2016年7月の記事一覧

中学生と合同練習!

夏休みに入り、多くの学校が新人チームとしてスタートしていると思います。この夏の間に、どこまで成長を遂げることができるか楽しみです!
さて、私たち女子バレーボール部はというと、トレーニングを始めてみたり、基礎練習でレシーブの動きや足運びの確認を行ったりと、活発に活動を行っています。
夏休みに入ってから、私が驚いたことを3点報告したいと思います。

~1点目~
無断欠席がなくなったことです。夏休みを迎えるにあたり、実は少し心配をしていたのですが、部員たち一人ひとりの意識が変わり、当たり前のことを当たり前にできる集団へと成長しているようです。集団の一員として、他人に迷惑をかけないという、正しい姿勢が身についてきていることを実感しています。
~2点目~
「はい!」と、高校生らしい反応ができる集団へと変わってきたことです。人前で自分の声を発するということは勇気のいることだと思います。しかし、女子バレーボール部は、これを当たり前のことだと認識し、そして行動で示すことができるようになりました。
~3点目~
体力をつけるために、自主的に外を走るようになったことです。走ることを苦手とする部員が多い中、部活前に自分たちの判断で走っていたことを聞いた時は本当に驚きました。この様子から、自主性が身についてきたなという嬉しさがこみ上げてきました。目標を達成するために、自分たちに足りないことは何なのか把握し、そしてどのような練習が必要なのかを見つけて行動する・・・ここまで、この短期間でレベルアップしてきたことを本当に誇らしく思います。

1年かけて身に付けることを、鶴来高校女子バレーボール部は、数カ月でいくつもクリアしてきているように思います。本当に自慢の部員達です。チームで協力し合う心をもった部員たちだからこそ、いろいろな葛藤と闘いながらも、ここまでの組織を作り上げることができるのでしょう。


そして本日、北辰中学校と合同練習を行いました!
中学生に指導をすることは、部員にとっては初めての経験になります。
たぶん緊張や戸惑いがあったでしょう。
練習後、今日の合同練習はどうだったっか部員に聞いてみたところ、「どんなふうに声をかけたらよいのだろうか」「教えるって難しいな」「素早く行動しなければいけなかった」などの答えが返ってきました。
本当にその通りだと思います!
人の前に立ってリードするって難しいことです。また、はじめて会った人に教えるってことも難しいです。
うまく教えることができず、少し落ち込む気持ちもあったかもしれませんが、良い経験となったでしょう。
私の感想としては本当にみんなよく活躍してくれていたと思います。4時間という練習の間、自分なりに精一杯中学生のために関わろうとする姿は、高校生として立派に見えました。
今日得た学びを、次の機会に生かし、今日よりもっとうまくいくといいですね!!

中学生の皆さんはとても元気がよく、耳を傾け理解しようと必死に学ぶ姿勢は、見ていてとてもキラキラしていました。たくさんの刺激をもらいました!!そんな初めての経験をさせてもらえた北辰中学校の先生をはじめ、生徒たちには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!

 バレーボール部顧問 斉藤由華