進学系列 日誌
初夏を感じる調理実習【3年 フードデザイン】
3年生 フードデザインの授業の様子です。
今日は教室ではなく、食物実習室で調理実習です!
今回は「ぶっかけそうめん」と「水ようかん」の調理に臨みました。
きゅうりをどんどん切っていきます 錦糸卵と・・・これはハート形のハムですね!
三人一組なので三人前を用意します
三人一組で、手分けして調理します ぶっかけそうめんの具材が揃ってきました
そうめんを茹でているところです 茹で上がったそうめんは手早く流水ですすいで
ぬめりや余計な塩分を落とします
とはいえ熱々なのでやけどに注意しましょう!
盛り付けていきます。材料が多めなので 料理は楽しいですが、授業時間は限られて
食べ応えがありそうですね! います!テキパキ作業しましょう!
水ようかんも冷えて形になりました! 崩れないよう丁寧に切り分けます
完成です!ぶっかけそうめんの迫力が クロームブックで完成写真を撮ってから、
すごいですね!〇郎系そうめんといった おいしくいただきました!
ところでしょうか。夏バテ予防にいいかも!
調理の方法のみならず、食物全般に関する知識を身に付けることで
「食物調理技術検定」にチャレンジすることもできます!
料理ができて困ることはひとつもありません!
色んなスキルを身に付けてほしいです!
授業におけるリフレクション活動【進学系列】
定期試験後や授業の最後・節目などで生徒の成長につながるように、さらに生徒が自分でPDCAサイクルを実行できるようにリフレクション活動を行っています。
これまでは、プリントで行いノートに貼っていくというスタイルでしたが・・・。今年度からは1人1台端末であるchromebookが導入されたので、このchromebookを用いて行ってみました。
プリントだと回収してチェックして生徒の意見を見ていく必要がありましたが、chromebookだとその授業時間内に生徒の回答を見ることができ、すぐに生徒同士で意見共有もできるので、効果的なリフレクション活動となりました。(さらに、データとして残っていくのでポートフォリオとして自分自身の成長度合いなどを確認しやすい!)
これからもchromebookを活用して、生徒の成長につなげていこうと思います。
金沢工業大学とのコラボ(GIGAスクール構想の実現に向けて)
5月7日の1・2限目に金沢工業大学:SPfC(Science Project for Children)の方々に本校へ来ていただき3年生理系を対象に講義をしていただきました。このSPfCというグループは、小中高生に出前授業を行うプロジェクト活動をしていて、多くの子どもたちに理科の良さを広めていく活動もしています。ということで、chromebookやスマホなどICT機器を用いて授業をしていただきました。さらに、今回は対面とGoogleMeetによるリモートを活用しながらのハイブリッド型授業で行いました。授業のテーマは、「AIについて」です。
まずは、AIについての説明
次に身近に使われているAIとして、スマホに搭載されているSiriやGoogleアシスタントなどを使用して質問や会話をしてみました。なぞなぞを出してもらったり、天気を聞いたりと普段何気なく使用している機能ですが、これがAIなんだ!ということに関心しながら使用していました。
この活動後、「では、どうして音声を理解して回答できる?」との質問を受け各ペアごとに考察しました。難しい質問でしたが、「単語ごとにプログラミングしていった結果によるもの」など考えることができたペアもいました。生徒は、音声アシスタント仕組みとして音のテキスト化や単語・文脈の判断など答えるまでの短い時間にAIがたくさんの作業を行っていると知り、驚いていました。
次にchromebookを用いて、画像をAIに判断してもらうという画像認識機能について学習しました。そして、AIは人間による「機械学習」と「ディープラーニング」の結果によるものということを学び、生徒は“何も知らないAI”に学習させていくという活動(分類器の作成)を行いAIの学習や仕組みについてさらに深く理解していました。
本校でも昨年度からGIGAスクール構想の実現に向けてchromebookなどを使用して授業していましたが、今回の授業を通して、さらに生徒のICT機器に関する興味や活用能力、そして理解が進んだように思います。今回は、3年理系の生徒のみでしたが、このような1人1台端末を活用した授業を行い、多くの生徒の能力向上につながっていければなと思います。
改めて金沢工業大学:SPfCの皆様、今回講義していただき、本当にありがとうございました。
2年理系 1人1台タブレットを利用した実験、考察②【理科】
前回行った実験、考察のつづきとなります。
今回は、実験で測定したデータの発表、そのデータから読み取れることを分析し、気付いたことを発表するところからスタートしました。
発表は、前回作成したgoogleスライドを使用して行い、聞いている人たちも同じスライドが手元で見れるようになっているため、ワークシートへの記入もしやすそうにしていました。
発表後は、それぞれの班で条件(振り子の糸の長さや重り質量)が異なっているので、これらのデータを分析して、共通点・相違点や気付くこと、法則性などがないかどうか考えてもらい発表!さらに、条件が異なるのに重力加速度が同じになる理由や本来の金沢市の重力加速度との誤差(ズレ)の評価と原因を考察し、それぞれの意見を発表しました。
この考察をする上で、データがたくさん存在するので、数値だけでなくグラフも用いて考察するためにgoogleスプレッドシートでグラフを作成し、これを読み取って考察も行いました。
(考えるプロセスが分かる・見える紙=ワークシートとその考えるをサポートするツール=chromebookの使い分けも意識させています)
今回の授業を通して、操作や考える内容も難しかったりしましたが、生徒にとって、社会に出て生きて働く力の育成につながっていると感じました。(生徒は、これから様々なツールを使いこなして課題解決を行う必要があるため)
まだ導入されたばかりのchromebookですが、生徒の学びをサポートできるツールとして使いこなしていこうと思います。
2年理系 1人1台タブレットを利用した実験、考察①【理科】
本校の理科として、協働作業を行う場面では、生徒用タブレット(chromebook)のメリットを活かした授業展開を少しずつ行っています。
今回は、協働作業にプラスして、複雑なデータ処理や計算がchromebookを用いると効率良く行えるメリットを活かして授業展開を行いました。
今回の授業科目は、2年生の物理基礎(生物選択者+物理選択者の理系クラス)で「振り子による重力加速度の測定」です。
まずは、全体の流れや手順、注意点など見通しを持たせるために、ざっと説明を行います。
その後、役割分担をして、測定やデータ処理!途中で、手順などわからなくなったら手元のchromebookに説明資料が入っているので班で確認しながら、正確・丁寧な測定を心がけました。(各班の進度に合わせて、最初の説明時に使用した資料が各自すぐ見ることができ、より協働できる!)
測定したデータは、googleスプレッドシートに入力するとデータ処理ができる仕組みになっているため、そのデータを基にデータ分析と発表スライドの作成を行いました。(今までは、複雑な計算に時間がかかる実験でしたが、すぐに計算結果が表示されるため、考察に多くの時間を使える!)
このスライド作成時も1枚のスライドを班員全員で作成できるため、表を作る役割、考察を書く役割など分担して行っています。
さらに全体を通して、生物選択者はchromebookの操作がスムーズにできるようになっており、物理選択者は得意教科であるというような各班員自身の得意を活かした教え合いや役割分担が自然とできていたので、学びのためのいい雰囲気になってきているなと感じました。
次回は、発表を行い、さらにその結果から見える考察を行う予定です。
石川県金沢市吉原町ワ21番地