2021年1月の記事一覧
全国学校給食週間がありました
1月24日から1月30日までは「全国学校給食週間」でした。
この期間は給食について深く知ってもらうためにできました。
毎年特別メニューが登場するこの期間、今年のテーマは「給食のはじまり」「給食で旅気分、石川県味わいツアー」でした。
縦に長い石川県は加賀地方と能登地方で食文化が違います。
また、石川県には魅力的な観光スポットなども多く存在するので紹介しても面白いのでは、と思いこのテーマにしました。
ただ紹介するのでは面白くないので、給食を食べて旅行気分を味わってもらおうと小松市を出発して白山市、金沢市、七尾市、珠洲市をめぐるツアー献立を計画しました!
1月25日(はじまりの給食)
この日は給食のはじまりについて紹介しました。
昔の給食は質素だけども、子どもたちの健康な成長を思って作るのは今も昔も変わりません。
1月26日(小松市の給食)
小松市には「航空自衛隊小松基地」があります。
基地の食堂で食べられている「空上げ(からあげ)」を給食にしました。
給食時間にはブルーインパルスの写真を持っていくと大喜びでした!
1月27日(白山市の給食)
白山市の山麓地区には「堅豆腐(かたどうふ)」という豆腐があります。
木綿よりもさらに固い豆腐はカツにして揚げても崩れません!
そして白山市が誇る禁断のグルメ、「ふぐのぬか漬け」をサラダのドレッシングにしてみました。ふぐの毒抜きの仕組みはいまだに解明されておらず、石川県以外では製造が禁止されている食べ物です。
1月28日(金沢市の給食)
金沢市の給食は「加賀野菜」をメインにした給食でした。
「加賀蓮根」はちらし寿司に、「五郎島金時」は金沢市の郷土料理めった汁にしました。
デザートには加賀・金沢でよく飲まれている「棒茶」の饅頭です。
とても香りのよいおいしいお饅頭でした。
1月29日(七尾市の給食)
七尾市の給食では「ぶりの照り焼き」と報恩講でよく食べられる「七日炊きごぼう(なぬかだきごぼう)」が登場しました。
七日炊きごぼうは報恩講に来るお坊さんにおいしく食べてもらいたいという思いから、みそと砂糖で7日間かけて炊き上げるようになったそうです。
じっくりと炊き上げたごぼうはとても柔らかくて、甘さが引き立つおいしい出来上がりでした。
1月30日(珠洲市の給食)
給食週間最終日の給食は珠洲市の給食でした。
この日はふるさと珠洲科発表会もあるということで珠洲市の食材をメインに使った給食でした。
メインのかき揚げには「黒豆・のと115干ししいたけ・珠洲の塩」を使い、粕汁には「宗玄の酒粕・狼煙の木綿豆腐」を使いました。
この日は珠洲づくしの一日でした!