校長室より「おこらいえ」
HESOに行って来ました
地震から 643 日目
豪雨から 379 日目
HESOセミナーに行って来ました
金沢大学附属幼・小・中・特支・高の5校園
が展開する
附属学校園将来構想〈金沢モデル〉
= PROJECT HESO(プロジェクト・ヘソ)
そのセミナーです
講師としてお迎えしたのは
教職員支援機構理事長の 荒瀬 克己 氏
どうすれば
児童生徒が学び学びあえるか
教職員が学び学びあえるか
学校は何のためにあるのか?
真剣に学びあって来ました
素敵な言葉を教えていただきました
「楽しんどい(たのしんどい)」
まさに本校が取り組む『街プロ』に
ピッタリ当てはまる言葉だなと
「楽しいけどしんどい」
では長続きしません
これをいかに
「しんどいけど楽しい」
に変えていくか
教師の力が求められます
今
生涯にわたって
能動的に学び続ける力が求められています
◯自分のよさや可能性を認識する
◯あらゆる他者を
価値のある存在として尊重する
◯多様な人々と協働しながら
様々な社会的変化を乗り越える
◯豊かな人生を切り拓く
◯持続可能な社会の創り手となる
『街プロ』では
これらのことを段階的に体験できるよう
取り組んでいます
自己肯定感を高めます
◯自分はたいせつなひとりだ
◯いまの自分が自分のすべてではない
◯人間は学ぶことを通して成長する
◯目の前の世界が世界のすべてではない。
◯少し動けば世界は変わる
こんな気持ちが高まりますように
自分には何ができるのだろうか?
何かの役に立っているだろうか?
自分はここにいていいのだろうか?
こんなこと自問自答しながら
周りが気づかせるたり支えたり
自分で気づいて考えて行動しています
興味深い事例も
紹介していただきました
学びの環境づくりです
教室のうしろには
採択していない他社の教科書を
教卓の上には教師用の指導書を
置いておいて
生徒に自由に活用させるのだそう
いいアイデアです
さっそく真似しようと思います
個別最適な学び
協働的な学びを充実させるために
校長にとって
従前より求められている資質に加え
① アセスメント
様々なデータや
学校が置かれた内外環境に関する情報について
収集・整理・分析し共有すること
②ファシリテーション
学校内外の関係者の相互作用により
学校の教育力を最大化していくこと
が求められる
ということを学びました
今日出会った素敵なことば
「ヒトが成長する順番
① 知る
② 覚える
③ 動く
④ 考える
知 覚 動 考
ともかくうごこう」
動く前にあれこれ考えると
結局動けなくなりますもんね
小指と薬指の思い出
地震から 642 日目
豪雨から 378 日目
昨日「話し方教室」を開いてくださった
原田幸子アナからこんなお便り
原田さんは東日本大震災で
被災した経験がおありです
3月11日
片づけずに置いてあった
娘さんが幼稚園で作ったおひなさま
地震で顔が傷ついたけど
捨てられなくて持って来たのだそう
誰にも
どうしても捨てられないものって
ありますね
【今日の学びウィーク】
受け身な学習姿勢を脱却し
自ら学ぶ意欲を育むために
中間考査の代わりに導入した取り組み
〈電験三種講習会〉
輪島沖に洋上風力発電を誘致しています
先日三菱商事が
秋田沖と銚子沖3ヶ所の撤退を表明しましたが
現在日本では
業者選定済みの促進区域が
長崎や新潟など7か所
これから業者を選定する有望区域が
北海道を中心に9か所
そして準備区域が
富山や福井など11か所あります
輪島沖が準備区域に入れば
そこに大きな雇用が生まれます
必要となる資格が
まずは電験三種です
かなりの難関ではありますが
希望者が勉強をしています
〈コア輪島〉
授業の内容を超えた深い知識を身につけ
輪島高校の自主学習の核(コア)となり
自分自身も難関大学合格を目指す
発展的講座
今日は英語で開講しました
【今日のDeep Purple】
教科を超えた授業実践を紹介し
深い教科横断型授業を作り出すコーナー
今日は数学と英語の教科横断です
音楽が世界共通の言語であるように
数学も世界共通の言語です
情緒的な日本語に対し
論理的な英語は
数学の証明問題と
親和性が高い気がします
Question 1
Show that if n is even,then n2 is even.
たまに英語を
キーボードでタイピングすると
気付かされるのですが
一見でたらめに並んでいるように
見えるキーボードの配列
滅多に登場しない "q" や "z" が
端っこにあったり
登場頻度の多い "e" や "t" が
真ん中にあったり
たいていの単語のつながりが
右手←→左手と
交互にタイピングできるように
並んでいて大層都合がいいですね
日本語入力だと不都合がチラホラ
特に苦手なのが
我が県庁所在地「金沢」です
"kanazawa"
"k" と"n" 以外は全て左手の小指
特に最後は5連打
打ちにくいったらありゃしない
手の指にはそれぞれ
神経が1本ずつ通っていますが
薬指と小指は
まとめて1本しかないそうです
小指を動かそうとすると
一緒に薬指もついて来がちなのは
そういう理由だそうです
だから楽器をやる人は
薬指と小指を別々に動かす訓練が必要だよ
と昔ギターの師匠に教わりました
両手の中指を折り曲げて
第二関節の背同士をくっつけて
残りの4組の指先の腹同士をくっつける
その時
親指 人差し指 小指は
離すことができるけど
薬指だけは離すことができないんだよ
だから結婚指輪は薬指にするんだよ
って話がありますが
こういう身体的カラクリが
あるのですね
さて話を戻すと
数学の 宮下 琢磨 先生と
英語の 矢田 勇 先生で
英語で数学の証明問題を考える
教科横断型の授業を展開しました
学びウィークでいろんな学び
地震から 641 日目
豪雨から 377 日目
【今日の学びウィーク】
受け身な学習姿勢を脱却し
自ら学ぶ意欲を育むために
中間考査の代わりに導入した取り組み
今日はアナウンサーの原田幸子さまをお招きし
2年生を対象に「話し方講座」の第2回(応用編)です
第1回(基礎編)は
ワークショップ「声の道」をしました
目をつむった人に対して
いろんな方向を向いて
名前を呼びます
すると目をつむっていても
自分の胸に向かって呼んだときだけ
心に響くのです
まずはみんなで発声練習
縦に2本指が入るくらい口を開いて「あ」
口角上げて「え」
プレゼンテーションの語源はプレゼント
つまり贈り物なのです
相手に贈る気持ちが大切です
「何を話すのか考えるのが難しい」
「つい一定のテンションで喋ってしまう」
など生徒からの悩みにも
一つひとつ丁寧に答えていただきました
前回いただいた宿題
「2分間で推しのプレゼン」
3人の生徒が披露しました
①どんな言葉で
どんな雰囲気で始めるか
プレゼンには導入が大切です
「私は〇〇です」
「今日は◯◯について話します」
とか無難に入りがちですが
それではつかみになりません
奇をてらう必要はありません
みんながわかっていて
それでいて「おっ」と思わせる
導入が大事です
自分しか話せないこと
自分にとっては当たり前のことを話すと
聴衆が引き込まれます
②どこが一番話したいことなのかを意識します
話のヤマはどこなのかをしっかり意識します
一番時間をかけて話します
具体的な例を挙げるとよいです
③話の着地点をしっかりさせる
終わりよければ全てよし
④そして何より声に表情を乗せること
続いては
「いろんな〇〇」のワークショップ
まずは「いろんなありがとう」
①今一番欲しいものをもらった時の『ありがとう』
②ずっと欲しかったけど
たまたま昨日自分で買っちゃったものを
もらったときの『ありがとう』
ペアになって使い分けて伝え合ってみました
続いては「いろんなヤバい」
「ヤバい」はヤバい言葉ですよね
どれだけヤバいかというと
たとえば
『かわいい』を意味する
「愛くるしい」「チャーミング」「甘美な」「綺麗な」「可憐な」
『かっこいい』を意味する
「粋な」「見目良い」「洒脱な」「洗練された」「ハイブロウな」
『すき』を意味する
「心惹かれる」「目がない」「愛する」「愛おしい」「慕わしい」
『すばらしい』を意味する
「崇高な」「究極の」「至高の」「神聖な」「珠玉の」
これ全部『ヤバい』のひとことで済んでしまいます
同義語に『わかる~』や『それな〜』があります
「これヤバい」
「わかる〜」
「こっちもヤバくね?」
「それな〜」
完全に会話として成立しています
聞かれたことに答えない
政治家の答弁より
ある意味ヤバいかもしれません
続いて「街プロ」の時間
大成建設さんやURさん
そして青年会議所のみなさんはじめ
多くの方が伴走に入ってくださっています
今日は生徒のミーティングが終わってから
伴走の大人のミーティングも開かれました
いくつかの伴走団体様が集まって
生徒が帰ったあとも喧喧諤諤
すりあわせを行いました
先日「阪神淡路復興研修ツアー」でお邪魔した
「人と防災未来センター」の方に
教えてもらった大切なことは
復興がうまくいっているコミュニティーは
当初喧嘩するほどやりあった場所で
「このへんでいいんじゃない?」
と適当なところで妥協した場所は
30年後の今になって
さまざまな問題が沸き上がっている
ということです
そう考えると
高校生も大人も真剣に議論している
今のスタイルは理想的ですね
「大人がうまく誘導して成功に導こう」
ではなく
「失敗してもいいから高校生主体で動かそう」
に着地しました
今日出逢った素敵な言葉
人生で大事な「あ い う え お」
愛 命 運 縁 恩
ユダヤの法則と学びウィークと
地震から 640 日目
豪雨から 376 日目
世の中には不思議な法則があります
「ユダヤの法則」もそのひとつです
人間がどうあがいても
曲げることのできない宇宙の大法則
ユダヤ人はその法則に則って商いを行います
「78対22の法則」とも呼ばれます
例えば地球
海が78%で陸地が22%
例えば人間の体は水分が78%
例えば空気は窒素が78%
この法則に則って
コカコーラのボトルは
縦と横の比が78:22になるように
デザインされました
ワンコインで食べれる
マックのサンキューセット
390円とお釣りの110円が78:22
他にないか探してみました
このブログの
地震から◯日目
豪雨から◯日目
のカウント
78:22になるのはいつか調べてみました
そしたらなんと
地震からちょうど1年
今年の1月1日が
地震から367日目
豪雨から103日目
で78:22になっていました
背筋がゾクっとしました
本校では昨日より
「学びウイーク」が始まっています
一昨年より中間考査を廃止し
その代わりに
生徒が自らの学びを設計する力をつけるための
さまざまな仕掛けを準備しています
まずは
【今日のDeep Purple】
教科を超えた授業実践を紹介し
深い教科横断型授業を作り出すコーナー
今日は公民と数学の教科横断です
まずは公民科の 竹田 悠月 先生
今年の参議院選を題材に
「比例代表」や「ドント式」などの
選挙の仕組みについて学び
さらには「当確」についても学びました
今回 20時 の時点で
香川 山口 大阪 などで「当確」が出ましたが
石川選挙区には出ませんでした
それはどうしてか?
次に数学科の宮下 琢磨 先生の出番です
統計で学んだ「母比率の推定」を用いて
石川で「当確」を出すには
どのようなデータが必要だったか?
など考察しました
次に
【青楓館さんいらっしゃい】
学校の枠を超えての部活動
「AI部」で伴走してくださっている
明石の青楓館高等学院さんが
遠路はるばるお越しくださり
1年生と交流しました
まずは
「AI部」の生徒さんが
今取り組んでいらっしゃる
メタバース空間や
オンライン校舎設計PBLなどの活動について
プレゼンしてくださいました
そしてクイズ大会で盛り上がります
第1問:オリジナルAI を作成できるサービスは次のうちどれ?
① Apple Intelligence
② Google Intelligence
③ ChatGPT
④ Genspark
第2問:機械学習の説明として、正しいものは次のうちどれ?
① データからパターンやルールを自動で学習すること
② AIやコンピューターを教えして人間が学ぶこと
③ 脳のように自動で学習すること
④ 人間の専門知識を学習させ専門家のように回答させること
第3問:メタバースと言う言葉が登場した年は次のうちどれ?
① 1992年 ② 2003年 ③ 2010年 ④ 2021年
第4問:メタバースで再現された市場は次のどれ?
① 豊洲市場 ② 築地市場 ③ 輪島朝市 ④ 函館旭市
正解は
第1問 ③
第2問 ①
第3問 ①
第4問 ③
なんと全問正解が2人
商品をかけてジャンケンです
次にグループになって
最近の困りごと
つまりAIに叶えてほしいことを
ピックアップします
最適なトレーニングメニュー
食事のメニューとレシピ
その日の気候にあったファッションコーディネート
などを提案するAIが欲しい
といったアイデアが集まりました
青楓館のTERU学院長がおっしゃいます
「AIアプリの製作は簡単ですよ」
実際に青楓館の生徒さんが
輪島高校から出たアイデアを解決するアプリを
即興で作って見せてくださいました
輪島高校は
半島の最先端の場所にありますが
こんな場所からでも世界につながる
そして世界の最先端に触れることのできる
学校を目指しています
こちらは先生方のミーティングです
今年の「街プロ」発表会の企画会議です
これから詳細決まり次第
本ブログでお知らせします
今日は日程のみお知らせします
11月1日(土)
保護者のみなさん
小中学校の生徒及び保護者のみなさま
これまで伴走してくださった企業のみなさま
輪島市で復興に携わっている全てのみなさん
輪高生が被災した中
力強く立ち上がっていく様子を
ぜひご覧ください
11月1日(土)
絶対に空けといてください
英語俳句に挑戦!
地震から 639 日目
豪雨から 375 日目
秋晴れの気持ちのいい朝です
校門に立っていると
生徒のみなさんが
気持ちのいい挨拶をしてくれます
玄関前では「青春」の像が
迎えてくれています
昭和44年度の卒業生のみなさんから
寄贈されたものです
1月1日の午後4時10分を指さしています
おや
よく見ると
誰かがペディキュアを塗ってくれたようです
昔なら
「誰だ!名乗り出なさい!」
とか言って叱りつけていたものですが
私自身
震災でかなり心の持ちようが変わったようで
塞ぐみんなの心を明るくしようとしたのかな
とか
破壊したのならともかくオシャレにしてくれたから
まいっか
とか
その時の生徒のイタズラ心を
微笑ましく感じるようになっています
とはいえ生徒の皆さん
公共物にこれはいけません
昨夜の「Qさま」で
一度は訪れたい世界遺産に
「マチュピチュ」が選ばれていましたが
それ以外のインカ文明は
スペインに破壊されています
自然災害で
人の造ったものが壊されるのは
仕方がないけど
人の手で他の人の心のこもったものを
傷つけたり破壊するようなことは
断じてなりません
門前高校へのオンライン授業が行われています
山上佳織先生による『家庭基礎』
〈健康な住生活〉について考えました
動画の視聴含めて
知識を画面越しに伝えます
グループワークも遠隔で指示できます
受信側の教室の様子
コッソリ〇〇している生徒の様子も
送信側の画面にバッチリ映っていますし
教室の後ろでボソボソ喋っている私語も
バッチリ聞こえています
だんだん慣れてきて
画面越しに生徒が
リアクションしてくれるようになると
もっといい授業になってくると思います
ゴールデンウィークのポルトガル研修
夏休みのアメリカ研修に参加した4人
東陽中学校の生徒さんに報告会
その前に
災害復興らFM「まちのラジオ」にお邪魔して
出演して来ました
肉が好きな 崖 顕 さん
エビが好きな 髙橋 惺 さん
オムライスが好きな 山村 百華 さん
味噌おにぎりが好きな 岩﨑 月希乃 さん
「ホッとする瞬間」をテーマに
トークを楽しみました
今日の放送は「ポッドキャスト」でも
お聴きいただけます
ぜひどうぞ!
そのあとは東陽中学校で
ポルトガルでのスクールクラスター
アメリカでの災害医療
それぞれ学んできたことを
プレゼンしました
そしてグループトークです
活発な交流ができました
最後に現地での発表の様子を
英語でプレゼンしました
先日より紹介していた
生徒による夏の想い出俳句
ALT(外国語助手)のマイケルさんに
俳句のリズムに乗せて英訳してもらいました
『英語の俳句』です
「蝉の声
追いかけるよう
泣く子かな」
"A cicada's cry
A child's cring follows soon
Echo back and forth"
ちゃんと五七五の調べに乗った
「才能有り」です!
ごちゃまるティーンラボさんが
校内カフェを開いてくださいました
ひとぼう
地震から 638 日目
豪雨から 374 日目
【30-55 時間の旅】vol.5
30年前 55年前と時を遡った復興研修旅行
生徒の学びを紹介するコーナー
「人と防災未来センター」
阪神・淡路大震災の経験を語り継ぎ
その教訓を未来に生かすための施設
防災に詳しい方は
「ひとぼう」と略して呼んでいます
実際に被災した生徒たちが見ても
それでも大きな衝撃が走りました
〔中野舞星〕~「ひとぼう」で学んだこと
まず目に飛び込んだものは
南海トラフが来た時の
津波の最大の高さを想定した表です
もし南海トラフが起こってしまうと
ほとんどの建物が津波に飲まれてしまいます
改めて南海トラフの恐ろしさを感じました
次に収蔵庫に行ったら
そこには約20万件の震災資料がありました
今輪島にあるなんでもない物でも
数年経てばそれは能登半島地震の
大切な資料になるかもしれないので
残して置くのも大事だと学びました
そして神戸ではこの資料達を
未来にどう繋ぐのかが
今後の課題だと言っていました
震災当時を再現した映像を見ました
ほとんどの建物が倒壊して
高速道路のように頑丈そうなものでも
自然災害の強さには抗うことは出来ず
車も次々にぶつかり合って
逃げたくても逃げられない状況になってしまい
無力さをまざまざと見せつけられました
瓦礫に埋まってしまったお姉ちゃんは
「逃げて」という言葉を最後に亡くなってしまったり
状況を理解できないまま
ちゃんとしたお別れもできずに
身内の方を無くしてしまうのは
とても辛く苦しいものだと感じました
神戸市では
地区のみんなで助け合うことを
大切にしています
地震で無くなってしまった場所も
新しい場所だからできることをして
前と同じにするのではなく
さらに街をよくしていました
輪島もさらに
街を良く快適にする計画を立てて行くのが
大事だと思います」
〔橋浦 千秋〕~「ひとぼう」で学んだこと
「震災当時はゴミでも
時間が経てば経つほど貴重になる」
ポリタンク
折れた街灯の頭
商店街の看板など
様々な震災資料がありました
特に印象に残ったのは
被災者の実際の言葉やメッセージなどでした
「助けを呼ぶ声が耳に残って…」
「死を覚悟して…」
「早く逃げて!」
私は特に「『解体後』花だけは咲いている」
という言葉が殴り書きされたメモと
「応急手当をして貰ってから
遺体安置所にほっておかれた」
という言葉に胸を打たれました
今まで住んでいた家
いつも通っていた道路
穏やかに流れていた川が
全て壊れてぐちゃぐちゃになってしまったのに
花だけは咲いている
いつもは花に対してなんとも思わないのに
今だけはとても「呑気に咲いてるな」と憎く思える
そんな思いが詰まったメモ
遺体安置所にほっておかれた
どれだけしんどい言葉でしょうか
「もう生きていけないだろうから
ほうっておいたら死ぬだろう」
ということなのでしょうか
憎しみと共に悲しさも垣間見える言葉でした
実際に見てみて
とても胸が痛みました
災害を完全に阻止することは不可能
ですが「減災」という言葉があるくらいです
人間は頑張れば何でもできるのだから
なにもわからない
でも自分でできることも探して行動する
そんなことを学ぶことができました」
〔濵高 一朗〕~「ひとぼう」で学んだこと
能登地震が阪神淡路大震災に比べて
大きく減災ができていたということに気づきました
能登半島地震が起こった時
私は阪神淡路や東日本から
何も学んでいないじゃないか
また同じ事を繰り返しているじゃないか
と思っていました
しかしそれは大きな勘違いでした
阪神淡路大震災の時と比べて
建物 人の意識 国の援助 物資の搬入など
たくさんの点において
大きな成長を遂げている事を
映像や写真をみて理解しました
そして私が今注視しているのは
どうやってまた町を盛り上げていくかという点です
その点においては
まだ足りない部分もあると感じました
讃岐うどんの極意
地震から 637 日目
豪雨から 373 日目
大成建設さんのご協力のもと
災害ゴミを転生させてこしらえたベンチ
中庭から生徒玄関へ移動させました
これまでは休日朝早く
部活動の遠征に登校した生徒が
地べたに座って待っていたのですが
これからちゃんと座って待つ場所が
できましたね
輪島高校の避難所で
足湯ボランティアとして
寄り添ってくださった
藤井節子さまはじめ
四国ボランティアネットワークのみなさん
今日は本番讃岐の手打ちうどん教室を
開催してくださいました
特製レシピを伝授します
ぜひお試しあれ
塩:水の加減は
夏は 1:9
春秋は1:11
冬は 1:15
粉は中力粉を使います
粉に対する食塩水の割合は
夏〜冬で 42〜46%
中力粉をボールに入れ
両手で下から空気を含ませるように
混ぜながら
食塩水を3回に分けて加えます
しっかりこねていると
初めてボソボソだったのが
やがてひとつの玉にまとまります
ビニール袋に入れて寝かします
夏は 1時間
春秋は2時間
冬は 3時間
ビニール袋に入れたまま
足の裏全体で踏みます
1分半
薄く広がった生地を
縦横にそれぞれ3回
9層に折りたたみ
足踏みを3回繰り返します
生地を麺棒で薄く伸ばして
それを蛇腹に折りたたんで
4mm幅に切って出来上がり
茹でる時間は15〜16分です
29日(月)10:00より
南志見公民館でも開催されます
予約は不要
無料です
手ぶらで起こしください
【30-55 時間の旅】vol.4
30年前 55年前と時を遡った復興研修旅行
生徒の学びを紹介するコーナー
2日目の午前中は
青楓館高等学院さんを訪れました
学校を超えた部活動「AI部」で
一緒に活動しています
〔中野舞星〕〜青楓館で学んだこと
「みんな自分のやりたいことをすぐ行動に移し
学校の環境を
自分たちが過ごしやすい場所にしていました
自分達の活動を発表する場があって
素晴らしい発表をした人を投票して壁に貼って
みんな互いに高めあっていました
そして部活動は
どれも社会で活用していくことができそうなものでした
生徒一人ひとりの能力を育てて
挑戦する意欲を引き出しているとわかりました
私は何かに挑戦していくことはすごいと思います
自分で何か起こすのは難しい
そしてなかなか上手くいかないことも知りました
けれど諦めずに改善していくのをみて
私も何か挑戦する時は
失敗しても諦めずに改善を重ねて
成功に繋げて行く姿勢にしていきたいと思いました」
〔宮腰花歩〕~青楓館で学んだこと
たくさん質問をしました
Q.遠くにいる生徒が実際に来る時に
金銭面の支援はありますか?
A.高いランクのバッジを持っている生徒には支援が出ます
最高ランクバッジはプラチナバッチです
Q.修学旅行はどこへ行きますか?
A.基本みんな自由人なので
修学旅行でまとまって行くより
個として友達と一緒に旅行に行くほうがいい!
という人が多い
生徒さんについて私が感じたことは
話が止まりそうになったら
こっちに話題を振るなど
会話を回すのがうまいということです
また発表テクニックとして
スライドに書いてあることだけではなく
自分の意見を交えて笑いを取る
というのは自分を含め
輪島高校の生徒にはできていないことです」
〔浅野琉衣〕~青楓館で学んだこと
「青楓館のPBL型の授業は
主体性や積極性
社会的な立ち回りなどを学ぶ面が
輪島高校の「街プロ」と似ていると感じました
さらには単純に高等学校の探究活動の延長ではなく
本格的に社会参加する準備期間としての
カリキュラムや制度が整えられていて
他にも校歌・制服の制作など幅広い活動があり
生徒一人ひとりの主体性や行動力の高さを
改めて感じました
フレックスタイム制のような働き方改革を取り入れ
就職やその後まで見据えた体制が斬新でした」
〔森下正幸〕〜青楓館で学んだこと
「青楓館の生徒たちはGoogleスライドではなく
キャンパというアプリを使って
プレゼンしている人がほとんどでした
普段
活動やイベントなどで
県外に行くことが多いらしく
場数をふんでいて
共同作業や発表が上手でした
コミュニケーションスキル
主体性
チャレンジ精神など
社会に必要なスキルが養われ
海外企業系への推薦も多く
即戦力になりそうな教育をしていました」
この教室内のロフトも
生徒さんが手造りしたそうです
釣瓶落としの謎
地震から 636 日目
豪雨から 372 日目
【今日のDeep Purple】
教科を超えた授業実践を紹介し
深い教科横断型授業を作り出すコーナー
今日は国語と理科の教科横断です
3日間にわたった
阪神淡路復興研修ツアー
帰りのバスの中
夕暮れ空を見ながらこんなこと考えました
「秋の日は釣瓶落とし」
他の季節に比べて
秋は急速に日が暮れる
ということを表すことわざです
釣瓶とは
井戸で水を汲み上げるための道具で
桶を縄の先にとりつけたものを
滑車に掛けて使用します
井戸に落とすと素早く一気に落ちる様子に
秋の日暮れを例えています
これは単に
「日が短い」ということを表しているのではなく
「一気に暗くなる」ということを表しているようです
言われてみれば確かに
日が沈むと容赦なく暗くなる気がします
薄明るい時間が短いような気がします
科学的に検証してみる価値がありそうです
以前にこのブログでも紹介した
「天高く馬肥ゆる秋」
の科学的な根拠
夏の小笠原高気圧に比べ
秋の移動性大陸高気圧の
空気中に含まれる水分の違いから
実際に秋の雲の標高は高い
と言う事実
このことに関係があるのではと
考えてみました
空気中の水分量が多いと
そこを通る多くの光が散乱します
つまり明るく輝いて見えます
震災による停電で真っ暗なときに得た智恵ですが
懐中電灯を立てて
その上に水を入れたペットボトルを立てると
光が散乱されて
ランタンのように照らしてくれます
つまり空気中の水蒸気量が多い春や夏は
日が水平線に沈んでも
しばらくは散乱した光によって
空全体がぼーっと明るく見えるけど
空気が乾燥している秋はそれがなく
太陽が水平線に沈むと同時に
あたりが真っ暗になる
という仮説を立ててみました
単なる気のせいかと思い
実際に日没後の明るい時間帯の長さについて
調べてみました
すると
上空の大気が太陽光を散乱して光り
日の入後もしばらくは暗くならない現象をさす
「薄明」ということばがあることを知りました
「薄明」の長さを調べたサイトを見つけました
それによると
最も長いのは6月で1時間49分
それに対して
9月のそれは1時間25分
30分近くの違いがありました
どうやら仮説はある程度合っていそうです
実際に
湿度と「薄明」時間を測定して
調べてみるとおもしろそうです
温度によって差が出るのか?
緯度によって差がでるのか?
興味は尽きません
以前こんなこと研究している生徒がいました
「二階から目薬」
本当にそんな難しいのか?
実験と計算により検証しました
こうした諺や古くからの言い伝え
これらを科学的に検証する教科横断型の学習は
ものごとを複眼的に捉える力を育てます
「それがいったい社会の何に役立つのか?」
いいんです
本人がおもしろければ
「災害復興は現状復帰が原則」
としか言わない
頭の固い役人のようなこと言わないでください
日本人として5人目となるノーベル化学賞を受賞した
海洋生物学者である下村 脩 氏は
子どもの頃に見た光るクラゲが不思議で不思議で
その発光の仕組みを生涯追い続けました
そして「GFP」とよばれる光るたんぱく質を発見したのです
「それがいったい社会の何に役立つのか?」
のちに医学の発展に大きな役割を果たすことになるのです
細胞を生きたまま観察するための「光る目印」として活用され
がん細胞をマーキングしたり
難病治療のための新薬開発などに大きく貢献するのです
基礎研究とはこういうものです
そのときは何の役にもたたないように見えても
その後思わぬところで
大切な何かに結びつくのです
だから
基礎研究に関わる国家予算を
ふんだんに研究機関に回していただきたいと思います
日本の失われた30年を取り戻すために
長い目で復興のことを考えている毎日を送っていると
コスパやタイパばかり追い求めず
目に見える成果ばかりにとらわれず
真に大切なことは何なのかを
本気で考える大切さを日々感じています
【30-55 時間の旅】vol.3
30年前 55年前と時を遡った復興研修旅行
生徒の学びを紹介するコーナー
〔辻 姫花〕〜2025 万博会場にて
ポルトガルパビリオンに行きました
パビリオンのテーマは「海洋:青の対話」
海が私たちに話しかけるような口調で話している様子が
スクリーンに映し出されてました
海の氷を溶かすと海は私達の家を沈め
ゴミを流せば海は私たちにそれを返し
資源を奪い尽くせば海はもう
私たちは資源をもたらすことはない
海は決して危険な存在ではなく
真に危険なのは人間である
私はその動画をみて
自分たちが環境にしたことは自分たちに返ってくる
と改めて知り
環境を大切にすることの重要性を実感しました
復興は極めて重要ではあるが
環境を思いやって進めていくことが
真の復興だと思いました
〔濵高一朗〕〜2025 万博会場にて
国が
大阪府が
私たち輪島の特色である輪島塗を
全国または世界各国に伝え
輪島への興味関心が薄れないよう
輪島という町の価値を再確認してもらうよう
努めてくださっているということが
心に残りました
「夜の地球」輪島塗で作られた地球儀に対し
多くの方が足を運ぶ様子が
輪島市がまだ忘れられていないことを
強く象徴していると感じました
復興研修最終日
地震から 635 日目
豪雨から 371 日目
今日は阪神・淡路災害復興研修最終日
最後にとっておきの危機対応研修を
準備していました
題して「初めての置いてけぼり」作戦
出発時刻に遅刻した生徒を待たずに
バスを出発させるのです
途中で追いつくのか
それともあきらめて帰宅するか
自分でルートを設定させて
行動させる訓練です
この子たちがいずれ親元を離れて
一人暮らしになったとき被災したら
自分で考えて行動しなければなりません
そんな思いも込めての作戦だったのですが
さすがみなさん時間厳守で集まりました
帰り道
北陸自動車道が交通事故のため
通行できなくなりました
運転手さんのとっさの機転で
8月31日に開通したばかりの
東海環状道を通って
東海北陸道経由で
帰ることとしました
さすがの危機管理能力です
さて問題です
実際に知り合いが体験した
北陸新幹線がまだない頃の話
東海地区に近づいてきた台風のため
午後2時頃
新幹線が運転を見合わせました
東京にいた彼は
夜の9時までには
大阪に入らなければいけませんでした
航空機をとろうとしましたが
その日の東京大阪便は全て満席
レンタカーだと
ぶっ通しで運転してギリギリ
渋滞でもあれば確実アウトです
ましてや台風に向かって運転するのは危険です
とっさの機転で
彼は夜の9時までに
大阪に入ることができたのですが
どんな方法を使ったのでしょう?
答えは次のコーナーのあと
【30-55 時間の旅】vol.2
2025 大阪・関西万博で未来の姿を
1995 阪神淡路大震災の姿を
1970 未来を夢見た大阪万博の姿を
30年前 55年前と時を遡る今回のツアー
今日は最終日
「万博記念公園」を訪れました
先々日
今年の万博のレポートより
〔大北 琉絆〕〜2025 万博会場にて
ポルトガル館での展示
「あなたは水から生まれたが
あなたたちが海や川に資源を捨てるなら
私達もあなたたちに
水として襲い掛かるだろう」
復興をする際に雨や地震による水害をよく考えたり
海辺や川などの整備をし
ゴミを拾うなどの清掃をして
その場所を大切にするようなところ
そんなまちづくりをしようと思いました
〔北村篤太郎〕〜2025 万博会場にて
防災に地域コミュニティは切っても切り離せない存在です
そして万博は「コミュニティの形成」に最も適しています
「コミュニティの形成」には交流が不可欠であり
このようなイベントに防災を盛り込んだら
様々な国の人達の防災意識が高まると考えました
〔小住 優太〕〜2025 万博会場にて
輪島塗の「夜の地球(Earth at Night)」を見ました
沢山の人が来てくださっていました
子供が楽しめるような遊び場が多くありました
定期的に地面から霧が出たり
トランポリンを置いたりして
遊ばせていました
輪島にもそういう場はありますが
全て買い物できるとこからは少し離れており
親が安心していられる場所ではありません
復興させる時は
商業施設の一部に
遊び場を作れたらいいなと思いました
先ほどの答え
羽田空港から千歳空港を経由して
伊丹空港に入ったのでした
【夏を詠む】最後の句
五七五に込めた生徒の夏を
紹介するコーナーの最終回
最後の一句は
「朝焼けに 染まる君いて 言葉なく」
我が家の公費解体が終了しました
高校で国語を教えていらっしゃる
大工髙志先生より
こんなメッセージをいただきました
「解体してありましたね。
大火を塞き止めた家でしたね。
お疲れ様でした。
ウチも倒壊を免れた家でしたから
地震の後
いろいろ会話できたんですよ。
家と。
1月に地震があって、
家と会話したけど
3月頃から
声が聞こえなくなって。
家って
少しずつ死んでいくのだなと
思いました。」
これを読んで
生まれて初めて
本当に人生で初めて
嗚咽
ってものを経験しました
「あさやけに そまるきみいて ことばなく」
復興研修2日目
地震から 634 日目
豪雨から 370 日目
昨日の万博では
多くの学びがありました
《本手 蒼瑶》
ROBOT&MOBILITYSTATIONブースで見た
不整地の荷物搬送などに活用可能な
六脚ロボット「ハルモニウム」
それからAIスーツケース
「人に優しい」をテーマにした
こうしたロボットを
積極的に取り入れることで
被災地復興に
新たな可能性が生まれると思いました
《宮下 ほのか》
多くの国のパビリオンが
その国の文化や自然を活かしていました
能登でも豊かな自然や観光地を活かして
世界に伝えられたらいいと思います
コモンズパビリオンでは
1つの国ではなくコモンズで協力しよう
という考え方を知りました
これは能登でも同じで
他の地域と協力することで
復興につながると感じました
他の地域とのつながりを大切にしていきたいです
《中野 舞星》
アラブ首長国連邦のパビリオンで
とある文を見つけました
「再生可能エネルギーと先駆的技術を
戦略的に採用し活用することで
気候変動に対応できる
未来の創造を目指した取り組みを続けています」
「環境変化に対応できる
未来の創造と革新を目指し
伝統に根ざした取り組みは
地球とそこに暮らす人々
そして将来の世代のために
生命を守る原動力となる
私たちはそう信じています」
輪島の復興も
このような思いを持って
そこに暮らす人々や将来の世代の生命を
守る行動をしていくべきだと思いました
《橋浦 千秋》
阪神淡路大震災から30年、
前回の万博から55年
とても長い時間が経って
ようやく神戸や夢洲などの地域が
元に戻ってきて開催できた万博
長い時間が経って戻ってきたのは
道路や水道などのインフラ
ビルやマンションなどの建造物だけでなく
人と人との心の繋がり
国外の人との交流関係
新しい出会いや経験を身につけるきっかけなど
様々なことが戻ってきたのだと思います
輪島は未だ復興途中
30年前の阪神・淡路と同じような状態
万博に行った身として
輪島の復興に少しでも貢献できるような
考え方や見方で成長していきたいと思いました
《宮腰 花歩》
入場した瞬間
テレビで見た時とは違う
物凄い迫力に圧倒されました
ヨーロッパなどの人気のパビリオンには
入れなかったけど
コモンズなどの
小さな国々がたくさん入っているパビリオンや
ロボットの展示をしてるパビリオン
大屋根リングなど
万博でしか出来ない体験ができたことを
とても嬉しく思いました
輪島と大阪で違うと思ったことは
ふたつありました
ひとつ目は観光客の数です
今の輪島には外国人観光客
日本人の観光客すらほぼいません
観光客を呼ぶこと=輪島全体の活性化
に繋がるのではないかと思いました
ふたつ目は
観光資源が震災前と比べて
圧倒的に少なくなったことです
朝市は焼け
千枚田は割れ
窓岩は崩れてしまいました
《浅野 琉衣》
ポルトガルパビリオンで
海洋資源や排他的経済水域など
海に関する記録の展示を見ました
巨大なスクリーンに映し出された
海から人間に対する
強いメッセージが印象に残りました
また万博会場では
外食パビリオン「宴」や
各地に点在するキッチンカーのように
全国から来るたくさんの企業や飲食店が
交代制で出店するブースがいくつか見られました
このシステムは地域活性化にもつながります
調べてみると
歴代開催された万国博覧会でも
災害を取り上げた国がいくつかありましたが
どちらかといえば防災・減災が目的であり
日本のように
復興支援として万国博覧会で災害を取り上げる国は
珍しいのだと気づきました
日本の手厚い災害支援は
捉え方を変えれば「チャンス」になります
そのためには
今日実際に見てきたパビリオンのように
強いメッセージ性が必要なのだと思います
みんなそれぞれに思うところがあって
期待していた以上に
いろんなことを吸収しています
今回のツアーで生徒が学んだこと
明日からシリーズ化してお伝えします
「AI部」の活動でご一緒している
明石にある青楓館高等学院さんを訪ねました
通信制の学校で新しい時代の教育を
実践されています
例えば「AI部」の他には
「起業部」
「デザイン部」
「投資部」
など特徴的な部活動
青楓館高等学院は
「子どもの未来を守る」ための高等学院で
①社会と学校とのギャップがあること
②子どもたちの未来か真っ暗なこと
を変えるために生まれました
そのあとは
「人と防災未来センター」を訪れました
背景の建物
写真では切れている
さらに上方に
「南海トラフで予測される
津波の高さ→」
の表示があります
衝撃の高さです
何もかもひとたまりもありません
こちらの様子も少しずつ
お知らせしていきます
【夏を詠む】無題
五七五に込めた生徒の夏を
紹介するコーナー
それぞれの想いをのせて夏が過ぎ行きました
今日はいろんな夏を集めてみました
ただ想像力の乏しい私にとっては
どんな情景を詠んだ句かわからなかったので
みなさんで味わってみてください
「掌に ビー玉ひとつ 月を抱く」
「氷山や かき氷めく 地の悲鳴」
「夏夕べ 君と竿振る 肩ぬくし」