明倫Topics

日誌

第2学年『MGP』全体発表会

11月3日(木)5限目、1年生や保護者等も迎えて、本校第1体育館で『明倫グローカルプロジェクト(MGP)全体発表会』が開かれました。

2学期当初より、2年生が各クラスで少人数の班を編成して、SDGs17の目標から1つを選び、『総合的な探究の時間』等の中でグループ探究活動に取り組んできました。
発表会では6クラスの代表として計8グループがスライドや動画等を用いてプレゼンテーションを行いました。
ユニークな視点や凝ったプレゼンの技法などもあり、見ている生徒たちは発表に感心したり、楽しんだりしていました。

審査の結果、SDGs目標3番の「すべての人に健康と福祉を」を選択し、感染症対策について発表した22Hの女子グループが1位となりました。
発表会の最後に樋口校長先生から「これからは若い皆さんが自ら考えて行動し、世の中を良くして欲しい」というメッセージが与えられました。

なお、1位となったグループは、1月に県内20校の生徒が地場産業センターに集って開かれる合同生徒発表会に本校代表として参加することになっています。 

 

根木慎志先生講演会

11月3日(木)午後、PTA協賛講演会があり、車椅子バスケットボール元パラリンピック日本代表の根木慎志先生に、東京からお越し頂きました。東京は朝からJアラートで大騒ぎだったそうで、先生の新幹線も40分遅れの到着でした。間に合うか、間に合わないか、間に合わなかったらどうするか相談しながら準備をしましたが、秋の美しい陽射しの中、無事到着され、1・2年生全員と来場くださった保護者がお話を聞きました。 

  

根木先生には多くの友人がいらっしゃいますが、特に活躍し、輝いている友人たちは共通して「感謝」を口にするとおっしゃっていました。根木先生ご自身も、苦しいときに支えてくれた友人たちへの感謝について述べていました。先生は、事故で歩けなくなった自分を友人が気遣ってくれたこと、一番の親友が「根木はかわいそうなんかじゃない」とみんなに真剣に言ってくれたこと。できないことはかっこ悪いと思っていたこと、車いすをかっこ悪いと思い込んで外に出られなかったこと。でも、みんなでやったスポーツが、「へた」であっても楽しかったこと、半年ねばって頑張って、ついにバスケのシュートが決まってみんなで号泣したこと。高校時代を思い出しながら、このようなことを語ってくださいました。できないことはかっこ悪いことなのか、そうではなくて半年かかってでも達成する姿はかっこいいのではないか、と勇気づけられた講演でした。

先生は最後に生徒・保護者の大声援の中、素晴らしいシュートを決めてくださいました。講師の根木先生、講演を支えてくださった方、聞いてくださった皆様、ありがとうございました。

 

 

「看護セミナー」

10月25日(火)7限

3年生の医療系を志望する生徒を対象に、「看護セミナー」を実施しました。

講師は、石川県立看護大学 助教 瀬戸清華 先生。本校の第16期生です。野球部のマネージャーをされていたということからお話が始まり、ご自身と同じ道に進もうとする後輩に対し、温かく熱心に語っていただきました。

「『看護』とは何か」、「大学で看護を学ぶことについて」、「看護職のハードさとやりがいの大きさ」などのお話に加え、生徒たちの不安や疑問にも一つ一つ丁寧に答えていただきました。

生徒たちの「一言も聞きもらすまい」という表情が印象的なセミナーとなりました。

 

大学で演習中の瀬戸先生

3年「ほくぎん金融講座」

11月1日(火) 7限に、北陸銀行からお二人をお招きし、3年生を対象に金融講座を開きました。

 まず、就職、結婚、住宅購入、出産・育児など、人生においてどのくらいのお金が必要かということを考えて資金計画を立てることが大切だと教えていただきました。その中で、貯金だけではお金は増えないので、流動性の高いお金は貯金を、中長期的に資金を増やしたい場合は、投資をするとよいことも知ることができました。

 また、成人年齢が18歳に引き下げられたことにより、親の同意がなくてもクレジットカードやローンなどを契約することができ、契約の内容をしっかり把握することが大事であることも確認できました。困ったときは、消費者ホットラインや銀行などに問い合わせて、一人で抱え込まないでくださいというメッセージもいただきました。

 お金は沸いてでてくるものではありません。しっかりと自己管理をし、ライフプランから無理のない資金計画を立てて、幸せな人生を歩んでほしいと願っています。

避難訓練

10月20日(木)7限に避難訓練を行いました。

今回の避難訓練は、地震に伴う火事という設定で、出火場所は避難時までは知らせないという形で行いました。生徒や教員はどこから出火したかの放送を聴いて、避難経路を判断してグラウンドまで避難しました。

避難完了時間の目標である8分間に対し、7分20秒と素早く避難することができました。

野々市消防署の村井様からの講評で素早く避難できたことを褒めて頂きました。

樋口校長からは7月に行った避難訓練の時よりも避難のしかたが良くなったとの講評を頂きました。

また、3年生のクラス代表による消火器使用の実践訓練も行いました。

消火器の使用法に関する動画視聴避難の様子野々市消防署村井様より講評樋口校長より講評消火器使用実践