校長室より

さわやかな朝

運動会が終了し、子ども達にはいつもの学校生活が戻ってきています。

朝の会では、各教室からさわやかな子ども達の歌声が聞こえてきます。朝の歌は、音楽担当の教諭による選曲で、月ごとにいろいろな歌を歌っています。

10月は内灘町の町歌です。いろいろな教室から聞こえてくる町歌に包まれた校舎の朝は、気持ちがとてもさわやかになります。

これまでは、運動会練習のため、毎日のように体育館や運動場で体を動かしていましたが、今日からは、長休みを利用して「かけ足運動」が始まります。

様々な教育活動を通して、心も体も充実した秋にしたいものです。

感謝 親子奉仕作業

10月1日(土)朝8時

児童玄関前に多くの保護者と子ども達が集まってくれました。

運動会に向けて、グラウンドの除草作業を行う親子奉仕作業に参加してくださった方々です。

やや日差しも強く、暑い朝になりましたが、皆さん一生懸命に除草作業をしてくださいました。

おかげで運動場がきれいになりました。

本当にありがとうございました。

 

運動会練習から学ぶこと

本校では、運動会の練習の真っ最中。

運動会は年間行事の中でも大きな行事の1つです。そのため、多くの時間を費やして教育活動を行います。多くの時間をかけるからには、行事を通して、子ども達にこんな力をつけたいというねらいが大切になります。そして、そのねらいを子ども達と職員が共有しながら活動することで効果的な教育活動を進めていくことが出来ます。

本校の運動会のめあては以下の通りです。

(低学年)①最後まで全力で取り組もう②先生や上級生の話を聞いて行動しよう

(中学年)①目標に向かって粘り強く最後までがんばろう②規律ある集団行動を身に付け、運動に親しもう

(高学年)①より高い目標を立て、困難があってもくじけずに努力して最後までやり抜こう②周りを見てお手本になる行動をしよう

目標の①は特別の教科道徳の「主として自分自身に関すること」、②は特別の教科道徳の「主として集団や社会との関わりに関すること」とつながっています。

練習風景をみていると、児童の縦のつながりを生かして、目標に向けて活動している場面を多く目にします。

たとえば、ラジオ体操の練習では、6年生と1年生が一緒に練習をしていました。一律の全体指導ではなく、6年生がペアの1年生に、その子の苦手な動きを個別で教えたりアドバイスを与えたりしています。1年生は、6年生の話をしっかり聞いて自分の苦手な動きを練習していました。6年生としてお手本を見せる場面もありました。そのお手本を1年生はしっかりと見て学習しています。

そのほか、低・中・高で練習する競技や演技でも上級生が下級生にアドバイスをあげている様子をよく見かけます。先生方が意図的に、そのような場を設定しています。例えば、低学年のダンスの練習では、練習の最後に2年生のリーダーが前に出て児童の進行によるふり返りタイムをしていました。めあてにそったふり返りを上手にしていました。

ふり返りが終わり教室に帰る時には、2年生がさっと片付けの仕事をしていました。カラーコーンに向かってひたむきに走る姿に胸が熱くなりました。

学習の成果は一朝一夕では表れませんが、一つ一つの活動を子ども達の力になると信じて積み重ねていきたいと思います。

学校運営評議員会を行いました

9月14日(水)に、本校にて学校運営評議員会を行いました。

この会は、5名の評議員の方々に来校いただき、学校経営について助言をいただくものです。子ども達の授業の様子を参観いただいた後、学校運営について貴重なご意見をいただきました。いただいたご意見をもとに、より開かれた活力ある学校づくりを推進していきたいと思います。

評議員の皆様、ありがとうございました。

3年 粘土の世界

9月6日、朝から暑い日となりました。今年度の春に大根布に着任してから、校長の朝のルーティーンとして、子ども達が来る前、換気のために教室や廊下の窓を開けながら静かな学校を一巡しています。時には、教室の掲示物を眺めたり、教室の窓から見える河北潟や山々の景色を眺め四季の移ろいを感じたりして心が豊かになる時間になっています。

今朝は、3年生の教室に入り、ふと目についたのが「粘土作品」。とても丁寧に作ってありました。作品のタイトルがないので、「この子は、何を表現したのかな」と想像しながら一つ一つの作品をじっくりと鑑賞しました。きっと、子ども達も作品に向き合いながら「○○が作りたい。」「○○を表現したいけど、どうしたら上手に作られるかな」「思うように作れない」といろいろな気持ちで粘土と触れあっていたのだろうなと、作品をつくる子どもの気持ちまで見えてくるような気がしました。

どの子も頑張りの跡が見える作品ばかりで、今日も朝から心がほっこりしました。

読書の秋

秋は「スポーツの秋」「食欲の秋」などいろいろな表現をしますが、「読書の秋」も、その1つですね。図書委員会では、ねぶっ子に少しでも読書に親しんでほしいと願い「図書館まつり」を企画しました。

今日は、その1日目。長休みには、図書館まつり参加券の緑色カードを手に、多くの子ども達が集まりました。

司書の岸本先生が、子ども達のカードにシールをはっています。この日は、「犬」か「車」の本を見つけた子にシールがもらえるようです。次々に、お目当ての本を探しだし、岸本先生に見せる子ども達。中には、見つけた本が気に入り、そのまま本を借りる子もいます。

 

他のテーブルには、何やら新聞が広げてあります。いくつかのキーワードを新聞の紙面から見つけてマジックで○をつけている子ども達。日頃はあまり新聞を目にしない子もいるようですが、今日は新聞とふれあう機会となっていました。

途中で図書室に入ってきた6年生が「先生、手伝いましょうか」と声をかけていました。図書委員の子です。今日は、担当の日ではないようですが、イベントの様子が気になって図書室に足を運んだところ、多くの子ども達で賑わう様子に、自分から進んで仕事を申し出たのでしょう。その姿に感心しました。

 

ねぶっ子の「読書の秋」は、実りの秋になりそうです。

無言清掃に取り組む子ども達

大根布小学校では無言清掃に継続して取り組んでいます。無言清掃は、清掃に集中することが出来、気づく心や感謝の心を育てることが出来ると言われています。

9月1日は、清掃場所交代の日でした。場所が変わると、掃除の手順や自分たちの役割について確認する必要があるため、どうしても会話は必要となります。それでも、掃除時間の後半には、学校からほとんど子ども達の話し声は聞こえてこなくなりました。

わかば学級を見てみると、3人で一生懸命自分たちの教室を掃除していました。雑巾がけを熱心にする子、小さなゴミも取りこぼさないように気をつけながらちりとりにゴミを集める子、重たい物を進んで運ぶ子など、それぞれの仕事を一生懸命しています。

 

5年生の教室では、ほうきと雑巾で隅々まで意識しながら掃除に取り組む姿が見られました。やっぱり無言です。ほうきの子は、壁際にのこったほこりを懸命に取ってくれています。すると、充電庫下のほこりに気づいた雑巾係の女の子が、ほうきを持っている男の子に小さな声で「ほうき、貸して」と声をかけました。借りたほうきでせまい充電庫下から、ほこりを掃き出していました。さすが高学年です。

 

 

1階の職員室前から続く長い廊下は2年生の担当場所。どの子も黙々と雑巾がけをしています。掃除が終わった頃には、廊下はきれいになっていました。小さな体で頑張る2年生の姿に感謝です。

掃除の時間が終わり、3年生の教室では今日の掃除を振り返る反省会を開いていました。この日は、無言清掃が上手にできなかったという結果だったので、担当場所の先生と子ども達は、「今日は、清掃場所交代でおしゃべりが多かったから、明日は無言清掃がんばろうね。」と声を掛け合っていました。上手くできなくても、次は頑張ろうと思う姿が素敵です。

黙々と15分間集中して掃除することが出来る力は一朝一夕で身につくものではありませんが、少しずつみんなで積み重ねていきたいと思います。

 

 

 

2学期が始まりました

9月1日。2学期のスタートです。

あいにくの大雨となりました。傘を差しながら頑張って登校してくれた一人一人の子ども達に挨拶の声をかけながら、子ども達の元気な顔を見ることができたことに感謝の気持ちでいっぱいになった朝でした。

学校の児童玄関前から、学校の上にある横断歩道に立つ防犯ボランティアさんの姿も見えました。とても雨足の強い中、子ども達の安全のために一生懸命サポートしてくださっている姿にも感謝の気持ちで心が温かくなりました。きっと、そのほかの場所でも、多くのボランティアさんが子ども達を見守ってくださっていたのだと思います。本当にありがとうございます。

さて、40日間の長い夏休みを過ごしてきた子ども達を、先生方は今か今かと待っていました。ようやく学校に子ども達の元気な声がもどってきて学校本来の活気がとりもどせたように感じます。先生方は、子ども達との2学期の新たなスタートを気持ちよく迎えることが出来るよう、教室の黒板に温かいメッセージを書いて準備していました。

 

 

 

 

 

 

 

北國新聞によると8月の石川県のコロナ新規感染者は5万4588人だそうです。今後も一層の感染対策を心がけたいと思います。そこで、2学期の始業式は、やはり各教室でのオンライン形式としました。子ども達がいつもと同じように、真剣にお話を聞いてくれる姿が見られました。

 

 

2学期は、1年で一番長い学期です。多くの行事もあります。2学期も学校教育活動へのご理解・ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

1学期 終業式

明日からいよいよ夏休みです。

今日は、1学期最後の1日。職員室から教室に向けてオンライン終業式を行いました。

 

夏休みの過ごし方の話を、校長、生徒指導、情報担当がそれぞれの立場に応じて話しました。明日から始まる40日間の夏休み。心も体も健全な夏休みにしてほしいものです。

掃除の時間は、いつもより時間をかけて大掃除を行いました。普段は手が届かない場所をみんなできれいにしました。おかげさまで学校の中はピカピカです。子ども達の心がけに感謝です。

 

 

 

40日間は長いようであっという間に過ぎてしまいます。

ぜひ計画的に充実した毎日をお過ごし下さい。残念ながら夏休み突入のタイミングで県内のコロナウイルス感染者数が大幅に増えてしまいました。もうしばらくは、コロナウイルスと上手に向き合いながらの生活になりそうです。

1学期の間、子ども達が「かしこく」「なかよく」「たくましく」を目指して毎日学校生活を楽しく過ごせたのも、保護者や地域の皆様のご支援のおかげです。特に、雨の日も、暑い日も通学路に立ち子ども達の登下校の見守りをしてくださったボランティアの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

どうぞ、2学期も子ども達へのご支援、応援をお願いいたします。

 

さあ、いよいよ夏休み!9月1日の始業式には、全員の元気な笑顔と再会できることを楽しみにしています。

 

ふれあい遊び 全学年

7月15日の昼休みは、1年から6年が縦割りグループごとに分かれてふれ合い遊びの時間を過ごしました。

6年生が、それぞれの学年の子が楽しめるように工夫を凝らした内容になっていました。

まずは、どのグループもカップタワーに挑戦。一人2個ずつカップを持ち、みんなでぐるぐる回りながら1つの大きなタワーを積み上げていきます。速いグループは1分以内で積み上げていました。タワーの高さが高くなればなるほど緊張感も増してきますが、「落ち着いて」「がんばれ」と声を掛け合う姿が微笑ましかったです。

 

 

カップタワーを完成させた後は、グループごとに6年生が考えてきた遊びをしました。初めてするゲームもあったため、6年生の説明を一生懸命聞いている低学年の姿から成長を感じました。

いろいろと準備してくれていた6年生に感謝の気持ちでいっぱいの子ども達でした。