工業系列(機械・電気)日誌

工業系列(機械・電気) 日誌

鉄くずの回収に来ていただきました【工業系列】

 金属加工(切削・溶接)の実習で出た鉄くずなどがたまってきたので、

回収に来ていただきました。

 鉄くずといえど、大切な資源です!リサイクルして生まれ変わります!

 

当日は大型トラックで来て   廃棄物ボックスやドラム缶に

いただきました。       いっぱいの鉄くずです!

               たくさん練習した証です。

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【動画あり】あたぁ!(ポリテクカレッジその後)【工業系列テーマ研究】

授業中ではなく、放課後の様子です。

本校3年目の教育委員会事業「専門高校等における産学連携人材育成事業」「画像処理による自動運転模型自動車の製作を通した人材育成」で実施しています。

22日に本校で実施するマイコンカー記録会のスタートゲートを先週木曜にポリテクカレッジ石川さんに製作指導を受けに行ったものがようやく形になってきました。

教育委員会事務局の指導主事の先生からは「まず、確かな知識をつけさせて、生徒自身が自分の言葉で技術的なコミュニケーション(考えを伝えること)ができるように今年は指導してくださいと助言をいただいています。

上記のことについて、今年は設計に関することでということでしたが、まだよくわかっていないプログラム分野でも気づいたことを伝えて前に進めようとするところが記録できましたので掲載しておきます。

放課後なので音楽かけたりしている点はご容赦ください。

 

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専門高校等における産学連携人材育成事業の一環でポリテクカレッジ石川様に行きました【工業系列テーマ研究】

今は新人戦の期間中で、外に行けるチャンスなので、ポリテクカレッジ石川(正式名称:石川職業能力開発短期大学校)様へ自動運転模型自動車のスタートゲート兼タイム計測器の製作指導を受けに行ってきました。

今回製作するスタートゲートは来週22日に本校で記録会を実施運営するために必要で、2台製作します。

製作マニュアルの目次にしたがって事前に役割分担をしたうえで訪問しました。

工業系の大規模なテーマ研究は集団でのプロジェクト制をとるものもあります。仕事の世界では大規模なものになればなるほど、ライバルが不在になって行きウマミが増すので、プロジェクト制に慣れていく利点があります。今回はたくさんの人材を投入して1・2日でケリをつける短期決戦型なので、この方式を採用しました。仕事の世界では短納期対応もライバルが減るのでウマミが増します。仕事の世界ではチームワークやコミュニケーションを大切にするのもうなずけます。

ポリテクカレッジ石川の田中先生から基板カットについて指導を受けました。

 

マイコンの基板とドットマトリックス表示基板のパンダ付け。24ピンくらいのドットマトリックス部品のパンダ付けの方向を間違えて、あとで田中先生に外してもらっています。外すコツまで教えてもらい、助かりました。でも設備が本校にはない。揃えなくては。

 

ゲートの筐体製作。MDFという材料は柔らかき切断と穴あけはしやすいのに木ネジで割れやすい。

 

ビンにケーブルをパンダ付け。フレッドボードを使えば火傷をしない。なるほど。

 

 昼食は食堂で

 蜜を防ぐため、早めに取らせていただきました。

昼食後、ポリテクカレッジで行っているテーマ研究の説明を受けました昼休みも活動中でした。

本校の卒業生とも会えました。

昨年度の本事業の参加者です。

写真の先輩以外にもKu、Ki、Na、Ka、Ma先輩も来てくれました。Ni先輩は会えませんでしたが、今回訪問したメンバーのうち3人が同じ科の後輩になるのでまた再会することでしょう。

先輩方は寮生なので寮の食堂で3食食事とのこと。3食で1200円で、朝もしっかり作ってくれるので食べてたら昼夜逆転も治るとのこと。高校時代にあんなにゲームで昼夜逆転していた時期もあった某先輩も、最近は大好きなゲームもする体力がなくなった様子でした。優先順位がハッキリしたのでしょうね。

2年生はとても忙しそうでした。みんな精神的に成長していて進路も決まっていました。

 

予定より遅れて5時に終了。およそ70%できました。

田中先生に今日感じたことをひとり一言ずつ述べて、田中先生からお返しにアドバイスをいただきました。仲間と連携してやっていること、困っているときは声を出して行くこと、とても作業が上手くなったことについて講評をいただきました。

今回の本事業は、確かな知識を身につけたうえで自分の言葉で技術的なコミュニケーションをとることについて育成する目的でいたので、順調に成長できていて続けていこうということを確認しました。

田中先生をはじめ、ポリテクカレッジ石川(石川職業能力開発短期大学校)様、本日はありがとうございました。

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切りくず【工業系列】

 機械加工で材料を切削すると、そのぶんの材料が「切りくず」

(きりことも呼びます)となって出ます。

 金属は資源回収に来ていただきます。

 

 汎用旋盤やNC旋盤、     マシニングセンターは・・・

 帯鋸盤から切りくずが     これは樹脂材を削った

 出ます            切りくずです

 

 屋外のバケツに集めて、

 業者さんに回収に来て

 頂きます。

 

 おまけの一枚

 

 本校の「ある場所に」に、毎秋少しだけ山女(アケビ)が実ります。

 「おおっ!今年もアケビやなっとるがいや」

 「先生、アケビってなんですか?」

 「そうか・・・山入ってアケビ食べるって、みんなもうせんがんか・・・」

 というやり取りも秋の風物詩です(先生も毎年忘れてしまいます)。

 ちなみに先日確認したら、もう中身が空っぽでした。目聡い動物が

見つけていくんでしょうね。

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NC旋盤とマシニングセンタのコラボ【工業系列】

厚生労働省の「ものづくりマイスター」から、よく「工順まで考えられる生徒を育成して欲しい」と言われます。2年前に本校では若年者ものづくり大会全国大会のフライス盤部門に出場させていただいた中、工順を考える指導ができていました。最近は自動運転模型自動車(マイコンカー)の部品製作という、別の形で挑戦しています。こちらの方が作る点数が多いので。

横に穴と溝があるのが難所です。小さいので、加工中に材料が破壊されるのも難所となります。

今回はNC旋盤で穴と溝加工ののち、マシニングセンタで形状を削ることで、立体形状の小物の加工に挑戦しました。

 

まず丸棒をNC旋盤で加工。

普通、旋盤は材料が回り続けて固定された刃物で丸いものをけずれるのですが、このNC旋盤は材料を好きな角度で固定する機能と、回転する刃物を取り付けられて刃物を回転させながら縦横に動かせる機能がついているのでこんなことができます。0度だけでなく90度と-90度と180度の面を加工しました。

 

 マシニングセンタで、直径20ミリの回転工具で加工

 

 同じくマシニングセンタで直径5ミリの回転工具で加工

 

さらに同じくマシニングセンタで直径2ミリの回転工具で加工。

最初に固定しておいたねじが露になりました。

この部分をかわして加工してあります。

ネジを外すとできあがり。

 

プログラム作成に10時間、試し加工に3時間。

それさえできれば5分で大量生産できます。

売れるなら打出の小槌状態…でしょうか。

実習の授業では簡単なことしかできませんが、総合的な探究の時間では可能です。

ただ、粘り強さが要ります。

家での学習に例えると、平日5時間、休日は10時間勉強できる粘り強さがあればこんなこともできるようになります。

電気系の資格なら第一種と第二種の電気工事士、機械系なら2級旋盤の技能検定くらい、商業なら簿記の検定に合格するくらいの粘り強さでしょうか。

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