〒929-0325 石川県河北郡津幡町字加賀爪ヲ45番地【アクセス】
TEL : 076-289-4111 FAX : 076-288-4168
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本校2年総合学科は、12月6日(土)に津幡町文化会館シグナスで開催される
「科学の祭典 おもしろ科学体験教室」にて、
【蚕の繭で遊ぼう】をテーマとした「製糸体験」と「繭人形づくり体験」を実施する予定です。
その準備として、まずは生徒たちが実際に製糸や人形づくりに挑戦し、体験内容や説明方法について検討しました。
今後は、来場者の皆様にどのように繭の魅力を伝え、楽しんでいただけるかを話し合いながら、
当日に向けて準備を進めていきます。
「科学の祭典」へお越しの際は、ぜひ津幡高校【蚕の繭で遊ぼう】ブースへお立ち寄りください。
皆様のお越しをお待ちしております。
↑繭を生かしてどのような人形が出来るか考える生徒
↑繭を煮て手作りの装置で糸を巻き取る生徒
↑科学の祭典の詳細はこちら
10月3日(金)に3齢からの飼育をスタートさせました。
そして10月21日(火)頃から、数頭の蚕が糸を吐き始め、10月27日にはすべての蚕が立派な繭となりました。
↑はじめは中が透けていましたが、時間が経つごとに繭が完成していきます。
また、今年のプロジェクトでは、生徒たちの希望により「シルクうちわ」の制作に挑戦しています。
このために、繭を作り始めた蚕7〜8頭を選び、繭を破ってうちわの骨組みの上に優しく置きました。
蚕たちは、うちわの上で再び懸命に糸を吐き、本来うちわの「紙」である部分を
美しいシルクの糸で埋め尽くしてくれました。
糸を吐き終えた蚕は、やがて茶色く変色し、無事に「蛹」へと姿を変えるという、命のサイクルを間近で
観察することもできました。
生徒たちは、この工程を通じて、命の営みとものづくりの両面から、貴重な学びを得ています。
10月30日には、いよいよ「繭の毛羽取り」作業を行いました。
繭をそっと振り、中で蛹が動く「カサカサ」という音が聞こえれば、無事に成長した証拠です。
この音を確認した後、繭の表面の不要な毛羽(けば)を丁寧に取り除きました。
驚くべきことに、虫が苦手で、これまでは蚕の世話に消極的だった生徒も、この毛羽取り作業には
楽しそうに集中して取り組みました。
蚕が姿を変え、作品の材料へと変わることで、生徒たちの活動への意識も大きく変化したようです。
毛羽取りを終えた繭は、今後の活用(糸取りや人形づくりなど)に備えるため、現在冷凍保存しています。
↑ALTのワドロー先生と一緒に毛羽取りをしました!
3年生の総合学科「総合的な探究の時間」の授業では、生徒が4つのグループに分かれ、
地域課題や資源をテーマに探究活動を深めています。
生徒たちの「学びを実践したい」という意欲から、
10月18日(土)に津幡町四つ角交差点で開催された「どまんなかフェスタ」に参加しました。
今回出店という形で地域デビューを果たしたのは、「農蚕(のうさん)グループ」です。
彼らは農業や養蚕をテーマとし、昨年度飼育した約400頭の蚕の活用方法や、
桑の葉の新たな可能性について、探究を続けてきました。
当日は、探究の成果として開発・企画した「美肌繭」と「桑茶」を販売しました。
自分たちが考えた商品を地域の方々に直接お届けし、温かいフィードバックをいただくことで、生徒たちは大きな達成感を得るとともに、今後の探究活動への意欲をさらに高めることができました。
↑販売した「桑茶」
↑販売した「美肌繭」。こちらはこの日準備した分は完売しました
↑(上2枚)津幡高校3年探究ブースの様子
↑接客中の生徒。仮装コンテストも同時開催されていたので、皆さん仮装しています
↑塗り絵コーナーも好評でした!
2年生の総合学科で取り組んでいる養蚕プロジェクトでは、蚕の成長が順調に進んでいます。
現在、蚕の大きさは約8cmほどに成長しました。
生徒たちが桑の葉を与えると、蚕たちはむしゃむしゃと勢いよく葉を食べており、
その「カサカサ」という摂食音が聞こえるほどです!
成長した蚕は食欲旺盛で、朝晩でそれぞれ10枚近くの葉を平らげます。
その中でも、いよいよ繭を作り始める蚕(熟蚕)が見られ始めました。
体が少し黄色みがかり、糸を吐きながらうっすらと繭を作り始めています。
中には、高いところに上る習性からか、飼育箱の外側で繭を作ろうと試みる蚕も数頭見つかりました。
また、今年度は「シルクうちわを作りたい」と言う生徒がおり、挑戦してみました。
繭を作り始めた蚕を繭から出してうちわの上を歩かせることで、
通常のうちわの紙の部分がシルクで出来上がるという物です!
生徒たちは日々、蚕の劇的な変化を熱心に観察し、記録しています。
これからも、蚕が立派な繭を作るまで、大切に育てていきます。
次回の報告もご期待ください!
2年総合学科の「養蚕プロジェクト」が始動し、蚕の飼育を始めてから約2週間が経過しました。
蚕は成長段階を「令(れい)」と呼びます。本校では3令から飼育を始め、現在、5令へと順調に成長しています。
この間、蚕は成長のためにエサを食べなくなる「眠(みん)」を経て、令が進むごとに脱皮を繰り返しています。
生徒たちは日々の観察と世話を通して、様々な「発見」をしました。
・まだ繭を作る時期ではないのに、飼育箱の中に糸のようなものが付着している。
・エサを食べずに動きが鈍い蚕がいる。(これは「眠」に入る前の状態です。)
・脱皮がうまくいかず、体の皮が残ってしまっている蚕がいる。
これらの現象から、生徒たちは生き物を育てる難しさや、一つひとつの生命の営みを学び、
真剣に世話に取り組んでいます。
↑(2枚)休日も蚕の世話をしに来る生徒。※10/13㈪祝日の様子
↑5令の蚕。※10/14㈫の様子。食欲旺盛です。
津幡高校のルーツである河北農産学校の流れを受けて、今年も養蚕プロジェクトが始まりました。
昨年度からは、カイコ飼育キットを使用して、生徒たちがカイコの飼育に取り組んでいます。
今年度は、先週(10月3日)から3齢のカイコを育て始めました。
あっという間に倍以上の大きさに成長し、生徒たちもその速さに驚いています。
今後は、育てたカイコの繭から製糸を行い、さらに機織りにも挑戦する予定です。
養蚕の流れを実体験を通して学び、現代に合った形で伝統を継承する方法を考えていきたいと思います。
↑お世話初日(10月3日)の様子。
生徒はエサやりと飼育箱の掃除をしています。
↑10月3日の蚕。1.5~2cmほどでした。
↑今は大きいものでは4cmになりました。
正面玄関の「賞典棚」に飾り付しました。本校にお越しの際は一度ご覧ください。
2/10㈪の午後に津幡町商工会の方々を講師にお招きして、
2年生の就職希望者を対象に「津幡の若手経営者が語る職業説明会」を開催しました。
飲食やサービス、建設等の職種ごとブースに分かれ、
それぞれの職種について、「やりがいや高校生活で身に付けてほしい事」、「講師の方が生徒に伝えたい事」などをお話頂きました。
講師の経営者の方々はユーモアを交えて説明してくださったり、
高校生へ優しい励ましの言葉をかけてくださったり、
とても楽しく有意義な時間となりました
各ブースの様子です。
少人数でアットホームな雰囲気でした
最初と最後の全体会の様子です。
最後に、、、
教えて頂いた「緊張をほぐすライオンの呼吸」
これで、来年の就職試験も乗り越えましょう
1月27日(月)の6限目に、本校3年生を対象とした『着こなしセミナー』が行われました。
4月から新生活がスタートします。社会人としての着こなしを学ぶ良い機会となりました。
TPO(時、場所、場面)における服装の基本について説明を受けました
慣れないスーツ姿にモデルの生徒も緊張しています
普段とは違い少し大人に見えますね
実習では、ネクタイの結び方を習いました。慣れるまでが難しい…
1/23㈭に第9回石川県総合学科高等学校生徒成果発表会が開催されました。
津幡高校に、七尾東雲高校、寺井高校、松任高校、金沢北陵高校、金沢中央高校、加賀高校の代表生徒が集まり
各学校で年間を通して「総合的な探究の時間」に行われた研究や活動の発表を行いました。
熱の入った発表や活発な質疑応答が繰り広げられ、他校の取り組みを知る有意義な時間となりました。
開会の挨拶や講評では、探求について触れられ、次のようなお話がありました。
学校を卒業しても探究は続くので色々なことを試行錯誤していくことが大切である。
また、お互いの発表について質問することで、研究が深まったり別の視点から考えることができる。
これらのことをふまえて、この経験を実生活に生かせるように心がけることが大事だと感じました。
12月18日㈬の午後から、19㈭、20㈮にかけて総合学科課題研究発表を行いました。
今年度は、生徒が自分の興味関心のある分野について、
「自分の将来に関すること」「社会的な問題に関すること」
「自分が興味のある活動についての紹介」「普段の授業からさらに知的探求を深める」
といった内容で個人やグループで探究を進めました。
本校3年生が、「こども森の恵み推進事業」として『楮和紙(二俣和紙)づくり』を体験しました。過去8回実施しており、今年で9回目となります。石川県の伝統工芸である『加賀二俣和紙』に関しての講義および実習を通して興味関心をもち理解を深めています。そして、3年生全員が二俣和紙の紙漉き(かみすき)に挑戦し高校生活の集大成である、卒業証書を自分の手で漉き、正真正銘『世界で一つだけの卒業証書』をつくりあげています。
とても貴重な体験をさせて頂きました。皆、興味津々です。自分の出番が待ち遠しい様子。
丁寧に心を込めて、自分だけの『世界に一つ』の卒業証書を作ります。
2学期が終わり、3学期を迎えます。いよいよ3年間の高校生活もラストスパートです。3年間の感謝の気持ちを大切にして、残り少ない高校生活を仲間とともに最後まで頑張ります!
視聴覚室で3年生を対象に金融セミナーを開催しました。
講師に、生活経済ジャーナリスト いちのせ かつみ氏
津幡町消費生活センターの松本 ちさと氏 をお招きしました。
半年後には高校を卒業し新生活が始まります!
様々な買い物をする機会や、
消費者として様々な決断をする機会が増えることが予想されます。
今日学んだ知識を生かしてトラブルに巻き込まれないように気を付けましょう!
先週はジョブカフェ石川で職員の方や協力企業の方、
今週は本校で河北雇用対策協議会の方々に模擬面接をしていただきました。
面接前の待合室では生徒の緊張の表情が見られました。
頂いた励ましや助言を元に本番に向けて頑張ります!
3年生は就職希望者、進学希望者、公務員希望者に分かれ講座を受けました。
就職:マナー講座・求人票の見方講座
進学:志望理由書書き方講座
公務員:公務員講座
外部講師の方々のお話は大変励みになり、今後の進路活動に活かしていきたいと思います。
本日は天気にも恵まれて、最高の遠足日和でした
3年生は森林公園の緑化の広場でバーベキューをしました。
学校を元気よく出発!軽快な足取りです
途中、のぼり坂も頑張ります!
バーベキュー場に到着!
まずは火をおこします
いよいよ食材を焼きます!
満腹になるまでバーベキューを楽しみました
片付けまで協力して取り組むことができ、3年生らしい姿でした!
悪天候の中、最終日の実習を行いました。
BSCのみなさん、ありがとうございました。
午前行っていない種目の実習をしました。
夕飯はバーベキュー
ヨット
ウインドサーフィン
カヤック
風が強く思うように操作できず苦戦しています。
夕飯 炊飯実習 カレー
2人乗りカヤック
6月20日(火)〜22日(木)
スポーツ健康科学科3年生 53名全員でマリン実習へ行きました。
1日目の様子
最初の実習はカヤックです。
8月1日(月)総合学科の体験入学が行われました。石川県内の中学校から43名
の生徒が参加してくれました。保護者、引率の先生も一緒に参加してくださいまし
た。朝から30度を超える暑さの中、学校説明や体験学習に一所懸命取り組みまし
た。
コロナ感染症の第7波の拡大を考慮して、全体会場を2教室に分けて行いました。
会では、まず丸一教頭が学校を代表してあいさつをしました。
つづいて教務課の担当が、総合学科の進学、園芸、ビジネスの系列について説明しました。
その後で、生徒会役員が生徒目線で学校生活の紹介を行いました。その中で、創立100
周年に向けた「養蚕プロジェクト」についても説明がありました。
授業体験では、社会「世界の遺跡」、理科「極低温の世界」、英語「スコットランドを旅行しよう」、
園芸「メロンの糖度を調べよう」、ビジネス「簿記って何だろう」それぞれ科目や学科の特徴を知る
ための学習を行いました。
施設見学では、農場の畑やビニールハウスを見て回り、ミニトマトを試食しました。糖度
の高いミニトマトに「甘い」という声があがりました。
最後に、部活動見学では参加者が希望する部活動の説明を受けました。
参加された中学生、保護者の皆さんお疲れさまでした。
来年度はぜひ津幡高等学校で高校生活を送られることを期待しています。
12月21日にクリスマスコンサートを開催しました
内容は、音楽を選択している生徒のハンドベル演奏と教員によるピアノ連弾です
音楽でクリスマスの雰囲気を味わいました
先日行った進路ガイダンスの午後の模擬授業・体験授業では、上級学校の分野ごとに様々な体験をさせていただきました
その内容を詳しくお伝えします!
(写真の下の説明は「分野」と「内容」です)
「自動車:小型エンジンの分解・組み立て」
「ファッション:デザイン画を描いてみよう」
「ブライダル:テーマウェディングについて」
「理学療法・作業療法:リハビリテーション体験」
「医療事務:健康保険制度」
「建築・土木・インテリア:住宅設計を体験してみよう」
「調理・製菓・製パン:クリームブリュレ」
「デザイン・アニメ:缶バッチをつくろう」
「看護:観察の技術~身体の音を聞いてみよう~」
「スポーツ:オリンピックの歴史~古代から近代へ~」
ご紹介した以外にも様々な模擬授業・体験授業がありました。
ご協力いただいた先生方、ありがとうございました
11月22日(月)5限目にオリンピック・パラリンピック教育推進事業の一環として
東京オリンピック 女子バスケットボール競技 銀メダル
赤穂ひまわり 選手 が来校されました
全校生徒から事前に赤穂選手に【聞きたい質問】をアンケートし、
今回は一問一答形式で答えていただきました
オリンピックでの体験や日常生活で気を付けていること、
今までの苦労話や楽しいエピソードなどとても貴重な時間となりました
一問一答中…
ひかり輝く銀メダルが
生徒代表より花束と蚕の繭で作ったマスクを贈りました
最後は記念撮影
本日、文化祭が開催され
昨日の体育祭に続き、ステージ発表や生徒会企画など盛り上がりました
2年生は体育館などの飾りつけを担当したので、その様子をお伝えします
↑文化祭のテーマ「百花繚乱」
↑「百花繚乱」の作成途中
↑花の飾りの作成
↑かわいい帽子も
↑体育館の万国旗を取り付け
↑壁の装飾も
先日開催されたあいさつコンテスト
1位は22H、2位は21Hと2年スポ科が快挙を挙げました
22Hは看板を作るなどの工夫が素晴らしかったので紹介します
「今日も1日がんばろう」
「検温報告しましたか?」
9月30日(木)園芸系列2年生の生徒2名と大丸先生がお蚕さん70頭を連れて萩野台小学校を訪れ、「お蚕さんの引き渡し会」の授業を行いました。
授業に参加してくれたのは、萩野台小学校1~3年生の児童のみなさんです。
萩野台小学校との交流は今年で2年目で、1年生以外のみなさんは2回目の養蚕体験になります。
先生と生徒の自己紹介をしたあと、<蚕のことや蚕の育て方を知ろう>をめあてとして、授業スタート!
まずは蚕のクイズにチャレンジ!
友達と相談しながら答えを考えます。
2年目なので、余裕で全問正解した蚕博士もいたようです。
蚕のことを学んだあと、桑の葉を与えてみました。
「お~、食べてる~。」
児童のみなさんからの質問コーナーでは、「1日にどれくらいの葉を食べるか?」や「どれくらい大きくなるか?」など飼育に関する質問の他に、「(成虫は)飛べないのに、どうして羽があるの?」と高校生も答えに困るような難しい質問も飛び出し、高校生も勉強になりました。
振り返りでは、「蚕のことを知れてよかったです。」などの感想や、「がんばって育てたいです。」という意欲的な言葉を聞くことができました。
まゆ玉になるまで1か月ほど、蚕の成長を楽しみつつ育ててくださいね!
本日の朝はグッドマナーキャンペーン。PTAの方々、公安委員会の生徒が中心になって元気のよい挨拶運動が行われました。ご参加していただいた皆様ありがとうございました。
9月21日(火)、飼育9日目です。
昨日、眠蚕が出現し、たっぷりと桑の葉を与えましたので、本日はほぼ全てのお蚕さんが眠に入り、そして、徐々に起きてきました。ただ、まだ全てのお蚕さんが起きていないので、3令蚕のスタートは明日まで持ち越しです。本日は、昨年度の経験者である、現在の園芸系列3年生がお手伝いをしてくれました(石灰作業)
では、なぜ全てのお蚕さんを待つ必要があるかといいますと、起蚕を揃えるためです。起蚕を揃えずに、早く起きたお蚕さんにドンドン桑の葉を先行して与えていくと、早く起きたお蚕さんは先に先にと成長し、後から起きたお蚕さんは先に起きたお蚕さんに桑の葉を食べられる(競争しても先に起きたお蚕さんの方が体も大きくなっており横取りされる)ので、差は開く一方になります。そうすると、最終的な糸を吐くタイミングがズレてしまい、お蚕さんが繭を作る場所(蔟:まぶし)に移動するタイミングがバラバラになります。そうなると、結果として良い繭ができなくなり、一か月に及ぶ養蚕活動が水の泡になりかねませんので、良い繭を作るには、起蚕を揃えるということが肝心なのです。
※竹串で指しているところに、まだ眠蚕がいます。画質が悪くて見にくいかもしれません。アシカラズ・・・
9月20日(月)、飼育8日目です。※更新が遅くなりまして申し訳ありません。
早くも、2令の眠蚕が出現いたしました。実は、2令はお蚕さんの一生の中でも一番期間が短く、たいていは3日程度で眠に入るといわれています。そこで、眠に入ったお蚕さんが起きてしまう前に、ほかのお蚕さんたちを眠に入れなければいけません。この辺りは時間との勝負です。絶えず、桑が不足することのないように、無くなりそうになったら追加し・・・を繰り返し、何とか今日中に眠に入ってもらうようにしたいと思います。お蚕さんも、人間の子供と似ているところがあり、お腹が一杯にならないと寝ないんですね~(笑)
※写真の青丸が眠蚕です。ほかの写真でも眠蚕がいるか探してみてください。
9月19日(日)、飼育7日目です。※更新が遅くなりまして申し訳ありません。
さて、昨日から2令蚕の飼育がスタートしましたが、本日はお蚕さんの食糧でもある「桑」についてお話しようと思います。
『蚕』と『桑』はセットと言っても過言ではないくらいの関係性にあります。ただ、詳しく話しているとドンドン脱線しそうなので、詳しい話はまた機会があればすることにして、今日はどんな桑をお蚕さんに食べさせているのかを説明いたします。
生まれたてのお蚕さんは体長が2~3mm程度でとても小さく、噛む力も大きくありません。なので、与える桑の葉は先端付近に生えている柔らかい葉が適しています。しかし、そのまま与えても、噛みつく場所(面積)が少なくて、中々全てのお蚕さんが桑にありつけなくなってしまいますので、お蚕さんの体長程の幅に切りそろえた「切り桑」を与えます。こうすることで、噛みつく場所(面積)が増えて均一に桑が行きわたるようにしているそうです。
本校の養蚕では、2令まで「切り桑」を与えるようにしています。3令以降は、ある程度の大きさにちぎって与えるか、そのまま与えるようにしています。
写真は本日のお蚕さんのお世話をしている生徒たちの様子です。お蚕さんも着実に、日々成長しております。「何だか塩昆布みたい」という言葉も聞きました。笑
9月18日(土)、飼育6日目です。※更新が遅くなりまして申し訳ありません。
朝、確認したところほぼ全てのお蚕さんが2令になっておりましたので、本日より2令スタートです。
まず、新しい蚕座(お蚕さんを飼育する場所)の準備です。2令になると体も大きくなりますので、もっと広い場所を準備してあげなければなりません。まずは、適当な大きさの容器に、紙を貼り、消毒します。次に、引っ越しに使う網を消毒します。引っ越しには、蚕の性質を利用します。お蚕さんは、基本的に上へ上へと登っていく性質があります。また、約1日ほど絶食していたお蚕さん達は、お腹もペコペコです。なので、この上に登るという性質と、お腹が空いているという状況を上手に活用して、引っ越しをさせます。
<引っ越し手順>
①網を2令起蚕の上に敷きます
②網の上に切り桑を置きます
③しばらく待ちます(お蚕さんが上に登ってきて、桑を食べるまで)
④頃合いを見計らって、新しい蚕座に網ごと持ち上げて移動させます
⑤網の下に残っていたお蚕さんを見つけて新しい蚕座に移動させます
以上のような流れで、新しい蚕座での2令がスタートしました。
9月17日(金)、飼育5日目です。
昨日の眠蚕が、眠りから覚め、脱皮をして2令になりました。眠からさめたお蚕さんのことを「起蚕(きさん)」といいます。つまり、本日のサブタイトルにあります2令起蚕というのは、眠から覚めて脱皮して2令になったお蚕さんという意味です。
さて、起蚕が発見されたときに行う大切な作業は、石灰です。石灰には桑の葉を乾燥させるという働きと、お蚕さんの体を消毒する働きがあります。桑の葉をそのまま放置しておくと、先に眠から覚めた起蚕が桑の葉を食べてしまうので、乾燥させて食べれないように石灰を撒きます。
本日の5・6限目に、説明と作業を行いました。写真はその時の様子です!!ちょっとかけすぎだったので、後ほど除去しました。
※写真の赤丸で囲ったお蚕さんは眠蚕です。頭の上に△マークが見えると思います。
※青丸で囲ったお蚕さんが2令起蚕です。頭の下にぶら下がっている黒い粒は、1令時の頭部の殻です。ちなみに、左側に抜け殻が見えます。
※紫丸は脱皮直後のお蚕さんです。まだ頭が黒色になっておらず、白色をしています。
9月16日(木)、飼育4日目です。
本日、眠蚕(みんさん)が出現いたしました。眠蚕というのは、眠に入った蚕という意味です。では、眠(みん)とは何なのか?と申しますと、お蚕さんが脱皮前に全く動かなくなる状態のことを言います。約半日~1日の間、全く動かなくなり、まるで寝ているように見えることから「眠」と言われているそうです。。。
ちなみに、この「眠」中は、写真のようにお蚕さんの頭の上に茶色い△の模様が浮かび上がります。この△模様は、眠に入ったかどうかを一番わかりやすく判断する材料となっています。
※写真4枚目に注目してみてください。
しかしながら、まだまだ眠に入っていないお蚕さんが大多数なので、本日はいつもより気持ち少な目で、切り桑を与えました。
また、今回の養蚕では、本校の先生方も参加して下さっており、現在は職員室と保健室でも個別飼育されております。最後の写真は、職員室のI先生のお蚕さん!!
9月15日(水)、飼育3日目です。
今回の日誌より、タイトルの「 」中に、サブタイトル(本日一番伝えたいこと)を書いていきたいと思います。
さて、今年度飼育をしております品種は「太平×長安」という品種と。「秋光×竜白」という2つの品種です。どちらも、昭和を代表する名品種です。簡単にではありますが、以下にそれぞれの特徴を説明させていただきます。もっと詳しく調べたい方は、「太平×長安」や「秋光×竜白」と検索してみてください。また、以下の<参考>も拝見していただければ、より深く分かると思います。
「太平×長安」
この品種は、太平洋戦争前に片倉工業株式会社がパラシュート製作という特殊用途を目的に開発した蚕の品種です。パラシュート用に育成されただけに、その糸は強く、細く、長く、また、解じょや小節点が優れているという特徴がありました。これに加えて、当時の品種としては収穫量(収繭量)も多かったことから、戦後の昭和 21 年の 6 月には高級生糸用品種として国から指定されました。
「秋光×竜白」
「太平長安」と同じく片倉工業株式会社が戦後に、国内の団塊世代の晴着需要を満たすために、量産型品種として昭和39年に開発した品種です。「太平長安」が中細繊度系なのに対して、「秋光竜白」は中太繊度系であり、やや太い糸で比較的大型の繭をつくり、内部汚染繭も少ないのが特徴です。
<参考>
・シルクレポートNo.63 2019.10月号
・昭和の蚕品種の復活と洋装服地への実用化(飯田のり子、平川嘉一、常山 泉、田中幸夫)
ちなみに、本日のお蚕さんの作業は、朝・昼・夕の給桑作業に加えて、昨日同様に拡座作業も致しました。
9月14日(火)、飼育2日目です。
昨日は黒かったのにもう、とういうかいつの間にか、ほんのり白みを帯びてきました。生徒たちは、これから約1か月に渡って朝・昼・夕に桑の葉を与えます(給桑作業)
そして、本日は若干厚みを帯びてきた桑の葉を薄く広く広げる拡座(かくざ)という作業を行いました。
<白みを帯びてきたお蚕さん>
<拡座前:左、拡座後:右>
9月13日(月)の1・2限目の授業で、本校園芸系列2年生による晩秋蚕(ばんしゅうさん)の飼育がスタートしました。
夏に刈り込んだ桑の木から新しく芽吹いた桑の葉を収獲し、細かく切って蚕に与えました。この初めて桑の葉を与えることを「掃立て(はきたて)」といいます。生まれたばかりの蚕は、色も黒く蟻(アリ)のように見えるので、蟻蚕(ぎさん)ともいわれています。
今後は、出来る限り毎日蚕の飼育状況や作業内容等をこのHP上で紹介していきたいと思っていますので、是非ご期待ください。
<この日の作業内容>
①桑の葉の収穫(生まれたての蚕には柔らかい先端部分の葉を収穫する。先端から4枚目の葉が好ましい)
②桑の葉を洗う(どこからともなく飛んできた農薬が付着している可能性があるので)
③水分をふき取る
④桑の葉を切る(お蚕さんの体長2~3mmくらいの幅に切り揃える)
⑤まんべんなく与える
⑥濡れたタオルを飼育箱にかけて、桑の葉の乾燥を防ぐ
※今回、飼育を行った品種は以下の2品種です。どちらも、一般財団法人 大日本蚕糸会 蚕糸科学技術研究所より購入させていただきました。
「太平×長安(たいへい×ちょうあん)」約1,000頭
「秋光×竜白(しゅうこう×りゅうはく)」約1,000頭
本校は、大正13年に河北農蚕学校として設立され、以降数々の変遷を経て現在(令和3年度で98年目)に至っています。学校のルーツが養蚕であったことから、創立100周年に向けて8年前(創立90周年の頃)より、学校の農地に桑の木を植え、蚕の飼育を行う“養蚕復活プロジェクト”を立ち上げて、様々な活動を行ってきました。
今まで、蚕の飼育に関しては、本校の園芸部が中心になって飼育を行ってきました。しかし、昨年度に園芸系列2年生30名全員が、「総合園芸」という授業において、約1か月半に渡り、初めて本格的に蚕の飼育に取り組みました。かつて、「部活動」や「課題研究」、「夏休みの研究」等において、少数の蚕の飼育に取り組んでいる高校はありましたが、系列全員が授業において、合計頭数4,000頭もの蚕の飼育に取り組むことは、全国的に見ても珍しい試みだと思われます。
石川県は「加賀友禅」や「牛首紬」等で絹織物の産地として全国的にも有名でありながら、養蚕農家が平成11年度をもって0軒となってしまいました。このような状況でありながら、県内の養蚕に新たな可能性を見出し、広めていこうとして立ち上がった津幡高校総合学科園芸系列の活躍にご期待ください。
下の写真は、9月13日(月)からの飼育に向けて、飼育箱の準備をしているところと、郵送にて到着したお蚕さんの卵です。
今日は1学期終業式があり、1学期の締めくくりの1日となりました。
放課後、図書委員を中心に日頃から図書室をよく利用してくれている有志11名で店頭選書に行きました。
行き先は、いつも教科書販売等でもお世話になっているスガイ書店さんです。
生徒たちは気になる本を手に取り、出版年度が古すぎないかを確認して、購入する本をどんどん箱に入れていきました。
選んだ本は100冊ほどでしょうか?みなさん、図書室に並ぶのを楽しみにしていてくださいね。
今日も3年生はマリン実習、修学旅行へ行っています
3年生は不在ということで、教室棟1階を通ろうと思い階段を降りると・・・
雷雨から避難中の野球部員たちがストレッチをしていました!
(ストレッチをしていない人も混じっている?)
早く雨雲が去って、練習開始できますように
(快く道を開けてくれたので、無事に通ることができました。)
本校の卒業生である広瀬隆一さん(平成28年度スポーツ健康科学科卒業)、竹腰彪里さん(平成29年度総合学科卒業)より、部活動に励んでいる3年生にボールペンを寄贈していただきました。お二人は現在、杉国工業(株)北陸工場に勤務されています。
コロナウイルスの影響で全国大会が中止になり、目標を失った3年生を励ましたいという強い想いから、ボールペンに、本校が掲げている3つの“C”“CHALLENGE””“CHANGE” “CHANCE”の言葉を刻み、プレゼントしてくれました。
本日、お二人には、あらためて感謝状を贈呈しました。3年生は、先輩の熱い想いを胸に、新たな目標や進路に向けて頑張っています。
本日の6限目は避難訓練が行われました。コロナウイルス感染防止の観点から短い時間での訓練になりましたが、地震対処訓練、通報訓練、避難誘導訓練とスムーズに行えたと思います。
6月からの学校再開に向けて分散登校が始まりました。
本日は1年生です。4月8日の入学式以来久々の登校です。
1年生らしい元気で爽やかな挨拶が気持ちよくさせてくれます。
玄関前で検温チェックをして校舎内に入り、教室は1クラス2教室を使用しました。
明日は2年生です。
新型コロナウイルス対策として規模縮小の中、令和2年度入学式が挙行されました。
期待に胸を弾ませた118名が晴れて津幡高生となりました。
勉学に部活動にともに頑張っていこう!
令和2年3月31日(火)
令和元年度も本日をもって終了となります。保護者の皆様、そしてホームページをご覧いただいた皆さん本当にありがとうございました。
今年度は「平成」から「令和」への改元に始まり、3月には新型コロナウイルス感染症対策のための一斉臨時休業や卒業式の縮小など様々なことがありました。例年に比べて社会のうねりが大きかった令和元年度でしたが、本校の生徒たちは部活やボランティア、学校行事などによく頑張ってくれました。
生徒の皆さん本当にありがとうございました。来年度もがんばれ!
令和2年3月23日(月)
本日、令和2年度入学生の皆さんと保護者様にお集まりいただき、予備入学が行われました。新型コロナウイルス感染症対策のため、換気や時間の短縮などに留意しながら実施させていただきました。
〇アルコール消毒液の手洗い場を複数設け、消毒を徹底しながらの予備入学でした。
〇マスクの着用をお願いしました。
〇密集しないよう着座位置に工夫しながらの説明です。(PTA進地会長にお話しいただきました。)
※新1年生の皆さんには、制服や体操服の採寸、教科書購入などもしていただきました。
令和2年3月17日(火)
学校は臨時休業をしていますが、来年度の教科書を購入するため、2年生が登校しました。
スポーツ健康科学科と総合学科が時間をずらして登校し、それぞれ1時間程度で教科書を購入して帰宅しました。
※みんなマスクを着用しての教科書購入です。
〇体調を崩したり、ストレスを感じたりしている生徒も見受けられず。臨時休業中の生徒の様子がうかがえる貴重な機会となりました。
令和2年3月7日(土)
以前にお伝えしたエアコン工事ですが、校舎(教室棟)の足場が撤去されて、だんだんと完成に近づいています。
学校は、臨時休業期間中ですが、来年度の準備は着々と進められています。作業にあたる方々には、休日にもかかわらず工事を進めていただいて本当にありがとうございます。
中学生・保護者の皆さんへ
「学校説明会」開催について
・津幡高校学校説明会_案内・ポスター.pdf
★学校案内★
総合学科、スポーツ健康科学科をわかりやすくまとめました。
令和7年度学校案内.pdf
~ 津幡高等学校への進学を希望するみなさんへ ~
★学校紹介プロモーションビデオ★
本校の特長を13分間にまとめました。ぜひ、ご覧ください。
生徒心得
本校の「3つの方針」
【スポーツ健康科学科】
【津幡高校・スポーツ健康科学科】3つの方針.pdf
スポーツ健康科学科(構想図)
【総合学科】
【津幡高校・総合学科】3つの方針 .pdf
総合学科(構想図)
本校のスクールミッション
【令和7年度】
【令和6年度】
学校生活のことで困ったことなどがありましたら、いつでも相談室に来てください。毎週月曜日にはスクールカウンセラーの先生も来られます。
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アルミ缶リサイクル運動
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