校長のつぶやき
北陵高生の生活態度を考えるアンケートより【校長】
6月28日(金)
5月の終わりに「北陵高生の生活態度を考えるアンケート」を実施しました。回答者は生徒です。
このアンケートは、森本駅などの公共の場所でのマナーについて考えてもらうために実施したものです。
質問は、「北陵高生は地元である森本の方々から良い印象を持たれていると思いますか?」「他人の迷惑になると思う行為はどんな行為ですか?」「北陵高生による迷惑行為を見たことがありますか?」など、15項目に渡りました。
※アンケート集計結果の一部を以下に掲載します。回答数:466人)
・質問1より:生徒は、地元の方からあまりよく思われていないと感じているようです。
・質問2より:生徒は、どのような行為が他人の迷惑になるかを理解しているようです。
・質問3より:半数以上の生徒が、駅などの公共の場所において迷惑行為を見たことがあると答えています。
この結果に対して、「校長メッセージ ~北陵高生の生活態度アンケートから~」を出して、生徒たちにマナーの啓発を行いました。お読みいただけると幸いです。
令和6年度がスタートしました【校長】
4月10日(水)
能登半島地震からの復旧工事が進みつつある本校ですが、この4月8日(月)には入学式が実施され、146名の新入生を迎えることができました。おかげ様で、年度初めのオリエンテーションや部活動紹介など、例年のメニューによる教育活動が行われています。
校舎の一部が使用できない中、様々な工夫を積み重ねて、こうして新年度をスタートできることに感慨もひとしおです。震災直後のことを思うと、今のこの状況は夢のように感じます。保護者・生徒の皆様をはじめ、先生方、ご支援いただいた全ての皆様に唯々感謝する次第です。
土砂災害をまぬがれ、本校に残った桜も満開のときを迎えました。大きな地震も美しい花の開花もどちらも自然の営み。人智を超えたこの強大なパワーを目の当たりにして畏怖したり、癒しを与えてもらったりしています。
入学式で新入生に話した式辞の内容です。よろしければお読みください。
令和5年度卒業式~次のステージへ~【校長】
令和6年3月1日(金)
お天気はあいにくの小雨模様でしたが、本日、令和5年度金沢北陵高校第27回卒業式が行われました。
地震の影響で3学期はほとんど通学できなかった卒業生たちでしたが、今日の晴れやかな笑顔に救われた思いがしました。母校を巣立っていく卒業生の背中に「希望」を感じた幸せな一日でした。147名の卒業生の皆さんおめでとうございます。
◆下の写真は、卒業式前日の2月29日(木)に行われた同窓会入会式の様子です。
◆卒業式の式辞で保護者・生徒様にお伝えした内容です。ご高覧いただけますと幸いです。
学校再開しました!【校長】
2月14日(水)
令和6年能登半島地震で校舎が被災したことにより、安全確認や必要な工事のため、約1か月間の休業を余儀なくされましたが、昨日(2月13日)より学校を再開することができました。
これまで生徒たちは自宅待機となっており、学習についてはオンラインで学んでもらうなど、大変不便な思いをさせました。教育に携わる者として本当に心苦しかったです。
こうして生徒が登校できるようになりとてもうれしく思います。休業中のオンライン学習等にご理解とご協力をいただいた保護者・生徒の皆さん、急ピッチで工事を進めてくださった関係者の皆さんに改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
まだ解決すべき課題は多いですが、生徒が楽しそうに通学してくれているのが何よりです。
地震によって、通学ルートが変更になりました。今はちょっと遠回りですが、これからの工事の進み具合で変更していきたいと思います。
グランドに沿って校舎に入るルートを採用しています。
教職員も通学ルートに立ち、生徒の安全な登校を見守っています。
生徒が登校しました【校長】
1月15日(月)
今日、学校に生徒が登校しました。
とても当たり前のことですが、その当たり前ができなかったのです。
今、本校は令和6年能登半島地震による地盤の崩落(土砂崩れ)によって校舎の一部が使えない状態です。
しかし、教室のある建物は十分安全であるという確証が得られたので、今日と明日の2日に分けて生徒たちに登校してもらうこととしました。
これまで使っていた通学路は使えませんので、急ごしらえのルートで生徒玄関まで誘導です。
寒い中でしたが、教員が必要箇所に立ち、生徒の安全に配慮しながら登校を見守りました。
生徒たちは思った以上に元気な様子を見せてくれました。本当にホッとしました。
今回はオンライン学習の必要機器を持ち帰る一時的な登校でしたが、北陵高生の学びを止めないための第一歩を踏み出せたことに感謝しています。
雪の日の北陵高校【校長】
12月22日(金)
2学期の最終日は雪になりました。
ここ数日は、大雪の予報が出ていたため、本日の終業式が無事できるかどうか心配していましたが、列車の遅れもないことから予定通り実施することとしました。
生徒たちも雪の中、頑張って階段を上がり登校しています。
本日は、保護者懇談会の2日目です。一斉メールでもお知らせしましたが、本校に上るS字坂は道幅が狭いため、上る車と降りる車のすれ違いが非常に危険ですのでスピード等にくれぐれもご注意ください。また、積雪がある場合はスリップ等にも十分にお気を付けくださいますようお願いします。
本日の朝7時のS字坂の状態です。(除雪済みですが、降雪による積雪があります。)
修学旅行最終日(沖縄にて)①帰郷します。
10月13日(金)
修学旅行最終日となりました。朝しっかりご飯を食べて那覇空港に向かいます。
お土産と思い出を持って石川に帰ります。
修学旅行第三日(沖縄にて)③ステーキコース
10月12日(木)
修学旅行の食事はバイキング形式が主流となっています。そんな中、担任教師の発案でステーキフルコースの夕食を実施しました。
シェフがお肉を目の前で焼いてくれます。
ペッパーミルなどのパフォーマンスもあって食事とエンターテイメントの両方が楽しめる夕食になりました。
修学旅行第三日(沖縄にて)②国際通り・自主プラン
10月12日(木)
修学旅行第三日の午後は国際通りの自主プランでした。
沖縄の有名なハンバーガーチェーンでお昼を食べたり、
お土産を選んだりする姿が見られました。
生徒たちは思い思いの自主プランを楽しんでいたようです。
修学旅行第三日(沖縄にて)①平和学習
10月12日(木)
修学旅行も3日目となりました。少し疲れも出てきて体調を崩す生徒もいましたが、帯同いただいている看護師さんの適切な処置のおかげで順調に回復し、旅行が継続できています。看護師さんありがとうございます。
さて、今日の午前中は平和祈念公園での平和学習です。ガイドさんの誘導で摩文仁の丘や石川県の黒百合の塔を見学しました。
今日の平和の礎となった方々を知る体験が、生徒たちがいつか親となったとき、平和の大切さを実感することに繋がっていくことと思います。
修学旅行第二日(沖縄にて)③美ら海水族館
10月11日(水)
修学旅行第二日の午後は、美ら海水族館でした。
みんな、元気です。
修学旅行第二日(沖縄にて)② 沖縄体験
10月11日(水)午前
修学旅行第二日の午前中は沖縄体験です。
体験のコースは3つ。
マリンコースは、スノーケリングやバナナボートなどのアクティビティ。
マングローブ・カヤックコースはライフジャケットを着てカヌー体験。
ビーチトレッキングコースは、海岸での生物観察や星の砂の採集などの自然体験。
下の写真はビーチトレッキングの様子です。ナマコやヤドカリのなどの生物や洞窟の散策など、沖縄の自然に触れ楽しく体験ができました。
修学旅行第二日(沖縄にて)①
10月11日(水)
修学旅行第二日の朝です。
6時半の朝食開始に誰も遅れることなく集合。みんなしっかり食べていました。
体調不良の訴えもなく、今日のマリン、カヤック、トレッキングの各体験にみんな準備万端です。
修学旅行第一日(沖縄にて)
10月10日(火)
本日より、2年次生の沖縄への修学旅行が始まりました。
朝、7時半にバスで金沢駅を出発し、大阪空港(伊丹空港)から飛行機に乗り換え、16時過ぎに沖縄に入りました。
早速、守礼門でクラス写真を撮影し、ホテルに着く頃には、みんなお腹がぺこぺこの様子。しっかり夕食バイキングを楽しんでいました。
旺盛な食欲に安心できました。
駐車場係について【校長のつぶやき】
9月11日(月)
校長のつぶやきも久しぶりの更新です。
9月10日の日曜日、地域の子供たちをメインゲストにして、プラネタリウムの上演会を本校で開催しました。
森本商工会議所青年部様のご指導を仰ぎ、地域の活性化を研究する本校の生徒グループが企画したものです。(プラネタリウムの記事は、別途掲載されます。)
こうしたイベントを学校で実施する際に欠かせないのは、駐車場係です。
この駐車場係は、イベントが実施されている会場には姿を見せません。季節によっては炎天下や寒空の下で、来校される方の駐車案内に終始し、ゲストと触れ合ったり、感謝されたりすることはほとんどないのです。
しかし、駐車場係は必要です。車で移動することが多い地域では、駐車場内の事故防止の観点からもなくてはならない存在です。
今日はそんな縁の下の力持ち、駐車場係への感謝の気持ちをつぶやきました。イベントの成功に君たちも大いに貢献しています。暑い中、本当にありがとう。
この一打、永遠に忘れない 金沢北陵の窮地救った山田主将 母も万感
7月19日(水)
本校の野球部が、夏の大会で11年ぶりの勝利を飾った7月14日(金)、ネットニュース「朝日新聞DIGITAL」に「この一打、永遠に忘れない 金沢北陵の窮地救った山田主将 母も万感」と題した記事が掲載されました。
(こちらをご覧ください)
そこには、9回2アウトからの逆転勝利の立役者、山田主将のお母様のインタビューが載っていました。
山田主将は高校から野球を始め、本校の主将にまでなった人物です。
お母様は、元初心者だった息子が大舞台で放った一打に、「挑戦に遅すぎることはないんだなって思いました」と率直な思いを話されていました。
「挑戦に遅すぎることはない」この言葉は、本校の多くの生徒や職員に勇気を与えてくれました。
さらに私の胸を打ったのは、お母様が、これまでのご苦労や心の葛藤があったことに触れ、最後に「今日で救われました」と話されたことです。
本当に良かった。本当によく頑張ってくれた。あらゆる賛辞を山田主将と本校野球部に贈ります。
今夏の勝利は、忘れられない、かけがえのない1勝となりました。
「北陵高生の活躍を地域・全国へ」と題して
7月5日(水)
1か月振りの更新となってしまいました。
早や7月、夏休みが間近になってきていることにびっくりしております。
さて、学校では毎日様々な教育活動が行われています。発表会、工業や福祉の実習、壮行式、就職・進学ガイダンス、北陵祭の準備、各種大会、ボランティア、体験学習などです。先生方はこうした活動を毎日のようにホームページに掲載し、生徒の様子を外部に発信しています。
こうしたホームページの情報を生徒たちは知っているのだろうか?、ふと思いました。「案外知らないのでは」という先生方の意見も取り入れ、校長室前の掲示板に印刷して張り出すことにしました。
通りすがりに、思いがけず目に入る記事によって、自分たちのことが地域や全国に向けて発信されていることを生徒自身に知ってもらいたいと思っています。
アナログな方法ですが、ホームページの更新が日々行われ、足早に記事が古くなる中で、ゆっくり足を止めて見てもらえるものがあると何だか安心します。(なお、掲示内容は3~4日で入れ替わるようにしています。)
みんなで応援しよう!!総体・総文
5月31日(水)
明日(6/1)から多くの運動部・文化部が参加する、県高校総体・総文が本格的に行われます。
本校では、5月26日(金)に壮行式を実施し、生徒たちを激励しました。(壮行式の様子)
この総体・総文までに生徒たちには、いろいろなことがあったと思います。それは、こんなに努力しているのになかなか上達しないという悩みや、ケガをして練習が思うようにできないという焦り、などではなかったでしょうか。
しかし、こうしたことを乗り越えて、総体・総文に臨む生徒たちは、すでに自分自身に勝っています。あとは、本番でこれまで頑張ってきた自分と仲間の力を信じて、最後まで諦めずに、必死に頑張ってきて欲しいと思います。
3年生にとっては、高校生活最後の総体・総文です。
スポーツや作品制作に取り組み、一生懸命に最後までやりきったということが、今後の自分自身の成長につながり、見ている人に大きな感動を与えます。1、2年生の皆さんは、そんな先輩の姿をしっかりと目に焼き付けて下さい。
金沢北陵高校生の活躍をみんなで祈り、応援しています。頑張ってください。
〇生徒玄関前などに掲示して、総体・総文を応援しています。
なお、一部の競技等は既に実施されており、「商業同好会」が商業部競技大会において、ワープロ部門で団体準優勝、情報処理部門で団体3位となるなどの嬉しい報告も届いています。(詳しい内容はこちら)
3年生が取り組む「地域貢献」
5月22日(月)
北陵高校の3年次生は、これまで学んできたことを基に、自分で決めたテーマによる研究に取り組んでいます。
今年度、本校が位置する森本地区について地域貢献グループによる探究活動が行われています。
まずは地域を知り、地域の課題を整理することから始めています。そのため、外部講師として森本商工会・青年部の方にお越しいただきご教授いただきました。
住んでいる地域という身近な存在にどのように貢献してくのか、まだスタートしたばかりですが、生徒たちがどのような考えにたどり着くのか今から楽しみにしています。
学校公開 保護者の皆様、ご参加ありがとうございました。
5月13日(土)
本日は学校公開でした。
下の写真は、工業系列の旋盤実習の様子です。ものづくりマイスターの方から直接指導を受けています。
こうした特色ある授業の数々を保護者の皆様にご覧いただくことができ、とても充実した一日となりました。
また今回、初めての取組として、33校の大学や専門学校の担当者にお越しいただき、進学ガイダンスが実施されました。生徒だけでなく保護者の方も気軽に説明を聞くことができると好評でした。
下の写真、左は進学ガイダンス。右は、就職ガイダンスの様子です。本校の就職担当から、就職試験までの流れなどについて説明をいたしました。
この他、学年ごとの懇談会などもあり、保護者の皆さんは、系列選択について(1年生)、修学旅行・インターンシップについて(2年生)、進路について(3年生)などについて熱心にお聞きくださいました。