校長室より「おこらいえ」
親子で学ぶ進路あれこれ(5)
進路情報をお知らせするコラム
第5回は、「アドミッション・ポリシー」についてです
「総合型選抜」は
大学側が求める学生を集めるためのシステムです
どんな人材を求めているのかをまとめたものが
「アドミッション・ポリシー」です
各大学のウェブサイトや募集要項などで確認することができます
たとえば金沢大学では
育成する人材の具体的な姿を
1.自己の立ち位置を知る
2.自己を知り、自己を鍛える
3.考え・価値観を実現する
4.世界とつながる
5.未来の課題に取り組む
6.新しい社会を生きる
の6つのスタンダードにまとめ
さらに学域・学類ごとに
入学者受入方針を定めています
さらに
入学までに身につけて欲しい教科・科目についても
具体的に示されていますので
1年生のうちからしっかりと調べ
そのことを意識して勉強する必要があります
次回は、「総合型選抜」の準備に向けた
大まかな流れを説明します
親子で学ぶ進路あれこれ(4)
進路情報をお知らせするコラム
第4回は、「総合型選抜」についてさらに詳しくお伝えします
「総合型選抜」は
従来の「AO入試」に変わるものですが
その内容には大きな違いがあります
基本的には、調査書・面接・小論文により選考されます
これについては「AO入試」と変わりません
最も大きな違いは、大学によって
① 志望理由書・活動報告書・学修計画書等の書類
② プレゼンテーションや口頭試問
③ グループディスカッション
④ フィールドワーク
⑤ 「共テ」などの学力検査
などが課されるということです
これらの力は短時間でつくものではありません
高校の3年間を通して育まれます
つまり高校時代の学びが重視されるということです
前回のコラムで
「安易に総合型選抜を選ばないでほしい」
といった理由がこれです
とはいえ、
大学でやりたい目標を明確に持っている人にとっては
おすすめの入試システムです
「総合型選抜」は
エントリーシートを提出することからスタートします
記載する内容は
大学が求める学生像を示した
「アドミッション・ポリシー」に沿ったものでなければなりません
次回は
この「アドミッション・ポリシー」について
お伝えします。
どうして時計は右回りなの?
輪島高校の中庭には日時計があります
日時計は今から7000年前に
エジプトで作られた世界最初の時計です
地面に棒を立てて
太陽とその棒が作る影の位置によって
時刻を知るものです
エジプトがある北半球では影が右回りになるので
その後発明された時計も右回りになったのです
もし南半球にある国で
最初の日時計が発明されていたら
現在とは違っていたのですね
輪島高校の日時計は
第35回卒業生が
卒業記念品として寄贈されたものです
今年の卒業生からは
視聴覚室整備にかかる機材一式を
贈っていただくこととなりました
ありがとうございました
親子で学ぶ進路あれこれ(3)
進路情報をお知らせするコラム
第3回は、「総合型選抜」についてです
前回、大学・短大へ進学を希望する生徒は
全員「大学入学共通テスト」(以下、「共テ」)
を受ける必要があるとお伝えしましたが、
「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」の中には
「共テ」を受けなくてよいものもあります
現在の入試区分は、従来のものから
次のように名称が変更されています
一般入試 → 一般選抜
AO入試 → 総合型選抜
推薦入試 → 学校推薦型選抜
「総合型選抜」とは
提出書類や面接、小論文などさまざまな試験を組み合わせて
受験生一人ひとりを丁寧に評価する入試方式です
その大学で学びたい意欲を重視し
学力だけではなく個性や能力を評価するといった点では
従来のAO入試と変わりませんが
実施時期が早かったり
学力検査を課すものがあったりするので
入念な準備が必要です
「総合型選抜」の実施時期は9月1日以降
合格発表は11月1日以降となっています
勘違いしないでほしいのは
「大学入学共通テスト」を受けなくていいのならば
楽そうだからと安易に「総合型選抜」を選ばないでほしいということ
次回はそのへんを詳しくお話しします
卒業生への贈り物
輪島市災害ボランティアの会の皆様から
卒業生へ防災ポーチが贈られます
輪島市災害ボランティアの会は
毎月毎月約20名のボランティアの方が集い
着物生地をリサイクルした「防災ポーチ」を作成し
被災地へ送り続けていらっしゃいます
今年度も、本校を卒業する112名の卒業生に
いざという時に役立つグッズの入った
「防災ポーチ」をいただきました
卒業式の際にお渡しします
新生活の中で災害に備え
自身を守る心構えを持ってもらいたいものです
ありがとうございました
故郷の魅力を語れる大人に(Wajy-Nury!)
輪島塗のデザイン、発注、展示会、販売
までの流れを直接体験するプロジェクト
ついに閉講式が行われました
「客層をイメージすることの大切さ」
「接客の難しさ」
「自分のアイデアが形になっていく喜び」
を学んだと生徒から感想が述べられ
貴重な体験をさせていただいたことに
感謝の気持ちを表しました
主宰者の漆器青年会を代表して田谷昂大様より
「日本人の6割が
伝統工芸といえば輪島塗を思い浮かべる
自分達が当たり前に思っているふるさとは
実はとっても魅力ある場所
そこに生まれた喜びを糧に
これから生きていってほしい」と
メッセージをいただきました
先生も学んでいます
輪島高校には若い先生がたくさんいます
今日も若手どうしで学び合っています
テーマは「学級通信」
ファシリテーターは松村先生
これまでの失敗も含め
「学級通信」を発行する際の注意事項を
語ってくれました
親子で学ぶ進路あれこれ(2)
進路情報をお知らせするコラム
第2回は、「大学入学共通テスト」についてです
「大学入学共通テスト」(以下「共テ」)は
従来の「大学入試センター試験」から
2021年度より名称変更されたものです
これに伴って出題傾向が少し変わってきていますが
現1年生が受験する2024年度には
受験科目も含め大きな改訂が予定されています
まず、従来からの国語・地理歴史・公民・数学・理科・外国語に加え
「情報」が新たに加わります
また、「地理歴史・公民」は科目名が変わり
「地理総合・地理探究」「歴史総合・日本史探究」など
6科目の中から選択して受験することになります
学部・学科によって受験科目が指定されていますので
1年生のうちから志望校をしっかり定め
受験科目を満たすように
2年生の授業を選択する必要があります
他にも、「国語」の問題数が増え試験時間も長くなるなどの
改定が予定されています
「共テ」の実施時期は1月中旬です。
国公立大学を受験する生徒は必ず受けなければなりません
また、多くの私立大学や短期大学においても
この結果を利用する入試方法を採用しています
つまり、大学・短大進学を志望する全ての生徒にとって
大変重要なテストです
1年生のうちから意識してしっかり準備していきましょう
次回は総合型選抜についてお話しします
未来の高校球児とふれあいのひととき Vol.2
ちびっ子たちが輪高球児と一緒に遊ぶ企画2回目
40名のちびっ子たちが集まってくれました
コロナなどで外で元気に飛び跳ねる機会が失われている中
体育館で元気いっぱい走り回っていました
マリンタウンで冬の賑わい
輪島あえの風冬祭り
にぎわい大市に
ダンス部がステージ披露しました
大勢のみなさんが冬の味覚に舌鼓を打つ中
素敵なパフォーマンスを見せました