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学校行事・日誌

STEAMウィーク・フォーラム(公開授業)開催しました

 12月13日(金)の第2回探究STEAMフォーラムでは、「教科横断型授業」「課題研究ポスター発表」の公開をするとともに、県内外の教育関係者と「研究協議会」を実施しました。当日は校外から100名を超える教育関係者が本校の教育活動を参観する中、本校生徒は様々な学びに挑戦し、生き生きとした表情で活動してくれました。また、この日を中心としたSTEAMウィークでは、各教科で「オリンピック」を共通テーマとした教科横断型授業が展開されました。

「教科横断型授業」:共通テーマで全教科が授業をデザインする特別授業

 

 

 

 

 

 

(生徒の感想)

・オリンピックという同じテーマでも、教科が違うとピックアップする点も違っていろいろな見方ができた。また、違うと言っても重なる部分、つながってくる部分もあり、各教科が独立しているのではなく、絡み合っていることを実感しました。

・普段の授業では正解を求められることが多いが、STEAMウィークでは、どんな解決策やアイデアも歓迎され、自分の考えに自信を持つことができた。

・データを活用して、自分の主張を裏付けするのが、プレゼンを作る上で重要なことだと思った。

(校外からの参観者の感想)

・オリンピックという共通のテーマに対して、教科によって様々な切り口から授業が計画されていて非常に面白いと感じました。特に一年生の現代の国語では、同一のデータから班によって異なる点に着目したグラフが作られており、分析の視点の重要性が感じられました。また生徒の発表に対する先生のコメントが非常に的確で、印象的でした。

「課題研究ポスター発表」(2年人文・自然科学コース)

 

 

 

 

 

(参観した1年生の感想)

・フィールドワークや企業へのインタビューを通して身近な問題の解決方法を考えていたのがすごいと思った。発表も、聞いている人にわかりやすく伝えるための工夫が施されていて、楽しみながら学ぶことができました。

・自分がどんな質問をしてもすぐにわかりやすく返してくれて、研究に対して真剣に取り組んでいることが分かって驚いた。自分もやってみたいと思った。

(発表した2年生の感想)

・質問を受ける中で改善点が具体的になったのがよかった。ポスターが言葉足らずで実験内容がうまく伝わらない部分があった。

・一年生にわかってもらう、楽しんで学んでほしいという思いから質問を投げかける参加型の発表という工夫をしました。

・一年生が発表の後に面白かったと言ってくれて、やってよかったと思った。自分たちが一生懸命調べてきたことをいろんな人に聞いてもらえたので、とても達成感を感じることができた。

(校外からの参観者の感想)

・生徒自身でプロジェクトの課題を設定し、実験を行ったり、外に出て探究活動を行っており、大変良かった。視聴している生徒も自発的に質問しており素晴らしいと思った。

・生徒さんが堂々とプレゼンされており感動しました。ポスターも写真やデータが適切に使われており分かりやすかったです。調べたいデータを得るためにはどのような調査をすればよいかを丁寧に考えた班や、自分たちの提案を実現させることはできなかったけど、社会のルールや制限を知り、その中で最善を探すことに奮闘した班の発表が印象に残りました。

 これからも二水高校は、変化の激しい社会で活躍できる生徒の育成を目指して挑戦していきます。