SSH活動記録
化学グランプリ2020 全国大会銀賞
10月25日(日)、化学グランプリ2020の一次選考が行われ、本校からは理数科の3年生4名、2年生1名が挑戦しました。今年はコロナウイルス感染拡大により、一次選考はWEBでのリモート試験にて実施されました。その結果、理数科3年生女子が一次選考を通過して全国大会(11月22日(日)にWEBで実施)に進み、見事、銀賞を受賞しました。おめでとうございます!!
また、11月1日(日)、日本生物学オリンピック2020代替試験の一次試験が行われ、本校からは理数科の3年生2名が挑戦しました。今年はコロナウイルス感染拡大により、オンラインで実施されました。
韓国科学交流
12月4日(金)に28Hの12名の生徒が参加し、大田科学高校とのZOOM科学交流の最終回が行われました。
事前に、9月28日(月)に第1回(自己紹介と学校紹介)、10月28日(水)に第2回(発表班による研究の概要説明、お互いの文化に対する質問)を行ってきましたが、第3回の最終回では、両校の校長先生の挨拶の後、共同研究班の発表(ティーリーフパラドックスの発展的研究、グリシンを用いてヒスタミンを減少させる研究)、28Hの研究2班の発表(結露量の物理的手法を用いた測定と防止法の研究、天然素材を使った接着剤の研究)が行われ、それぞれの研究に対して活発な意見交換や、質疑応答がありました。また、両国の文化をより深く理解するために、日本の俳句に関する文化紹介発表と、韓国の若者の文化紹介、ハングルに関する発表が行われました。
今回は、コロナの影響でZOOMでの交流となりましたが、オンラインで、発表したり、意見を交換したりしたことは、これから重要になるスキルであり、とても充実した交流になりました。
交流の様子
校内SSH生徒研究発表会
11月3日(火・祝)学校設定科目「課題探究Ⅱ」の課題研究発表会が行われました。新型コロナウィルス感染症による休校あけの6月から約半年間取り組んだ研究について口頭発表行いました。本当に忙しい毎日でしたが、現段階での研究結果をどの班もわかりやすく発表しようと工夫していました。
今年度はゲストとして大聖寺高校、小松明峰高校も研究発表してくださいました。忙しい中研究をまとめ、発表のために来校していただき本当にありがとうございました。
発表順
大聖寺高校 スリープバスター~睡魔をぶっ壊す~
小松明峰高校 セルオートマトン・Excelを用いたシミュレーション教材
結露量の物理的手法を用いた測定と防止法の研究
可燃性気体の燃焼による爆発力の研究
数当てゲームの論理的最適解の考察
ベナール対流の発生条件と流動速度の関係
日本の絵に隠れた比率
ユズの抗酸化作用の有無についての研究
行列を用いた文字認識
ユーグレナの金属イオンによる運動抑制
天然素材を使った接着剤の研究
雪の結晶をつくる核の研究
大聖寺高校の発表の様子 小松明峰高校の発表の様子
小松高校の発表の様子(その1) 小松高校の発表の様子(その2)
質疑応答の様子 大学の先生の講評の様子
いしかわ高校科学グランプリ(科学の甲子園 石川県予選)
10月17日(土)いしかわ総合スポーツセンターで行われた「いしかわ高校科学グランプリ」に参加しました。
午前は数学、物理、化学、生物、地学、情報の筆記競技が行われ、午後は実技競技(総合系)が行われました。生徒たちは出場が決まった7月から熱心に問題を解いたり、理数科のクラス内で実技競技の練習を行ったりして、この日に備えてきました。今年は新型コロナウィルス感染症のため出場チーム数が限られており、残念ながら出場できなかった1年生の生徒もたくさんいました。来年もぜひ参加を希望してほしいです。
石川県の科学好きな生徒たちの集まりで影響されたのか、帰りのバスでは1年生の生徒たちが「とても楽しかった」、「来年も参加したい」、「来年のために今日から準備したい」という感想が聞かれ、引率した教員としてとても嬉しかったです。
参加チーム名 28H「ゆるゆるエナジーズ」
28H チーム名「束進小松駅前校」
28H チーム名『「サクサクパンダ」チャンネル登録よろしく』
17H及び18H チーム名「こんにちはクラブ」
18H チーム名「F6」
18H チーム名「ステラ」
会場の様子
第2回こまつ研究サポートプログラム「第2回課題研究中間報告会」 学校設定科目「課題探究Ⅱ」
9月16日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第2回こまつ研究サポートプログラム「第2回課題研究中間報告会」が行われました。7月に行われた報告会でのアドバイスを参考に、生徒たちは夏の間研究を進めてきました。今回はこの結果を踏まえて、今後の研究の方向性及び計画について助言をいただきました。
大学の先生方からのアドバイスや励ましをいただくことで、課題研究へのモチベーションが上がったと生徒の多くが話していました。
参加していただいた大学の先生方
金沢大学 理工研究域 数物科学系 佐藤 政行 先生(物理分野)
金沢大学 理工研究域 機械工学系 小松﨑 俊彦 先生(物理分野)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生(数学分野)
金沢大学 環日本海域環境研究センター 松木 篤 先生(地学分野)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 草野 英二 先生(化学分野)
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生(生物分野)
数学班の様子 物理班の様子(その1)
物理班の様子(その2) 化学班の様子
生物班の様子 地学班の様子