日誌

歳時記2

「日本語って難しい?」

みなさんお久しぶり、国語科の 森 です。突然ですが、次の文はどこがおかしいでしょうか。

炭次郎はボールを投げると、善逸がそれをキャッチした。」何となく変だなあと思うけれど、よく分からないというのが実感だと思います。実は、「炭次郎は」の「は」には、遠くにかかっていこうという力があるので、「ボールを投げると」を飛び越えて、「キャッチした。」という文末を修飾しようとするのです。しかし、「キャッチした。」には、「善逸が」という別の主語があるため、何となくおかしいと感じるのです。では、どうすればよいかというと、「炭次郎は」を「炭次郎が」にすればよいのです。「が」には、すぐ近くの述語(動詞等)にかかろうとするので、「投げると」だけを修飾します。このように、「は」や「が」(助詞)の基本が分かれば、分かりやすい文になります。

私たちは、ふだんこのようなことは意識せずに話したり書いたりしていますが、日本語は、このような助詞の小さな違いやちょっとしたことを理解するだけで、読者にやさしい文が書けるようになります。ただ、それを知っているか、知らないかの差だけなのです。

 文章の基本を身につけるのに大切なことは二つだけです。一つは基本とは何かを知ること。そして、もう一つは、その基本を身につけるための練習をすることです。略語など最近の言葉もいいですが、美しい日本語は心が豊かになります。ぜひチャレンジしてみましょう!

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かがしごとセミナー・KCB活動

令和3年1月20日(水)

かがしごとセミナーを1年生対象に行いました。

この行事は、近隣の会社の方を講師としてお招きし、地域にある産業を知ることにより、自分の住んでいる地域やふるさとに愛着を持つことを目的に企画しました。

今回はエネックス株式会社様、竹内製菓株式会社様、株式会社ホテルアローレ様に来ていただきました。

会社の中にはいろいろな部署があり、同じ会社の中にいても勤務内容が違うことにも気が付いたようでした。

 

KCB活動では、動橋地区会館と本校校舎内特別教室の清掃活動を行いました。

もうすでに糸切り職人の域ですね。

 

特別教室は実習が多いので、普段の利用が少なくても汚れていますね。

 

3年生にとっては最後のKCB活動でした。コロナ禍でボランティア活動の場も限られていますが、卒業しても積極的にボランティア活動に参加していってください!!

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小論文の書き方講座

令和3年1月19日(火)

2年生を対象に小論文の書き方講座を行いました。

講師は㈱ライセンスアカデミーの合場 千尋 氏です。

事前に「人と協調していく上で、大切なものは何か」というテーマで書いた小論文を添削していただいています。

真っ赤ですね(笑) 最初は全員こうなります。

 

小論文についての勉強は、受験に必要というだけでなく、自分の考え方を表現するための勉強でもあります。

今日の講座を生かして、面接等で論理的に発言できるようになれれば良いですね!

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雪の結晶

今日のメール配信は、理科の小田原が担当します。

雪が降り積もる季節となってきました。鹿児島県で高校生まで生活していた自分にとっては、雪は今でもテンションが上がります。(雪かきしていると、心折れそうになりますが・・・。)

 

さて、雪の結晶は、基本的に六角形をしています。

 

気温や湿度によって、その六角形にも様々な形が存在し、名付けられています。

・広幅六花(ひろはばろっか)

・角板付樹枝(かくばんつきじゅし)

・樹枝付角板(じゅしつきかくばん)

・十二花(じゅうにか)

どんな形なのか興味ある人は、ぜひ調べてみてください。

https://www.jalan.net/news/article/516434/

 

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【校長室より】三学期始業式

 令和3年が始まりました。新年あけましておめでとうございます。
 さて報道等であるように新型コロナの感染拡大に歯止めがかからない状況となっています。首都圏では再度、緊急事態宣言が出されました。県内でも感染者が増えています。感染し療養している方々、医療従事者の方々、飲食関係の仕事など制約を受けている方々のことを思うと胸が痛みます。このような状況で私たちができることは基本的な対策を徹底してやっていくことです。後ほど話がありますが、しっかりと心がけてください。
 話は変わりますが加賀高校は令和4年に創立50周年を迎えますが、このたび本校にはなかった校訓を定めました。
 校訓は「洗心 誠実 勇気」です。本日 令和3年1月8日を校訓の制定日とします。
 この3つのことばはいずれも校歌の中にあることばです。
 「洗心」は校歌の2題目に「そは知恵をみがき、心を洗う」とあります。心を洗うというのは、心を清めるということです。校歌の5題目には「誠実よ実を結べ 勇気よ道を打開せよ」とあります。
 校歌にあることばですので、創立期から永きに渡り、歌い続けられてきました。これからも歌い継がれます。在校生だけではなく、卒業してからも心に残ります。
 校訓は学校において心の支えになるものです。未来にわたって皆さんの心に根づくことを願って、始業式の挨拶とします。

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