校長室より「おこらいえ」

合格体験記

地震から 449 日目

豪雨から 185 日目

 

本校では

大学に合格した卒業生から下級生に向けて

合格体験記を書いてメッセージを送っています

 

そんなメッセージを紹介します

「1、2年生のうちは、ぜひ進んでたくさんのことを経験してほしいです。

 興味範囲を広げて食わず嫌いせずにいろんなことに挑戦してください。

 旅行したりゲームしたり楽器を始めてみたり、

 勉強とは関係ないことを進んでやってください。

 広い知識があれば勉強しているうちに出てくる様々な分野に対応できます。

 高校生にしかできないことを目一杯やってほしいです。

 もちろんその時期にも勉強もしてほしいです。

 ただその時期の勉強は受験のための勉強ではないと思います。 

 (コツコツやらないといけない英単語などは別ですが)

 1、2年生のうちの勉強は自分に合った勉強方法を見つけるため、

 勉強の習慣をつけるための勉強だと思います。

 多分すごく器用な人ならずっと遊んでても3年の1年間があれば充分です。

 勉強にもセンスがあるような気がします。

 だけど私は器用じゃなかったので時間が足りなくて3年生後半の勉強漬けの毎日はしんどかったです。

 まだたっぷり時間があるうちにいろいろな勉強方法を試して勉強を習慣付けるといいです。

 毎日少しの時間でいいので机に向かって集中する時間をとって下さい。

 そのために毎日ある小テストを利用してください。

 3年生になったら自分の体調管理に力を入れるといいと思います。

 でもそれは絶対に風邪をひかない頑丈な体を作るという感じではなく、

 もしもの時でも自分のいつもの力を出すためのトレーニングみたいな感じです。

 どんなに気をつけても急に体調を壊してしまうことが誰にでもあり得ます。

 3年生になって待ち受けているたくさんの模試は、

 自分の体調を調整する練習にはうってつけの機会です。

 私みたいに緊張ですぐお腹こわす人は

 薬を飲むタイミングだったりとかいろいろ実験してみればいいと思います。

 余談ですが、共通テスト会場では机の上に置けるものが決まっています。

 最初飲み薬は置くことができませんでしたが、

 試験監督の先生に相談すると許可が降りました。

 自分に必要だと思ったらすぐに相談しに行くといいと思います。

 これからまたいろいろな先生方にアドバイスをもらったり、

 受験についての情報が増えていきます。

 この合格体験記しかり、

 でもそれはひとつの失敗談または成功談にすぎないと私は思います。

 全部を吸収しようとしないで、

 自分に必要だと思うことをしっかり心に留めておくと良いと思います。

 私が書いているこの体験記も特に実践しなくてもいいです。

 ただ自分に何が必要なのかどう取捨選択していくか知るためには、

 やっぱりたくさんの情報と経験が必要です。

 たくさんの人の話を聞いて本を読んでください。

 高校生活では嫌でも多くの人の考え方に触れます。

 それを自分の経験値にしてください。

 冒頭にも書いたけれど興味範囲を広げて、

 自分の知らないことを貪欲に探して欲しいです。

 受験勉強を受かるためだけの勉強にするか、

 これからの生活のためのものにするかはその人次第だと思います。

 せっかくなら得た知識を財産にしてほしいです。

 無理はせずに自分の出せる力を存分に出し切ってください。

 応援しています。」

これを書いてくれた卒業生は今年

金沢大学大学院地球社会基盤学地球惑星科学コース

修士論文大会で専攻長賞を受賞しコースを修了しました


【被災地に電気が灯るまで】第3回

発電と電池の仕組みについて学び

エネルギー問題の解決を目指すこのコーナー

 

先日の第2回では

我ら人類の祖先が隕石の中の隕鉄を

道具として利用し始めたこと

そしてあるものとの出会いにより

鉄を自分で作り出すことができるようになったこと

などを説明しました

 

そのあるものとは?

 

天然に存在する金属を道具として使うようになり

マンモスのような大きな獲物でも

容易に切り刻んで食べれるようになった我らが祖先は

食べ物に困ることなく豊かに暮らしていました

 

ところでマンモスの絶滅の理由のひとつとして

最近新たな発見があったそうです

それは長い鼻の化石の中に花粉が見つかったというものです

つまり花粉症による鼻詰まりという新説です

 

さて幸せに暮らしていた我らが祖先をある悲劇が襲います

火山の噴火です

流れる溶岩に全て焼き尽くされてしまいます

マンモスなどの獲物たちも真っ黒焦げ

 

ここからは勝手な想像ですが・・・

 

食べ物に困ったあるひとりがガブっ

空腹に耐えきれず焼けたマンモスに食らいつきました

「ウマっ!何これ?みんな食べてみ!」

「えっ!?ほんまや!」

かくして焼肉のうまさに気づいた我らが祖先は

火山に近づいてはたいまつのように火を持ち帰り

獲物を焼くという調理の技術を手に入れたのです

 

このように先史より悲惨な災害に襲われるたびに

人類は新しい技術を手に入れてきたのです

 

火との出会いがどのように製鉄の技術に結びついていくのか?

その物語はまた明日 

 

ちなみに焼肉と言えば

鶴橋の「空」が大好きです

春も夕暮いとをかし

地震から 448 日目

豪雨から 184 日目

 

一生懸命頑張っている人の元には

本気で頑張っている人の元には

自然と関係のある人の輪ができて

どんどんその輪が大きくなっていきます

 

「私たちの街は私たちが創る!」

本校の街づくりプロジェクト「街プロ」に

「みつばちプロジェクト」をひとりで頑張っている

稲木まなちゃんがいます

 

高校生が頑張ってつくった未来への花粉を

小学生にみつばちさんになってもらって

未来へ届けてもらおうという

世代を繋ぐ関係づくりのプロジェクトです

 

そんなまなちゃんの元に

今日はアナウンサーの原田 幸子さんと

「枠を超えてワクワク!」

絵本専門士の あかいけ えりこ さんが

尋ねてきてくださいました

 

 

 

 

 

 

絵本の読み聞かせなどを活用して

どんどんその輪が拡がっていくように

アイデアを出し合いました

夢がひろがっていきます


「春はあけぼの やうやうしろくなりゆく山ぎは」

などと申しますが

夕暮れのやうやうあかくなりゆく山ぎはも

いとをかしです

 

 

 

 

 

 


【被災地に電気が灯るまで】第2回

発電と電池の仕組みについて学び

エネルギー問題の解決を目指すこのコーナー

 

先日の第1回では

我ら人類の祖先が金・銀・銅などの

地球上にそのままの形で存在する金属

いわゆる貴金属に出会ったこと

 

そしてなぜかそのままの形では

地球上には存在できない「鉄」も

使っていた痕跡があることを説明しました

 

それではなぜ製鉄の技術を持たない

我らの祖先が「鉄」の存在を知り得たのか?

 

先ほどの「地球上には存在できない」

がヒントになっています

 

鉄は空気中で錆びてしまうからです

空気中の酸素と結びついて

サビ(酸化鉄)になってしまうからです

 

我らが祖先が最初に使った鉄は

空気のないところからやってきたもの

そう

隕石に含まれる隕鉄だったのです

 

しかし隕石なんてそうそうあるものではありません

 

我らが祖先は

あるものと出会うことにより

この不思議な「鉄」を

自ら作る方法を身につけることになります

 

さあそのあるものとは?

 

続きはまた明日

春の風

地震から 447 日目

豪雨から 183 日目

 

春の風が表通りを通り抜けていきます

 

陸上部のみんなは合宿です

飯田高校 能登高校 穴水高校といっしょに

奥能登の高校全ての陸上部が揃って

志賀町陸上競技場を駆け抜けています

 

 

 

 

 

 

いずれの学校もグラウンドを使えないので

みんなひさびさのトラック&フィールドです


以前インターネットコオロギの話題を取り上げましたが

その研究室からのもうひとつの法則

「ふだんつらくてたまにしあわせが一番」

 

コオロギを4つの環境で育てました

(1)常に充分な餌を与えた

   「いつも幸せコオロギ」

(2)充分な餌を与えつつたまに餌を抜く

   「いつも幸せたまに逆境コオロギ」

(3)いつもは餌控えめたまにご馳走を与える

   「いつもは我慢たまに幸せコオロギ」

(4)常に餌を充分もらえない

   「いつも我慢コオロギ」

この中で(3)たまに幸せコオロギが

一番生命力強く育つのだそうです

いつも与えられた環境の中で

できることを工夫しながら活動を続けながら

今日は思いっきり走れる

「いつもは我慢たまに幸せ陸上部」のみんな

今日は思いっきり走って跳んで 

 

練習計画や宿泊等のお世話をしてくださったのは

飯田高校の江波先生

ご本人曰く「志願兵」です

石川県教育委員会では昨年発災後

初めての人事異動の際に

「能登の学校の復興のために

 力を尽くしてくれる先生は

 どうぞ申し出てください」

という制度があって

その時ご自身の生活を犠牲にして

自ら被災地の学校への異動を

志願してくださった先生です

 

本当にありがたい話です

能登の生徒のために

トラックでご指導してくださる姿は

神々しくさえありました


【被災地に電気が灯るまで】第1回

 

新しい「街プロ」にエネルギー研究が多いことを受けて

電池や発電を学ぶコラムを始めます

先日の第0回では

電気には金属が何やら関係がありそうなこと

について触れました

まずは人類と金属の出会いについて学びましょう

 

猿から進化した我々の祖先は

石を割ったり削ったりして

道具を作ることを覚えました

 

石の中でも他とは少し様子が違うもの

を見つけます

他の石よりずっしり重く

叩いても割れたりせず

曲げたり伸ばしたりできる不思議な石です

 

金・銀・銅そして鉄との出会いです

これらの不思議な石は

他の石に比べて加工しやすく重宝しました

金・銀・銅は今でも天然に採掘できますが

鉄そのものは自然界には存在しません

ではなぜ我々の祖先は

天然の鉄を手にすることができたのでしょう?

 

その秘密はまた明日

どうぞググらずに自分なりの考えを

まとめておいてください

エネルギー問題

地震から 446 日目

豪雨から 半年

 

「街プロ」企画発表会が行われました

https://cms1.ishikawa-c.ed.jp/wazifh/blogs/blog_entries/view/75/070301e7560d8c90bf454db742a0627c?frame_id=210

 

昨年度は

子どもの居場所づくりやグラウンド整備など

とにかく今の状況を打破したい!

という活動が多かったのですが

少し生活も落ち着いてというか

言い方は適切ではないかもしれませんが

悲惨な状況が日常化してきたというか

とにかく未来を見つめる時間軸が伸びた気がします

少し遠いところを視座にした研究が目立ちました

 

特筆すべきは

エネルギー問題に関する研究が多くみられたこと

なかなか電気が復旧しない中で

困った暮らしがいつまでも続く中で

エネルギーをなんとかしたいという願いが

特に切実だったのでしょう

 

(1)小型火力発電 

  焚き火で発生した熱を電気に変換できる

  「キャンピングストーブ」は既に商品化されています

  薪などを燃焼室で燃やし 

  発生した熱を電気に変換するしくみです

  このグループの工夫は

  燃やす燃料に災害ゴミを利用しようと

  思いついたところです

 

(2)サボニウス型風車

  これまでのプロペラ型風力発電は

  1方向の風しかとらえることができません

  全方位の風しかも微弱な風もとらえることができます

  乱気流にも対応して継続的に発電できます

  音も静かで深夜でも利用できるなど

  これを一家に一台導入してはという提案です

 

(3)バイオガス発電

  食品廃棄物や家畜の排泄物などの

  有機性廃棄物を発酵させて発生させた

  メタンガスなどのバイオガスを燃料として

  発電する再生可能エネルギーです

  メタンガスはおならの主成分ですが

  それ自身は臭いがありません

  臭いのは硫化水素やスカトールなどの

  腸内悪玉菌のせいで発生するガスによります

  おならの臭いを薄めると温泉の匂いに

  さらに薄めるとゆでたまごのにおいに

  もっと薄めると焼肉の香りになります

  全て同じ硫化水素の匂いです

  濃度で感じ方がまるっきり変わるって

  おもしろいですね

 

(4)バイオディーゼル燃料

  使用済みの菜種油等の植物由来の食用油などを

  ディーゼルエンジンで利用できるようにした燃料です

  ガソリンを燃料にするエンジンに対して

  軽油を燃料とするのがディーゼルエンジンです

  ドイツ人ディーゼルが発明しました

  ガソリンエンジンは

  空気とガソリンを圧縮して

  プラグで火花を飛ばして点火します

  ディーゼルエンジンは

  圧縮して高温となった空気に

  軽油を吹きつけて自然発火させる方式です

  軽油には硫黄分などの不純物が多く含まれるため

  燃やすと黒い煙を吐きます

  トラックやバスのエンジンです

 

(5)積雪発電

  青森にあるIT企業「フォルテ」さんの技術

  雪から電気とお湯を生み出す仕組みです

  融雪にも活用できると期待されています

  「スターリングエンジン」という装置を使って行われます

  ガスなどで温めた熱源と

  エンジン内を通る冷媒(水や不凍液)の温度差で

  内部のピストンを動かして発電します

 

(6)流水発電

  水の流れているところなら

  どこにでも設置できる小型の水力発電機です

  以前課題研究に取り組んでいたグループで

  男子トイレの小便器に定期的に洗浄水を流す装置に

  この発電機を取り付けようと試みた生徒がいましたが

  残念ながら発電量が微弱すぎて

  使いものになりませんでした

  「流水発電はトイレの洗浄水では使えない」

  これも立派な研究成果です

  発明王エジソンも

  「私は失敗したことがない

  ただ一万通りの

  うまく行かない方法を見つけただけだ」

  と言っていますしね

 

(7)コンポスト発電

  2015年にオランダで「植物発電」が実用化されました

  水性植物の根から出る栄養分を

  微生物が分解するときに出す電気を利用するものです

  微生物の力で生ごみを分解する「コンポスト」で

  応用したのがこれです

 

ざっと7つのグループがエネルギーに関する研究です

ぜひ既存の発電機を活用するだけでなく

自分で新たな発電機や電池を

開発してもらいたいものだと思います

 

それには発電や電池の原理を学ぶ必要がありますね


これからこのブログで

電池のしくみを説明するコラムをシリーズ化します

エネルギーグループのみんな

ぜひ読んでください

 

今日は第0回

歯に金属を詰めている人

アルミホイルや金属のスプーンなどを噛んで

キーンって痛みが走ったことないですか?

これが電池の原理です

 

なぜこれが?

次回より少しずつ勉強していきましょう 

WAJIMA NIGHTから新たなステージへ

地震から 445 日目

豪雨から 181 日目

 

花火を打ち上げた輪高生が仕掛けるイベント

「WAJIMA NIGHT」が開催されました

 

会場近くの「キリコ会館」のシャッターには

被災前の賑わう輪島の写真で飾られた

大きなモザイク画が見応えたっぷりです

 

 

 

 

 

 

 

寒空の下

輪高生たちが駐車整理に活躍です

 

 

 

 

 

 

 

会場近くには多くの仮設住宅が建ち並び

騒音でご迷惑をおかけすることを

生徒たちが1軒1軒ビラを撒いて

ご挨拶に伺いました

会場となる駐車場にもご配慮願い

お車の移動をしていただきました

ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

「街プロ」猫も食べれる非常食班の

ブースもありました

 

 

 

 

 

 

 

MRO「絶好調W」でおなじみの

「エイトMAN」さんの迫力満点のステージ

パワーをいただきました

 

 

 

 

 

 

 

北陸キッチンカー協会のみなさまも

駆けつけてくださいました

 

文化祭にも来てくださった「Chanoki」さん

 

 

 

 

 

 

 

やきめしぎょうざの「アサヒ軒」さん

 

 

 

 

 

 

 

ボリュームたっぷりやきそばは「BuTaGoRi」さん

 

 

 

 

 

 

 

トルネードポテトが大人気「庵陽灯(あんやと)」さん

 

 

 

 

 

 

 

「SINCERE」さんはご自身も阪神淡路で被災されたそう

 

 

 

 

 

 

 

 韓国グルメあれこれ「グラグラ」さん

 

 

 

 

 

 

 おなかも心もあたたまりました

 

夕闇せまるころに

イルミネーションでライトアップ

 

 

 

 

 

 

そしていよいよ野外映画の上映です

 

 

 

 

 

 

タイ出身のナタコーンくんが中心となって

たくさんの友達に協力してもらいながら

実現にこぎつけました

がんばったね!

 

さあ

こうして少しずつ生徒の夢が叶っている

「私たちの街は街は私たちがつくる」

街づくりプロジェクト「街プロ」は

新たなステージに入りました

1年生が秋から活動に参加しています

 

3月21日(金)

「企画発表会」が行われます

時間は9:40〜12:30

一般の方もぜひお越しください

生徒の輝く未来を応援していただければと思います

 

何を目指すのか?

どのようなしあわせを求めるのか

企画段階のものを発表し合います

 

昨秋の豪雨で壊滅的な被害を受けた町野地区

そこには町野を蘇らせるための

「町野復興プロジェクト」

同じ響きの「まちぷろ」があります

実行委員長の山下祐介様を

メンターとしてお迎えすることになっています

 

発表内容は

(1)火力発電で非常用電源を作る【エネルギー】

(2)被災地ツアー【起業】

(3)輪島の自然を取り戻そう!【その他】

(4)アップロジェクト【観光】

(5)観光地を復興しよう!!【観光】

(6)サポニウス型風車を作る【エネルギー】

(7)猫と人が食べれるおやつ【医療】

(8)米粉を使った料理【農業】

(9)スポーツで健康【起業】

(10)イゴボールでイベントを開く【イベント】

(11)バイオガス発電【エネルギー】

(12)朝市の復興に向けて【観光】

(13)地域医療【医療】

(14)バイオディーゼル燃料【エネルギー】

(15)空地を利用して風力発電【エネルギー】

(16)AI教材を高校生向けの学習支援として活用できないか【AI】

(17)スターリングエンジンに使う不凍液を冷やすために雪を使う【エネルギー】

(18)流氷を使って発電する【エネルギー】

(19)冬の輪島市運動会!【イベント】

(20)生ゴミをコンポストで発酵し発生した熱で発電【エネルギー】

(21)災害とペット【医療】

(22)スポーツ・イベントで小学校と交流【イベント】

(23)災害後の栄養について【栄養】 

 

昨年度は子どもの居場所づくりや

被災者の交流会など

心のケアに関するものが多かったのですが

内容的にも少しずつ復興に向かっている気がします

エネルギーや観光など

次の世代を見据えたものが増えてきています

(7)や(12)など

先輩の研究を引き継いだものもありますし

(16)のように

OECDとの共創を意識したものもあります

 

どうぞ専門家の方

タイトルをご覧になって

アドバイスいただけるようなものがありましたら

お待ちしています

ぜひよろしくお願いいたします

輪高生がつくるイベント

地震から 444 日目

豪雨から 180 日目

 

今日は石川県の公立高等学校の合格発表の日です

氷雨のぱらつく寒い日になりましたが

本校の玄関にも大勢の受験生と家族が集まり

番号を見つけて歓声をあげていました

 

 

 

 

 

 

普通科61名

普通科ビジネスコース16名の合格者がありました

定員割れをしていますが

輪島中の生徒はほぼ来てくれました

また通学のための道路も開通しましたので

近隣の門前中や東陽中からも来てくれました

金沢の中学校へ転学したけど

生活の目処がついて帰ってきた生徒も

「それでもここ輪島にいる」みなさん

高校生活のスタートに向けて

しっかり準備をしましょう


サイゼリアの元社長 堀埜 一成 氏が

コミュニケーションの大切さについて

語っていらっしゃいます

 

「部下の部下は部下じゃない」

2段飛ばしで指示をすると混乱を招く

ということです

現場でボソッと感想を言ったとしても

言われた部下の部下は命令と受け取ってしまい

見当違いの方向へ走り出してしまうのだそう

私も生徒との接し方に気を配ろうと

気づかされました

 

「技能を技術にしろ」

見様見真似で伝承されるのが「技能」

文字媒体を通して伝えるのが「技術」です

文章化やマニュアル化の重要性を

説いていらっしゃいます

 

「不可能限界くらいを目標に設定しろ」

トップが大きいことを言うと

ロマンを感じる人が出てきます

明るい未来を示す言葉を発するのが

リーダーの役割です

業界においては

現実的で達成可能な目標しか設定できない会社は

目標達成すると失速してしまうのだそう

「半島の最先端から

 めざせ世界の最先端!」

 

以上は「PHPビジネスTHE21」総力特集

できるリーダーは必ずやっている「言語化」

を参考にさせていただきました

 

ほかにも

言語化力を鍛える秘技

「ストラテジック・コスモス(戦略の宇宙)」

の紹介もありました

ぜひ取り入れてみようと思います


昨年東北復興ツアーでお世話になった

多賀城高校の小野敬弘校長先生から

久しぶりにご連絡がありました

当時の新聞記事を送ってくださいました

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20日(祝)

「WAJIMA NIGHT」が開催されます

花火を打ち上げた輪高生が

全国各地の学生さんと共催する

楽しいイベントです

 

(1)イルミネーション

  「街プロ」花火班が仕掛けます

  綺麗な光が輪島を包みます

(2)キッチンカー

  漂う香りに食欲そそる

  たくさんのキッチンカーが駆けつけてくれます

(3)体験ブース

  ものづくり体験ができます

  子どもから大人までどうぞお気軽に

(4)ステージ企画

  ダンス部の生徒たちの発表もあります

  県内で活躍中のバンドも

(5)野外シネマ

  「街プロ」映画班が  

  屋外の大型スクリーンで映画を上映します

  キッチンカーで買ったものを

  召し上がりながらどうぞ

 

場所はマリンタウン

時間は16:00より

入場料無料です

ぜひぜひお越しください

芸術は爆発だ!

地震から 443 日目

豪雨から 179 日目

 

「芸術は爆発だ!」

かつて岡本太郎さんはそう叫びました

 

岡本太郎さんといえば「太陽の塔」

1970年の大阪万博のシンボルです

 

 

 

 

 

「太陽の塔」(2025年3月18日 (火)18:00)『ウィキペディア日本語版』

 

過去・現在・未来を貫いて生成する

万物のエネルギーの象徴であり

その内部には

原生生物から人類に至るまでの

生命の進化の過程を表現した

「生命の樹」が飾られています

 

 

 

 

 

 

「吹田日和」https://suitabiyori.com/area/taiyounotou-expo70/

 

高さ約41mその最上部は現在を

地表面は地球が誕生した46億年前

を表します

 

そしてこれは自分も知りませんでしたが

地下奥深くには

120億年前の「太古の太陽」のモニュメントがあったそうです

 

 1970年の万博が終了したあと

「太古の太陽」の行方はわからなくなっていました

ところが

多くのゴミといっしょに棄てられたその場所が

最近明らかになったのです

それは大阪湾の「夢洲(ゆめしま)」

そう

なんと今回の万博の会場です

 

なんということでしょう

「アートは難解なものではなく

 誰もが自分自身を表現する手段だ」

「自分の内面に隠れている『爆発』の可能性を信じ

 一歩前に歩き出す勇気を持とう」

そんな思いを込めて創られたモニュメントが

半世紀の間大阪湾に眠っていたのです

 

そしてその場所から2025年

ふたたび「生命の樹」が空へ向かって

伸びていきます

 

2025大阪万博には

そのことをテーマとしたオープニングが開催されます

 

「太古の太陽は新時代の祭りの種となる」

全国各地の太鼓を25時間リレーで繋ぎ

大輪の花火が夢洲でフィナーレを飾ります

そのトップを切るのが輪島高校和太鼓部

今回の能登半島地震の震源地すぐそば

狼煙の灯台から復活の太鼓を打ち鳴らします

 

プロデュースしてくださっているのは

芸術家「大志」さん

動画が公開されましたのでぜひご覧ください 

https://www.youtube.com/watch?v=xOSp_DRgUik

AIと教師

地震から 442 日目

豪雨から 178 日目

 

エキュメノポリスさんの

AI英会話教材の開発に

生徒たちが関わらせていただいています

 

エキュメノポリスさんは

早大発の研究開発型スタートアップ企業

大学発ベンチャー表彰2024において

『科学技術振興機構(JST)理事長賞』を受賞

EdTech分野で世界から注目を集めています

 

現在AI技術を活用した英会話教材の開発に

携わっておられ

その教材を本校が活用しながら

改良のためのアイデアを出す

そういったお手伝いをしています

 

本日オンラインでミーティングが行われて

小津中学校の生徒の皆さんといっしょに

「AIと未来の教師のあり方」について

意見交換をしました

 

 

 

 

 

 

小津中学さんはかなり先進的な取組をしていらっしゃって

参考になることが多いです

 

本校は始めたばかりで

生徒達も話せる題材がほとんどありません

AIに対して「怖い」というイメージを持っています

それは教員がAIを取り入れた授業を

積極的にしていないからであって

生徒のせいではありません

学校の今後の努力が求められます

 

それでも自分達の考えをしっかり構築し

話し合いに参加していました

 

エキュメノポリスさんが開発した教材は

AIのアバターが英語で会話してくれるものです

人間相手だと文法的な間違いが恥ずかしいものですが

AI相手だとそれがありません

実際AIに

生徒の発話中の文法間違いを分析させると

学習が深まるほど

間違いが多くなってくるのだそうです

つまり間違いを恥ずかしがらずに

発話するようになっている証拠です

 

生徒に

「AI教材のいいところは?」

と尋ねると

「何を言っても不機嫌にならない!」

と答えてくれました

確かにAIは常に優しい笑顔で答えてくれます

 

でもものごごろのつかないうちから

それしか経験がないと

他人を傷つけてもわからない子が

育ってしまうのではないかと危惧します

 

人間かAIかという

二項対立ではなくて

両者のいいところを活かし合うような

使い方の研究が必要です

 

またある先生から

素晴らしいChat GPTの使い方を学びました

その先生は原稿を書いていて

構想に行き詰まったときに

「続き書いて」と

お願いするのだそうです

答えの文章はそのままでは使えませんが

「ああ!そういう視点もあるか!」

と突破口にはなるのだそうです

 

先日

テストの採点結果に納得いかない生徒が

Chat GPTに聞いた結果を持って

先生に申し入れにいったケースがありました

ところが

「それは Chat GPT の見解でしょ

 先生はあきらかに間違いだと思うよ」

納得いかない生徒は他の先生へ尋ねにいくのですが

やっぱりそれは間違い

ようやく納得のいったその子は

「Chat GPT が間違うことがあるんですね」

 

Chat GPT は正しい文章を作るツールではなくて

耳障りのいいなめらかな文章を作るツールであることを

しっかりと生徒に認識させる必要があるなと感じました

 

輪島でおすすめのグルメスポットを訊いてみました

 

以下AIくんからのお返事です 

「輪島には美味しいお食事処がたくさんあります

 以下はおすすめのいくつかのお店です

 1. **輪島市場** - 新鮮な海の幸が楽しめる市場内の食事処

  寿司や刺身焼き魚など多彩なメニューがあります

 2. **なまこや** - 地元の名物であるなまこ料理が楽しめるお店 

  独特の風味が楽しめるので興味があれば是非試してみてください

 3. **山本屋** - 輪島の伝統的な和食が楽しめるお店

  地元の食材を使用した心温まる料理が揃っています

 4. **とれとれ市場** - 新鮮な魚介類を使った料理や地元の特産物も販売しているお店

  ランチにぴったりのセットメニューも豊富です

 5. **寿司処たかしま** - 新鮮なネタを使った寿司が楽しめるお店

  カウンターで職人の技を楽しみながら食事できます

 これらのお店はどれも地元の素材を活かした料理を提供しているので

 訪れる際はぜひチェックしてみてください!」

 

残念ながらこれらのお店は輪島にはありません

(よく似た名前のお店が県内にある場合はあります)

 

東京大学の言語脳科学者 酒井 邦嘉 教授は

「生成AI」という呼称が誤解を生みやすいとし

「合成AI」と呼んでいらっしゃいます

AIには人間の脳のはたらきを再現することはできない

いわゆる「もどき」でしかないということです

 

生徒のみなさん

AIがやっていることは

新しいものを産み出すつまり「生成」ではなく

既存の文章や画像を組み合わせて

つまり「合成」して

それらしく見せているだけなんですよ

 

10年以上昔の話になりますが

生徒の探究活動で

「モーツァルトの音楽を再現する」

をテーマに研究したグループがありました

彼らがやったことは

モーツァルトの音楽を徹底的に解析して

たとえば「ド」の音の次に続く音のデータを数値化する

「レ」の次にはどの音に移るパターンが多いか

「ミ」の次は?

そのデータに基づいてランダムに音を並べたら

あら不思議

モーツァルトぽく聞こえたのです

驚くべき研究でした

10年前の日本の高校生が

今の「生成AI」を先駆けて

同じ事をやっていたのですね

 

先生方

AIを授業に使うか使わないか

二項対立ではなく

どの場面でどういうふうに使うのか考えながら使う

このことがAIにはできない人間の仕事です

 

ちなみに

今回参加した生徒たちに

「AIにはない人間の先生の魅力とは?」と尋ねたら

「あたたかさ!」

という答えが圧倒的に多く返ってきました

能登探究・マイプロジェクト2025

地震から 441 日目

豪雨から 177 日目

 

能登探究・マイプロジェクト2025が開催されました

マイプロジェクトとは

認定NPO法人カタリバさんが

連携協力団体さんと協力して

日本全国の高校生に拡げるべく

実施されているとりくみです

高校生が「主体性」を持って

つくりたい未来に向かう

学びのプロセスです

 

 

 

 

 

 

このプロジェクトでは

正解がない中で試行錯誤し探究するプロセスを体験し

自分自身の興味関心を発見し

他者との協働

社会の価値発見

創造に向かうスキルを身につけます

 

 

 

 

 

 

このことは不確かな時代の中でこそ必要な

未来への想像力につながります

 

会場はのと里山空港内の奥能登行政センター

 

宮城県からお越しの

一般社団法人まるオフィス

マイプロ経験の高校生大学生が

アイスブレイクをしてくださいました

 

グループで丸く輪になって手を繋ぎます

 

ファシリテーターが「前!」と言ったら

全員で「前!」と言いながら前へ一歩ジャンプします

「言うこと一緒やること逆!右!」と言ったら

「右!」と言いながら左へジャンプ

「言うこと逆やること一緒!後ろ!」

で「前!」と言いながら後ろへジャンプ

ワイワイやりながらすっかり仲良しに

 

「悪魔の聞き方・天使の聞き方」

ふたりペアでお題に沿ってトークをします

話し手と聞き手に分かれます

聞き手はあるときは悪魔になって

腕組みしたり足組んだりふんぞり帰って目も見ずに

思いっきり感じの悪い聞き方をします

そしてあるときは天使になって

笑顔で目を見つめ頷きながら

心を込めて聞きます

感じの良い聴き方を体験したところで

今日のテーマに入っていきます

 

本校「街プロ」からは

「輪島の子どもたちの遊び場復活」

「輪島にジムをつくろう!」

「災害とペット」

「朝市復興」

のグループが発表し

さまざまな立場の方からアドバイスをいただきました

 

浅野大介石川県副知事もご参加され

力強いメッセージをくださいました


先日

金沢大学のボランティアグループ「ボラさぽ」さんが

学校周辺の瓦礫撤去に来てくださいました

 

 

 

 

 

 

発災以来何度も足を運んでくださっています

本当にありがとうございます


それから遊学館高校の吹奏楽部のみなさんが

「春の訪れを吹奏楽の響きにのせて」

輪島中学校の体育館で演奏会をしてくださいました

 

 

 

 

 

 

マーチングで全国大会出場を果たす名門の

50名の部員のみなさんの

被災者に演奏で元気を届けたいという願いを

今回実現してくださいました

 

 

 

 

 

 

輪島中学校の吹奏楽部のみなさんも加わり

一緒に素敵な音楽を奏でてくださいました

ミライシコウ金沢

地震から 440 日目

豪雨から 176 日目

 

金沢大学が主催する

第3回ミライシコウ金沢

高校生探究成果発表会および高校生国際会議

が開催されました

 

金沢大学は旧制第四高等学校

「しこう」と呼ばれていました

一高は現在の東京大学

二高は東北大学

三高は京都大学です

「未来志向」「未来思考」「未来至高」「未来四高」

きっとさまざまな意味が込められているのだろうなと

 

北陸の高校以外にも仙台や東京などから

海外からもシンガポールの高校生が集まり

互いの研究成果を発表しあい

国際社会が抱える諸問題について

理解を深めました

 

①文化・芸能・歴史

②家庭・衣食住・経済

③地域課題・観光

④教育

⑤国際会議

⑥保健・多様性・共生

⑦環境・防災

⑧化学・生物

⑨物理・ものづくり

⑩数学・情報

の10分野に分かれます

本校が参加したのは⑤国際会議

英語のみで行われるセクションです

OECDパリサミットに参加した

2年生7名が発表しました

地震がきっかけでできた

海外の高校生との縁

さまざまな交流を通しておこった

故郷輪島への思いの変化を発表しました

「パリへはどんなことを期待して渡ったのですか?」

との質問にも堂々と答えていました

 

いっしょに参加した1年生7名も

いろんなセクションの発表を見てまわりました

 

金沢大学附属高校さんからは

輪島塗の保全や輪島の復興に関する発表も行われました

以前発表会でお見かけしてお声かけし

いっしょにOECDのサミットに

オンラインで参加もしてもらっているグループです

 

同じく金沢大学附属高校さん

物理分野で

「二階から目薬を成功させる極意と効果に関する研究」

の発表がありました

「二階から目薬」とは

思うようにいかずもどかしいこと

回りくどくて効果がないことのたとえです

この諺の真偽を物理的に検証する研究です

私も以前同様の研究を指導していたことがあって

いろいろ計算と実験を繰り返していたなと

懐かしく思い出していました

国語と物理

学際的な研究ですね

 

金沢錦丘高校さんからは

「災害時にも使える手軽な小水力発電機構の提案」

水が流れる場所であれば

どこにでも設置できる発電機を開発しました

これまた同様の研究を以前指導していたことがあり

男子トイレで定期的に流れる洗浄用の水

あれを発電に利用できないか考えたアイデアでした


野球部は高岡商業で練習試合です

今年の開幕戦

土のグラウンドで全く練習できていなかった選手たちは

生き生きとプレイしていました

 

 

 

 

 

 

敗れはしたものの 

野球ができる喜びを体全身に漲らせ

本当に楽しそうです

相手の素晴らしいプレイには

敵味方なく「ナイスプレイ!」

これが高校野球本来の姿なのだろうと

嬉しくなりました

 

富山県は高校野球人気が高く

練習試合には近所のおじいちゃんが

大勢ネット裏に集まる土地柄です

帰り際におじいちゃんから

「輪島ようやった!また来られ!のう!」

と声をかけていただいていました