SSH活動記録
【SSH】第2回こまつ研究サポートプログラム(2年理数科)&第1回究める探究スクラム in KOMATSU
9月18日(水)6・7限、27日(金)5・6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第2回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」が行われました。
生徒達から「設定したテーマに関して、視点を変えて考えることができた」「切手問題について意見がいただけてよかった」という声が聞かれ、研究を大きく前に進めることができました。
また、今回は「第1回 究める探究スクラム in KOMATSU」を同時に開催しました。他校の先生が「課題探究Ⅱ」の授業を見学することで、石川県の課題探究の普及につなげることを目的としています。今回は2日間で12名の先生に参加していただきました。
【参加していただいた大学の先生方】
金沢大学 理工研究域 数物科学系 佐藤 政行 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系 小松﨑 俊彦 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生 (数学)
北陸先端科学技術大学院大学 鎌田 斗南 先生(数学)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 草野 英二 先生 (化学)
金沢大学 高大接続コア・センター 中野 正俊 先生 (化学)
金沢大学 理工研究域 地球社会基盤学類 森下 知晃 先生 (地学)
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生 (生物)
【SSH】2年理数科 マスフェスタ参加
8月24日(土)、本校理数科生徒11名が大阪府立大手前高等学校で開催された「マスフェスタ(全国数学生徒研究発表会)」に参加し、これまでの研究成果をポスターで発表しました。生徒達は全国から集まった高校生の発表に対して質問したり、自分たちの発表に対する質問に答えることで、大きな刺激を受け、今後の研究の進め方への参考にすることができました。
【SSH】1年理数科 生物・地学野外実習
7月19日(金)20日(土)1泊2日の日程で、1年理数科の生物地学野外実習が行われました。
日程
7月19日(金)
8:00 小松駅集合、出発
9:00 セミナーハウスあいりす到着
9:30~12:00 ウニ人工授精・発生実験
12:00~13:30 昼食、移動
13:30~14:30 片野海岸にて地学実習
14:30~ 移動
15:00 セミナーハウスあいりす到着、休憩
15:30~18:00 発生観察
18:00~19:00 夕食
19:00~20:00 (適宜)発生観察
20:00~21:30 卒業生と語る会
7月20日(土)
6:00~6:30 発生観察
6:30~8:00 片付け、朝食
8:00~9:00 講義「塩屋海岸の植物」
9:00~ 移動
9:30~10:30 塩屋海岸にて植生調査
10:30~11:30 鹿島の森にて植物観察
12:30 小松駅到着、解散
能登半島地震の影響があり、今年度の実習は加賀市のセミナーハウスあいりすを起点に実施しました。まずは、能登から送っていただいたムラサキウニの人工授精・発生実験です。ムラサキウニの口器を切り取って塩化カリウムを注ぎ、放精/放卵させた後、それらを合わせて受精卵をつくります。しばし顕微鏡で観察しましたが、発生には時間がかかるのでなかなか変化が見られません。胚に頑張ってもらっている間に、片野海岸に移動し、露頭の観察を行いました。
あいりすに戻り観察を再開すると、細胞の数が増えているものも見られ、確かに人工授精が成功していました。夕食後は、5名の理数科OB、OGに来ていただき、大学での勉強や生活について話を聞くことができました。
翌日は、NPO法人石川県自然史センター副理事長の西岡先生より、塩屋海岸の植物についての講義をしていただいた後、実際に海岸で植物の生育調査を体験しました。1時間の間にたくさんの海岸植物を判別できるようになり、すっかり海岸植物のセミプロです。少し移動して鹿島の森ではアカテガニや照葉樹を観察し、地元の自然をたっぷり堪能しました。
1泊2日の実験・観察を通して、生徒は1つの事象を継続的に追求することの面白さを体験できた様子でした。失敗もありましたが、班で協力して克服できたことも良い経験となったようです。また、この経験をクラスで共有できたことで、クラスの仲も深まりました。とにかく楽しかった、たくさん学べたと、皆良い表情で帰ってくることができました。
【SSH】韓国科学交流最終日(理数科2年生)
7月25日(木)3日間の国際科学交流を終えた韓国大田科学高校のみなさんが帰国前に小松高校に来校しました。交流してきた28Hの生徒も沢山集まり、校内を案内した後、図書館でお別れ会を行いました。韓国の生徒さんたちがこの3日間の科学交流についての感想を英語で発表してくれて、記念品を渡したり、記念写真などを撮り合ったりした後、韓国の生徒さんたちは小松高校から小松空港へ向かい、帰国しました。
今回の交流を通じて、とても仲良くなった両校の生徒たちは、別れを惜しみつつ、再会を約束していました。次は小松高校の生徒達が12月に韓国大田科学高校を訪問する予定です。
【SSH】韓国科学交流3日目(理数科2年生)大学実験セミナー②
7月24日(水)、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)で「大学実験セミナー」2日目が行われました。午前は、パズルの切り出しの再チャレンジを行い、それと並行して発表用の英語スライドと原稿作成を行いました。生徒達は発表する内容について、班内でディスカッションをし、各自の役割分担を決めてから、準備を進めていきました。参加してくださったALTの皆さんがその場で生徒の英語を添削してくださったり、優れたプレゼンテーションをするための秘訣をアドバイスしてくださったりしました。参加して下さった大聖寺高校Samantha先生、小松商業高校Monay先生、小松工業高校Dylan先生、本校ALT Kataizah先生、ご指導いただき本当にありがとうございました。
午後からは、口頭発表会を行い、各班が自作のパズルについて、創造性豊かな発表を堂々と行うことができました。各班の発表の後に、上原隆平先生が講評をしてくださり、生徒達はJAIST教授の上原先生からのお言葉に、大変感激していました。
2日間の大学実験セミナーを終えて、生徒からは、「アインシュタイン・タイルという新しい概念に触れることができて新鮮だった。レーザーカッターの調整などが難しかったが、鎌田先生や研究補助員の方が手伝ってくださって最後成功することができてよかった。諦めないことが大切だと思った。」「まず英語でコミュニケーションをとりながら作業するのが言葉の壁を乗り越えられたように感じとても楽しかった。韓国の生徒の素晴らしい英語やプレゼンまでの過程を共にできたのが普通では得られない貴重な体験だと思った。この機会を準備して下さったJAISTの方々や韓国の生徒に感謝したい。」「今回のセミナーを通して、アインシュタイン・タイルについて知ることができ、仲間との絆も深めることが出来た。またこのような機会があれば参加したいと感じた。」という声が聞かれました。
この2日間、生徒達は最高の学びを経験することができました。北陸先端科学技術大学院大学教授 上原隆平先生、助教 鎌田斗南先生、研究補助員 谷口智子さん、TAの皆様、サポートしてくださった北陸先端科学技術大学院大学の全ての関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
【パズル再切り出し】
【プレゼンテーション】
【パズル作品】
【SSH】韓国科学交流2日目(理数科2年生)大学実験セミナー①
7月23日(火)北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)にて、理数科2年生と韓国大田科学高校(DSHS)生徒12名が参加し、工学リテラシーを身につけるための、ものづくりに主眼を置いた「大学実験セミナー」1日目が行われました。
初めにコンピューティング科学研究領域 上原研究室 教授 上原隆平先生が特別講義をしてくださいました。生徒達は事前学習として紹介していただいた『ペンローズの幾何学 対称性から黄金比、アインシュタイン・タイルまで』を読んでいましたが、講義の中で上原先生は、昨年度発見され、大きな話題となったアインシュタイン・タイルについて、高校生にも分かるように、かみ砕いて説明してくださいました。生徒達は上原先生の講義で、アインシュタイン・タイルについて理解を深め、パズルを数学的に考えることの楽しさを学びました。その後、国内最大級のコレクションから厳選されたパズルが展示されているJAISTギャラリーの見学と体験を行いました。
このセミナーに向けて、各自がGeogebraを用いてパズルをデザインし、そのデータを持参していましたが、午後からはコンピューティング科学研究領域 助教 鎌田斗南先生に指導していただき、またTAの皆さんのサポートを受けながら、各班でパズルデータの検討や改良を行いました。韓国の生徒も理数科の生徒に混ざって日韓混成の班となり、英語で積極的にコミュニケーションを取っていました。データが完成した班から、上原研究室 研究補助員 谷口智子さんの指導補助のもとで、各班が最新鋭のレーザーカッターを用いて、パズルの切り出しを行いました。さらに、出来上がったパズルを見て、改善点などを班員と熱く話し合いました。
【上原先生特別講義】
【JAISTギャラリー見学】
【米口校長先生挨拶】 【パズルデザインの共有】
【パズルの切り出し】
【SSH】韓国科学交流1日目(理数科2年生)共同研究ミーティング
7月22日(月)、韓国大田科学高校(DSHS)の高校生12名と先生方2名が来日し、本校の理数科2年生12名と交流しました。
小松空港でお迎えした後、中谷宇吉郎雪の博物館を訪れて、ダイヤモンドダスト、過冷却、チンダル現象の実験に参加しました。生徒達はダイヤモンドダストによる光の反射を見て、その美しさに歓声をあげていました。
夕食後は、DSHS生が共同研究の概略についてプレゼンテーションを行い、内容について質疑・討議を行いました。全員が積極的に発言し、これから共同研究を進めていくにあたって、大変有意義な時間となりました。
【SSH】第1回こまつ研究サポートプログラム(2年理数科)
5月14日(金)5・6限、19日(水)6・7限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」が行われました。生徒達は自分たちで考えたテーマについて先生方にアイディアを聞いていただきました
生徒達から「社会的な視点で、研究についてのアイディアをいただくことができた」「知識の幅がとても広く、探究活動の幅を広げるアドバイスをたくさんしてくださった」という声が聞かれ、研究を大きく前に進めることができました。
【参加していただいた大学の先生方】
金沢大学 理工研究域 数物科学系 佐藤 政行 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系 小松﨑 俊彦 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生 (数学)
北陸先端科学技術大学院大学 國藤 進 先生 (数学)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 草野 英二 先生 (化学)
金沢大学 高大接続コア・センター 中野 正俊 先生 (化学)
金沢大学 理工研究域 地球社会基盤学類 森下 知晃 先生 (地学)
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生 (生物)
【SSH】中谷内修先生 課題探究特別講義(2年普通科理系)
5月2日(木)2年普通科理系対象の「課題探究」において、石川県立大学の中谷内修先生をお招きし、課題探究についての特別講座が行われました。課題探究のかたち、課題の設定についてのお話をしていただきました。生徒は、次回からの探究活動に活かそうと、熱心にメモをとる姿が印象的でした。今後の活躍が楽しみです。
【SSH】中谷内修先生 課題探究Ⅱ特別講義(2年理数科)
4月26日(金)2年理数科対象の「課題探究Ⅱ」において、石川県立大学の中谷内修先生をお招きし、課題探究についての特別講義が行われました。中谷内先生からは、探究活動の意義や方法、注意点などを説明していただきました。生徒はとても興味深く話を聞いており、探究活動への興味・関心が高まったのではないでしょうか。今後の活動での生徒の活躍が楽しみです。
【SSH】各学年SSH学校設定科目 開講式
4月には、各学年でSSH学校設定科目の開講式行われました。19日(金)に開催された2年理数科「課題研究Ⅱ」の開講式では、米口校長先生が「コップの水はなぜ落ちないのか」と「コアンダ効果」の2つの原理の実験を見せてくれました。さらに校長先生からは、「不思議だと思うテーマに出会い、探究し続けて、聞き手に驚きがあるような研究をして欲しい。分からないことはしんどいが、楽しいという経験をしてください。みなさんの楽しむ姿を楽しみにしています。」という激励の言葉がありました。生徒は校長先生の実験に大変盛り上がって、刺激を受けていました。
<1年普通科 探究基礎>
<2年普通科理系 課題探究>
<2年理数科 課題探究Ⅱ>
<3年理数科 課題探究Ⅲ>
【SSH】福井県立藤島高校Global Science Leadership参加
3月16日(土)本校の2年生人文科学コースの研究班2班 ("How to make Ishikawa pref. more LGBT-friendly", "Definition of donation from the perspective of Furusato Nozei")と、理数科の研究班2班(”Relationship between Floating Position and Frequency when Using Ultrasonic Levitation","Relationship between Temperature Change and Mirage Visibility")が、福井県立藤島高校で開催された「Global Science Leadership 2023」に参加しました。ZOOMのブレイクアウトルームにおいて、英語で口頭発表と質疑応答を行い、アドバイザーの大学の先生から英語で講評をいただきました。参加した生徒は、グループで協力しながら一生懸命英語でコミュニケーションを取っていました。また、他の学校の生徒の発表を聞いて、高い英語力や、研究内容に大いに刺激を受けていました。
【SSH】第2回究める課題研究発表会 in KOMATSU
3月17日(日)サイエンスヒルズこまつにおいて「第2回究める課題研究発表会 in KOMATSU」を開催しました。ポスター発表会には、小松高校だけでなく、福井県立藤島高校、大聖寺高校、小松明峰高校、小松工業高校、泉丘高校、金沢大学附属高校、星稜高校、星稜中学校の生徒、計300名が参加し、学校の枠を超えた交流が行われました。また、小松高校が毎年交流している韓国の大田科学高校の生徒もオンラインで参加し、小松高校と大田科学高校の共同研究の発表を行いました。
また、小中学生を対象とした実験講座も開かれ、小松高校、藤島高校、泉丘高校、小松工業高校、星稜高校の生徒が主体となって普段から取り組んでいる研究に関する実験ブースを開設しました。参加した100名の小中学生は、高校生から実験の指導を受け、発展的な実験、体験に取り組むことができました。
★参加して下さった先生方★
金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生
金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系 小松﨑 俊彦 先生
京都大学大学院理学研究科 物理学第二分野 宇宙線研究室 榎戸 輝揚 先生
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 草野 英二 先生
石川県立大学 生物資源工学研究所 松﨑 千秋 先生
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生
金沢大学 人間社会研究域 学校教育系 小浦 寛 先生
福井大学 学術研究院 教育・人文社会系部門 遠藤 貴広 先生
金沢大学人間社会研究域 地域創造学系地域創造学類 一方井 祐子 先生
公立小松大学 国際文化交流学部 国際文化交流学科 長辻 幸 先生
石川県教育委員会学校指導課 桝蔵 充則 先生
<講演会> <サイエンスヒルズこまつ科学賞授与式>
<ポスターセッション>
<韓国大田科学高校と小松高校による共同研究 ZOOM口頭発表>
<実験教室>
【SSH】「課題探究Ⅱ」課題研究英語ポスター発表会(理数科2年生)
3月13日(水)5,6限目に、アドバイザーとして北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)の先生方、大学院生(留学生)、他校のALTの先生方をお迎えして、1年の集大成として各班が自分たちの研究の成果を英語でポスター発表をしました。
生徒は、聞き手の顔を見ながら自分の言葉でしっかりと研究の内容を伝えることができていました。アドバイザーの先生方も、熱心に耳を傾けて、たくさんの質問をしてくださり、生徒は即興で英語で答えることができました。JAISTの先生方や大学院生のみなさんは、専門的な観点でアドバイスや、経験談を伝えて下さって、とても参考になりました。
お忙しい中来校してくださったJAISTの先生方や大学院生・他校ALTの先生方、本当にありがとうございました。
【SSH】「探究基礎」基礎課題研究ポスター発表会(普通科1年生)
2月15日(木)に本校体育館にて、1年普通科の生徒による「探究基礎 基礎課題研究ポスター発表会」が行われ、10月から始まった探究スキル育成講座で取り組んだ研究の成果を発表しました。2年生で理系クラスに進級する生徒は数学、物理、化学の3分野から、文系クラスに進級する生徒は生物、地学の2分野から希望分野を選び、与えられたテーマについて約4か月間、熱心に研究活動を行ってきました。
1年生にとって初めてのポスター発表会でしたが、発表者は堂々と研究内容を聴衆に紹介していました。聴衆は熱心に説明を聞いて疑問に思った点を質問しており、活発な議論が繰り広げられていました。生徒からは、「様々な分野の話が聞けて、とにかく楽しかった」「最初は聞きに行くことをためらったけど、ポスターの形態だと質問がしやすく、もっと話を聞きたいと思った」などの感想が聞かれました。
【SSH】石川県SSH生徒研究発表会・いしかわNSH課題研究発表会(理数科2年生・1年生・人文科学コース2年生)
1月23日(火)石川県地場産業振興センターで、石川県のSSH指定校3校(金沢泉丘高校、七尾高校、小松高校)とNSH(ニュースーパーハイスクール)指定校2校(金沢二水高校、金沢桜丘高校)およびゲスト校(能登高校、大聖寺実業高校等)が参加して、石川県SSH生徒研究発表会と、いしかわNSH課題研究発表会が合同で開催されました。28H、21Hに加えて、今年初めて普通科理系と普通科文系2年生の研究班が参加して、口頭発表とポスター発表を行いました。また、参観者として18Hが参加し、熱心に質問をしていました。
参加した2年生の生徒からは、「沢山の他校の生徒が見に来てくれて、一生懸命理解しようとしながら聞いてくれた」「大学の先生から的確なアドバイスをいただいたり、褒めていただいたりして、嬉しかった」「沢山の質問をしてもらえて嬉しかった」「とても楽しかったし、参加できてよかった」「昨年1年生の時と比べて、今年は内容がしっかりと理解できたし、他校の生徒の研究の進め方や考察の仕方がとても参考になった」などの意見が聞かれました。
<SSH口頭発表・ポスター発表の様子>
<NSHポスター発表の様子>
【SSH】「課題探究Ⅱ」ポスター発表会(理数科2年生)
1月17日(水)5、6限目に学校設定科目「課題探究Ⅱ」のポスター発表会が開催され、理数科2年生が1年間の研究の集大成となる発表を行いました。
この発表会には、年間を通してアドバイスをくださった「こまつ研究サポートプログラム」メンバーの先生方や、大学院生・大学生をお招きしました。みなさん各ポスターの前で、じっくりと発表を聞き、時間をかけて丁寧に様々な観点から専門的な助言をしてくださいました。生徒からは「的確なアドバイスをいただき、今後どのように結果をまとめるかの方向性をはっきりさせることができた」「初めて発表を聞く人に伝わるようにするには、前提条件などを丁寧に説明する必要があると実感した」という声が聞かれました。
6限目は理数科1年生を対象に発表しました。参観した理数科1年生は、発表に真剣に耳を傾け、質問をしようと頑張っていました。次年度に向けて、研究のイメージをつかむことができました。
発表会の後、各班は今回指摘していただいたことを来週1月23日(火)に行われる石川県SSH生徒研究発表会に生かせるように、早速ポスターの内容の再検討を始めていました。
講評者として来校してくださった大学の先生や大学院生・大学生の方々、本当にありがとうございました。
★来校してくださった大学の先生方
北陸先端科学技術大学院大学 國藤進 先生
金沢大学 理工研究域数物科学類 佐藤政行 先生
金沢大学 理工研究域フロンティア工学類 小松﨑俊彦 先生
金沢大学 理工研究域数物科学類 川上裕 先生
金沢大学 環日本海域環境研究センター 松木 篤 先生
金沢工業大学 バイオ・化学部応用化学科 草野英二 先生
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内修 先生
【SSH】課題研究ポスター発表会(普通科理系・文系2年)
1月11日(金)本校体育館にて、2年普通科の生徒による「課題研究ポスター発表会」が行われ、自分たちが設定したテーマに関して1年間の研究成果を発表しました。今年は初めて文系と理系の合同開催となり、生徒は興味のあるテーマのポスターを訪れて、熱心に耳を傾けていました。また、発表に続く質疑応答では、発表者と聞き手の非常な活発なやりとりが行われました。講評者として参加して下さった大学の先生方から専門的な観点からの助言や講評を頂くこともできました。生徒からは、「聞き手の顔を見ながら説明できるように、手持ちの原稿を見ずに発表できるように頑張りました」「大学の先生方に説明するのはとても緊張した。アドバイスをいただいて、自分達の研究の不十分な点に気づくことができた」「規則性を考えるテーマだったが、調べきれなかった。研究は無限で終わりはないと感じた」などの声が聞かれました。
【参加していただいた大学の先生方】
金沢大学 理工研究域 数物科学系 佐藤 政行 先生
金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系 小松﨑 俊彦 先生
金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生
石川県立大学 食品科学科 准教授 西本 壮吾 先生
金沢大学 人間社会研究域 学校教育系 小浦 寛 先生
小松大学 国際交流文化学部 国際交流学科 朝倉 由希 先生
小松大学 国際交流文化学部 国際交流学科 長辻 幸 先生
【生徒のアンケート結果より】
Q. 今までの課題研究でうまくいかなかったり、難しいと感じたところはどんなところですか?
A.・仮説と結果が合わなかったとき。条件を細かく変えてひたすら試した。
・実験の値が毎回違ったり、つぎにつながる実験を考えたり値を正確にはかることが難しかった。資料集や先生に聞いてみたり、対照実験をするために自分たちにできることはないか主体的に考えた。
・実験をして出て結果が思っていた結果と違ったときにどう考察をすればよいのかが難しかった。そこで関連のある論文を調べ参考にしながら結論へと結びつけました。
<米口校長先生挨拶> <講師の先生方の紹介>
<発表の様子>
韓国海外研修3日目(12月12日(火))その2
夕食は骨付きカルビでした。
みんな一日積極的に研修に取り組んできたので、食欲旺盛でした。
韓国海外研修3日目(12月12日(火))その1
韓国海外研修も3日目となりました。
韓国大田市内ののホテルを出発し、KTX(韓国の新幹線)に乗って、ソウルへ向かいました。
ソウル駅に到着し、バスで昼食会場へ向かいました。
お昼ごはんは石焼ビビンバでした。
昼食後、国立果川科学館へ行きました。こちらは韓国の科学技術をわかりやすく展示している科学館です。