選手同士の話し合い活動を大切にし、チームの課題や個人の課題に真摯に向き合うことで、さらなる強化を目指していきます。
また、今年度より新たに修築された金沢市民野球場で金沢地区の高校と合同練習を行いました。素晴らしい環境のもと選手たちは互いに良い刺激を受けながら思い切りプレーし、充実した時間を過ごすことができました。春、そして夏の大会に向けて成功も失敗もすべての経験を成長に繋げられるよう一歩ずつ前進していきます。
野球部 3月の活動報告
日没が遅くなり、平日夕方の練習時間が確保できるようになってきました。試合のシーズン本格化を前に、改めて基本的な動きや連携の確認を進めています。
長くて厳しいトレーニングの期間を終え、選手たちはグラウンドで野球のプレーをすることを心から楽しんでいる様子です。皆が笑顔を見せながら練習を盛り上げています。
また、3月後半からはいよいよ練習試合を再開しました。再開後初の相手は能登地区の高校でした。
寒さもあって最初は動きがぎこちない選手もいましたが、常に気合は満ち溢れていました。ミスを一つしても、それを引きずることなくプレーを続け、大きく崩れることなく試合を終えることができました。「チームとして成長している」という監督やコーチからの言葉もありました。選手たちは自信をつけられたことでしょう。
昨年末からのもう一つの変化は、身体の成長です。明らかに下半身が大きく太くなった選手が何人もいます。厳しいトレーニングに耐えてきた成果です。これから試合の日が増えますが、ハードな日程でも乗り越えられるだけの体力はついています。春、そして夏の大会に向けて成長を加速させていきます!
野球部 冬季の活動報告
冬季は徹底的に基礎体力の向上に取り組んできました。筋力トレーニングはもちろん、野球の基本的な動作の確認も改めて行い、春に向けた土台作りが着々と進んでいます。
互いに叱咤激励し合って、一人一人が手を抜くことなくトレーニングに打ち込んできました。ガレリアには、毎日野球部の威勢の良い掛け声が響き渡っていました。
また、二水LIVEという校内清掃ボランティアにも野球部として参加しました。校地のあちらこちらにいつまでも残る雪山の撤去を行いました。持ち前のチームワークが野球以外でも発揮されました。
今回の二水LIVE以外でも、積雪時には野球部は率先して除雪の手伝いを行っています。これらの活動を通して、他者のために進んで行動できる大人になってほしいものです。
野球部 12月の活動報告
冬季は日没が早く夕方の練習時間が限られているため、晴れた朝の時間帯を使って自主練に励む選手が多くいます。一人ひとりが各自の課題を意識して、工夫しながら技術の向上に努めています。
放課後は主にガレリアでのトレーニングに励んでいます。苦しいメニューが多いですが、みんなで声を掛け合って、少しでも前向きに取り組むことができるよう心がけています。ゲーム的な要素も取り入れつつ、モチベーションを維持して体力向上をはかります。
定期試験の直前期には、放課後に部員みんなが集まって勉強をする日を設けました。「周りが集中する姿を見て『自分も頑張らねば!』と思い、集中力が増しました。」という部員もいました。野球の技術だけではなく、学習成績も高められるよう、チーム全員で文武両道を貫いていきます。
野球部 11月後半の活動報告
11月後半には、今シーズン最後となる練習試合を行いました。新チーム始動からの練習の成果を出し切ることができるよう、気合い十分で試合に臨みました。
初球から振っていく、貪欲に次の塁を狙うなど、これまで大切にしてきた姿勢を貫いた結果、取るべき点数は逃さずに試合を進めることができました。守備の面でも、特にバッテリーが要所を締めることができ、大きく崩れることもなく終えることができてきました。
今後の課題としては、監督やコーチからの指示を待ってしまうという点が挙げられます。選手間で互いに指摘し合えるようなチームを目指さなければなりません。練習試合はしばらくありませんが、トレーニング中でも声掛けはできるはずです。春にはもっと声の飛び交うチームになっていられるよう、緊張感を絶やさずこの冬を過ごしていきます!
野球部 11月中旬の活動報告
11月中旬に、金沢市近郊の高校と合同練習を行う機会がありました。
メニュー自体は普段と変わらないものでしたが、他校選手も混ざって行うことで緊張感が増しました。プレーのスピードや送球の鋭さが、いつもより上がっていたように感じられました。両校の選手にとって良い刺激になったと思います。
自分たちが普段行っている練習メニューについて、他校選手に教える場面も多くあり、他者に物事を伝達する力も向上したことでしょう。練習の目的を自分たちが改めて確認することもできました。
野球部 11月前半の活動報告
11月最初の練習試合では思うような試合運びができず、夏からチームが重要視してきたことでさえもできていない場面がありました。そこで、数日間ミーティングを行い、改めて選手やマネージャー全員でチームの目標・方針を再確認しました。
その後の練習試合では、これまで敗れることの多かった相手と対戦しました。守備では、ミスの連鎖を防ぐことができて大量失点がなくなりました。また、攻撃では相手の隙を見逃さず、取るべき場面で確実に得点することができました。
今年の秋はチームとしての成長を感じられ、まさに「実りの秋」になりました。今シーズンのゲームも残りわずかです。1試合1試合を大切にプレーしていきます!
野球部 10月後半の活動報告
10月の後半には金沢市内の高校と練習試合を行いました。
守備の面では、点数を「とられた」というよりは「与えてしまった」シーンが多く見られました。改めて普段のキャッチボールの質を見直す良い機会になりました。また、攻撃時には相手投手の速球になかなか対応できず、得点するのに苦労しました。
先週の1年生大会に引き続き、強豪校と試合をするチャンスに恵まれました。基本動作や体力の大切さを、身をもって理解でき、今後の練習やトレーニングにも一層の力が入ることでしょう。今シーズンの試合も残りわずかとなりましたが、一つでも多く課題を克服し、良い雰囲気でシーズンオフを迎えられるようにします。
野球部 1年生大会の結果
1年生大会において、本校は遊学館高校と対戦しました。結果は、大差をつけられての敗戦となりました。
1年生にとっては、自分たちが主体となる初めての公式戦です。緊張のせいなのか、普段はあまりないようなミスが出てしまいました。また、事前準備の段階から足りない部分もあり、悔しい試合となってしまいました。
しかし、強豪校との対戦を通して大いに刺激を受け、目標とするレベルを具体的にイメージできるようになりました。自分たちの甘さとこれからの課題を明確に認識できるようになり、敗れはしたものの、長い目で見ればチームにとって良い1日となるはずです。
この悔しさを忘れずにチームは再始動します。これからもよろしくお願いします!
野球部 10月中旬の活動報告
野球部は朝のあいさつ運動を行っています。ある日の朝、生徒玄関が砂で汚れていたので、その日はあいさつ運動ではなく玄関周辺の清掃を行いました。
本校野球部はこれからも、グラウンド内外を問わず、他者のために行動できる個人・集団を目指していきます。
10月中旬には、実際の球場で練習試合を行う機会がありました。本番と同じ環境で野球ができる貴重なチャンスです。特に外野手や捕手にとっては、日頃学校のグラウンドでは練習しにくいプレーも確認することができて、非常に有意義な一日になりました。
野球部 10月前半の活動報告
10月の前半には2学期中間試験がありました。試験1週間前からの部活動停止期間には、下校時間直前まで学校に残って勉強する野球部員が複数名いました。部員同士で勉強を教え合う様子も見られ、野球も勉強も互いに高め合おうとする意欲が感じられます。
試験終了の数日後に行われた練習試合では、特に1年生が闘志あふれる姿を見せてくれました。試合中には若干のミスもあったものの、その翌日にはすぐに修正できており、1年生大会に向けた期待が高まりました。後輩のプレーに刺激を受けたのか、先輩たちも非常に盛り上がり、チーム全体が良いムードに包まれています。
本番まで残り時間も少ないですが、当日に持てる力をすべて出し切れるよう、緊張感を高めて練習に取り組んでいきます!