2020年7月の記事一覧

野球部 新チーム初の練習試合

新チームになって初めての練習試合を行いました。相手は金沢市近郊の高校です。

「できることを確実に」を合言葉に、注意すれば必ず誰もができることを確実にやろうと皆で確認してから試合に入りました。

1年生は高校で初めての試合出場となった者も多く、緊張している様子もありました。しかし、2年生の声掛けにより笑顔を取り戻し、高校野球を楽しんでいる様子でした。

また、新チームになってからチーム全体で打力強化を図り、これまで以上に素振りの数を増やしてきました。その甲斐あってか、今回は積極的にスイングする選手が多く、鋭い打球が何本も飛んでいました。

監督やコーチも、今後が楽しみだと感じたようです。次回のゲームに向けて、さらなる打力強化を図ります!

 

 

 

 

 

 

野球部 引退した3年生の言葉

本校野球部では、選手一人ひとりが「野球ノート」を持ち、日々の気づきなどを記録しています。

今回は、先日引退した3年生の「野球ノート」の最終ページに記されたコメントをいくつか紹介します。

・野球には自分の生活のすべてが出ること、野球ができることが当たり前ではないこと、たくさんの人に支えられていること、あいさつや礼儀の大切さ、声の大きさは自信の表れであること。これらのことを高校野球で学ぶことができました。

・生半可な努力では勝てないし、勝つためには人一倍の気持ちが必要であることが分かった。これからの人生、様々な場面で「勝つ」ために、高校野球で学んだことを心に刻んで全力で生きていきます。

・高校野球を通して、野球の技術的な面も成長したけど、何よりも人として大きく成長できたと思う。小学校や中学校では野球を楽しんでいただけだが、高校ではそれだけではなく生き方も学び、それを実践できました。

・この3年間で、野球の技術だけではなく、心の持ち方・意識の変え方など多くのことを学ぶことができました。これらは社会に出てからも必要なことです。これからも常に意識していきます。

・「しているつもり」ではいけない。誰が見ても全力だと感じられるように物事に取り組んで、成功をつかみ取れるようにする。そうすることが、今までお世話になった先生方や家族への恩返しになるはずである。

・野球のプレー中だけではなく、学校や家庭での生活すべてが自分を形成する。日頃から気を引き締めて生活することが大切だ。また、昔の自分はいつも結果ばかりを意識して縮んでしまっていたが、高校野球を通して結果を恐れず挑戦できるようになった。この3年間の学びを、これからの大学受験などに生かしていく。

二水高校野球部は、確かにまだ発展途上です。決して強豪校とは言えません。また、勉学との両立は大変ですし、練習環境も恵まれているとは言えません。

しかし、そんな本校野球部での活動を通して人間的に大きく成長できることは間違いありません。上記のように、引退した3年生がそれを証明してくれています。

3年生諸君が、大学受験やその先の人生において、大いに活躍してくれることを期待しています!

 

(↑3年生の野球ノート。彼らの学びの蓄積です。)    (↑引退した3年生。今後の飛躍に期待です。)

野球部 新チーム始動

夏季大会で敗戦した翌日、すぐに1・2年生の新チームが始動しました。

前日の大敗の悔しさが鮮明に残っている状態であり、選手はこれまでにない真剣な眼差しを見せていました。

最初にグラウンドや部室を念入りに整備した後、全員でお腹から声を出しながらランニングを行いました。

1年生に指導・助言を行う2年生も増え、自分たちが新チームを引っ張っていくという責任感が感じられた1日でした。

監督やコーチからは、基本練習の大切さや身体づくりのポイント、日常生活の過ごし方など、具体的な細かい技術論の前段階のお話がありました。選手は皆、真剣に話を聴いていました。

今後しばらくは、「勝つチームになるための土台づくり」を目標に努力していきます。まだまだ発展途上の二水高校野球部ですが、これから新たな歴史をつくっていきます。応援よろしくお願いします!

 

 

 

野球部 夏季大会結果報告

夏季大会の地区予選で、本校は金沢市立工業高校と対戦しました。野球ができることへの喜び・感謝を全力で表現しようと意気込んで、試合に入りました。

●本校 0-17 金沢市立工業○ (5回コールド)

結果は大敗でした。初回に先制3ランホームランを打たれ、そこから守りのリズムが崩れてしまいました。

いかなる状況下でも自分たちの実力を出し切る。この難しさを改めて感じました。最近チームの状況が上向きだっただけに、非常に悔しい結果となりました。

得点では差を見せつけられましたが、終盤、追い詰められた場面でも決して声が切れることはありませんでした。戦う姿勢を持ち続けることを意識して、チームが1年間取り組んできた成果です。この点では自信を持つことができました。

自信と悔しさを胸に、二水高校野球部はさらなる発展を目指していきます!応援してくださった皆様、ありがとうございました。

  

 

 

 

 

 

 

野球部 大会前1週間の様子

監督から選手一人ひとりに背番号が手渡されました。

1年生やマネージャーも含めた全員の前で背番号を渡されたことで、二水高校野球部の代表としての自覚と責任を、改めて選手たちは持つことができました。

 

 大会前最後の練習では、試合当日の雰囲気をできるだけ再現しようと努めました。

試合直前でもあるので、細かい技術面よりも、良い雰囲気づくりを意識した声かけをチーム全体で行っていました。

監督の熱のこもったノックを受けた後、最後には校歌を力いっぱい歌い、勝つイメージを持った状態で練習を終えました。

明日の試合に勝ち、来週以降もまたこのグラウンドで、このメンバーで野球を続けたいと思います!

 

 

 

 

野球部 3年生最後の練習試合

いよいよ3年生にとっての最後の練習試合となりました。今回の相手は金沢市内の高校です。

試合は最初から本番を感じさせるような雰囲気に包まれていました。

緊張感もあってなのか、思うようなスイングができない選手が多く、また、守りでも若干ミスが出てしまいました。

しかし、このチームが一年間意識してきた「相手に向かう気持ち」は常に持ち続けました。

試合後のチームの様子は決して暗くなく、本番前に課題が明らかになったことで、むしろ今日の内容を前向きにとらえられていました。

監督の指導を聞く表情には、いつも以上の真剣さが表れていました。

本番では、一年間の努力の成果をすべて出し切ってきます。応援よろしくお願いします!

野球部 夏季大会2週間前の様子

天候に恵まれず、校舎内でトレーニングを行う日でも、チームは良い緊張感に包まれています。

与えられた環境に不平不満を言わず、心身ともに万全の状態をつくっていきます。

7月初旬には能登地区の高校と練習試合を行いました。

今回の相手とは、昨シーズンの秋にも対戦したことがあります。その時は力の差を見せつけられて終わってしまいました。

しかし、昨シーズン末の厳しい練習や冬のトレーニングの成果もあって、今回は実力差をほとんど感じさせず、一進一退の攻防が続きました。

夏季大会を前に、大きな手ごたえを感じることができました。

監督からは「これまでの練習の成果は確実に表れている。これまでやってきたことを自信に変えれば、本番でも実力を発揮できるはずだ。」とのお話がありました。

泣いても笑っても大会まであと2週間。充実した2週間を過ごしていきます!