SSH活動記録

【SSH】課題探究Ⅱ開講式(理数科2年)

 4月12日(水)19日(水)に、理数科2年「課題探究Ⅱ」開講式が行われました。

 米口校長先生から「なぜこれを研究したいのか、なぜ他ならぬ自分たちがこの研究をするのか、に答えられる研究は、自分事になっていて、自分たちの体験・考えがある。成功する、しないに関わらず、試行錯誤のストーリーがある。それをみなさんから聞きたい。辛いことがあるけれども、研究とは楽しいものであり、研究を楽しんで欲しい。」という激励の言葉をいただきました。そして、校長先生がこれまでその原理を探究してきた「コップの水はなぜ落ちないのか」という実験を見せて、不思議だと思うことを探究し続けることの大切さを伝えてくださいました。生徒達は校長先生の激励の言葉と実験に、大変刺激を受けていました。

 さらに年間スケジュール、研究のプロセス、記録を残すことの大切さ、パソコンや実験室の使用、物品の購入などに関する説明が行われました。その後生徒達は早速各グループに分かれて、課題設定について話し合いを始めていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】課題探究Ⅲ開講式(理数科3年)

 4月18日(火)理数科3年「課題探究Ⅲ」の開講式が行われ、それに続く授業で微分方程式の解法を学びました。今後はこの考え方を用いて、領域融合の探究活動を行います。

【SSH】課題探究Ⅱ特別講義(理数科2年、3年)

 4月17日(月)、理数科2年、3年を対象に特別講義が行われました。東京大学工学部マテリアル工学科から宮田完二郎教授をお招きし、「マテリアル工学科でのナノ医薬研究」という演題でご講演をいただきました。
 宮田先生からは、工学的なアプローチで創薬に取り組む「ナノ医薬」の研究に関して、実験器具や動画データなど最先端の情報を高校生に分かるよう丁寧にお話していただきました。また、東京大学工学部の紹介や、宮田先生ご自身の受験時の話などもしていただき、高校生は多くの刺激を受けることができました。
 質疑応答の時間には、質問の挙手が絶えず、講演後にも宮田先生に質問しようと列ができるほどの盛り上がりでした。生徒からは「工学的なアプローチで薬学の研究ができると知り、学問的な視野が広がった」や「進路選択にあたってとても参考になった」という感想が聞かれました。今回の講義を、今後の勉強や研究に生かしていってほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】課題探究開講式(普通科2年理系)

 4月14日(金)普通科2年理系「課題探究」開講式において、今後の探究活動の流れと、探究活動を進める方法の説明、具体的な探究活動の例として、過去の先輩の課題研究の紹介が行われました。

【SSH】探究基礎オリエンテーション(普通科1年)

 4月13日(木)1年生普通科の学校設定科目「探究基礎」のオリエンテーションがありました。「探究基礎」は探究力育成を目標に、7月まではディベート小論文を行い、証拠を使って論理的に立証する力を身につけます。そして9月のデータサイエンス講座では、2年生になってからの「課題探究」に必要な情報処理スキルを学びます。10月からは、探究スキル育成講座を行います。

 生徒達は、担任の先生によるモデルディベート「高校でも給食を導入すべきである」を見て、証拠による論証がどのようなものかを体感しました。途中で、それぞれの論に対してどのように反論すべきかを各自が考え、ペアで話し合いをしてもらいましたが、大変活発に意見交換をしている様子が見られました。