2020年9月の記事一覧
子どもたちの学びから教師も学ぶ(2年研究授業)
学習に集中しやすい気候になりました。学校では、子どもたちが運動会練習と授業のメリハリを利かせて学校生活を送っています。
私たち教職員も学びの秋。それぞれの授業を参観し、お互いの良さを共有したり、さらに改善する点について話し合ったりする校内研修を積極的に設けています。今日は、2年1組で研修が行われました。今まで習ったことをもとに、今日何を学習するのか、子どもたち自身で課題を作り、教師が用意したワークシートに自分の考えを書いていました。ワークシートには、簡潔に分かりやすく自分の考えを書いている2年生。2年生の表現力を感じる一コマでした。
自分の考えを友達に語り合う姿も自然で、内容もとても的確でした。
2年生の学ぶ姿から、私たち教職員もたくさんのエネルギーをもらいました。子どもたちが少しでも「分かりやすい」「できた」と感じられるような授業づくりに研修を積み重ねていきたいと思います。
脱穀体験(5年)
秋晴れの空の下、西荒屋の川辺さんのご指導のもと、先日収穫した稲の脱穀体験を行いました。昔ながらの足踏み脱穀機を使い、一人一人体験しました。はじめは、足踏み脱穀機に稲ごと吸い込まれそうになり、ひやりとする場面も見受けられましたが、そこはさすがに5年生。友達の作業の様子を見て、コツをつかみ、後半の児童は、とても上手に脱穀することができました。今年の学校田での収穫は上々のようで、例年以上のお米が収穫できたそうです。
5年生ご苦労様でした。
そして、お世話してくださった川辺さん、ありがとうございました。
縁の下の力持ち(給食委員会)
毎日の栄養たっぷりのおいしい給食。食べた後、各教室からおかずや主食が入っていたバットや食缶が1階の配膳室に集まってきます。12教室分が集まるわけですから、その量は大変なものです。バットや食缶だけでなく、お玉、トング、トレー、食器かごなども続々と集まります。学校から給食センターに戻すために、配送コンテナの中に効率よく詰め込まなくてはいけません。そこでは、給食委員会の高学年が大活躍してくれます。種類ごとに集めたり、物によっては重ねたりしながら作業していました。
毎日の給食委員会のみなさんのお仕事に感謝の気持ちをもちながら、明日からはより一層おいしく給食を食べてほしいです。
運動会に向けて
木曜日のお昼の掃除は、運動場で行いました。縦割り班で、運動場の石拾いと草むしりをするためです。長い間、外での体育をしてこなかったため、運動場は草だらけでした。全校児童で草をむしるとわずか20分ですが、草で満タンになったバケツがいくつもできました。
運動会練習が、少しずつ進んでいます。コロナ対策で競技内容も例年とは少し違います。例えば、中学年の団体競技「台風の目」。なんと棒につながっているのは2人の子供たち。4人くらいで行うイメージが強かったために、最初に練習風景を見たときはびっくりしましたが、よく見ていると、2人だからこそ声を掛け合ったり力を出し切ろうとがんばったりする姿が際立って見えるような気がしてきました。
子供たちは新しいルールに慣れるために練習を重ねています。なんとなく学校に活気があふれているような気がします。しかし、練習が続くと、子供たちも疲れが見えてくるかもしれません。運動会の練習期間は、いつもより早く寝たり、朝ご飯をきちんと食べたりと体力キープが大切になりますね。ご家庭でのご協力を今まで同様よろしくお願いいたします。
4年社会見学
今週は2日間にわたり、4年生が社会見学に行きました。バスに分散乗車するために、1台1クラスで出かけたため、2日間かかりました。水曜日は2組が、木曜日は1組が内灘町のごみの行方を追って、津幡町にある「エコラ」へ出かけました。内灘町の燃えるごみは、燃やして灰を捨てる方式ではなく、PDFという固形燃料に変身します。この固形燃料で発電ができるのだそうです。24時間体制でごみ処理を行っているお話や、とてもにおいがきつくて大変なお仕事であることを教えてくださいました。また、少しでも水分を減らしてごみに出すことが大切であることや、機械が故障しないようにごみの分別をしっかりと行うこと、長いごみは短く切って出すことで機械に絡みつくことを防ぐことなどごみを出す私たちが出来ることをいろいろと教えてくださいました。
見学の後半には、同じ敷地内にあるリサイクルプラザでリサイクルごみの学習をしました。ペットボトルやガラス瓶のごみはどのようにリユース・リデュース・リサイクルされているのかを実物を使い丁寧に教えてくださいました。
実際に、目で見て学習したことは、心に強く残ります。今回の見学を通して、子供たちが、少しでも持続可能な社会について考え実践してくれることを願っています。貴重な学習の機会を下さり、施設の皆様ありがとうございました