子どもたちのようす
そろえる 整える
ある日の学校の様子です。学校を巡視していると目についた光景を紹介します。
まずは、児童玄関の様子です。
かかとをげた箱の端に合わせて並べています。いろいろな大きさ、色、デザインの外ばきですが、げた箱へのしまい方がそろっているので、見た目がすっきりと整っています。
次は、特別教室で授業している間の空き教室の様子です。
椅子がしっかりと収まっていて、列が揃えられているので、見た目がすっきりと整っています。
次に、3年生の毛筆書写の授業をのぞいていました。
机の上の道具の置き方もすっきりとしていて、先生が半紙を配る際には、手を膝に置いて、静かにまっていました。みんなの気持ちがそろっています。
さらに、校内を歩いていると、理科室から、元気な声が聞こえてきました。
理科の実験に入る前の説明を先生が道具を実際に使いながら進めていました。どの子の視線も先生の方向にそろっています。
ほんの20分ほど校内を歩いたのですが、子供たちの心や態度がそろっている光景が次々に目に飛び込んできました。
そろえることは、心を整えることの表れだと思います。向っ子は、普段の生活や授業の中で、気持ちを整えて過ごしているのだなと思うとうれしくなりました。
まわりが整っていると、自分も周りと揃えようとする場面もありますが、自分で考えてきちんと整えられる子もたくさんいます。きっと、家庭での声かけや日頃の生活習慣から培われているのだと思います。学校と家庭での良い姿がつながりあっているのだと実感した時間でした。