2年日誌
総合的な探究の時間 ~学問かるた~【2学年】
夏休みも北陵祭も終わり、学業に切り替えです!
今日の総合的な探究の時間では、「学問かるた」を行いました。
【方法】
①学問の名前のカードを台紙から切り離す。
②シートに書いてある説明を見て、その説明が書いてある枠に①のカードを載せていく
③少ししたら前後左右の生徒同士で見比べ、お互いに違っているところについて、どちらが正解か話し合う
【余談(生々しい話)】
うまく話し合いまでできた生徒もいれば、一部、取り掛かれない生徒もいます。
取り掛かれないことには、それなりに理由がある様子でした。
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「親が大学行けっていうけど、これ以上勉強したくないので、行きたくない」
「本当は服を売る店をしたいので、大学に行かずファッションの学校に行きたいけど、理容学校くらいしかわからん」
など、悩みを抱えている生徒もいた様子です。
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今回のカルタではたくさんの学問があります。学問の府である大学は「専門の研究をして突き詰めていく」ところなので、ピンとこないのかもしれません。しかもカルタの学問の内容がまだ生徒たちにとって意味不明の部分も少しある様子。
そこで、下記のように話かけました。
・大学の研究の分野をそのまま仕事にしている人は少ないこと
・大学はその関連の仕事や研究者の養成を目的としているところも一部あるが、
むしろ新しいことをすぐに軌道に乗せていく能力の育成を目的としていること
・新しいことが他人より早くできると、需要と供給の関係からニーズが高く、
顧客や社会への貢献度が高い(儲かる)
・新しいことを最低、年に2割くらい?していかないと、顧客が離れて仕事が立ちいかなくなる
このことで、少し「大学」と「服を売る店の仕事」の道筋が見えた様子でした。
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また、本校は就職する人、進学する人、様々です。
すぐ就職する人にとっても、いつか働いたらそれぞれプロとしての専門家(スペシャリスト)になるので、
学問的なアプローチ(カイゼン活動をする姿勢)で仕事を進められる素養が付けばと思います。
本校に来てくださる外部講師の方(ものづくりマイスター等の職人の方)も、
高校卒、大学卒ではない方もいますが、学問的なアプローチで授業中に発生する問題
(ここでいう問題とは、基準に達していない状態と基準とののギャップを指す)を
観察、分析して、問題解決してくれていますよ。