工業系列(機械・電気) 日誌
【新聞掲載報告】石川県三級技能競技大会1位2位3位【工業系列】
3月25日(水)に、北國新聞社さんが取材に来校され、3月26日(木)の北國新聞朝刊に掲載されました。
↑29ページの金沢版に掲載されていますので、興味ある方はご確認ください。
【記事の内容(概要)】
・県職業能力開発協会の石川県三級技能競技大会で、機械系(普通旋盤作業)と電気電子系(シーエンス制御作業)で1位・2位・3位を受賞できたこと
・シーケンス制御作業1位_北村真さんのコメント
「頑張ったかいがあった。さらに上の級にも挑戦したい」
・普通旋盤作業1位_楫拓磨さんのコメント
「先生の熱心な指導と友達との切磋琢磨が上位独占につながったっと思う」
取材後に、表彰式と校長先生との記念撮影をしました。
金沢市高校生技能士表彰
3月26日(木曜日)金沢市役所で金沢市高校生技能士表彰式が行われ、卒業生の北村君と松山君がシーケンス制御2級合格で表彰されました。技能検定2級は中級技能士と位置づけされ、高校生が合格することは大変なことですが本人の努力といろいろな方々の協力、仲間同士の切磋琢磨で見事に合格することができました。
在校生と今年度卒業の該当の方へ ~ 後期技能検定の結果【工業系列】
県商工労働部のWebpage(←をクリック)に、「令和元年度後期技能検定合格者公告」が掲載されています。受験票で受験番号を確認できる方はご確認ください。
学校の掲示板にも掲示しておきましたが、休校中なので個人名をイニシャルで伏せた状態でここに掲載させていただきます。学年、名簿順になっていますので推察ください。
合格の方は次年度に証書と技能士章をお渡しします。卒業生は事前に学校へ電話確認の後、取りに来てください。
不合格と思われる方は休校が明けたら部分合格の有無について準備室に問い合わせに来てください。再チャレンジの際、部分合格されたものの試験が免除されます。卒業生は学校へ電話確認の後、部分合格の証明書を取りに来てください。
後輩の皆さんも、先輩同様、努力して合格を勝ち取ってください。
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★2級シーケンス制御作業(3年生2名)
・KIさん
・MAさん
★3級シーケンス制御作業(2年生10名)
・KIさん(技能競技大会第1位)
・KEさん
・MIさん
・Oさん
・KOさん
・DEさん
・NIさん
・HAさん(技能競技大会第2位)
・MOさん
・Oさん(技能競技大会第3位)
★3級普通旋盤作業(25名)(1年生、3年生のみ学年明記)
・KUさん(1年)
・TAさん(1年)
・KAさん
・SIさん
・SIさん
・NIさん
・HIさん(技能競技大会第3位)
・HOさん
・MUさん
・YOさん
・Oさん
・KAさん(技能競技大会第1位)
・KAさん
・TAさん
・NAさん
・YAさん
・Iさん
・KOさん
・TAさん(技能競技大会第2位)
・NAさん
・FUさん(技能競技大会第2位)
・WAさん
・MIさん
・KAさん(3年)
・KAさん(3年)
★3級機械検査作業(14名、1年生のみ学年明記)
・KUさん(1年)
・TAさん(1年)
・SIさん
・Aさん
・KOさん
・TAさん
・TAさん
・MOさん
・TAさん
・NAさん
・BAさん
・HIさん
・MAさん
・WAさん
以上
【工業系列外で授業受けてなくても自学可】第二種電気工事士の学習方法について(約2400文字)
全校生徒の皆さんへ休校期間中の有意義な時間の使い方としてご案内します。
昨日発行された文集「あゆみ」の中に、卒業生からの言葉でいくつか「多くの資格を取得し」「辛かったけどがんばれた」等の記載がありました。在校生の皆さんもがんばってください。
さて、第二種電気工事士の国家資格の筆記試験の一部は独学でやろうと思えばできます(通常なら補習という形で進捗のみ確認していますが・・・やろうと思えば)。挑戦して学科試験に受かってそうなら実技試験に向けての指導を実施できます。
この国家資格のオイシイところは実技試験に向けての練習を、個人ではできにくく、受験者数が限られてしまうところです。本校在籍の強みを活かし、特殊なキャリアアップのきっかけになるかもしれません。たとえば加工や組立の現場の仕事の希望者以外の、総務や販売の仕事の希望者の方も、図面が読めて設備屋さんとのやりとりもスムーズになるので、設備や店舗の増改築の際に、業者さんとの取引などで活躍できる可能性があります。また、資格を持っていることより、専門用語や法令や検査方法が会話の端に出てくるようになるので、業者さんから無下に「できません」などと言われないように話を進められるようになります。
難易度について、学科試験に向けて独学できるかは、危険物取扱者乙種第4類が受かる直前(おしい!レベルでも可)くらいまで独学で行ける方なら可能だと思います。時間は人によってですが、50時間〜100時間必要となります。
実技試験は学科試験の自己採点の後、実習室で試験時間40分間の課題13種類を2回〜3回行えば通常は受かります。これは学科試験の自己採点直後の6月から実技試験の7月下旬まで毎日放課後平均1時間残って備えればよいと思います。学科が受かっている人だけ実技試験が受けられることに留意ください。また、実技試験をこの7月の上期に落としても、12月の下期試験の学科は免除になりますので、今受かっておくとおトクです。
↓↓試験日程、費用、テキストについて詳しく知りたい方はこちら↓↓
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【試験日程、費用、テキストについて】
試験日程は↑こちら。
費用はおよそで受検に10000円くらい、練習に15000円くらい、登録で5000円くらいかかります。
上記のように学校経由もできますが、時期が時期なので各自でWeb申込しても問題ありません。
独学するときの本は、出版社にはこだわりませんが、「10年分くらいの過去問題集」と「参考書」各一冊を購入すればよいです。自己採点で学科試験が受かってそうだと判明したら実技試験の問題集も買ってください。こんな時期なのでこれらはネットで買うのも良いかもしれません。
↓↓学習の進め方について知りたい方はこちら↓↓
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【学習の進め方】
学科試験は1〜50までありますが、以下のように進めてください。
また、通常の補習で使用している、いわゆる「ポートフォリオ(?)」も個人用に編集して用意しましたので、印刷してご活用ください(印刷できなければ手書きで作ってください)。
①1〜10 問の学習は最後の最後まで禁止します。このことを知らない人のほとんどがここで挫折します。というのは中学校の電気の計算+高校大学の電気の計算でフリーズするからです。最後の最後まで、具体的にいうと後述の②③で33問/40問中くらいコンスタントに正解するようになってから(合格がおよそ30問/50問中です)、もうすることがなくなって、気になったら取り組んでもかまいません。
②11〜30問の学習をまず最初に実施ください。最初は参考書を読まず(ピントが合っていないから)、いきなりある年度の問題に取りかかってください。わからないと思うのですぐに答えと解説を見てください(解答後の見直しは必ず解説を読み、参考書のどこにその関連したことが書かれているかを探し、見つけたら一読し、解答の解説のところに「参考書のp〇〇参照」とメモを残してください)。この20問中15問以上取れるようになるまで同じ年度の前期後期の解き直しを繰り返し、クリアしない限り別の年度に進まないでください。最初の年度をクリアするまではしんどいです。これでこのセクションの到達は50%、次の年度をクリアする頃には70%くらいの到達になります。5年度分くらい20問中15問解けるようになったら③へ進みましょう。ここが一番辛いところです。
③②が完了した旨を学校に連絡してください。ノウハウの詰まったプリント2枚を何らかの方法でお渡しします。いつもはこれを写してもらっていますので同様に写すことをおすすめします。その後、いくつか例題を解けば31〜50問の学習を自力で②と同様の方法でできるようになります。ここまで来ればあとはルーティンです。
④通し練習です。どの年度でもわからない問題を空欄にしつつ、11〜50問中(1〜10は除く)で33問を最低とれるように練習してください。当日は保険として1〜10も最後に解答してください。
(この段階になると、1〜10問の昔できなかった中学程度の計算問題も、解説を読んでできるようになっています、高校大学レベルも実は・・・できてしまいます)
(我々はこの1〜10を教えなければならなくなったときは、超速で進めます。ゆっくり丁寧に教えても苦手意識を持っている場合、聞き手は後ろ向きなので入っていきませんので。苦手意識を興味が超えた時は‥もう参考書を読んでできるようになっているので教える必要もほとんどありません。質問対応程度です。)
また、風呂に入りながら練習したというツワモノも過去にいます。「俺の電工2」という携帯アプリをインストールし練習するそうです。
↓↓最後に↓↓
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【最後に】
「技術」と「技能」について、
・技術:国や会社や学校などの組織などが持っているもので、モノやドキュメント等で蓄積できるもの
・技能:個人に備わるもの、組織などの技術があっても、技能がなければ使えないものもあります。
また、「ドキュメントを読み、実現する力」自体も技能と捉えることができます。
「楽譜を読んで演奏できる」「レシピを読んで調理できる」と同様で、この技能が得られれば、あなたができることが爆発的に増加します。
今日、卒業式を迎えた生徒の何人かもこの力を身につけて卒業していったものと認識しています。
後輩の皆さんも続いてください。
以上です。
ものづくりマイスターを活用した授業実践事例について(機関紙掲載)【工業】
中央技能振興センターが発行する「ものづくりマイスター活用事例集2019」に本校の取り組みが掲載されました。
記事が下記のリンクにアップされていますのでご覧ください。
外部リンク(厚生労働省ものづくりマイスターデータベース)←pdfデータで詳細を閲覧できます。
↓ 記事(縮小版)
刃物台の平行確認【工業系列】
刃物台を傾けてから行います。
加工が終わったら目盛りを見ながら傾きゼロ度に戻すのですが、
今回はできるだけ厳密なゼロ度にして、主軸の回転軸と平行と
なるよう確認してみました。
ダイヤルゲージを芯押し軸に プラスチックハンマーで少し
合わせて、針の振れを見ます ずつ刃物台の傾きを調節し、
移動しても針が動かなくなる
まで追い込みました!
きさげ加工【工業系列】
きさげ加工とは金属加工のひとつで、専用の工具で金属を削る
作業です。
完全な平面どうしを重ね合わせると「リンギング」といって、
互いに吸い付き合う現象が発生します。
そこで、金属の平面上から摩擦抵抗を減らすため、きさげ加工を
施して油膜が生じる程度の微細なくぼみをつけていきます。
大型定盤の整備を兼ねて、 角度をつけすぎるとキズになって
きさげ加工を施しました しまいます!丁寧に削って、別の
定盤とすり合わせて確認します
後期技能検定 始まる【工業系列】
「機械検査」、「普通旋盤」、「シーケンス制御」の三種類の
実技試験が本校で行われ、工業系列選択者が受検しました。
シーケンス制御 実技試験の様子
検定試験の諸注意説明 配線の様子
スイッチやボタンの操作で、ランプの点灯やコンベアの動作など、
指示どおりとなるか考えます
普通旋盤 実技試験の様子
検定試験の諸注意説明 作業開始です!
正確な寸法となるよう切削します
2月に筆記試験が行われます。
実技と筆記の両方に合格する必要があります。
筆記試験も頑張ろう!
技能検定シーケンス制御実技試験【工業系列】
1月18日(土)本校で技能検定シーケンス制御の実技試験が行われ、
工業系列2年生13名が受検しました。
シーケンサと呼ばれる制御機器を使って機械の制御を行う検定です。
前の週の11日には3年生4名が生がさらに上級の2級を受検しました。
工業技術による環境整備【工業系列】
アドバイスを頂きながら環境整備を行ないました。
テニスコートのポールが錆びて根元から折れてしまったので、
その修理にチャレンジしました。
折れたポールです 穴をあけ、タップをたてます
根元は水気でひどく錆びて タップたてとは、めねじを切って
いましたが、上は大丈夫の ねじ穴に加工することです
ようです
ポールは中空だったので、 材料置き場に手ごろな直径の
芯材を入れることにしました 鉄棒があったので、旋盤で
整えました
切削して完成した芯材です ポールの中に入れます
ベースの部分がかなり深いので、 いもねじで芯材を固定します
長さを調整します 六角レンチでしっかり締めます
完成しました! ネットをはっても大丈夫!