校長先生のブログ

2016年5月の記事一覧

みんな なかよく みんな えがお

                           みんな なかよく みんな えがお
                                                ~育てよう 河井っ子の心~
                                                                                              5月30日(月)

 
 
 

  学校教育では、人格の完成をめざし、知・徳・体の成長に働きかけ、「学力を育てる」「心を育てる」「健康・体力を育てる」ことに取り組んでいます。
  本校の道徳教育の重点は、「思いやりと感謝の心をもち、ふるさとを大切にする児童の育成」で、【思いやり・感謝・郷土愛】がキーワードです。教育活動全体の中で育んでいきたいと考えています。

 

  思いやりとは、まわりとのかかわり方です。相手のことを思って親切な行動をすること(あったか行動)、優しい言葉(ふわふわ言葉)が学校生活や学校以外のところでもたくさんでるといいです。ふざけ、からかいから感情がエスカレートして暴力的になったり、ことばのやりとりから他を強く非難したり、心や体が傷つくことをしてはいけません。学級では、お互いに思いやりや頑張りを発表したり、「ふわふわことばの木」「キラリさん集合」「輝木」「ワンダフルの空」に掲示して認め合っています。頑張りが栄養となり、実をつけてくれることでしょう。

 

    感謝とは、かかわりを喜ぶことです。思いやりを受け止めることで感謝が湧いてきます。ありがとうが感謝を表す最大の言葉です。「めったにない→ありがたい→ありがとう」となってきたそうです。児童玄関には「かがやく河井っ子」と各学年、学級のありがとうの木が掲示してあります。
いろいろなことをしてもらってありがとうのたくさんのハートの花が咲いています。喜びには、3種類あります。①誰かにしてもらう喜び ②自分でする喜び ③誰かにしてあげる喜び です。3番目のしてあげる喜びをお互いに感じ合って下さい。日々、あいさつ運動、委員会活動、なかよし会、係活動などで味わっていることです。
 

 

    ふるさとを大切にとは、輪島のよさを感じることです。輪島塗、世界農業遺産、日本遺産のキリコ祭、重要文化景観の間垣など伝統文化や伝統芸能、豊かな自然を生かした産業と食文化、そして、アットホームなコミュニティなどすばらしいことがたくさんあります。今、わじま市民まつりに向けて、金管鼓隊演奏やドリルの練習に励んでいます。頑張りと晴れ姿が郷土愛を高めてくれることでしょう。また、地域の皆様の見守り隊あいさつ運動、米作りや野菜づくり体験、花いっぱい運動などの学校支援により教育活動が円滑に進められるようご協力頂いていることにも感謝申し上げます。

  
    学びのプランとロードマップに沿って、「学び」と「心」と「体」を育てるレールをひいて、「海も空も輪島の宝」の子どもたち232名を学力向上号という新幹線に乗せてこれからに向けて走らせていきます。

    河井小学校の教育活動が、ますます充実するよう保護者や地域の皆さまのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。



 

いざという時に備えよう!

                                  いざという時に備えよう!
                                                   ~ 命を守る防災教育 ~
                                                                                                                    5月18日(木)

 

  地震が起きて、その後、大津波がくるいうことで避難訓練を行いました。
  避難訓練は、危険やピンチから「命を守る」ために行われます。特に、たくさんの人が集まる場所では、集団でどのように行動するかも「命を守る」ことにつながります。訓練は、本番のようにという緊張感とスムーズな行動を目的とします。

 
      
   最初に地震が来ました。地震では上から落ちてくる物が頭にあたらないように、まず、机の下にかくれるのが一番です。建物の下敷きになったら大変です。地震は、一回限りでなく何度も起きます。油断してはいけません。

 
   
    次に、大津波でした。逃げ遅れて波にのまれたら大変です。高いところに避難しないといけません。3階に避難しました。河井小学校は、耐震がしっかりしていて、3階の高さまで大津波が来ないと科学的に言われているからです。「お」さない、「は」しらない、「し」ゃべらないの基本行動の約束を守っていました。

 
    平成19年に能登半島地震、平成23年に東日本大震災、最近の熊本地震など地震による被害を被っています。防災教育の大切さを感じます。あわてず、指示に従い、自分の身の安全を守ることが第一です。
   
   防災に関する知識、避難の仕方、地域支援や復旧へのかかわり方、防災・減災活動への貢献などの力も身に付けさせたいです。


 

形は心をつくり 心は形にあらわれる!

                             形は心をつくり 心は形にあらわれる!
                                                         ~5月全校集会~
                                                                                               5月2日(金)

  
   新しい学年が、スタートして1ヶ月が過ぎました。教育活動が、落ち着いて展開される時期です。「形は心をつくり 心は形にあらわれる」といわれます。見えること(行動)に心がけているとそのうちに、見えないこと(心)が育ってくるということです。

 
  
   朝、「おはようございます」のあいさつをしっかりと立ち止まってする子がいます。お客さんに出会って「こんにちは」や帰りの「さようなら」もきちんとできています。あいさつは、人と人との絆を作ります。学校の生命線です。元気のよいあいさつを聞くと素直な心が育っているんだなと思います。話を聞く姿勢で、背筋が伸びて、足ぺったんの座り方だと勉強に頑張っているなと思います。勉強ができるようになっていきます。名札をつける。筆箱の中をそろえる。学習の準備をして忘れ物をしない。話を目で聞く。これらのこともどんどんしっかりさせていて下さい。

 

   どんな学校か子どもたちはどうかなと考えるときに、「あいさつ」「勉強の様子」「服装」「ことば遣い」をみます。生活面や勉強面で「いい形」をしっかり見せて下さい。心が形として外にあらわれていると受け止めます。形を良くして、心をどんどん育てていって下さい。
 
 
             「心」も「形」もしっかりさせて、一日一日を大切にして頑張って下さい。