校長室より「おこらいえ」
親子で学ぶ進路あれこれ(3)
進路情報をお知らせするコラム
第3回は、「総合型選抜」についてです
前回、大学・短大へ進学を希望する生徒は
全員「大学入学共通テスト」(以下、「共テ」)
を受ける必要があるとお伝えしましたが、
「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」の中には
「共テ」を受けなくてよいものもあります
現在の入試区分は、従来のものから
次のように名称が変更されています
一般入試 → 一般選抜
AO入試 → 総合型選抜
推薦入試 → 学校推薦型選抜
「総合型選抜」とは
提出書類や面接、小論文などさまざまな試験を組み合わせて
受験生一人ひとりを丁寧に評価する入試方式です
その大学で学びたい意欲を重視し
学力だけではなく個性や能力を評価するといった点では
従来のAO入試と変わりませんが
実施時期が早かったり
学力検査を課すものがあったりするので
入念な準備が必要です
「総合型選抜」の実施時期は9月1日以降
合格発表は11月1日以降となっています
勘違いしないでほしいのは
「大学入学共通テスト」を受けなくていいのならば
楽そうだからと安易に「総合型選抜」を選ばないでほしいということ
次回はそのへんを詳しくお話しします
卒業生への贈り物
輪島市災害ボランティアの会の皆様から
卒業生へ防災ポーチが贈られます
輪島市災害ボランティアの会は
毎月毎月約20名のボランティアの方が集い
着物生地をリサイクルした「防災ポーチ」を作成し
被災地へ送り続けていらっしゃいます
今年度も、本校を卒業する112名の卒業生に
いざという時に役立つグッズの入った
「防災ポーチ」をいただきました
卒業式の際にお渡しします
新生活の中で災害に備え
自身を守る心構えを持ってもらいたいものです
ありがとうございました
故郷の魅力を語れる大人に(Wajy-Nury!)
輪島塗のデザイン、発注、展示会、販売
までの流れを直接体験するプロジェクト
ついに閉講式が行われました
「客層をイメージすることの大切さ」
「接客の難しさ」
「自分のアイデアが形になっていく喜び」
を学んだと生徒から感想が述べられ
貴重な体験をさせていただいたことに
感謝の気持ちを表しました
主宰者の漆器青年会を代表して田谷昂大様より
「日本人の6割が
伝統工芸といえば輪島塗を思い浮かべる
自分達が当たり前に思っているふるさとは
実はとっても魅力ある場所
そこに生まれた喜びを糧に
これから生きていってほしい」と
メッセージをいただきました
先生も学んでいます
輪島高校には若い先生がたくさんいます
今日も若手どうしで学び合っています
テーマは「学級通信」
ファシリテーターは松村先生
これまでの失敗も含め
「学級通信」を発行する際の注意事項を
語ってくれました
親子で学ぶ進路あれこれ(2)
進路情報をお知らせするコラム
第2回は、「大学入学共通テスト」についてです
「大学入学共通テスト」(以下「共テ」)は
従来の「大学入試センター試験」から
2021年度より名称変更されたものです
これに伴って出題傾向が少し変わってきていますが
現1年生が受験する2024年度には
受験科目も含め大きな改訂が予定されています
まず、従来からの国語・地理歴史・公民・数学・理科・外国語に加え
「情報」が新たに加わります
また、「地理歴史・公民」は科目名が変わり
「地理総合・地理探究」「歴史総合・日本史探究」など
6科目の中から選択して受験することになります
学部・学科によって受験科目が指定されていますので
1年生のうちから志望校をしっかり定め
受験科目を満たすように
2年生の授業を選択する必要があります
他にも、「国語」の問題数が増え試験時間も長くなるなどの
改定が予定されています
「共テ」の実施時期は1月中旬です。
国公立大学を受験する生徒は必ず受けなければなりません
また、多くの私立大学や短期大学においても
この結果を利用する入試方法を採用しています
つまり、大学・短大進学を志望する全ての生徒にとって
大変重要なテストです
1年生のうちから意識してしっかり準備していきましょう
次回は総合型選抜についてお話しします
未来の高校球児とふれあいのひととき Vol.2
ちびっ子たちが輪高球児と一緒に遊ぶ企画2回目
40名のちびっ子たちが集まってくれました
コロナなどで外で元気に飛び跳ねる機会が失われている中
体育館で元気いっぱい走り回っていました
マリンタウンで冬の賑わい
輪島あえの風冬祭り
にぎわい大市に
ダンス部がステージ披露しました
大勢のみなさんが冬の味覚に舌鼓を打つ中
素敵なパフォーマンスを見せました
親子で学ぶ進路あれこれ (1)
進路情報をお知らせするコラムをスタートします
第1回は受験制度が多様化してきたその背景についてです
受験シーズンたけなわ
3年生はいよいよ最終コーナーを回って
ホームストレートに入りました
1・2年生も今からしっかり準備をしましょう
保護者のみなさまも
お兄ちゃんお姉ちゃんの頃とは
大きく変わっていますので
いっしょに学んでいきましょう
幼稚園から高校まで
その教育の基本を定めるのが
「学習指導要領」です
これは約10年に1度、政府により改定されています
高校では2022年度に最新の改定が行われ
「主体的・対話的で深い学び」をキーワードに
新しい科目を学んでいます
今回の教育改革は
戦後最大のものになるといわれていました
大学入試制度までをも巻き込んだものであるためです
前評判のとおり、大学入試制度はすでに大きく変わってきています
従来の筆記・記述型の入試に加えて
より主体的で対話的な深い学びの成果を評価する選抜方法が
既に多くの大学で取り入れられています
その対策として本校で実施しているもののひとつが
先日2年生に行った「志望理由書書き方講座」です
この先どんな準備が必要なのか
次回から少しずつ連載していきます
志望理由を書いてみよう
最近の大学入試は多様化しています
総合型選抜など新しいシステムが導入されています
受験生が書く志望理由書が重要になります
輪島市高校魅力化プロジェクトのご協力で
株式会社Prima Penguino の加藤大貴様より
志望理由書の書き方講座を実施していただきました
志望理由書は大学への「恋文」です
思いの丈をぶつけるテクニックを学びました
保護者アンケートで
高校からの進路情報の不足のご指摘がありました
これからこのコーナーで
定期的に進路情報をお届けしてまいります
「総合型選抜」とは
大学が求める人材を探すため
面接、小論文、グループディスカッションなど
様々な試験を組み合わせ
受験生一人ひとりを丁寧に評価する入試です
大切なことは
「自分は何を学びたいのか?
将来どんな姿になりたいのか?」
意欲や情熱を明確に伝える力です
今年の3年生でも
国立大1、公立大1、私大2
合計4名が今のところ
この制度で合格を勝ち取っています
今回の講座は
大学の総合型選抜のみならず
専門学校や就職の面接にも
たいへん役に立つものとなりました
石川県商業生徒発表会
31Hの生徒が
金沢市の文化ホールで
1年間の活動の成果を発表しました
上川愛音さん、加門香想さん、白崎翔汰さんが
今年取り組んだ新商品の開発
朝市での販売実習など
堂々と発表できました