工業系列(機械・電気) 日誌
機械製図検定の放課後補習
1次試験は今までで最高の合格率になりそうです。もしかすると松陵工業高校時代も含めて最高かもしれません。
ところが、2次試験は新型コロナウイルス感染症の休校関連で、例年は一次試験後の約1か月後ですが、今年は21日しかありません。しかもテスト週間を挟んでいるので実質10日しかありません。
ということで、今年はスポットクーラーを4台入れて対応します。卒業生のみなさん、今までごめんなさい。
教える側もマニュアル作ったり、説明する時間を25分に短縮したり、期間指導でガンガンにペン入れしたりして教え方を変えています。時代の変化に合わせていくしかありません。
さらには、CADでやってもいい(3次元CADでもいいですがフリーソフトのJW-CADでもいい)とも思いますが、試験要項にないのと、将来フリーハンドで現場で図を書く場合もあるので、今のところは手書きです。フリーソフトのCADでできれば、休校期間中でも自宅で練習できると考えたりします。
おまけ
他の系列の生徒です。友人の補習が終わるのを待つつもりだったのですが、巻き込んでみました。
結構楽しんでくれた様子でした。
図面の実習【工業系列】
実習では図面に基づいて加工するために、必要な読図や製図関係の作業も行います。
加工を考慮した適切な図への修正や、JIS規格やISO規格に沿った図への修正を行うために
それぞれの根拠資料を確認しているところです。
電気工事の実技練習【工業系列】
2年生工業系列「工業技術基礎」の実習テーマのひとつ、
電気工事です。
基本的な回路の考え方を学び、実際の器具の結線作業を
行います。
電気工事実習の様子 今回はランプレセプタクルの
施工を行いました
電線の接続にはルールが ミスがないように取り付け
あります。つなぐ場所に しましょう!
気を付けよう!
視聴覚機器による実技指導【工業系列】
本校ではプロジェクターや大型モニターを授業に
活用しています。
パソコンやタブレット端末から授業の資料や動画を
映写することで実技(実習)の様子も拡大したり、
繰り返し再生できるので内容の理解が深まります。
もちろん作業する際には、実際の作業(お手本)を
見せてから取り掛かります。
旋盤で切削する様子を 寸法を考えるときは
動画で提示しました 黒板も使います
モニターはキャスターに 「もう一度見せてください!」
乗せてあるので、生徒の 実際に削ると材料がたくさん
眼前まで近づけられます 必要ですが、動画なら何度でも
見せることができます!
ものづくりマイスターによる旋盤実技指導【工業系列】
昨年度(2年生の時)技能検定3級に合格した生徒を集めて、習熟度別(進んでいるほう)の実習を進めています。
厚生労働省ものづくりマイスターの井崎昭夫先生が来ていただける時間は2級に通づる溝加工、ねじ切り加工、単動チャックの扱い、テーパーの組み立て寸法の調整を教えてもらっています。
井崎先生がおいでない日は、マシニングセンター、NC旋盤の取り扱い、段取り方法、NCプログラミングの基礎を学びます。
習熟度の普通の生徒はもう少しカンタンに学んでいきます。
‥ですがまだ図面を示されても自分で工順を決められない状態。
これからこれから。
工場の様子。
単動チャックの確認 まだ10分かかってます。
今日の練習材料づくり。
生徒同士の確認作業。メモ中。工順を検討しています。
前回までの溝の授業。この時は文字で工順を示していました。