校長室より「おこらいえ」

ハロウィンに思うこと

今日はハロウィン

この日になると思い出すことがあります

 

1992年のこの日

アメリカに留学していた日本人が

大切な命を落としました

 

パーティーに招かれた彼は

仮装をして訪問先を訪れます

 

ところが訪問先を間違えてしまうのです

訪れられた家主は

怪しい者が入って来ようとしているので

銃をかまえ

「Freeze!(動くな)」

ところが彼は

「Prease!(どうぞ)」

と聞き間違えそのままドアを開き

銃の犠牲となってしまったのです

 

彼のご両親はその後

アメリカの銃規制に向けて立ち上がり

日米で集めた182万人の署名の一部を

大統領に手渡し

銃規制の法律の成立に寄与しました

 

ご両親は

「アメリカを憎んでも何も生まれない

 むしろ銃のない日本の社会の姿を

 アメリカの若者に伝えたい」

とアメリカから高校生を日本に招く活動を

続けていらっしゃるのだそうです

授業にお邪魔します vol.7

輪島高校では教員が

「ここだけは誰にも負けないという授業を

 まずはひとつ作ろう」

を合言葉に授業力日本一を目指しています

 

今日は、21Hの保健(冨水先生)へおじゃましました

 

テーマは「どうすれば幸せになれるか」

 

授業ライブ風にお伝えします

 

「あなたは、自分のクラスと番号言えますか?

 4桁以上の数字を覚えることができる人は

 脳の構造上、東大生と変わりません

 勉強が面白いと思えたかどうかの違いです」

 

人生は思い込みの差

 

「自分で頑固な人は手を挙げて」

何人かが手を挙げます

「あなたたちは素直です

 なぜなら素直に手を挙げたからです」

 

「ネガティブな人手を挙げて」

何人かが手を挙げます

「この中にネガティブな人はいません

 なぜなら今歩けているからです

 自分が赤ちゃんの時に

 歩いている他の人を見て

 自分にもできるはずだと

 ポジティブに挑戦したからです」

 

「人の思い込みは85%は6歳までに作られます

 自分でできないと思っている人は

 その時までに出会った大人に作られているだけです

 できないという思い込みは

 自分で変えることができます」

 

人間が幸福を最も感じる瞬間は?

「それは、ありがとうと言われた瞬間です

 人を喜ばせることのできる人は

 自分自身幸せになれる人です」

 

生徒は目を輝かせて聴いていました 

 

 

 

不自由研究のススメ

これからの時代を生き抜く力をつけるため

3年間を見据えた計画的な探究学習を進めています

 

1年生でこれまで取り組んできたのが

「不自由研究」

テーマは教員が準備したもの

なので「不自由研究」

その枠組みの中で

探究の型を身につけるため

研究の一連の流れを経験します

 

10月26日(木)発表会を行いました

それぞれのグループの代表者による

プレゼンテーションが行われました

 

「猫島」について調べた稲木茉那さんは

「海」と「猫」のコラボの魅力に気づき

思いがけないものどうしのマリアージュによる

観光資源の発掘の可能性を提案しました

 

「輪島カルタ」の製作に取り組んだ上平遥さんは

日常のあらゆる場面に潜む楽しいことに気づき

前向きな高校生活へのヒントをくださいました

 

「絶滅した動物」について調べた大畑瞬星さんは

単なる調べ学習にとどまらず

現代ならこの動物は生き残れたか

様々な視点から自分なりの

結論を導き出しているのが素晴らしかったです

 

「輪島の魅力」動画を制作した久保穂乃佳さんは

女性観光客が何を求めているのか

そのマーケティングを踏まえ

顧客ターゲットを絞った

魅力たっぷりの動画を披露しました

 

白崎萌々子さんと宮崎葵衣さんは

英語と韓国語で

「朝市」の魅力を伝えました

コロナが収まり

インバウンドをどう捉え直すか

これからの輪島市の課題です

 

「名探偵コナン」を研究した泉豪さんは

動画解析の結果から

コナンくんの垂直跳び能力や

蹴ったボールの速度とそのエネルギー

物理法則に則って計算しました

さらにはその能力を発電に転化した場合の

経済効果にも言及しました

 

そのほか書ききれませんが

ほかの皆さんも魅力ある発表でした

 

 

 

 

 

授業にお邪魔します vol.6

輪島高校では教員が

「ここだけは誰にも負けないという授業を

 まずはひとつ作ろう」

を合言葉に授業力日本一を目指しています

 

今日は山下友子先生の保健の授業にお邪魔しました

クラスは1年3組

感染症に関する単元でした

 

「新型コロナウイルスは江戸時代の日本で流行するか?」

という問いにみんなで考えを深めました

 

まずひとり1台端末を用いて

感染症流行の歴史と背景を調べます

エボラウイルス

コレラ

マラリア

鳥インフルエンザなど

様々な感染症について分担して調べた後

グループ内で得られた知識を共有します

 

グループで話し合うと

感染症ごとの

地域、原因、年代、感染源などの

共通点や違いが明らかになってきました

 

地理や歴史などの授業と組み合わせると

教科横断的な深い学びに発展する

まさに日本一の授業に近づく可能性のある授業でした

朝市観光ガイド

10月22日(日)

朝市で観光ガイドのボランティアをしました

参加したのは

3年生、佐渡さん

2年生、田端さん

1年生、白崎さん、久保さん、森谷さんの5名です

秋晴れに恵まれ多くの観光客で

賑わっていました

海外からのお客様に

積極的に英語で案内をしました