2024年6月の記事一覧
3年学年団企画「バーチャルオフィスシステム『ovice』について学ぼう!」
令和6年6月17日(月)の7限に、3年生全員を対象にLHRを行いました。このたびは、株式会社ovice の 薬袋友花里 様 からバーチャルオフィスシステムおよび進路選択に関する講義をたまわり、柔軟かつ自分の好奇心を満たしていけるような働き方について考えを深めました。お忙しいなか、山梨県から講演していただき、大変感謝申し上げます。
現在、コロナ禍や震災といった障壁を乗り越える過程で、リモートでのやりとりが当たり前のものになりました。教育現場においても、朝礼や終礼、授業などがオンラインでおこなわれ、遠隔で交流できる・ツールを使いこなせるという力が社会に出て必要になるスキルの一つとなっています。これまでにはなかった働き方について知り、進路を思い描くにあたって新たな選択肢が生まれたのではないでしょうか。
質疑応答の時間では、仕事のやりがいや求められるスキルといった気になることを、生徒たちが積極的に聞いている姿が印象に残りました。以前に比べ、聞きたいことを聞ける力が備わってきたように感じます。進路実現に向け、これからも貪欲に学びを重ねていってほしいです。
2・3年生ボランティア班の活動記録(総合的な探究の時間)
6月7日(金)、総合的な探究の時間において、2・3年生のボランティア班が「ふれあい喫茶」というイベントを訪れました。このイベントは、東京社会福祉協議会の協力のもと、禅の里交流館で毎週実施されており、地域の憩いの場となっています。
参加できたのは1時間ほどの短い時間でしたが、生徒たちは地域の方々にメニューをうかがい、配膳をし、一緒にホットケーキを食べるなど、ふだんの学校ではできないような経験をしました。おかげさまで、生徒と地域の方々、お互いの笑顔でどんどん元気になれるということが実感できたのではないでしょうか。
イベント直後の感想交流では、「地域の人の役に立ててよかった」「笑顔が見れて元気になった」などのコメントが寄せられました。地域の活性化は、街の人の元気からはじまります。これからも、たくさん元気を与えられるような活動に尽力してまいります。
5月30日 令和6年度 高校総体 バレーボール競技
【大接戦!!】
我々、門前高校バレーボール部(女子部員2名)は、金沢向陽高校、小松市立高校との3校合同で、高校総体に参加してまいりました。対寺井高校戦となった第一回戦は、近年まれにみる大接戦となり、20対25、25対22、23対25のセットカウント1対2で、手に汗握る大健闘むなしく、惜敗を喫しました。5月19日、26日の日曜日、たった2回の合同練習で、チームとしての絆を大いに強め、初戦ということで固さも見られましたが、1年間着実に実力をつけてきた寺井高校に粘り強く食らいつきました。敗者復活戦では、大聖寺高校と対戦し、実力の差こそ感じましたが、こちらも拾いまくる?捨て身のプレーで、大いに会場を沸かせました。大会に参加できたことを両校と対戦校に感謝しつつ、チームプレーを体感し実力以上のプレーをすることができました。バレーボールのすばらしさを噛み締めることができたことでしょう。
みんなで力を合わせるチームプレー
みんなの力を借りて全力プレー
5月11日(土) 令和6年度 PTA総会・教育振興会・学年PTA
5月11日(土)午後より、令和6年度PTA総会・教育振興会・学年PTAを執り行い、多数の保護者の皆様のご参加を賜りました。まことにありがとうございます。
【1.ご挨拶】
PTA会長の山岸英昭様より、「コロナ禍から始まり、大変な震災の影響もありましたが、生徒のためにPTAの役員として、精一杯活動してまいりました。本日は、この1年のご報告を申し上げます。よろしくお願いします。」とご挨拶をいただきました。
教育振興会会長宮下正博様はご都合によりご出席いただけませんでした。
中澤校長より、本校の学習活動の特色として、スタディサプリの導入や「総合的な探究の時間」への取り組みを通して、震災の影響下にあっても、自ら主体的に学習する態度を身につけ、そうした生徒が進路実現を叶えることができた成果をご報告するとともに、本日は多くのご報告やPTA総会の議案内容について関心をもってご参加下されたことに感謝し、ご挨拶を申し上げました。
【2.議事:①事業報告】
事業報告では、昨年のPTAの行事として、門校祭における門高ライスの提供を8月の常任委員会で話し合ったこと、2月の常任委員会が地震のため中止になったことなどを報告いたしました。また、教育振興会の表彰式が2月(3年生)、3月(1,2年生)に行われ、受賞者についても報告いたしました。北信越地区、並びに全国高P連研究大会の実施についてもご報告申し上げました。
【②決算報告】
廣澤事務長よりPTA会計、教育振興会会計、ならびに体育・文化振興会の決算報告がなされ、それぞれ、繰越金などのご報告も致しました。体育・文化振興会会計については、地震発災以降、支出の未完了があるため、決算額が予算額よりかなり減った額となっておりますが、繰り越し額の範囲内で対応していく旨のご了承をお願い申し上げました。
なお、事業報告、決算報告それぞれに疑義はございませんでした。
【③監査報告】
監査報告においても、適正に処理されていることを2名の監査委員よりご報告があり、出席者の皆様に、拍手でご承認いただきました。
【④役員退任挨拶】
昨年度1年間PTA会長を務められた山岸様より、今年度も1年生にご入学されたご子息もいらっしゃるため、引き続き何かしら関わってくださるとのことですが、これまで学校や生徒のため一生懸命取り組んだことを、役員退任の代表としてご挨拶をいただき、拍手で送られました。
【⑤令和6年度 役員選出】
令和6年度新役員選出について、選出方法の確認後、PTA役員ならびに教育振興会役員案が提示され、滞りなく、拍手多数にてご承認いただきました。
【⑥役員就任挨拶】
新たに会長に選出された野中淳也様より、「発災以来、役所のお仕事に携われ、避難所から学校として機能し始めた学びの場に喜びと安堵を感じる。震災と復興を教材として生きる力を育み、子どもたちがのびのびと生活できる場として我々PTA役員も保護者のご協力を得ながら、頑張っていきたい。」とご挨拶頂きました。
【⑦令和6年度 事業計画案】
学校・能登地区・県・北信越・全国それぞれのPTAに関する行事の予定をお知らせし、詳細は新役員により検討され、各保護者の所属委員会についても後日ご報告申し上げる旨、お知らせ致しました。
【⑧令和⑥年度 予算案】
今年度のPTA会計予算案、教育振興会予算案、並びに体育文化振興会会計予算案がそれぞれ提示され、昨年度の繰越金や実績を勘案されたものとして、また前年度分の未支出分については、昨年度の繰越金内で処理し、本年度会計予算にはそれぞれ影響しないものとして説明され、疑義もなく、拍手を持って承認されました。
【3.①進路講話】
スタディサプリと進路実績について進路指導課より、活用方法について教務課よりご説明申し上げました。
スタディサプリとはリクルート社から提供されたテスト教材、講義動画のことで、個別最適な学習環境を確保し、予習・復習、家庭学習、反転学習(家庭での学びを踏まえて学校でアクティブラーニングを通して学びを深める)、朝学習、放課後補習など、様々な機会に利用可能な教材です。震災の際にも学校が再開した4月まで、オンラインの教材として活用されたケースもありました。
進路実績としては、直近3年間の国公立大学の合格者数、私立大学および短期大学、各種専門学校の合格者数をもお示ししました。スタディサプリの学習時間と合格者数の相関関係と、震災以降の1,2年生の学習時間の増加も、その活用状況を如実に表しています。課題として、1,2年生の夏季休業中の利用状況の改善が必要と捉えています。低学年時からの基礎学力の定着と、二次試験における応用力強化への移行が受験対策としては大切と捉えています。
キャリアコースにおける直近3年間の就職実績と活用状況についてもお伝えしました。昨年度は就職希望者がなく、すべて進学希望でありましたが、キャリアコースにおいては特に、資格取得に、講座を活用して取り組んでいます。
【3.②輪島市学習センターからのお知らせ】
輪島市高校魅力化プロジェクト学習部屋の説明会として、魅力化スタッフの中川さんにご来校頂き以下の点のご説明を頂きました。
活動目的:輪島市の生徒が、この輪島で、自己実現、夢に向かっていくことの可能性を高めること。
スタッフの紹介:志半ばで震災で亡くなられたスタッフにも言及され、新体制で取り組んでいく新たな意気込みをお示しされました。
学習部屋でできること:勉強の仕方はもちろん、学習相談、進路相談、小論文・面接の解説、年間学習計画の作成など
活動実績:夏期セミナーなど、工夫をこらしたイベントを準備している旨のご説明を頂き、今後の活用・ご参加を呼びかけられました。
保護者からの問い合わせとして、自習の際の補充的な教材としての利用状況を尋ねられ、教科内での利用状況についてもお答えしました。
【4.本年度の重点目標とその取り組み】
総務課:危機管理マニュアルの見直しと、非常時の適切な行動ができるよう、減災という視点からも取り組む。学校評価アンケートでも肯定的な評価90%以上を目指す。
教務課:GIGAスクール構想をとおして、低学年時より個別最適な学びに取り組ませ、多様な進路実現につなげる。1人1台端末の利用により、緊急時のオンラインにも対応して双方向の授業を試みたり、スタディサプリなどの教材の利用も含めた、平生の授業展開や家庭学習習慣づけでの活用も大いに工夫している。新しい成績評価の三つの観点(知識・技能、思考・判断・表現、主体的に学習に取り組む態度)について、3:3:4の評価の割合についても説明し、考査だけに頼らない評価方法を実施していく。
進路指導課:進路実績、進路指導の方針、本年度の取り組みの3点に付いて説明。
・令和5年度の実績 国公立大学4名、私立大学、短期大学、専門学校への進路
・令和6年度は就職も選択肢として含む進路指導を実施予定。
・進路指導方針 ①より良い生き方を考える進路指導
②保護者、社会の期待に応える進路指導 地域社会に貢献、誇りを持つ意識
・今年度の目標と取り組み:個別最適な学びの充実による進路実現、進路意識の醸成と早期確立
成果の指標を学校評価の中で生徒の「自分の適性を十分に把握して、将来の職業について話すことができる」と答える生徒の割合を90%と見据える。また、模試の分析と進路ガイダンスの活用にも力を入れていく。震災後のため規模を縮小した形ではあるが、インターンシップの取り組みを模索していく。
生徒相談課:
・震災後の子どもたちのこころのケアを中心に据えて、子どもたちの様子を注意深く見ていく。
・月1回のいじめ調査により、いじめを見逃さないとする教員の総意を生徒に伝えるとともに、悩みを汲み取るよう、組織的な対応をします。相互理解を大切にコミュニケーションを取って寄り添っていく。
・スクールカウンセラーによる個別面談の機会
・スマートフォンの取り扱いについての指導(トラブル未然防止の指導、学校内で正しく使用する指導)
・挨拶運動の重視
以上、ご家庭と協力しながら、生徒との関わりに取り組んでまいります。
総務課
教務課
進路指導課
生徒相談課
【5.挨拶】
昨年度より引き続き新副会長に選出された下口十吾様より、以下のような挨拶をいただきました。
「できないことをコツコツと努力していくことで、できるようになる。震災後の取り組みの中でも、人数が少ないといえども、だからこそできる決めの細かい対応に感謝している。PTA、保護者、教職員と一緒に活動していくという点で、ご理解、ご協力をお願いしたい。総会にご参加いただきありがとうございました。」
【学年PTA】
各学年ごとに保護者と教員との間で、短い時間ではございましたが、懇談の場を設けさせて頂きました。遠方、広域から来校されている生徒の保護者さんからも、学校からの案内を速やかに受けたいという、より良い協力体制へのご要望なども聞かれました。
3年生進路ガイダンス~就職活動の理解のために~
令和6年6月3日(月)の7限に、3年生全員を対象とした進路ガイダンスが開催されました。輪島公共職業安定所 所長 疋島 信也 様を講師としてお招きし、就職活動に関する講演を賜りました。お忙しいなか貴重なお時間を頂きまして、誠にありがとうございました。
ガイダンスでは、企業を選ぶ際に必要となる求人票の見方や、志望理由書の書き方、面接の仕方などについて教えていただきました。また、社会に出て働くにあたって、自分に詳しくなる=「自分の棚卸し」が大切なのだと学ぶことができました。生徒たちはメモをとりながら、就職活動の理解に努めていました。総体や総文期間が終わったタイミングで、進路実現に向けて気持ちを切り替えて動いていくための有意義な機会になったと感じます。
交通安全推進隊結成式・防犯教室
5月の27日(月)に、交通安全推進隊結成式が行われました。門前中学校の生徒会執行部、門前高校生徒会執行部、クラス代表からなる交通安全推進隊を代表し、門前高校生徒会長の下口隼汰くんが「正しい交通ルールとマナーを守り、交通事故防止に貢献します」と力強く宣誓を行いました。
交通安全推進隊は毎月1日・15日に街頭で生徒を対象にした交通安全に関する推進活動を行います。
また、その後には防犯教室が開かれ、危険なことに巻き込まれないために注意すべきことや、万が一危険な目に合ったときの護身術について学びました。
中高合同体力テスト
きれいに晴れ渡った5月21日(火)に、門前中学校、七尾特別支援学校輪島分校と合同で、「中高合同体力テスト」が行われました。
測定した項目は、上体起こし、反復横跳び、50m走など。少しでも記録を伸ばそうと頑張ったり、校種の垣根を越えてお互いに応援し合ったりしていました。
まずは全員で準備体操 長座体前屈
立ち幅跳び ハンドボール投げ
50m走 持久走(1500m)
総体・総文 壮行式
5月20日(月)に、同月下旬から始まる「総合体育大会」と「総合文化祭」の壮行式が行われました。
1月の甚大な震災後、生徒達が登校する本来の学校の姿に戻ったのが4月になってから。その間、部活動もまともに練習や活動ができない状況でした。
各部の代表者がそれぞれの決意を表明した中には、再び自分達の活動ができるようになった喜びや周りの人達がいろいろとサポートしてくれた事への感謝の気持ちも入っていました。校長先生の激励の言葉には、 震災のみならず感染症などの困難を乗り越えてきたことへの敬意を表すと共に、「体験した試練を言い訳にせず、努力の成果を発揮・表現する場があることを喜び合い、仲間と力を合わせて、最大限のパフォーマンスを、応援してくれる方々へ見せてください。」というお願いもありました。
選手達や参加する生徒達は、体調面はもちろん精神面もしっかりと整えて、持てる力を全て出し切ることを期待しています!
出場選手と参加生徒への校長先生の激励
応援団による激励
全校生徒による激励
図書整理ボランティア
震災から5ヶ月が経ち、本校も少しずつ少しずつ復旧しています。本校図書室の様子を一緒に見ていきましょう。
「図書室、震災後から困っています。図書整理のために猫の手も借りたい。」という言葉で始まった図書整理ボランティア。参加生徒の尽力もあり、図書室の本たちが定位置に戻りつつあります。
1月4日の図書室
5月31日の図書室
倒れた棚は元に戻し、壊れた棚は処分しました。
本の並びをよく見ると、五十音順に並んでいない棚、正しい分類番号の棚に収まっていない本などがまだまだたくさんあります。そのため生徒の皆さんが目的の本を探すには困難な状況です。
図書整理ボランティアは毎週月曜日・火曜日、昼休みの終わりの15分に図書整理作業を行います。図書委員さんをはじめ、早く昼食を食べ終わったから図書室に来たという生徒、本を借りるついでに図書整理もしていく生徒など人によって参加理由は様々。有志が集まってくれています。参加してくれた生徒には「復旧・復興に向けて自分にもできることがあったんだ」と実感してもらえればと思います。
こちらは、積み上げられた本を棚に戻す作業をしている様子です。中学校時代にはまった本や映画化された今話題の本などを見つけるたび、お宝を発掘したような声をあげながら図書整理を進めてくれました。普段の本とのふれあい方とは違い、表表紙の絵が目に飛び込んでくる作業が続きます。作業をとおして読みたい本を発見し、借出の手続きをする生徒もちらほら。図書整理ボランティアが本に興味をもつよい機会にもなっているようです。
最終更新日
2024年(令和6年) 10月10日
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野球指導アドバイザー
山下智茂先生からのメッセージ
ボランティア活動実践紹介
【ようこそ日本へ】
英語の授業で、4日間の日本旅行を考え、発表しました。
お待たせしました。再度掲載します。全てを掲載しました。
なお、メニューの門前高校の中に「英語の授業」を新規に作りました。
そこには長期に掲載します。
1. Japan tour.pdf
2. Japan tour Kyoto&Tokyo.pdf
3. Enjoy Japan.pdf
4. Nara, Osaka&Kyoto trip.pdf
5. Ishikawa Trip.pdf
6. kansai trip.pdf
7. Japan travel plan.pdf
8. Ishikawa trip plan.pdf
9. Japan tour.pdf
石川県立門前高等学校における「3つの方針」
「パープルサポートいしかわ」について
性暴力とは
同意のない 対等でない 強要された 性的な行為はすべて性暴力です
たとえ相手がよく知っている人でも、知らない人でも、どこで起こったとしても、あなたが望まない性的な行為は、あなたの人格と尊厳を傷つける暴力です 。
誰にも相談できずに悩んでいませんか
「パープルサポートいしかわ」にご相談ください
(パープルサポートいしかわHPより抜粋)
いしかわ性暴力被害者支援センター「パープルサポートいしかわ」
不登校児童生徒の保護者のための支援ガイド
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/gakkou/documents/r06shiengaido.pdf