校長室より

授業拝見!(4年道徳)

    4年生の道徳では、「親切」をテーマに深く考え合う授業をしていました。授業者は、堀田先生です。お話には、初め「困っている人を助けてあげる」という気持ちで車いすを押してあげていたマナブが、その行為をほめられるうちに「助けたい」という気持ちより「ほめられたい」という気持ちが強くなっていくという心の葛藤が描かれていました。子供たちからは、自分がほめられたいから車いすを押すのは本当の「親切」とは言えないのではという考えが出されました。一方で、ほめられたいという気持ちは誰にでもあり、そのことは悪いことではないという考えもあり、それぞれがテーマの「親切」について深く考えていました。

 

 

授業拝見!(2年道徳)

    今年度、本校では「思いやりをもって協働できる子」の育成を目ざし、これまで以上に「道徳科」の授業を大切にすることとしています。今日は(5/14)2年生の道徳科の授業を拝見しました。授業者は、今年度本校に転任された神村先生です。

 テーマは「ともだち」で、役割演技で登場人物になりきって気持ちを考える場面があり、演じている子はもちろん、それを見ている子供たちもお話の中心となる場面の心情を深く考えていました。低学年なりに「ともだち」とはどうあるべきかを楽しく学べていました。

 

顔晴れねぶっ子!(第33話)

    今日は、令和2年度の修了式の日です。玄関の大根布桜もついに開花しました。今から1輪、2輪と花を咲かせると思うと、わくわくしてきます。

 いろいろな行事が中止となり活動も縮小されましたが、子供たちの様子を見れば、今年もねぶっ子たちは「学びいっぱい」「笑顔いっぱい」「元気いっぱい」に成長してくれたと感じます。今朝も玄関では、子供たちのさわやかな挨拶の声が響いていました。4月から、また新学期が始まります。これからも大根布小学校に幸せがたくさん訪れますように。

 

顔晴れねぶっ子!(第32話)

    玄関前から1階廊下を掃除する2年生の姿がりっぱで、感心しています。掃除の仕方は、廊下の横幅を半分にして、半分ずつを2つ折りにした雑巾で横方向にふいていきます。雑巾がけと言えばお尻を上げて両手で雑巾を押さえ、ぐんぐん前に進んでいくふき方を思い浮かべるかもしれませんが、このふき方の方が何かにぶつかったり、前につんのめって顔から床にぶつかったりという危険性もありません。2年生は、1学期からお掃除が上手と、学校に来られるお客様からも褒められています。

 一方、1年生は3学期に入り、「無言清掃」ができるようになってきました。しかし、まだ、時々おしゃべりをしてしまったりふざけてしまったりする人がいて、その人たちは2年生の掃除を見学に行き、2年生から掃除の仕方を学んでいます。今年もこうして、「無言清掃」が受け継がれていきます。

 

顔晴れねぶっ子!(第31話)

    2日(火)より、いよいよ卒業式の練習が始まりました。今年度は、6月から学校が再開し、初めは、コロナ感染予防のため大きな声は出さないという体制でスタートしました。秋ごろから新しい生活様式の中、マスクをつけた状態で少しずつ声を出す活動を増やしてきましたが、そんなスタートだったせいか、今でも朝の挨拶などで声があまり出ない子がいます。

 6年生は卒業式で、担任の呼名に応えて大きな声で返事をします。練習を重ねるごとに声も出るようになり、体育館に「はい!」という一人一人の声が響くようになってきました。いろいろな思いを抱えて過ごしてきた1年間でしたが、気持ちを込めてりりしく、元気よく返事をして、卒業証書を受け取ってほしいと思っています。

 

顔晴れねぶっ子!(第30話)2

     12月終わりに、大根布小学校にも児童一人一台のパソコンが配備されました。3学期に入り、私達教員も使い方の研修を行い、少しずつ授業で使用しています。これまでも使用していた調べ学習はもちろんのこと、今後はいろいろな教科学習で、効果的な使用法を探っていくことになります。

 パソコンを使用するには、まずは個々がアカウントを入力して、ログインしなければなりません。アルファベットの大文字や小文字と数字が組み合わされたアカウントを入力するだけでも、小さい子にとっては大変です。今日は、「はじめてのログイン」を体験する2年生の授業を見学しました。先生の話をよく聞き、小さな指先でパネルにタッチしながら一生懸命、操作を覚えようとしていました。最後に、カメラ機能で自分の顔をパチリと写していました。みんな笑顔でした。

 

顔晴れねぶっ子!(第29話)

    22日(月)に、6年生によるワックスがけがありました。もうすぐ3月。そろそろ卒業式や入学式のシーズンとなります。6年生も卒業まであと16日となり、お世話になった校舎に思いを込めてワックスがけをしてくれました。おかげで、廊下や理科室、1年生教室がピカピカになりました。ありがとう。

 

顔晴れねぶっ子!(第28話)

    毎年恒例の「異学年授業参観」が今年も始まっています。昨日(2/4)は、3年生の国語「モチモチの木」の授業を2年生が参観していました。2年生はこの1年で急成長し、かわいらしい1年生からりりしい2年生となりました。すっかり、りっぱなお兄さんお姉さんです。3年生はさらに成長し、2年生にペア交流や全体での話し合い学習の様子を見せてくれました。

    学習では、前の発言者につなげて話すための「大根布ワード」を全校で使っています。「わけは・・・」「似ていて・・・」「自分の言葉でで・・・」「言い方を変えて・・・」「つまり・・・」など、自分がどんな立場で話すのかを発言の前に付けることで、聞き手にも内容が伝わりやすくなります。今年1年で、どの学年も「大根布ワード」を使ってとても上手に話せるようになりました。今後、それぞれが、一つ上の学年の授業を参観します。授業見る方も見られる方もちょっぴり緊張すると思いますが、互いによい学び合いになるといいです。

 

 

顔晴れねぶっ子!(第27話)

    6年生の卒業制作が始まっています。彫刻刀でせっせと図柄を掘っている6年生は、全集中!といった様子で、作品に向き合っていました。これがオルゴールの蓋の部分になり、出来上がった作品は、卒業式の日に図工室に飾られます。中学校の入学説明会も終わり、卒業が迫ってきた6年生は気持ちの充実が見られ、よい姿がとても多く目に留まるようになっています。卒業まであと1か月半ですね。よい小学校生活だったと一人一人が思えるように残り少ない日々を大切に過ごしてください。顔晴れ6年生。

 

顔晴れねぶっ子!(第26話)

    昨日、年長さんを迎える会がありました。来年度、大根布小学校に入学予定の年長さん達はお行儀よく並んで座り、明るく元気な声で「こんにちは。」と挨拶できていました。1年生達は、この日のために一生懸命練習してきたそれぞれの出し物を顔晴っており、その成長をしっかりと感じることができました。「音読」「縄跳び」「ダンス」「鍵盤ハーモニカ」「手作り楽器」「昔遊び」「計算」「英語」・・・などなど、1年間の学習が思い起こされました。

 昨年6月から学校生活がスタートした令和2年度ですが、今振り返ってみれば工夫に工夫を重ねここまで来ました。そういう意味でも、先生方も子供たちも、全力で顔晴ってきたと思います。そのことが今日の1年生の成長に表れていました。本当に嬉しいことです。

 

顔晴れねぶっ子!(第25話)

 コロナ禍の中で過ごした令和2年度でしたが、今年度も残り少なくなってなっています。今日は、読み聞かせボランティア「がらがらどん」さんの、今年度最後の読み聞かせの日でした。コロナ感染予防のため、回数を減らしたり、子供たちとの距離をとったりしながらの活動となりましたが、今年度もご来校いただけたことに感謝しています。子供たちは、感謝の気持ちをお手紙にして、それぞれのクラスでお渡ししました。

 新しい生活様式で制限がある中、ねぶっ子たちは毎日がんばっています。その顔張りこそが、ボランティアで活動してくださる方々の思いに応えることなのだと思っています。

顔晴れねぶっ子!(第24話)

    3学期がスタートして雪の日がとても多くなっています。先週の3連休は大雪となり、学校の玄関や駐車場、通学路も50㎝ほどの積雪となり除雪が大変でした。しかし、町の皆様、地域の皆様に除雪車を入れていただいたり、雪かきしていただいたりしたおかげで、写真のように12日の朝は歩道もすっかり雪がどかされ、子供たちの安全を確保することができました。ありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。

 子供たちは久しぶりにたくさん降った雪が嬉しいようで、運動場で楽しそうに雪遊びをする姿も見られます。風邪やインフルエンザ、コロナ等心配な季節ではありますが、元気に遊ぶ子供たちの姿を嬉しく思っています。今週も雪で始まりました。明日までの積雪が心配されますが、子供たちも進んで除雪してくれるので今回の雪も頑張って乗り切りたいと思っています。

 

顔晴れねぶっ子!(第23話)

    新年を迎え、新しい気持ちで全校で「書初め」を行いました。初めての書初めで顔晴る1年生、落ち着いて取り組む2年生、初めての毛筆に挑戦の3年生、4年生以上はそれぞれの課題に向かってゆっくりと丁寧に筆を走らせていました。

 どの教室にも静けさと心地よい緊張感があり、3学期のスタートとして気が引き締まるよい時間が流れていました。このような、穏やかで平穏な日々がこれからも続くといいなと感じています。

 

顔晴れねぶっ子!(第22話)

    英語の時間に、6年生と4年生の交流がありました。6年生が開く食べ物のお店に4年生が来店。6年生が英語でメニューの紹介をし、4年生はお客さんとなって、互いに英語でやりとりし買い物をするという内容でした。

 楽しくて、つい日本語で話してしまう場面もありましたが、終始なごやかな雰囲気で、活動を通して、場面に合わせて使える英語を駆使して話す体験ができていました。

 

顔晴れねぶっ子!(第21話)

    12月の全校集会は、久しぶりに全校で体育館に集まって行いました。ちょっと寒かったけれどしっかり換気し、列の間をあけ、15分間という短時間で行いました。今年度第1回目の集会で、1年生にとっては入学して初めての集会でしたが、静かによい姿勢で最後までしっかりと話を聞く子供たちの姿がうれしかったです。

 相手の顔を見て話せることが、こんなにうれしいことなのだと自分自身も、改めて感じた集会でした。

 

 

顔晴れねぶっ子!(第20話)

   11月に入り、すっかり秋が深まってきました。今日は1年生の国語の授業を参観しました。ついに1年生も漢字の学習に入り、楽しそうに読んだり書いたりする様子に、成長を感じました。これから大人になっても使っていく漢字は、だれもが書いて覚えて、そして忘れて、また書いて覚えて・・・ということの繰り返しの中で、習得していくものです。1年生がどんどん力をつけて成長できていることを実感しました。

 

 

顔晴れねぶっ子!(第19話)

    10月は、玄関でのあいさつ運動が縦割りグループで行われています。今朝は「た」グループの皆さんが、さわやかにあいさつをして全校のみんなを迎えてくれました。学校の大規模改修工事もそろそろ終わりに近づきました。玄関の足場がとれて、壁面もきれいに仕上がっています。朝日に照らされた学校は、あいさつ運動する子供たちの姿とともに、美しく光って見えました。

 

顔晴れねぶっ子!(第18話)

   6年生の教室前廊下で、国語の学習成果物「宮沢賢治の本の読みログ」を見つけたので、読んでみました。本屋さんでは本の紹介が「ポップ」として置かれていますが、子供たちは自分が選んだ賢治作品の中からお気に入りの作品を選び、「読みログ」として評価とレビューを書いていました。どの子も作品の主題をうまくつかんで書けていたことに感心しました。私の大好きな「虔十公園林」のレビューもありました。

 

顔晴れねぶっ子!(第17話)

    後期が始まり、昨日の午後新しい委員会が発足しました。6年生の委員長・副委員長を中心に後期の活動のめあてが決められ、今日から新しい委員会でのお仕事が始まります。5年生もそろそろ来年、最高学年になるための準備が始まっています。後期の委員会では5年生も進んでお仕事をして、来年への自覚を高めていってほしいです。

 

顔晴れねぶっ子!(第16話)

    5・6年生の演技「若い力」は、これまで金沢市で長い間取り組まれてきています。私自身金沢市に住んでおり、子供のときに踊ったことも、教員になって6年生に教えたことも、とてもよく覚えています。時間にして、3~4分の短い演技ではありますが、目線・指先・姿勢など、気をつけてきびきび踊ることで、見ごたえのある演技となります。今日は、そろそろ仕上げに入った5・6年生の練習の様子を見学しました。

 内灘の学校で「若い力」を踊ることはとても珍しく、もしかして初めてのこと? かもしれません。当日が楽しみです。