2021年10月の記事一覧
野球部 10月 第29回石川県高等学校野球一年生大会 予選 報告
10月23日(土)予選 VS石川高専 13:00~高専グラウンド
10月23日(土)に一年生大会の予選が行われました。本戦のトーナメントに上がるには予選を勝ち上がらなければなりません。ここ数年、予選敗退でトーナメントに進出できない年が続いています。そんな中迎える相手は石川高専でした。9:00~プレイボールの予定でしたが、雨の影響で13:00~に変更になりました。しかし気持ちを切ることなく良い準備をして試合に挑むことができたと言えます。
10月に入って1年生の試合を中心に練習試合を積み、今まで実戦での経験が少なかった1年生は試合の中で自身の実力を発揮したり、経験のないポジションに挑戦し大きな可能性を見せてくれたりと、着実に経験を積むことができています。成功も失敗もありますが、小さな積み重ねの成果が、結果として表れつつあります。2年生は1年生のサポートをしながら個々の課題にそれぞれが向き合いながら練習に取り組んでいます。
【練習試合の様子】
【大会試合内容】
グラウンドに水が浮いているグラウンド状況で始まった二水の攻撃は、初回から打線が猛威を振るい、4本のヒットと死球や相手の隙を突く走塁で打者一巡し、一挙に7点の先制に成功しました。その後は、失点したもののすぐさま点を取り返し、相手の見せた隙を逃すことなく付け入ることができました。代打で起用された選手も、大事な場面で集中力を発揮し、甘く入ったボールを1球で仕留め、勝利の立役者となりました。投げては二水投手が力投を見せ、ピンチの場面も崩れることなく5回を3失点に抑えた結果、5回コールドゲームで勝利を勝ち取ることができました。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
石川高専 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | ||||
金沢二水 | 7 | 0 | 4 | 1 | 1☓ | 13☓ |
【1年生大会予選の様子】
2年生は1年生が気持ちよくプレーできるよう隙の無いベンチワークで献身的に1年生をサポートしています。選手・マネージャー問わず、常に周囲を良く観察し、役割に責任を持ち、他者を思って行動することが求められます。チームをサポートしてくれる人が居て、初めて全力でプレーできていることを忘れてはいけません。
数年ぶりの1年生大会予選突破に、浮かれることなくコツコツと積み重ねているものを試合で表現できるように取り組んでいきます。そしてまずは初戦突破に向けて良い準備をしていきます。
10月30日(土)1年生大会 1回戦 VS小松高校 第3試合 14:00~県立野球場
野球部 9月 第145回北信越地区高等学校野球石川県大会 3回戦 報告
9月20日(月)3回戦 第3試合 VS遊学館 14:00~県立野球場
ここまでの2試合をコールドゲームで勝ち抜いた二水野球部は、ベスト8をかけて迎える3回戦の対戦校は遊学館高校でした。夏の大会で悔しい敗北を経験した新チームは、3年生の思いを受け継ぎ、大会で勝ち上がっていくと共に、大きく成長を遂げようとしています。新型コロナが終息していない現状ですが、大会を開催していただけたこと、思い切り野球に打ち込めること、応援に駆けつけてくれる家族や3年生、教職員の方々に感謝の意を込めながら試合に挑みました。
【試合内容】
二水は初回から、打たせて取るピッチングでリズムを作り、1回裏の攻撃ではヒット3本、犠打2や死球などで確実に進塁させ、2点先制することができました。しかし2巡目以降は、相手投手のコースをついた厳しい制球に打ち取られ、出塁するも、チャンスをものにできず得点に結びつく決定打を放つことはできませんでした。
一方遊学館打線は、3回4回5回に打線が集中し、甘く入ったボールを確実に仕留められ単打と長打が重なった結果8点の失点を許してしまいました。6回以降は遊学打線を2安打に抑え、攻撃の流れをシャットアウトするも、チャンスでの一打がなかなか出ず、2回以降のスコアには0が並ぶ結果となりました。9回裏の攻撃では意地を見せた主将の一打で0死1、3塁で粘りを見せたが、その後の打線が繋がらず無得点で試合終了となりました。
1 |
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
遊学館 | 0 | 0 | 2 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 |
金沢二水 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
結果として「長打力」の差がこの点差となってしまったことは、選手全員が痛感して感じました。試合後のミーテイングではチームの課題を明確にし、今後取り組むべき具体的行動について話し合いました。野球を通して、大切なことに気づかされる毎日の中で、日々成長していく選手たちの練習に取り組む姿は、少しづつ変化してきています。試合後学校に戻りスイングする中、黙々と振り続け誰一人帰宅しようとする選手がいませんでした。このように勉強にも部活動にも一生懸命に向き合うことができる粘り強さは、二水高校の強みです。
大会を通して、試合観戦の規制が厳しい中、多くの方に応援していただき感謝しております。さらに皆様が応援したくなるような集団となるべく、隙が無く愛されるチームへと前進していきます。
野球部 9月 第145回北信越地区高等学校野球石川県大会 2回戦 報告
9月18日(土)2回戦 第1試合 VS北陸学院 9:00~小松末広野球場
1回戦を5回コールドで勝ち抜き、迎えた2回戦は北陸学院高校でした。不安定な天候の中、初回から緊張感のある締まった試合が開始されました。何とか持ちこたえていた天候だが、2回から雨が降り出し両チームの投手が制球に苦しみ、悪天候という条件の中、粘り強く投げ切ることが勝敗のカギを握る試合展開となりました。
二水は2回表でヒットや四球、バッテリーエラーなどが重なり、一挙に6点を奪いビッグイニングを作り、次の相手の攻撃をランナーを出すも、無失点に抑え二水の流れを確立することができました。
さらに勢いを増した雨が、グラウンド状態を悪化させ、水たまりで内野ゴロがまともに転がらないほどになり、一時中断をはさみながらも試合は続行されました。両チーム、いつ試合が大崩れしてもおかしくはない状況でしたが投手を中心に、二水野球部の気迫と集中力は試合終了まで持続することができました。試合の序盤・中盤・終盤に手堅く得点を奪った二水が、8回コールドゲームで見事勝利を勝ち取る結果となりました。
両チーム悪天候の中、泥だらけになりながらも最後まで戦い抜く姿は、見ている者を魅了させた試合となりました。
【試合結果】(8回コールド)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
金沢二水 | 0 | 6 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 | 12 | |
北陸学院 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 |
4 |
【3回戦試合日程】
9月20日(月)3回戦 第三試合 VS遊学館高校 14:00~県立野球場