3年日誌
テーマ研究 研究計画発表会【3学年】
3年次生が総合的な探究の時間に活動している「テーマ研究」、5/23(火)はグループごとに研究計画発表会を
行いました!テーマを多角的に捉え、違った視点でかつより豊かな発想で研究に臨むことが目的です。
生徒たちはそれぞれが設定したテーマ(課題)について、設定理由や仮説を述べたあと、検証に向けて
どのような活動を行っていく予定か発表しました。
グループの他の生徒は、計画を聞いて気になったことを質問したり、気づいた点をアドバイスします!
またGoogle Jamboardの付箋機能を用いて助言内容を発表者に伝えてあげました。
今後は今回得たアドバイスも参考に具体的な検証活動に入っていきます。
テーマ研究 森本商工会青年部の方と【3学年】
テーマ研究は生徒それぞれの進路や興味関心に基づくテーマを設定して活動を行っていますが、
今年度より一部の生徒が「地域貢献」をテーマにしたグループ活動を行っています。
その中の1つ<森本地区>をテーマにしたグループでは、5/16(火) 森本商工会青年部の方2名をお招きして活動を行いました。
(3月に意見交換会を行っています!前回の活動の様子はこちら → 3/15(水)の活動の様子)
森本の地域の皆さんに喜んでいただけるようなイベントを企画している生徒たちに、これまで多くのイベントを開催されてきたお
2人からアドバイスをいただき、今後すべきことが明確になりました!!初めてのことばかりで時間はかかりますが、一つ一つの
ことが生徒たちにとってかけがえない経験となっているはずです。まずはイベントの成功に向けて引き続き頑張っていきます!!
テーマ研究 本格的にスタート!【3学年】
3年次生「総合的な探究の時間」の授業で行われる「テーマ研究」という授業のオリエンテーションが4/13(木)に実施され、
担当の先生からテーマ研究に取り組む意義や年間の流れなどが説明されました。
生徒たちは2年生の3学期から、自分の興味関心や進路、自身の系列に関することなど各自で研究テーマを設定し
活動を行ってきました。ここからは担当の先生や助言者の先生からのアドバイスをもとに、テーマをより具体的に定めたり、
仮説や提案を考えテーマ研究計画書を作成していきます。
4/25(火)からは研究分野が近い生徒たちで構成されたグループごとの活動がスタートしました!
まずは昨年より運用が始まったテーマ研究専用サイトの説明を聞きます。
ここには毎週の目標や研究に役立つ各種資料データ、グループごとのドライブへのリンクなどがあります。
続いて 担当の先生と面談しながら研究計画書をブラッシュアップしていきます。
テーマを多角的・多面的に捉えてより良い研究になるよう計画を見直します。
GIGAスクール構想で導入されている1人1台端末chromebookを活用して調べ学習を始めている生徒もいます。
今後フィールドワークなどを考えている生徒も、まずは事前に必要な知識を取り入れておきます!
地域貢献に関するテーマに取り組んでいる生徒たちは、森本地区を対象を活動を行うグループ・
東原町を対象に活動を行うグループに分かれ、意見交換をしました。地域のために自分たちにできることを!という
意欲がある一方、具体的にどうすれば・・・を検討している段階です。
テーマ研究での活動の様子は、今後も「テーマ研究 〇〇〇【3学年】」のタイトルで記事をUPする予定ですので、
ぜひご覧ください!!
テーマ研究 全体発表会【3学年】
1月17日(火)5・6限目に3年テーマ研究 全体発表会を行いました。
この発表会では、各研究グループの中から選ばれた代表者が1~3年生の各教室をローテーションし、発表を行いました。
緊張しながらもしっかりと自分が行ってきた研究について、伝えることができていました!
生徒は、興味津々でメモを取りながら発表を聴いていました!
発表の後は、質疑応答!みんな積極的に疑問に思ったことを質問して、代表者はしっかりと答えていました!
この全体発表会を通して、様々な研究発表を聴くことで自分の知識や世界が広がり、質疑応答も行うことで発表者や他の人も含めて新たな発見や課題解決につながったと思います。
さらに1・2年生は、これから3年生に上がったときに行うテーマ研究の流れが少し掴めたと思います。今、学んでいる勉強内容や『産業社会と人間』、『総合的な探究の時間』で行っているような活動もふまえて、3年生『テーマ研究』で、すべての知識やスキルを活用していけるよう、今の努力をしっかりと積み重ねていってほしいと思います!
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この全体発表会に向けて・・・。
代表者全員は、放課後残って、みんなに上手く伝えるためにと生徒同士でアドバイスし合いながら、先生方に見てもらいながらなど多くの練習を積み重ねてきました。
本当によく頑張りました!!
そして、本番!だったのですが、当日はコロナ等の影響で、発表したくても発表会に参加できなくなってしまった代表者もいました。これまでの練習の成果を発揮できる場を与えたかったのですが・・・。これが先生側からしても心苦しかったことですが、一生懸命やってきて、自分の能力やスキルが向上したのは事実なので、将来に必ず活かせると思います。
代表者に限らず、3年生全員が今後もこのテーマ研究での学びを活かして活躍していってほしいと思います!
テーマ研究 グループ混合発表会【3学年】
前回までに実施したテーマ研究グループ発表会を経て、全体発表会の代表者16名が決定しました!!
12/13(火)のテーマ研究の時間からは、代表者と他の生徒に分かれての活動が始まります。
まず代表生徒が集まり、今後の活動の流れや取り組んでほしい点について担当の先生から説明を聞きました。
続いて、他県の高校生による優れたプレゼンの動画を視聴し、相手に興味を持ってもらう・聴く人を巻き込むような
プレゼンを行う際のポイントなどについて考えました。全体発表会では持ち時間が8分に増えます。担当の先生から
アドバイスをもらいつつ、グループ発表会では話せなかった内容をプレゼン資料に加えていきます。
他の生徒は初の取り組みとなるグループ混合発表会を開催しました!!生徒はおよそ1年をかけて、ジャンルの近い
研究を行っている生徒で形成されたグループ内で活動してきましたが、今回はその枠を超えての交流発表会です。
より近い距離での発表とあって、発表を聴いて「凄い!」という声が自然にあがるなど良い雰囲気で進行できました。
質問も形式に拘らずにでき、少人数のメリットを生かした良い発表の機会となったようです。
授業の最後には、今日の授業の学びを振り返り、ポートフォリオに記入しました。
テーマ研究 発表会振り返り【3学年】
12/6(火)のテーマ研究では、先週実施したグループ別発表会の振り返りを行いました!
まずは前回発表できなかった生徒の発表を皆で聴きます。
立てた仮説に対して検証・分析を繰り返し行い、考察・まとめを述べます。
スプレッドシートには、発表を聴いた他の生徒からの感想やアドバイスが集約されます!
これを参考にレポートやスライドの修正を行い、次回のグループ混合発表会や全体発表会に活かします。
保育所訪問【3年子ども文化】
11月17日18日に金沢市立双葉保育所さんに訪問させて頂きました!
普段交流できないお子さん達と、少しの間ですが一緒に絵本を読んだり、
製作のお手伝いや粘土遊びなどをさせて頂きました。
ここでは授業で作った手袋シアターを実際に披露することもでき、
作品がどう子どもたちの目に映るのか、リアルな反応をみることもできました。
生徒達も終始お子さん達との交流を楽しみ、味わっている様子でした。
(「また行きたいです!!!!」との声がいくつも上がっていました。)
双葉保育所の皆さま、貴重な機会を頂き、ありがとうございました!
テーマ研究 グループ別発表会【3学年】
11/22(火)の総合的な探究の時間では、テーマ研究「グループ別発表会」を行いました!
およそ1年かけ研究してきたテーマについて、プレゼン資料を用いて他者に分かりやすく伝えます。
これまでの活動の様子はこちら → テーマ研究 9~11月の様子
生徒は限られた時間で分かりやすく伝えようと、写真や図、グラフなどを用いて工夫しました。
また、産学連携事業として「生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト」に参加している生活・
福祉、ビジネス、工業の3系列横断グループも各会場に分かれて参加し、発表・視聴を行いました。
活発な質疑応答も行われました!3分間の発表時間ではすべて
を詳しく説明できないので、回答用に予めスライドを多く準備
してある生徒もいました。
また新たな試みとして、自己評価・他者評価をGoogleフォーム
を使って行いました。事前に示された観点ごとの規準に沿って
評価したり、感じたことなどを入力し送信しました。
→次回、他の生徒や教員からの評価を確認します!
最後は毎週行っている学習記録簿(スプレッドシートで蓄積)
の入力を行い、担当の先生から講評と今後の予定について確認
がありました。
自ら設定した課題について、情報の収集から分析・整理を経てまとめ・発表を行う探究活動を通して、課題を解決す
る力や、根拠あるデータを示して説得力ある発表を行う表現力を身に付けることは出来ましたか?
今後は各グループから選出された代表者による全体発表会、石川県内の総合学科高校が一堂に会する生徒成果発表会
に臨むとともに、レポートやスライドのさらなる修正、他グループと混合での発表などを行っていく予定です。
テーマ研究 9~11月の活動【3学年】
3年次生の総合的な探究の時間では、「テーマ研究」を行っています。
テーマ研究の活動の中心となるのは夏休みです!進路実現に向けた取り組みと並行するので大変ですが、
1学期に立てた仮説の検証のために、各自で考えた行動(実験・観察、インタービュー、文献調査、
アンケート分析、フィールドワークなど)を実施しました。
2学期まずは夏休みの行動をまとめた実施報告書をもとに担当 9月下旬頃からはレポートの
の先生と面談です。実験は十分か、データの整理・分析はどう 作成がスタート!!書き方につい
か、別の視点で考察できないか、等アドバイスをもらいます。 ての説明を聞きます。
10月からはレポート作成と並行して、発表スライド作りも行 担当の先生や助言者の先生に
います。文字の色や大きさはもちろん、写真・図・グラフなど 見てもらい、説得力ある発表
を活用して、聴く人に分かりやすく伝えられるよう工夫します! が出来るよう練習です!!
今年度は、生徒の自主的な活動を促すことを目的として、テー 教室近くの廊下には毎週の予
マ研究専用サイトを開設しました!各授業での目標、レポート 定や研究を通して身に付けて
やスライド作成で注意するポイントなどがまとまっています! ほしい力等が掲示されます!
これらの活動を経て、11月22日にはいよいよグループ別のテーマ研究発表会です。
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト⑧
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト〜ヨーグルトの蓋を開けやすくするための道具作り〜
に向け、今回は、がん患者さん4名と連携先の専門職5名にご協力いただきながら、現在までの活動を踏まえ、再度情報収集や前回生徒達が制作した紙粘土を使った試作品のご意見などをいただきました。
連携先の方々のご協力のおかげで、実際に数値的データとして指先の力を測定させていただいたり、自助具もお借りし、道具の素材などのご意見なども伺うことができました。
また、生徒達の様子を近くで見ていただきながら、その都度情報収集の仕方や検証方法など専門的なアドバイスもいただき、大変勉強になりました!
そして、何より当事者さんのお声をいただけるのは本当に助かります。生徒達からも患者さんの声をしっかりと聞き取り、繋げたいという思いが伝わってきました。本当にご協力いただきましてありがとうございました!
今回、様々な方がお集まりいただき、生徒達の一生懸命活動する姿を見て、
本当に素敵な活動をさせていただいているなぁと感じました。
まだまだ改善しなければいけないことがたくさんあるので、今回いただいた大切な情報を整理し、活かし、もっともっと素敵な活動になるように頑張ります!!
貴重なお時間いただきありがとうございました!
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト⑦
ヨーグルトのようなパッケージを開けやすくするための道具づくりですが、これまで,患者さんについての勉強、デザ
インの重要性についての勉強、また、パッケージを開ける際の指先、手首の使い方などを色々と考えてきました。
その学びをもとに、今日は、持ち手の握りやすさについて考えました。持ち手について考える際、頭の中で考えた
り、絵で表してみてもなかなかイメージの共有が難しく感じていました。そこで、協力してくださっている機関にご
相談させていただいたら、紙粘土だと安いし形を考える際には良いのでは?とアドバイスをいただき、紙粘土を使っ
て持ち手について相談しながらいくつかの案を形にしてみました。
手首に負担がかかりにくい形、指先や関節に負担がかかりにくい形、大きさや長さ、形状を工夫し、いくつかの案を
紙粘土で作ってみました。
25日には、患者様や連携先の方々が来てくださります。今日作ったものを触っていただきながら、さらなる課題解
決や新たな案につながるようにしていきたいです。
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト
福祉用具開発 プロジェクトロゴマークが完成しました!!!
ヨシタプランニング様にご協力いただき、生徒たちが考えた思いとイラストを綺麗に整えてくださり、
完成!!!ありがとうございます!!!
テーマのコンセプト
①福祉、ビジネス、工業の他分野がパズルのピースのように組み合わさり、一つのものを作っていくということ
(福祉のパズルはピンク、ビジネスのパズルは水色、工業のパズルは黄緑で表しました)
②今回の活動だけにとどまらず、誰かの思いと誰かの思いがつながってほしいという思いから、パズルのピースを意
識しました
③そして、このパズルはまだ完成しておらず、最後は心(ハート)思いを乗せて完成させたいということ
④つながりを意識したパズルのピースと平和のピースという意味もこもっています
今年の活動だけではなく、今後の活動にぜひ活用していきたいと思っています!!
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト⑤
9月6日3年テーマ研究の時間に、
金城大学 河野先生に自助具開発に向けてアドバイスをいただきました。
現在生徒たちが考えているヨーグルトの蓋を開けやすくする道具づくりですが、河野先生は関節リウマチの患者様に似たような道具を考案されたことがあるというお話をお伺いし、今回お願いをさせていただきました。
対象となる方の症状は異なりますが、どんな道具を考案されたのか、またどのように制作されたのかという具体的なお話を聞き、生徒たちはよりイメージが膨らんだように感じました。本当にありがとうございました!!
講義のあと、工業の生徒たちからは「CADを使って3Dで案をまとめてみたらどうかな?」や、福祉の生徒からは「がんの患者さんはこんな話をされていたよね」など、また、ビジネスの生徒たちは「患者様の声を生かすにはどういう道具がいいのか?」など、系列ならではの会話が飛び交い、まさにこの空間に社会があるなぁ・・・と感じました。
限られた時間で、難しいことに挑戦しているとは思いますが、生徒たちが自分たちの学びの分野を生かし、他の分野と協力して取り組むことは北陵高校ならではの素敵な学びだなぁ…と感じました。
もっと作戦を練って、良いものにつながればなぁ…と思います!
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト④
株式会社ヨシタデザインプランニング 葭田 護様より、デザインについてお話をしていただきました!
デザインは、誰に対して、どのような目的で、どのように役に立つのかを考えて作ることが大切だとお話してくださ
りました。そして、対象の方のニーズに合わせ、色や文字にこだわり、また作る側の思いが形となって伝えられるよ
うに工夫することが大切だと感じました!
今後、福祉用具開発に向け、自分たちの思いだけではなく、その道具を必要としている方々の意見もしっかりと取り
入れながら制作に向けていきたいです。
また、後半では自分たちの思いを言葉ではなく、マークとして表現しよう!ということで、生徒たちがこの活動の
マークをいろいろと考えてくれました!
生徒たちのロゴマークでは、北陵高校ブランドということで、校章をモチーフにしたり・・・
生活を豊かにしたいという思いから、しあわせやハートをイメージにしたり、様々な機関とのつながりから、人との
つながりをイメージしてロゴを書いているようでした!
今後この活動が形となった際に、ロゴがあると自分たちの思いが形になっていいなぁと思いました!!
今日はお忙しい中ありがとうございました!!
壁面装飾が完成しました【子ども文化】
3年生子ども文化で作製した壁面装飾を、校舎内に掲示しました。
以下作品の紹介です。
梅雨の暗くなりがちな気持ちが少しでも明るくなるように
受験を控えた3年生を応援する気持ち
暑い夏を涼しく感じてもらえるように
勉強で忙しいけれど、楽しみなことを考えて頑張ってほしい
冬を思って涼んでもらったり、冬を待ち遠しく思ってほしい
来校者の方や先生方に季節感をあじわってほしい
見た人に元気になって欲しい
それぞれのグループが想いを込めて頑張りました。
「かわいいね、心がホッとする」と声をかけてくださる先生や職員の方もいます。
生徒教職員の皆さんに想いが届きますように!
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト③
がんサロンはなうめさんにて、生徒達とがん患者様対面で情報交換する機会を頂きました。生活福祉系列の生徒より前年度の取組をお伝えさせていただき、活動について知って頂きました。また、生徒からがん患者様へ様々な質問をさせていただきました。
生徒達からは活発な質問が飛び交ったり、さっそくヨーグルトを開けやすくするための案など話し合っている様子があり、時間が足りないくらい有意義な時間となりました。
がん患者様からは「高校生と話が出来て元気をもらえた」「若い子たちが生活の困難を解決したいと思って動いてくれていることが嬉しい」などの言葉を頂き、生徒達もより一層活動に力を入れたいと感じたことと思います。
本日は、お忙しい中ご協力頂き、本当にありがとうございました!!
今後もご意見等頂くことがたくさんあるかと思いますが、よろしくお願いします!!
3年「子ども文化」壁面装飾製作
3年生「子ども文化」(選択科目)の授業では、
児童文化の意義や文化財の必要性について実習を通じて学びます。
今回は、3~4人のグループに分かれて、折り紙を使った壁面装飾を作る課題に取り組んでいます。
壁面装飾を通して、見た人に明るい気持ちになってもらえるよう、
それぞれのグループでメッセージを込めながら
工夫を凝らして一生懸命作製しています。
完成品は校舎内に掲示されます!
見てくれた方に想いが届くよう最後まで仕上げます。お楽しみに!
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト②
ヨーグルトの容器を開けやすくするためのプロジェクト」に向け、5眼目の時間には、がんサロンはなうめの看護師木村様より、がんについてのお話をして頂きました。3人に1人の割合で発症されると言われるがん。それぞれがんの発症部位によっても症状は異なりますが、がんそのものからくる身体症状だけではなく、薬の副作用からくる症状も多くあることを生徒達は理解しました。食欲減退や咀嚼力、嚥下力の低下等が見られる方にとってもヨーグルトは食べやすいもの。そのヨーグルトが開けづらい…という課題が少しでも解決できるように取り組みたいと改めて生徒達も感じたようです。来週は、実際にがん患者様とお会いし、生活上の課題について当事者様からお話を伺います。
6限目には、このプロジェクトにもご協力してくださるホリ乳業さんのヨーグルト2種類を使い、容器や開けやすくするための道具について検証しました。今回使用した容器は、プラ素材、紙素材と異なる素材の容器のヨーグルトを使用しました。生徒達からは容器の素材によって開けやすさが変わる、それなら、なぜ容器の素材がそもそも違うのか?等の疑問が現れました。また、既存の商品を使ってヨーグルトを開けてみました。たしかに力はいらないが、手首をひねる必要がある、握りにくい、蓋部分をひっかけづらい等の商品の課題もあがりました。
当事者の方々の声や専門的な知識やアドバイスを受けながら、生徒達からよりよいアイディアが浮かぶといいなぁと思います。
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト①
5月10日
前年度に引き続き、生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクトがいよいよ開始されます。
今日は、初めての活動でした。前年度活動をしてきた生活・福祉系列の生徒から工業、ビジネ
ス系列の生徒へ前年度の取組状況を報告してもらいました。
また、道具開発に向け、少しではありますが、自助具を触ってもらいながら今後の活動につい
ての話を進めていきました。
まずは、福祉用具・自助具について調べる!対象であるがん患者さんの身体状況などについて
調べる所から始まります。
3年 テーマ研究オリエンテーション
新学期が始まり、3年生ではテーマ研究という3年間の集大成とも言える授業がスタートしました。
これまで1年生では「産業社会と人間」、2年生では「系列ごとの授業」、「総合的な探究の時間」を行ってきました。それらすべての学習してきた成果を活かして、自分の興味・関心、進路に応じた課題・研究テーマを自らが考え発見し、解決、表現していく授業が3年生の「テーマ研究」になります。
4月12日(火)の初回授業では、まず始めに校長先生が「探究」を行うことの大切さについてお話しいただき、
その後は、生徒自身が2年生の終わり頃に考えたテーマを再び各自で見直し、仮説(提案)を立てるための方法・着目点を確認しました。自分自身で立てた課題なので、みんな真剣にメモを取るなど今後の活動にドキドキ・ワクワクしている様子でした。
次回の授業が楽しみです!
<3年テーマ研究の目標>
①これまでの学習の成果を活かす
②進路に応じた課題を考え、発見する
③課題を解決するために行動する
④これら課題解決に向けた行動を表現する
今年1年間で、この4つの目標を意識しながら、探究スキル(課題設定→情報収集→整理・分析→まとめ・表現→課題設定・・・)を身に付けることができるようにこれから全員で協力しながら活動していきます!