山岳・スキー部
山岳・スキー部 奥獅子吼山登山
9月12日に奥獅子吼山に登山に行きました。
9月16、17日には令和3年度石川県高等学校新人体育大会が開催されます。その大会で登る山がこの奥獅子吼山です。6月に行われた総合体育大会でも登った山なので、比較的生徒たちの中にも気持ちの余裕がありました。登山活動中は本番を意識し、まわりの植生や読図を行いながら登ることができました。
山頂で一枚 テント設営の練習
山岳・スキー部 第65回全国高等学校登山大会(インターハイ)
8月19日から23日にかけて福井県で第65回全国高等学校登山大会(インターハイ)が行われました。金沢二水高校は女子チームが大会に臨み、女子チーム全42チーム中、36位でした。
今大会には3年生3名、2年生1名というチーム編成で挑みました。キャプテンの3年生は常にチームのことを考え、幅広い知識と卓越したリーダーシップでメンバーを引っ張っていってくれました。3年生のひとりは登山が大好きで、山に登るときはいつも嬉しそうに弱音を吐くこともなくがんばっていました。もう一人の3年生は下調べや準備に余念がなく、自分が調べたことをしっかりと周りに伝えてくれました。2年生の生徒は何事に対してもポジティブに、必死に先輩たちについていってくれました。
一人一人が自分の役割をしっかりと果たすとともに、互いに協力しながら大会を終えることができました。そしてこの大会をもって3年生は引退となります。来年度は今の2年生、1年生が3年生から教えてもらったことを生かし、登山に挑んでいくことになります。安全に、楽しく技術を高めていこうと思います。
会場前 会場にて 開会式
テント設営練習 インターハイ看板 福井駅前にて
山岳・スキー部 別山登山
8月2日に1年生10名で、別山(石川県白山市)で登山を行いました。別山は白山を構成する一峰で、道中に多くの花が見られることから「花の山」として親しまれている山です。今回は市ノ瀬ビジターセンターから「チブリ尾根避難小屋」を目標にして登りました。
天気は晴れており、多少のぬかるみはあったものの歩きやすい道でした。木々が生い茂った区間を抜けて稜線にでると、とても見晴らしの良い景色が広がりました。シーズンが少しずれていたため、たくさんの花とまではいきませんでしたが点在する花を横目に気持ちよく登ることができました。
山岳・スキー部 インターハイに向けて
7月24日、25日にインターハイの下見を兼ねて、登山を行いました。
24日は三頭山、25日は取立山、どちらも福井県勝山市にあるインターハイの会場です。
24日は晴れ。まずは国史跡である「白山平泉寺」の中を進みました。参道は一面コケで覆われており、とても幻想的で厳かな雰囲気の中、気持ちよく登山道に向かいました。登山道に入ると急登が続いたせいか生徒数名が体調を崩したため、顧問1名とと下山しました。残りの生徒と顧問2名で引き続き進み、無事に登頂することができました。道中、読図(現在どこにいるかを地図上で確認すること)の練習や、植生などを確認しながら進みました。
25日はあいにくの曇り。気温は24日ほど高くならず、前日体調を崩した生徒の体調も回復したため、予定通りのコースを進みました。前日の夕方に降った雨により多少のぬかるみはありましたが、転倒しやすい岩場や急登では生徒どうし声を掛け合いながら慎重に進むことができました。
インターハイでは連日気温が高くなることが予想されるため、水分補給だけではなく、塩分補給、ペース配分をしっかりと考える必要があります。今回の登山で生徒たちは自分たちに足りないものは何か、どのような準備が必要かを肌で感じることが出来ました。インターハイまで残り一カ月。限られた時間の中でしっかりと準備をしていきます。
24日の写真
白山平泉寺内 三頭山山頂 大師山山頂
25日の写真
取立山山頂 尾根を歩く 大滝
山岳・スキー部 全国総体壮行式
7月14日(水)に令和3年度全国高等学校総合体育大会等石川県選手団結団壮行式へ参加してきました。
2年ぶり開催される全国総体に向け、石川県の代表の生徒・関係者が一致団結するためにいしかわ総合スポーツセンターに集まりました。今年の全国大会は福井を中心として開催される予定で、登山大会は福井県の取立山・三頭山で行われます。
選手団団長の正村泉一団長からは「関わってきた人たちへの感謝の気持ちを忘れることなく、悔いの残らないように戦ってきてください」、谷本正憲県知事からは「日頃の成果を存分に発揮してきてください」とそれぞれ激励の言葉をいただきました。
登山大会の会場である取立山・三頭山は比較的低い山のための、大会まではどのように暑さ対策をするか、乗り切れるだけの体力をどれだけつけられるかが勝負の分かれ目となります。残り一カ月の間、少しでも良い結果が残せるように練習に取り組んでいきます。
会場前で記念撮影 結団式の様子 谷本県知事とグータッチ
山岳・スキー部 白山(甚之助避難小屋まで)登山
7月3日(土)に白山登山に行ってきました。今回は1年生が初めて白山に臨むということもあり、山頂ではなく途中にある「南竜分岐(なんりゅうぶんき)」を目的地としました。また、全国大会を控えている3年生も同行し、生徒計11名で登山を行いました。
梅雨ということもあり雨が心配されましたが、見事に晴れ!1年生は久しぶりの登山だったため、とてもうれしそうに登っていました。思いのほか、登山者も少なく、自分たちのペースで進むことが出来ましたが、途中で1名の生徒が足をつったため、目的地手前の「甚之助避難小屋(じんのすけひなんごや)」で折り返しました。
足をつった1年生に対し、3年生が的確に応急処置を行ったり、励ましの言葉をかけたりととても手際よく対処してくれました。今後、夏になるにつれて気温が上がっていくので、水分・塩分補給の大切さや、対処方法を部員全員で確認し、安全登山を心がけていきます。
良い天気 甚之助付近の残雪 甚之助避難小屋
帰りは小雨が… 道の駅「瀬女」にて 花もきれい
山岳・スキー部 北信越大会結果報告
6月18日(金)~20日(日)に令和3年度北信越高等学校体育大会登山大会(以下北信越大会)が富山県で行われました。富山県、石川県、新潟県、福井県、長野県から男子は6チーム、女子は5チームが参加しました。結果は…
男女ともに優秀校に選出!
例年、北信越大会は順位付けを行わず、男女各3校ずつ「優秀校」を決める形で行われています。本校の男子3年生にとっては最後の大会であったため、とても喜ばしい結果になりました。
大会1日目~3日目の詳細は以下の通りです。
大会1日目(開会式、各種審査)
開会式では今回登る雄山、大汝山(おおなんじやま)の説明などが行われました。その後、まずはテント設営審査が行われ、総体の時よりも手際よく設営することができました。筆記審査についても、各々がしっかりと勉強して臨むことができました。
開会式 テント設営 テント設営反省会
大会2日目(登山、交流会)
天気はあいにくの雨。さらに風も強く、登山には適さない天候でした。選手は雨対策、寒さ対策をしっかり行い、落石の可能性も考えヘルメットを着用して登山を行いました。平地では暑い日が続いていましたが、出発地点である室堂は標高約2400m。雪が豊富に残っており、普段登っている山とは大きくことなる登山道でした。そんな中でも本校の生徒は遅れることなく、一歩ずつ確実に足場を確かめながら登ることができました。予定では登山道から「一の越」→「雄山」→「大汝山」と進む予定でしたが、一の越についたときには雨、風ともに強くなり、これ以上は危険と判断し下山しました。雄山や大汝山の山頂からの景色を見ることは叶いませんでしたが、無事に全員けがをすることなく下山できました。
夕食後、生徒同士の交流会も行われました。各学校が自分たちの県や学校を順番に発表していく形式で、本校は「金沢の方言」、「ガレリア」などをクイズ形式にし、金沢紹介・学校紹介を行いました。交流会の終盤には「ジェスチャーゲーム」を行い、盛り上がりを見せました。(新型コロナウィルス感染防止の観点からクイズは三択から挙手で答える、言葉を発しないジェスチャーゲームをするという形で行われました。)
出発準備① 出発準備② 山岳警備隊より諸注意
出発直後 一面雪景色 一の越
下山 みくりが池へ みくりが池
大会3日目(講話、閉会式)
講話では今回宿泊させていただいた国立立山青少年自然の家の職員の方から「大自然の中で培われる力」について講話がありました。また、最新の氷河の研究に関するお話などもあり、生徒たちは興味深く拝聴していました。
閉会式では審査委員長から「自立した登山者に向けて」、「安全登山に向けて」どのような力をつけていけばよいかが具体的に示されました。
講話 学校紹介 ジェスチャーゲーム
3日間を振り返って
男女ともに優秀校に選ばれましたが、力不足を感じた大会でした。特に読図技術や歩行技術、基礎体力などの力をつけなければいけないと気づかされました。
女子は8月末に行われる全国大会に向けて、男子は新体制になるので先輩たちから教えてもらったことを大切にし、さらなる努力をしていきます。
山岳・スキー部 総合体育大会登山大会 結果報告
6月3日、5日に令和3年度石川県高等学校総合体育大会登山大会が行われました。結果は…
女子 優勝!! 男子 準優勝!
女子は6月18日から富山で行われる第33回北信越高等学校登山大会(以下北信越大会)、および8月20日から福井で行われる第65回全国高等学校登山大会(以下全国大会)に出場、男子は北信越大会に出場を決めました!
女子表彰 集合写真 男子表彰
大会1日目、2日目の様子は以下の通りです。
大会1日目はテント設営審査、装備審査、筆記審査がありました。テント設営審査は10分以内に正しく安全にテントを設営できるかを審査します。多少、思い通りにいかない部分はあったものの、無事に設営することができました。装備審査は審査員が指定した道具が正しい状態でザック(リュックサック)の中にしまわれているかなどを審査します。慌てることなく、指定された装備を提出することができました。筆記試験は気象、自然観察、救急、天気図の4種類の試験があり、一人1種類を受験しました。昨年度の新人戦よりもスコアを伸ばした生徒が多く、努力した成果が出たと思います。(今年は炊事審査は行われませんでした。)
開会式 テント設営 装備審査
大会2日目は奥獅子吼山に登りました。(当初は4日に登る予定でしたが、雨が激しかったため、予備日であった5日に行いました。)
今年はチーム行動(生徒たちだけで登山を行う形式)で行われたため、ペース配分や現在地の確認など、すべて自分たちで判断する必要がありました。下山後、生徒たちは「練習で登ったときにうまくいかなかったところは、改善して登ることができました」と言ってくれました。
道中1 道中2 道中3
道中4 珍しい虹 拡大写真
今大会の反省・分析をしっかりと行い、北信越大会、全国大会に向けて練習をしていきます。
山岳・スキー部 1年生初登山!&総体に向けて
今回は5月中に行われた4回分の登山についてご報告します。
4回とも奥獅子吼山(白山市)に登りました。奥獅子吼山は、令和3年度石川県高等学校総合体育大会登山大会」(以下総体)で登る山になります。標高は928mであり、難易度の低い登山道を使えば、子どもからご年配の方まで登ることができる山です。総体では急登がある登山道を使うため、少し難易度が上がります。
5月9日 1年生初登山
この日は1、3年で登りました。準備として3年生が登山についての知識、技術などを1年生にレクチャーしました。1年生は不安そうな顔をしていましたが、3年生が上手にリードしながら登ることができました。残念ながら登っている間は時折雨が降り、山頂にもガスがかかり、奥獅子吼山頂の360度パノラマはみることはできませんでした。しかし、下山後は天気が回復し、お湯を沸かして暖かい食事をとることができました。(食事の際にはお互いに距離を取り、黙食を行いました)
1・3年集合写真 山頂は雲の中 距離を空けて黙食
5月10日 2年生登山
2年生だけで登りました。久しぶりの登山ということもあり、生徒たちはわくわくしたような顔をしていました。天気は晴れ。昨日は見ることができなかった山頂からの景色も見ることができ、充実した登山になりました。
2年集合写真 扇状地 花が咲く 下山の様子
5月22日、5月29日 総体に向けて
総体に向け、大会メンバーで登りました。雨の影響で登山道は非常にぬかるんでおり、急登では足を取られる場面も見られましたが、お互い声をかけあいながら慎重に登ることができました。ペース配分、休憩場所、注意すべき箇所などチームで話しながら一つ一つ確認することができたので、総体までにもう一度、地図上で復習していきたいと思います。
御堂山集合写真 男子持物チェック 女子持物チェック
山岳・スキー部 鞍掛山登山
4月25日に鞍掛山(石川県小松市)に行ってきました。
鞍掛山には複数のルートがありますが、今回は西ノ谷から山頂を目指し、後山によって下山するコースでした。今年度初登山ということもあり、生徒たちは少し緊張した面持ちでしたが、無事に登頂することができました。今年度から本校では昼食時、黙食に取り組んでおり、山岳・スキー部も黙食を行いました。ホトトギスの鳴き声が響くのんびりとした空気の中で静かに昼食をとることができました。
獅子岩にて 掛山山頂 無事カエル