2025年6月の記事一覧

【成長を見せた総体予選】

6月5日(木)総体予選が終わりました。野々市市民体育館にて1試合目、金沢二水高校との試合は0‐2でストレート負けでした。敗者復活戦では金沢錦丘と対戦し、そこでも0-2で負けました。しかし、この2試合とも、簡単には落とさない、粘りある鶴来高校を見ることが出来ました。良い点がたくさん見られました。

1番サーブの柴田さんですが、ミスを恐れず思い切り打つ強気なプレーが、キャプテンとして頼もしく感じました。少し前まではスパイクもレシーブも消極的であり、ネガティブでしたが、試合では思い切りボールに向かっていく姿が印象的で、サーブでもスパイクでも得点を取ることができていました。

セッターの小島さんは、迷いが多く、そしてボールに追いつくことに精一杯でした。しかし、大会では良いハンドリングを見せ、任す場面や落下地点への判断も早くなり、最近のプレーで一番良かったです。目標をもってコツコツと取り組み、自分の反省点を見直し練習した結果がでましたね。

エースの西谷内さんは、スパイクコースの打ち分けにこだわって練習に取り組んできました。試合では、その成果が表れ、チームの中心として戦っていました。チームのためにラストボールを全部打ち返す勢いで必死プレーする姿を見ることが出来ました。良い選手です。

北川さんは何本もつなぎでチームを救いました。彼女の足の速さだからこそ追いついたボールが何本もあり、さすがでした。トスを上げる場面も数回見られ、器用にプレーができていました。

大家さんの強打レシーブと、1本で返して点を取る技は、今回も成功していました。ボールに向かっていく積極性は良かったです。数日前までの不安を感じさせないプレーでした。

渡部さんは2年生の夏に入部し、バレー部歴が1年もなかったのですが、今月に入り、成長を遂げました。体力がなかったあの頃の姿はもうなく、強打を上げ、最後まで動き続ける姿に驚かされました。

今大会では、たくさんの人に応援してもらいました。保護者、他校の選手、OGなど、たくさんの人に熱い声援を選手に送っていただき、感謝しかないです。試合中でしたが、年齢のせいか感動していました。錦丘の2セット目ですが、すごく良いラリー、レシーブをしていました。そのセットは見ていても面白いゲームでした。しかし、得点版を見ると2-25でいろんな意味で驚きました。このセットは2点しか取れていませんでしたが、そうは感じさせないゲーム内容で、このセットを含め今大会は過去で一番面白かったと生徒たちは話していました。

これからは2年生2人、1年生1人の計3人での活動になります。今後、部員を連れて出張練習や、本校での合同練習を計画していこうと思います。また、声をかけてもらえると嬉しいです。

今後とも応援よろしくお願いします。

 

 

【いよいよ総体】

明日から総体予選です。

野々市市民体育館で第1試合から試合です。先週の練習では今年3月に卒業したバレー部のOB3人が練習に顔を出してくれました。その前の週には昨年3月に卒業した中田さんが大会前の応援として、良い球出しをしてくれました。

さて、今年の女子バレー部は、大会に向けて狙いをもって練習に励んできたメンバーですので、大会では、ベストを尽くして、点数が取れると思います。

3年生2名は昨年から入部し、バレー未経験者が多いチームですが、高校から始めてもここまでの成長を遂げることができるんだという、きっといろんな人に希望を与えてくれるチームです。そして、バレーが好きな人たちです。

3年生にとって、また1・2年生にとって、笑顔の絶えない大会となればいいなと思います。