SSH活動記録

石川県SSH生徒研究発表会

  石川県地場産業振興センターで、石川県のSSH指定校3校(金沢泉丘高校、七尾高校、小松高校)とNSH(ニュースーパーハイスクール)指定校の金沢二水高校と金沢桜丘高校が参加して、石川県SSH生徒研究発表会が行われました。

 SSH指定3校による口頭発表が行われ、本校からは、11月の校内選考会で選ばれた理数科2年生の課題研究2グループ「海岸線とフラクタル」と「液面で浮上する液滴の安定性について」が代表として発表を行いました。その後、NSH指定校2校を含めた5校のすべての課題研究のポスター発表が行われました。ここで、理数科2年生の生徒達は、他校の生徒達や先生方とのポスターセッションを行うことで、今後の研究の参考にすることができました。また、参観者として参加した本校理数科1年生は来年度に取り組む課題研究の参考になるよう、熱心に質問をしていました。

           「海岸線とフラクタル」の発表の様子

       「液面で浮上する液滴の安定性について」の発表の様子

 他校の発表に熱心に質問をしました

   ポスター発表会の会場の様子

     ポスター発表の様子

 

SSH研究発表会

    SSH研究発表会を開催しました。大学の先生方及び県内の高校の先生方など多数ご来場いただきました。本当にありがとうございました。 

<日程>

午前;公開授業「総合科学(物理分野・化学分野・生物分野)」理数科1年生

   ・物理分野(物理実験室)

               電子天秤を用いてリング法による水とエタノール混合溶液の表面張力を測定する実験に

               取り組み、結果から液体内部のエタノール分子の分布について考察した。

     ・化学分野(化学実験室)

               発泡スチロール球を容器に詰めることで、規則的配列の一例として体心立方構造を

               見つけ、その単位を確認し、充填率を計算で求めた。

   ・生物分野(生物実験室)

               CO2センサを用いて光合成に有効であると考えられる光源を調べることで、基本的な

               探究スキルを学習した。

午後;学校設定科目「課題探究Ⅱ」ポスター発表会(視聴覚室)

    理数科1年生や本校の教職員の先生方だけではなく、多くの中学校、高校の先生方や

              講評者としての大学の先生方が来てくださり、とても活発なポスターセッションと

              なりました。その後、ポスターセッションで指摘されたことを、次の日に行われる

              石川県SSH生徒研究発表会に生かせるように、ポスターを直したり、確認をしたり

              して、自分達の研究結果についていろいろ話し合いを重ねていました。

 

★講評者として来てくださった先生方

國藤  進先生 (北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授)  

阿部  聡先生 (金沢大学 理工研究域 数物科学系 教授)

小松﨑俊彦先生 (金沢大学 理工研究域 機械工学系 教授)

川上  裕先生 (金沢大学 理工研究域 数物科学系 准教授) 

草野 英二先生 (金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 教授)

中谷内 修先生 (石川県立大学 生物資源工学研究所 助教)

公開授業(物理分野)の様子

公開授業(化学分野)の様子

公開授業(生物分野)の様子

ポスター発表会の会場の様子

ポスター発表の様子 その1

ポスター発表の様子 その2

課題研究校内発表会(理数科2年生)

 「小松高校オープンスクール」の日に、理数科2年生の学校設定科目「課題探究Ⅱ」における課題研究の校内発表会が行われました。保護者の方々はじめ、多くの小学校・中学校・高校の先生や中学生にも参加して頂くことができました。本当にありがとうございました。

 生徒達は10グループに分かれ、それぞれのテーマで1年生の3学期から取り組んできた課題研究の結果についてパワーポイントで、口頭発表しました。

 審査員として大学の先生方をお招きし、審査・講評をしていただきました。これらのアドバイスを今後の研究に生かして、さらに研究を深めていってほしいと思います。

 参加した理数科1年生も熱心に研究発表を聞き、たくさんの質問が出ました。とても活発な質疑応答が行われ、1年生は来年度の自分達の課題研究に、2年生はこれからの研究の参考になったのではないかと思います。

★審査員の先生方

 國藤   進 先生(数学・北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授)

 伊藤 正樹 先生(生物・金沢大学理工研究域生命理工学系 教授)

 佐藤 政行 先生(物理・金沢大学理工研究域数物科学系 教授)

 加賀谷重浩 先生(化学・富山大学大学院理工学研究部 教授)

 川上  裕 先生(数学・金沢大学理工研究域数物科学系 准教授)

 寺岸 俊哉 先生(生物・石川県教育委員会学校指導課 指導主事)

★理数科課題研究発表順

① 天然色素を用いた万能pH指示薬の研究

② ナミテントウの変態期間における記憶保持について

③ まわり将棋

④ 液面で浮上する液滴の安定性について

⑤ コロイド結晶膜による構造色の研究

⑥ 小松高校におけるゼニゴケの生育環境の研究

⑦ 海岸線とフラクタル

⑧ 鳴き砂の物理的特性と発音メカニズム

⑨ 雑草を材料にして作成した紙の吸水性

⑩ 過冷却現象の解析

     審査員の先生方

     会場全体の様子

       発表の様子

        質問の様子

      質疑応答の様子

   大学の先生の講評の様子

地学野外実習(理数科1年)

 9月28日(土)1年理数科理数地学選択者と希望者で金沢市大桑町犀川上流貝殻橋付近の河川敷で地学野外実習を行いました。

 大桑層中部貝化石密集層と大桑層下部貝化石密集層での化石採取を行ったあと、大桑層と犀川層の境界付近で地層観察を行いました。

 

      化石採取の様子

地層観察についての説明を受けている様子

 

日本陸水学会(高校生ポスター部門)

9月27日(金)~30日、金沢大学角間キャンパスで日本陸水学会金沢大会が開催されました。

28日(土)に行われた高校生ポスター発表には、

2年理数科の課題研究;「鳴き砂から出る音について」

           「小松市におけるゼニゴケの生育環境について」

の2チームが参加してポスター発表を行いました。

 

「鳴き砂から出る音について」の発表の様子

「小松市におけるゼニゴケの生育環境について」の発表の様子