校長室より

運動会練習参観(その2)

9月11日(水)
 今日は、高学年の組体操と児童会種目の練習を参観しました。高学年の組体操は、今年も「絆」を大切にしています。「全力」でやりきることを目標に練習を重ねており、完成まであと少しと言ったところです。仕上げに向けて、先生方の指導にも熱が入っていますが、その声に応えようと頑張る姿があります。どうか、ご家庭でも励ましの言葉かけをお願いします。  
 児童会種目は、今年は全校で「玉入れ」をします。青玉を入れると、点数が2点入りますが、青球を投げられるのは1・2年生だけです。それぞれのチームで作戦を立てて、青球を高学年が拾って低学年に渡すなど、工夫していました。本番はどちらが勝つのでしょうか。楽しみです。
  

運動会練習参観その1(中学年)

9月10日(火)
 連日、暑い日が続いていますが、子ども達は14日(土)の本番に向けて運動会練習に取り組んでいます。中学年は、今年も「よさこい」に挑戦しています。今年は、これまでに比べて少し人数が少ないので、できるだけ運動場を広く大きく使おうと工夫し、間奏で全速力で走る子ども達の姿が見られました。本番の「大根布ソーラン2019」を、どうぞお楽しみに!

  

<授業拝見>5年2組

7月10日(水)2限目 国語

 今日は、5年2組の国語の授業を参観しました。担任は、今年度4月に大根布小学校に赴任したうね林先生です。6年目の若手の先生ですが学級経営がしっかりしており、赴任して早々に子ども達とのよい関係を築きあげました。5年生はとてもエネルギッシュな学年で、何をしても勢いを感じます。うね林先生はそのエネルギーがよい方向に向かうように、うまく導いてくれています。

 今日の学習では、子ども達は、説明文「生き物は円柱形」で筆者の言いたいこと(要旨)について、事例をもとに「なるほど」と思うところを交流し合っていました。大人が読むとただ単に「ふう~ん。」と思うだけの文章ですが、子ども達はそのやわらかい頭で、見事に自分の経験と結びつけながら読んでいました。さすがです。自分の考えを交流する姿はほほえましく、まさに「主体的・対話的で深い学び」となっていました。ねぶっ子達は、基本的に相手に対してとても共感的です。ですから、逆に言うと「それって本当かな?」と疑問を持って読む子は少ないとも言えます。今後は、「なるほど」「その通り」と相手を受け入れるだけではなく、「ちょっと待って」「それって本当かな」と、立ち止まって議論することができれば更に次元の高いところで話し合いができるのではないかと思いました。今の5年生ならきっとできると思います。

                        

<授業拝見>6年1組

7月3日(水)5限目 国語

 今日は、6年1組の国語の授業を参観しました。この日は、先生方全員が参観する「全体研究授業」で、子ども達はほどよい緊張感をもって学習に臨んでいました。担任は、3年目の河内先生で、日頃から子ども達ととてもよい関係ができており、若いけれど規律のある学級作りを土台として、児童の意見をうまく引き出し、思考させる授業を展開することができています。

 今日の学習でも、子ども達は緊張感の中、しっかりと自分の考えを出し合い、友達と学び合ったことで得た新しい発見について、全体交流していました。説明文の学習では、段落毎に書かれた内容を詳細に読んでいく方法が主流だった時代もありましたが、これからの時代は、文章をまるごと読んでそこから自分はどう考えたか、また、どう生かしていくのか、意見をもつことが大切とされています。昨日の学習は正に、新学習指導要領に沿った授業となっていました。これまでの積み上げで、児童は確実に協働で学ぶ方法を身につけ、しかも共感的に相手の考えを受け入れる人間関係もできています。今後も相手の立場や意見を尊重しつつ、自分の考えも主体的に主張していける「やさしさとたくましさを合わせもったねぶっ子」に成長することを、大いに期待しています。

    
    

<授業拝見>2年1組

6月14日(金)4限目 国語

 今日は、2年1組の国語の授業を参観しました。先日の2年2組と同様、「スイミー」の授業を行っていました。担任は、2年目の松井先生です。背が高くて、サッカーが得意で、若い先生らしくいつも大きな声ではっきりとお話をされます。背が高いので、子ども達と目線を合わせるときは、腰をかがめしゃがんでお話をされ、子ども達もうれしそうに先生とお話ししています。

 今日の学習は、「あらすじ」を捉えた後の、1・2場面のスイミーの気持ちを考えるところでした。自分の考えをノートに書いた後の発表では、子ども達同士で発表をつなげることができていました。「〇ページを見て下さい」「~と書いてありますね」「つまり~です」という言い方で話したり、手を挙げるときも「ほかに」「自分の言葉で」「つまりまとめると」のように自分の立場をはっきりさせて手を挙げていました。2年生でこれができるというのは、すごいことです。毎日の積み重ねで、もっともっと上手に話せるようになりますね。1・2年生でこの学び方ができれば、3年生からの勉強もみんなで協働的に積み上げることができます。