2018年1月の記事一覧
ルール マナー エチケット
ルール マナー エチケット
~「集団規律」の大切さ~
1月29日(月)
学校は、集団で学び、心を育てるところです。教科などの教育と道徳教育をするところです。小学校は、社会に出るための素地作りの時期です。「ちょっとくらいは、いいかな。おまけして。」では、集団の規律が崩れていきます。「蟻(あり)の一穴、堤を崩す」です。ほんのわずかな不注意や油断から、大きな過ちになるつながっていくのです。蟻が堤防に作ったほんの小さな穴であっても、そのままにしておくとだんだん大きくなり、ついには大きくて頑丈な堤防を崩してしまうのです。
かがやく心!かがやく行動! ~みんなでよりよい生き方をつくりましょう~
「ルール マナー エチケット」は、学校生活だけでなく、家庭や社会生活でも同じように大切です。ルールは、守るべききまりです。マナーは、一般常識、公共の場での行動基準です。エチケットは、人に不快感を与えないように気をつかうことです。規範意識のある行動は、いろいろな場面で求められます。「集団規律」を身につけ、社会へ飛び立つエネルギーを貯えていってほしいです。みなさん、学校生活を振り返ってみて勉強をしっかりしていますか?いい心でいい行動していますか?
・授業中にしっかり話を聞いて勉強する。
・関わり合いをよくして、授業中のトラブルや休み時間のケンカがない。
・言葉遣いが荒くなく、イライラしてなくて心がゆったりしている。
・先生の指示に従って、てきぱき行動する。
このことがうまくいかないと大変です。河井小学校の中でも、保護者の方からの要請を受けて、話し合いの場を持ちました。「このままではダメだ。」「子どもたちのよい所を伸ばしていきたい。」「先生、助けていただきたい。」この状態では、上の学年や中学校へ行っても学力保障など心配という心からの願いからです。普段の家庭での様子を話し、これからどうしていけばいいのか意見を出し合い、感じるものがお互いにありました。「これからは、もっと家で話を聞いてあげたいな。」「時間をとって宿題とか見てあげたいな。」「もう少し直してほしいことを気づかせたいな。」とか「自分のしたことで人に迷惑をかけるな、人を巻き込むなということを言い続けたい。」など子育ての振り返りもされていました。どの親御さんも「自分の子どもがよくなってほしい」と、どの先生も「受け持ちの子どもたちが、河井小学校の子どもたちがよくなってほしい」という思いでいっぱいの会でした。
今、1年間の働きかけのまとめと次の取り組みを考える時期です。学力調査をもとにした学力向上、学校評価アンケートと学校関係者評価委員会をもとにした教育の質的向上を図っていきます。
今後とも、子どもたちのよりよい成長を願った学校教育活動へのご理解、ご協力をよろしくお願いします。
輝かしい成果をたばねる2018年がスタート!
輝かしい成果をたばねる2018年がスタート!
~ 飛躍に向けた心の根っこの部分の耕し ~
1月11日(木)
新年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
今年は、戌(いぬ)年。戌という漢字は、「一印」と「戈(ほこ)」から成り立ち、作物を刃物で刈り取りひとまとめにしめくくることという意味があります。昨年の 酉(とり)年は、収穫した果実から酒を作るということから成果あらわれるという意味がありました。
2017年の新年は、「チャレンジ(課題発見)!チャンス(解決活動)!チェンジ(成果の評価と新たな方向性)!」を唱えてスタートしました。2018年は、酉年で得た成果を戌年の名にふさわしく、河井小学校の教育活動の成果をリニア化(成果を順序立ててまとめる)し、恒常的な取組を確立する時です。それによって、子ども達の安定した成長を図れると考えます。
聴いて、考えて、つなげる道徳教育 ~「みんなでよりよい生き方をつくましょう」~
平成29年度の道徳の重点目標は【思いやり 勤労 郷土愛】です。今年度は、石川県教育委員会より2年間の道徳推進事業(人と地域を生かした道徳教育講座)の指定を受け、その1年目です。道徳教育では、研究主題を「心豊かにたくましく生きる子の育成~聴いて、考えて、つなげる道徳教育~」とし、めざす姿「みんなでかしこくなりましょう!」の道徳編としてとらえ、「みんなでよりよい生き方をつくりましょう!」を合言葉とし、その取組を進めています。授業の中で「しっかりと聴くこと」「自分の考えを持つこと」「つないで話すこと」が育ってきました。この「聴いて、考えて、つなげる」ことを基本として、道徳授業においても子どもたちがねらいとする価値にせまり、今までの自分から心情面や行動面に変容を求めいきます。さらに、これからの自分に目を向けさせ、よりよい生き方をつくっていく気運を高めていきます。
マザーテレサさんの名言に「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」があります。心の根っこの部分を育てることが今後の生き方に大切です。
教える力と学ぶ力の相乗効果 ~「みんなでかしこくなりましょう」(With河井)~
学校の課題は、学力、体力、心力とたくさんあります。しかし、学校はまず「勉強する所」なので学力向上が第一の課題です。先生の教える力「授業力向上」と子どもたちの学ぶ力「学習力向上」の両輪がキーポイントです。「みんなでかしこくなりましょう」の合言葉の【みんな】は、子どもたちだけではありません。子どもたちをよくするには、先生も保護者や地域の皆さんにまで広めた取組も求められます。子どもたちと共に(With河井)でよろしくお願いします。
12月に石川県5年生を対象に行われた県評価問題Ⅰ(2学期までの範囲)の自校採点結果が
でました。また、1~6年を対象に輪島市学力調査も行われました。結果は1月下旬に分かります。
5年・県評価問題Ⅰ 国語 本校平均→78.0点 市平均→68.3点
算数 本校平均→74.0点 市平均→64.8点
理科 本校平均→61.1点 市平均→60.9点
これらの結果をもとに、子どもたちにつけたい力【つなぐ話し方で自分の考えを表現する力】の進捗状況を検証し、分析、課題発見、原因究明を図り、今後も学習内容定着に努めていきます。落ち着いた温かな雰囲気をもとに「わかった!できた!なるほど!と感じる授業の工夫」「学習の約束の徹底」「学びを支える言語活動の活性化」「補充学習や家庭学習の充実」を重点とした指導を行い、より一層の成果を上げたいと考えています。
1年間の成果を発揮し、平成30年度へ引き継ぐ大事な3学期がスタートしました。「子どもの成長が見え、信頼される学校づくり」に向け、学力(知)・心力(徳)・体力(体)の育成に向けて「学ぶ・鍛える・競う」(学び合い・鍛え合い・競い合い)をキーワードに子どもたちの可能性に向けて積極的な指導を行っていきました。
子どもたちは、新年を迎え、新たな希望に胸を膨らませていることでしょう。その熱い思いを受け止め、健やかな成長を目指し、教職員一体となって積極的な教育活動を行っていきますので、保護者やご家族、地域の皆さまのご理解ご協力を今後ともよろしくお願いします。
心を育て、実行力をつけていこう!
心を育て、実行力をつけていこう!
~3学期始業式~
1月9日(火)
新年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。いよいよ3学期が始まりました。冬休み中に大きな事故やケガもなく、みなさん元気で登校してきたことをたいへんうれしく思います。
今年は、戌(いぬ)年。戌の意味は、「収穫したもの」「成果を束ねる」と言われています。いろいろな時にいろいろな所で見られた「輝く笑顔」、頑張って作りあげた「6年生が輝く学校」の成果をまとめ上げる時です。
3学期は、1年間の頑張ってきた成果をまとめ上げる時です。6年生は、しめくくりをしっかりして、中学校へ!5年生は、6年生が築いたことを受け継ぎ、さらに新しいことへの挑戦のエネルギーを貯える時期です。次への準備の時期です。やり遂げた成果をしっかりまとめておけば、次の学年、次の学校でいいスタートが切れることです。
道徳の研究発表会が1月30日にあります。そのために道徳授業の準備をしています。授業を通して、みなさんのまずは気持ちを育てること、そして、実行力を育てていきたいと考えています。
学校はみんなと仲良くする所です。相手のことを思いやって優しくしないといけないなという気持ちになること、そのために思いやり行動を実行していくことが求められます。
「落ち着いた雰囲気で勉強する」「学習の約束を花丸にする」「予習・復習の家庭学習をする」「けんかのない温かなかかわり合いをする」心を育てて、実行していくことがポイントです。これらの成果をまとめて、しめくくをしていって下さい。