SSH活動記録

課題探究Ⅱ 論文作成講座

 1月13日(水)、新年最初の学校設定科目「課題探究Ⅱ」(理数科2年生課題研究)では、こまつ研究サポートメンバーの石川県立大学中谷内修先生から「論文作成講座」として科学研究論文についての講義を受けました。

 本校の課題研究では1人1本の研究論文を作成します。まだ研究は途中ですが、論文を作成することを意識して研究を進めることが大切だと考えております。

中谷内先生から、論文を作成する際の注意点やきまりなどを話していただきました。論文を残すことの意義などを聞いて、論文作成の大切さを知り、生徒たちはさっそく論文作成の準備に取り掛かっていました。

「サイエンスツアー」 理数科1年生

 サイエンスツアーとして、理数科1年生が金沢大学理工学域と石川県立大学を訪問しました。

 毎年東京大学、東京工業大学、理化学研究所など関東方面を訪れていましたが、新型コロナウィルス感染症対策のため、石川県内の大学訪問となりました。また、感染症対策をしっかり行い、1クラスを2グループに分けて、バス2台にそれぞれ分乗し訪問先へ向かいました。

 石川県立大学では、中谷内先生のご指導のもと、「河川に存在するDNAの分析」という内容で、河川水に含まれる外来魚DNAをリアルタイムPCRで増幅させ、電気泳動で分析しました。生徒たちはバイオテクノロジーの一端に触れ、遺伝子を扱う細かい作業を班で協力しあいながら熱心に取り組んでいました。

 金沢大学では、数物科学類とフロンティア工学類の研究室訪問を行いました。大学の先生方は研究室や実験装置などについて丁寧に説明してくださり、生徒たちも熱心に質問していました。先生方も優しく丁寧に質問に答えてくださり、生徒たちはとても喜んでいました。

帰りのバスの中では「内容は難しくって理解できないところもあったが、研究に興味がわいた」と話していた生徒が多かったです。お忙しい中、またコロナ禍で大変な状況の中、ご協力くださった大学の先生方、関係者の方々に感謝申し上げます。

  

県立大学 中谷内先生の講義        電気泳動実験の様子 その1

 

電気泳動実験の様子 その2  電気泳動の結果確認の様子

  

金沢大学 数物科学類 数学  金沢大学 数物科学類 物理   金沢大学 物質化学類

 

     金沢大学 フロンティア工学類の様子

石川県SSH生徒研究発表会 校内視聴会

 石川県のSSH指定校3校(金沢泉丘高校、七尾高校、小松高校)とNSH(ニュースーパーハイスクール)指定校の金沢二水高校と金沢桜丘高校が参加して、石川県SSH生徒研究発表が行われます。

 今年は新型コロナウィルス感染拡大のため、SSH指定3校の口頭発表2本ずつとNSH指定校2校を含めた5校のすべての課題研究のポスター発表を動画にしたものをweb上で発表します。webでの視聴は12月11日(金)~12月23日(水)までです。本校からは、11月の校内選考会で選ばれた2グループ「数当てゲームの論理的最適解の考察」と「結露量の物理的手法を用いた測定と防止法の研究」が代表として口頭発表の動画をweb上で発表しました。

 12月16日(水)5限目、理数科1,2年生全員で感染症対策をしっかり行いながら本校の視聴覚室で各校の口頭発表を視聴しました。その後個別に各学校のポスター発表も視聴し、各発表の質問シートに質問を記入しました。

 2年生は昨年、地場産業振興センターでの口頭発表、ポスターセッションを経験しているため、他の高校生とのポスターセッションをしたかった、という声が多数ありました・・・。早く新型コロナウィルス感染症が解決してくれるといいなあと強く思った一日でした。

  

    校長先生の挨拶             理数科1,2年生での視聴

サイエンスフェスタこまつ2020

 12月12日(土)、13日(日)にサイエンスヒルズこまつで2日間にわたって行われた「サイエンスフェスタこまつ」に生物部・理化部・理数科の有志の、あわせて20名が参加しました。

 「スーパーボールをつくろう」、「DNAストラップをつくろう」、「ちりめんモンスターをさがそう」という3つのテーマで実験・観察を行いました。小学生から大人まで、2日間でのべ約100名の方々が小松高校のブースへ来てくださり、熱心かつ楽しそうに実験・観察に取り組んでくださいました。

 参加した生徒たちからは、「とても疲れたが、充実した2日間だった。科学を教える楽しさを通じて、科学がおもしろいと思えた。」、「もっと喜んでもらえるような実験・観察を考えたい」などの感想が聞かれました。

 来てくださった方々、協力してくださったサイエンスヒルズの方々、本当にありがとうございました。

  

            「スーパーボールをつくろう」の様子

  

    「DNAストラップをつくろう」、「ちりめんモンスターをさがそう」の様子

SSH研究発表会

    12月9日(水)SSH研究発表会を開催しました。県内から33名の先生方が参加してくださり、新型コロナウィルス感染症対策を講じながら、「理数物理」と「理数数学特論」の公開授業を行いました。参加してくださった先生方、本当にありがとうございました。

  「理数物理」(5限;理数科2年生対象)では「虹の幾何学」として、空に見えるアーチ状の虹の色の順番を物理的に考察しました。

  「理数数学特論」(5,6限;理数科1年生対象)では数学と物理の融合授業が行われました。「最小作用の原理」として、光が空気からガラスに伝わるとき、どのような進み方をするかについて考察しました。

   生徒たちからは、「物理をおもしろいと感じることができた」、「一生懸命考えて、自分の考えがでたときはとても達成感があった」という感想がきかれました。

    

                                         公開授業「理数物理」の様子

   

           公開授業「理数数学特論」の様子

化学グランプリ2020 全国大会銀賞

 10月25日(日)、化学グランプリ2020の一次選考が行われ、本校からは理数科の3年生4名、2年生1名が挑戦しました。今年はコロナウイルス感染拡大により、一次選考はWEBでのリモート試験にて実施されました。その結果、理数科3年生女子が一次選考を通過して全国大会(11月22日(日)にWEBで実施)に進み、見事、銀賞を受賞しました。おめでとうございます!!

 また、11月1日(日)、日本生物学オリンピック2020代替試験の一次試験が行われ、本校からは理数科の3年生2名が挑戦しました。今年はコロナウイルス感染拡大により、オンラインで実施されました。

韓国科学交流

 12月4日(金)に28Hの12名の生徒が参加し、大田科学高校とのZOOM科学交流の最終回が行われました。

 事前に、9月28日(月)に第1回(自己紹介と学校紹介)、10月28日(水)に第2回(発表班による研究の概要説明、お互いの文化に対する質問)を行ってきましたが、第3回の最終回では、両校の校長先生の挨拶の後、共同研究班の発表(ティーリーフパラドックスの発展的研究、グリシンを用いてヒスタミンを減少させる研究)、28Hの研究2班の発表(結露量の物理的手法を用いた測定と防止法の研究、天然素材を使った接着剤の研究)が行われ、それぞれの研究に対して活発な意見交換や、質疑応答がありました。また、両国の文化をより深く理解するために、日本の俳句に関する文化紹介発表と、韓国の若者の文化紹介、ハングルに関する発表が行われました。

 今回は、コロナの影響でZOOMでの交流となりましたが、オンラインで、発表したり、意見を交換したりしたことは、これから重要になるスキルであり、とても充実した交流になりました。

  

                 交流の様子

校内SSH生徒研究発表会

   11月3日(火・祝)学校設定科目「課題探究Ⅱ」の課題研究発表会が行われました。新型コロナウィルス感染症による休校あけの6月から約半年間取り組んだ研究について口頭発表行いました。本当に忙しい毎日でしたが、現段階での研究結果をどの班もわかりやすく発表しようと工夫していました。

 今年度はゲストとして大聖寺高校、小松明峰高校も研究発表してくださいました。忙しい中研究をまとめ、発表のために来校していただき本当にありがとうございました。

  発表順

   大聖寺高校  スリープバスター~睡魔をぶっ壊す~

   小松明峰高校 セルオートマトン・Excelを用いたシミュレーション教材

   結露量の物理的手法を用いた測定と防止法の研究

   可燃性気体の燃焼による爆発力の研究

   数当てゲームの論理的最適解の考察

   ベナール対流の発生条件と流動速度の関係

   日本の絵に隠れた比率

   ユズの抗酸化作用の有無についての研究

   行列を用いた文字認識

   ユーグレナの金属イオンによる運動抑制

   天然素材を使った接着剤の研究

   雪の結晶をつくる核の研究

大聖寺高校の発表

 

  大聖寺高校の発表の様子       小松明峰高校の発表の様子

 

  小松高校の発表の様子(その1)    小松高校の発表の様子(その2)

             

     質疑応答の様子           大学の先生の講評の様子

 

 

 

 

いしかわ高校科学グランプリ(科学の甲子園 石川県予選)

 10月17日(土)いしかわ総合スポーツセンターで行われた「いしかわ高校科学グランプリ」に参加しました。

午前は数学、物理、化学、生物、地学、情報の筆記競技が行われ、午後は実技競技(総合系)が行われました。生徒たちは出場が決まった7月から熱心に問題を解いたり、理数科のクラス内で実技競技の練習を行ったりして、この日に備えてきました。今年は新型コロナウィルス感染症のため出場チーム数が限られており、残念ながら出場できなかった1年生の生徒もたくさんいました。来年もぜひ参加を希望してほしいです。

 石川県の科学好きな生徒たちの集まりで影響されたのか、帰りのバスでは1年生の生徒たちが「とても楽しかった」、「来年も参加したい」、「来年のために今日から準備したい」という感想が聞かれ、引率した教員としてとても嬉しかったです。

参加チーム名  28H「ゆるゆるエナジーズ」

        28H チーム名「束進小松駅前校」

        28H チーム名『「サクサクパンダ」チャンネル登録よろしく』

        17H及び18H チーム名「こんにちはクラブ」

        18H チーム名「F6」

        18H チーム名「ステラ」

  

                 会場の様子

第2回こまつ研究サポートプログラム「第2回課題研究中間報告会」 学校設定科目「課題探究Ⅱ」

   9月16日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第2回こまつ研究サポートプログラム「第2回課題研究中間報告会」が行われました。7月に行われた報告会でのアドバイスを参考に、生徒たちは夏の間研究を進めてきました。今回はこの結果を踏まえて、今後の研究の方向性及び計画について助言をいただきました。

 大学の先生方からのアドバイスや励ましをいただくことで、課題研究へのモチベーションが上がったと生徒の多くが話していました。

参加していただいた大学の先生方

金沢大学 理工研究域 数物科学系        佐藤 政行 先生(物理分野)

金沢大学 理工研究域 機械工学系        小松﨑 俊彦 先生(物理分野)

金沢大学 理工研究域 数物科学系        川上 裕 先生(数学分野)

金沢大学 環日本海域環境研究センター      松木 篤 先生(地学分野)

金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科    草野 英二 先生(化学分野)

石川県立大学 生物資源工学研究所        中谷内 修 先生(生物分野)

   

      数学班の様子              物理班の様子(その1)

   

   物理班の様子(その2)             化学班の様子

   

      生物班の様子                地学班の様子

全国SSH生徒研究発表会

全国SSH生徒研究発表会では、毎年8月に全国すべてのSSH指定校が参加して、課題研究などのステージ発表やポスター発表が行われています。昨年は神戸国際展示場にて開催されました。しかし、今年は新型コロナウィルス感染拡大に伴って一同に集まっての開催が中止となり、ポスター発表や口頭発表は動画及びオンラインによる審査となりました。

〇一次審査(8月11日);ポスター発表。書面及び動画による審査(審査対象は全参加校222校)

〇二次審査(8月17日);一次審査のポスター発表動画とオンラインによる質疑応答

(審査対象は一次審査を通過した63校)

〇最終審査(8月28日);リアルタイム配信による口頭発表(審査対象は二次審査を通過した6校)

〇表彰;文部科学大臣表彰(1校)、科学技術振興機構理事長賞(2校)、審査委員長賞(3校)

    奨励賞(3校)、ポスター発表賞(21校)、生徒投票賞(18校)

 

 本校からは理数科3年生4名の課題研究「液面で浮上する液滴の安定性について」が参加登録しました。

 7月20日(月)までに研究要旨、ポスター画像、ポスター発表動画を作成し提出しました。その結果、見事一次審査を通過することができました。二次審査は各校それぞれ持ち時間30分で、ポスター発表に対する質疑応答を、オンラインで5名の審査員と行いました。結果は、残念ながら最終審査に残ることはできませんでしたが、「ポスター発表賞」を受賞することができました。

 

地学野外実習

   8月21日(金)1年理数科理数地学選択者と希望者の合計15名で金沢市大桑町犀川上流貝殻橋付近の河川敷で地学野外実習を行いました。

   まず、能美市和気町の加賀産業道路沿いにある約2000万年~1700万年前の新生代の火山活動からできた火山岩である巨大流紋岩の観察を行いました。その後、金沢市大桑町へ向かい、大桑層中部貝化石密集層と大桑層下部貝化石密集層での化石採取を行い、大桑層と犀川層の境界付近で地層観察を行いました。

とても暑い日でしたが、新型コロナウィルス感染症対策と熱中症対策をしっかり行い、生徒たちは熱心に実習に取り組んでいました。

         

    巨大流紋岩の観察の様子           化石採集の様子

生物野外実習

7月23日(木)、理数科1年生の生物野外実習が行われました。

日程  

   6:30        学校集合

   7:00        出発(バス2台に分乗)

10:00        のと海洋ふれあいセンター到着

                      到着後着替え

11:00~12:00  海洋生物採集

12:00~12:30  着替え

12:30~13:30  昼食

13:30~14:30  ウニ人工授精・発生実験(実験室)

                      海洋生物観察(実験室)

14:30~15:00  片付け

15:30        のと海洋ふれあいセンター出発

18:30                       学校到着

 

    今年度の生物野外実習は、新型コロナウィルス感染の状況から、石川県のガイドラインに沿って、実習を行いました。よって、残念ながら日帰りの実習となりましたが、理数科の生徒全員すべての実習に熱心に取り組んでくれました。

    午前は海に入って海洋生物採集をしました。例年のようにウェットスーツを着て海に潜ることはできませんでしたが、足だけ海につかって海洋生物を採取しました。コロナ禍で予防対策を意識しながらも、実験の班員どうし協力しあって楽しそうに取り組んでいました。この様子を見ていたら、理数科1年生のこれからの活躍がとても楽しみになりました。

    午後は午前に採集したウニを人工授精させ、発生の様子を顕微鏡で観察しました。また、発生観察の合間に採取したウニやヒトデ、海藻などの海洋生物の観察・同定およびスケッチを行いました。ウニの発生は8細胞期までしか観察できませんでしたが、全班観察することができ、生徒たちはとても充実した様子でした。

  開講式での校長先生の挨拶の様子       到着してから、海の危険生物についての講義を受けました。

(この時はまだ小松は雨が降っていました…)

  海洋生物採集の様子 その1               海洋生物採集の様子 その2

 

  海洋生物採集の様子 その3               まず、採集したウニの観察です。

 

   ウニの放精、放卵の様子              人工授精させた胚の顕微鏡観察の様子

第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」 学校設定科目「課題探究Ⅱ」

 7月15日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」が行われました。現段階での、テーマ設定や今後の方針の確認と相談を兼ねて、大学の先生方から専門的な視点によるアドバイスを頂きました。

 新型コロナウィルス感染症による休校期間中に理数科の生徒たちはGoogle Classroomなどで研究テーマについてオンラインで担当の先生を交えて話し合いを重ねてきました。研究をスタートさせてから約1ヵ月でしたが、生徒たちは熱心に大学の先生方に質問し、これからの研究方針について相談していました。

 会の終了後、生徒達から「スタートが遅くなってしまって、心配していたけどがんばろうという気持ちが出てきた。」という声が聞かれ、さっそく班員どうしで協力しながら研究に取り組んでいました。

 こまつ研究サポートプログラム第2回目は9月16日(水)に行う予定です。

参加していただいた大学の先生方

北陸先端科学技術大学院大学           國藤 進 先生 (数学)

金沢大学 理工研究域 数物科学系        佐藤 政行 先生 (物理)

金沢大学 理工研究域 機械工学系        小松﨑 俊彦 先生 (物理)

金沢大学 理工研究域 数物科学系        川上 裕 先生 (数学)

金沢大学 環日本海域環境研究センター      松木 篤 先生 (地学)

金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科    草野 英二 先生 (化学)

石川県立大学 生物資源工学研究所        中谷内 修 先生 (生物)

    数学班の様子 その1                  数学班の様子 その2

 

    物理班の様子 その1                 物理班の様子 その2

 

      化学班の様子                      生物班の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

      地学班の様子

科学系部活動実験教室

 7月11日(土)理化部、生物部あわせて18名の生徒がサイエンスヒルズこまつで小学生を対象に実験教室を行いました。

 今年は新型コロナウィルスの影響で密を避けるために募集定員10名としました。それでも、10名の小学生が参加してくれて、高校生が考えた4つ実験(「表面張力の実験」、「重曹で入浴剤をつくろう」、「重曹とクエン酸を混ぜるとどうなる?」、「ホワイトボードマーカーで書いた絵を水に浮かべよう」)に対して、熱心に質問したり、楽しそうに実験に取り組んだりしてくれました。高校生たちもとても充実した様子でした。

     表面張力の実験                   重曹で入浴剤をつくろう

 

 

 重曹とクエン酸を混ぜるとどうなる?         ホワイトボードマーカーで書いた絵を水に浮かべよう 

1年普通科「探究基礎」探究スキル育成講座(化学実験講座)

    1年普通科「探究基礎」の探究スキル育成講座の化学実験ポスター発表会が行われました。
 リンゴやミカン、レモンなどの自分達で準備した試料の酸の濃度を滴定で調べることで、味と酸の関係を考察しました。

 どの班も同じ実験の方法(中和滴定)でしたが、わかりやすいポスター作成や説明の仕方など、班によっていろいろ工夫している様子が見られ、とても興味深く視聴することができました。発表者も視聴者も熱心にポスターセッションしていました。来年度、2年生で行う課題研究がとても楽しみです。

発表会場その1の様子

発表会場その2の様子

発表の様子 その1

発表の様子 その2

2年普通科理系「課題探究」課題研究発表会

 半年間取り組んできた2年生普通科理系の課題研究のポスター発表会が行われました。数学、物理、化学、生物、体育の5分野の研究についてポスター発表を行いました。自分達が設定したテーマに対して研究を行ってきたので、みんな自信を持ってポスターセッションをしていました。また、他のポスターにも熱心に質問をしていました。
 私たち教員もこの半年間、生徒達と一緒に各研究テーマに取り組んだので、生徒達が堂々と研究を発表している様子を見てとても感慨深いものがありました。

 この経験を生かして、大学生で行う研究につながる日々の学習および大学受験に対してのモチベーションを高めてもらえたらと思います。

会場その1の様子

発表の様子 その1

発表の様子 その2

発表の様子 その3

発表の様子 その3

発表の様子 その4

発表の様子 その5

科学の甲子園 第1回研修会を行いました。

12月26日(木)午後、科学の甲子園の第1回研修会を行いました。
筆記競技の過去問を解き、昨年度の大会の様子や今後の日程などを教頭先生から説明していただきました。競技の様子を見て、モチベーションが上がったようです。

        研修の様子

石川県中学・高校生徒研究発表会(物理・生物・化学)

・12月8日(日)第10回石川県中学・高校生徒物理研究発表会    場所;金沢泉丘高校

 本校からは理化部物理班が参加しました。

   「液面で浮上する液滴の安定性について」

   「鳴き砂の物理的特性と発音メカニズム」

   「過冷却現象の解析」           の3班が発表しました。

 その結果、「鳴き砂の物理的特性と発音メカニズム」が8月に高知で行われる全国高等学校総合文化祭自然科学部門で石川県代表として発表することになりました。

 

・12月15日(日)石川高校生物のつどい     場所;金沢桜丘高校

 本校からは生物部が参加しました。

   「ナミテントウの変態期間における記憶保持について」

   「雑草を材料にして作成した紙の保水性」  の2班が発表しました。

   「雑草を材料にして作成した紙の保水性」       「ナミテントウの変態期間における記憶保持について」

 

・12月22日(日)石川地区中学高校生徒科学研究発表会    場所;石川県文教会館

 本校から理化部が参加しました。

   「増粘剤によるスライムの伸長性の変化」を発表し、奨励賞を受賞しました。

 

 

韓国科学交流4日目

 科学交流4日目、早朝5:00、空港に向かい、小松へ945分頃到着しました。そして1045分頃、バスで小松高校に到着しました。全員、特に体調を崩すこともなく無事に研修の日程を終えることができました。

 到着後、学校で解団式を行いました。校長先生が、「この研修には多くの方々の協力があって成り立っていることを忘れないでほしい。この経験をぜひこれからの活動に生かしてほしい。後輩たちにも伝えていってほしい」と話されました。生徒達からも、とても充実した研修だったという声が多数聞かれました。

   解団式の校長先生のお話の様子