総合学科ニュース

ダイコンの播種(農業系列)

1年生「農業と環境」

 1年生の体験実習、2学期はダイコンの栽培に挑戦します。9月5日と7日、教室でダイコンの生育の様子や品種、播種の仕方などの授業を受けた後、実際に畑に出て種を播きました。

株間40センチ間隔でマルチに穴をあけた後、種を播きやすいように土を均します。一人当たり3か所が割り当てられ、1か所につき4粒の種を播きました。その後覆土・水やりをして終了です。2~3日で発芽してきます。2~3mmの種ですが初めて見る生徒もいて、その小ささにびっくりしていました。

 翌週の9月11日。14H15Hともにきれいに発芽していました。この後、発芽率を調査したり、間引きや施肥などの管理をしながらダイコンを育てていきます。

 

 

 

 

 

トマトの定植(農業系列)

 8月9日、仮定植して2週間たったトマトの苗を水耕ハウスに本定植しました。

 まずはロックウール培地(RW)の定植位置をカッターで穴を開けます。次は、点滴チューブの動作確認です。すべてのチューブから水が出るかを確かめました。続いて品種ごとに苗を置いていきます。

 その際、点滴チューブを2本ずつ挿していきます。キューブに対して、対角線上に垂直に挿すことがポイントです。

 すべてのRWに定植が終わると、肥料管理機のスイッチを入れました。養液の濃度は、生育初期の場合EC1.2で設定しました。最後に給液のタイミングをタイマーでセットしました。8時から開始し2時間おきに5分ずつ給液するように設定しました。

 今回二本仕立てに挑戦しますが、摘心したことで脇芽がちゃんと出てきていることにトマトの生命力を感じ、驚きました。

 定植後は農場で栽培したスイカを頬張りました。冷たくておいしかったぁ~。

 

 

 

 

トマトの抑制栽培開始(農業系列)

 トマトの抑制栽培が始まりました。抑制栽培とは、通常の収穫・出荷時期よりも遅らせて栽培することです。トマトの場合は春に種を播いて夏に収穫するのが一般的ですが、抑制栽培では、夏場に種を播き秋から冬にかけて収穫します。

 7月7日に7種類のトマトを播種し、セルトレイで芽出しさせました。夏休みに入って7月28日、一辺が10cmほどのサイコロ状のロックウール培地(RW)に仮定植しました。3年生は就職・進学に向けての活動がある中その合間をぬって、トマトの世話も行います。

 RWに十分吸水させた後、芽出ししたトマトの苗を一本ずつRWに植え付けていきます。培地に根が張るように、苗を植穴にしっかり植え付けることが大切です。また今回は、1つの苗から2本の茎を伸ばす2本仕立てというやり方に挑戦します。

 この後2週間ほど液肥を与えながら生育を促し、8月9日に水耕栽培ハウスに本定植する予定です。

 

 

 

第6回しののめ市その2(ビジネス系列)

 では、工夫を凝らして行われた「しののめ市」の様子を見てみましょう。

当日は販売対象を本校生徒と保護者限定として開催されました。

 総合学科農業系列生徒が育てたペンタスやユウギリソウなどの花苗・花鉢3種類を、ビジネス系列生徒20名が接客や会計を担当し販売しました。生徒たちは初めての販売実習で不慣れな部分もありましたが、天候にも恵まれ多くの方々に来店いただきました。  販売実習を終えた生徒たちからは、「人とかかわるということがより好きになった。」、「とても楽しかった。初めてのことばかりで不安だったけどよくできたと思う。」などの声が聞こえてきました。

 「しののめ市」を通して得た、接客の楽しさや達成感などの学び・気づきを今後の生活に活かしていってくれることを期待しています。

受付

 

接客

 

会計

 

アンケート

 

第6回しののめ市その1(ビジネス系列)

 新しいメンバーで行った第6回「しののめ市」の工夫点を2つご紹介します。

 1つ目は、POPです。前年度同様、POPは商品名や価格などを一目でわかるようなシンプルなものを作成しました。また、配色などもこだわっています。

 2つ目は、学校紹介ポスターです。来ていただいたお客様に、より本校のことを知ってもらえるように、ポスターを新たに作成しました。作成するにあたって、在校生向けに学科ごとにアンケートを実施し、情報を収集し、自分たちの手で1つのポスターにまとめました。

 さらに、過去のしののめ市から、お客様の年齢層や性別等の傾向を把握し、お客様のためにどうすべきなのか、どうしたらいいのかを生徒たちが試行錯誤し「しののめ市」を創り上げてくれました。

一目でわかるPOP

 

学校紹介ポスター