SSH活動記録

【SSH】課題探究Ⅱ特別講義(理数科2年、3年)

 4月17日(月)、理数科2年、3年を対象に特別講義が行われました。東京大学工学部マテリアル工学科から宮田完二郎教授をお招きし、「マテリアル工学科でのナノ医薬研究」という演題でご講演をいただきました。
 宮田先生からは、工学的なアプローチで創薬に取り組む「ナノ医薬」の研究に関して、実験器具や動画データなど最先端の情報を高校生に分かるよう丁寧にお話していただきました。また、東京大学工学部の紹介や、宮田先生ご自身の受験時の話などもしていただき、高校生は多くの刺激を受けることができました。
 質疑応答の時間には、質問の挙手が絶えず、講演後にも宮田先生に質問しようと列ができるほどの盛り上がりでした。生徒からは「工学的なアプローチで薬学の研究ができると知り、学問的な視野が広がった」や「進路選択にあたってとても参考になった」という感想が聞かれました。今回の講義を、今後の勉強や研究に生かしていってほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】課題探究開講式(普通科2年理系)

 4月14日(金)普通科2年理系「課題探究」開講式において、今後の探究活動の流れと、探究活動を進める方法の説明、具体的な探究活動の例として、過去の先輩の課題研究の紹介が行われました。

【SSH】探究基礎オリエンテーション(普通科1年)

 4月13日(木)1年生普通科の学校設定科目「探究基礎」のオリエンテーションがありました。「探究基礎」は探究力育成を目標に、7月まではディベート小論文を行い、証拠を使って論理的に立証する力を身につけます。そして9月のデータサイエンス講座では、2年生になってからの「課題探究」に必要な情報処理スキルを学びます。10月からは、探究スキル育成講座を行います。

 生徒達は、担任の先生によるモデルディベート「高校でも給食を導入すべきである」を見て、証拠による論証がどのようなものかを体感しました。途中で、それぞれの論に対してどのように反論すべきかを各自が考え、ペアで話し合いをしてもらいましたが、大変活発に意見交換をしている様子が見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】中高生情報学研究コンテスト参加(2年理数科)

 3月4日(土)電気通信大学で行われた「情報処理学会中高生情報学研究コンテスト」に、課題探究Ⅱ「Pythonを用いた時間割作成プログラムの研究」グループが研究成果の発表を行いました。

 参加生徒からは「情報学専門の課題研究発表会で、よりレベルの高い研究に触れることができ、とても勉強になった。貴重なアドバイスも多く頂いたので、今後の研究の参考にしていきたい。」「全国の高校生の発表を聞いて、様々な分野にも情報学を応用している様子を学び、視野を広げることができた。」「興味を惹かれた発想の研究も多かった。」などの声が聞かれました。

 同グループは8月の全国SSH生徒研究発表会でも発表することが決まっており、今後の更なる発展が期待されます。