講座NOW

いしかわ師範塾

学生クラス標準コース「企業体験研修」

学生クラス標準コース塾生77名が「企業体験研修」に参加
                                       
 3月16日(金)午後、学生クラス標準コースの塾生77名が、本年度から始まった「企業体験研修」に参加しました。
  訪問企業は、中村留精密機械工業株式会社、株式会社アクトリー、津田駒工業株式会社、コマツ粟津工場の4企業で、各企業とも、「企業に求められる人材」についての講話、工場見学、若手職員との交流という形で研修が進みました。
  ほとんどの学生にとって初めて体験する研修であり、
・企業が求めるのは、専門的知識はもとより、「挨拶」「協調性」等の「人間性」を有し ている人材であること
・機械づくりの要の工程では、熟練工の匠の技が必要であること
・若手の職員が「学び続けることの大切さ」を口を揃えて力説したこと
等、今後の教員生活に活かすことのできる多くの示唆をいただきました。研修後のアンケートでは、この事業のねらいである「視野を広め、教員としての資質の向上を図る」ことが十分に達成できたことがうかがえました。

第5期学生クラス短期コースB,C日程

第5期学生クラス短期コースB,C日程の閉講


               (閉講式での受講生代表挨拶)                     (講座の様子)

  2月22日(木)に開講した第5期学生クラス短期コースB,C日程は、それぞれに5日間の全日程を終了し、3月6日(火)に閉講しました。指導の4本柱「教師としての心構え」「実践的指導力の養成」「コミュニケーション力の育成」「教育体験の充実」に基づいた講座を実施し、受講生は意欲的に取り組みました。閉講式では、新村塾頭から「苦労や困難があっても教職は生涯かけてやり甲斐のある職業である。学び続けながら子どもとともに成長してほしい。」との言葉があり、受講生代表からは「いしかわ師範塾で学んだ多くのことを活かし、挑戦することを忘れず、子ども達に生きる力を育める教師になりたい。」との力強い言葉がありました。

-----<受講生の感想から>-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
・私が師範塾を初めて知ったのは高校生の時でした。進路を決めて教員になりたいと思い母に相談したところ「師範塾っていうのが石川県にあるから行っておいで。」と言われたのが受講するきかっけでした。師範塾に参加して教員の在り方、授業の流れ、障害のある生徒にはどう対応するかなど、学校で学ばなかったことを学ぶことができて、参加してとてもよかったです。
・正直「とりあえず行っておこう。」という甘い考えで申し込みをした。しかし、師範塾で私のまだまだ至らない所、考えの甘さを思い知らされるとともに、私の良い点や大学で既習した大切なポイント等を改めて認識するよい機会となった。同じ教師をめざす仲間かつライバルになる人達と刺激し合うこの5日間は、私の向上心、学びの意欲の大きな糧となるだろう。

学生クラス短期コースB,C日程

              学生クラス短期コースB,C日程 「ベテラン教員に学ぼう」

  短期B,C日程のそれぞれ3日目、マスター教員の方々を講師にお招きし、「ベテラン教員に学ぼう」の講座を実施しました。
 示範授業や「学級づくり・生徒指導」について講義をしていただき、専門的・具体的な内容を通して受講生は多くのことを学ぶことができました。
  ◆示範授業の様子から

第5期学生クラス短期コースB日程 開講式

第5期学生クラス短期コースB日程(2/22~2/27),C日程(3/1~3/6)開講

 2月22日(木)、第5期学生クラス短期コースB日程は、79名の受講生を迎え開講しました。開講式では新村塾頭から「子どもをひきつける確かな指導力と深い愛情をもち、人間性を磨き、教養と社会性を身に付けてほしい。」と期待を込めた挨拶がありました。そして、平畠県教員総合研修センター所長、島村県教育委員会教員確保・指導力向上推進室次長、才鴈センター次長からも激励の言葉がありました。5日間で受講生は、児童・生徒の接し方や学級づくり、授業づくりなどについて、講義や演習等を通して学びます。毎回行う模擬授業では、指導員19名と招聘指導員が指導にあたり、実践的な指導力を養います。初日を終えた受講生からは「この短期日程で、確実に自分のスキルをレベルアップできると感じています。子どもたちのために、わかりやすい授業を情熱をもって取り組みたいと、改めて火がついた気がします。自分の成長をこれからもっと実感するため、一生懸命頑張りたいです。」との意欲あふれる感想がありました。
 C日程は、3月1日(木)に開講します。

            (開講式)                        (指導員紹介)

第5期学生クラス標準コース

2月17日(土) 第5期学生クラス標準コース「教具・機器を使ってみよう」

  2月17日(土)、学生クラス標準コースにおいて、「教具・機器を使ってみよう」の講座を実施しました。中・高等学校では、国立教育政策研究所教育課程調査官 鹿野利春氏を講師に迎え、これからの授業の中でどのようにICTを活用していくかを、一人一台タブレットを使い演習しました。小学校では、金沢市立新竪町小学校長 山田菊代氏と金沢市立大野町小学校長 村田万里子氏を講師に迎え、電気や燃焼、水溶液の性質などについて、観察・実験を通して学びました。


                               (理科実験講座①)                                          (理科実験講座②)                                              (ICT活用講座)

<受講生の感想から>

【小学校】 
・理科の実験にはワクワクする部分が多い分、留意する点も非常に多いことがわかった。安全面に配慮した上で、児童に何を学ばせたいかを明確にしていく必要があるので、教師側の事前準備が大切だと感じた。
・中学校を卒業してから、実験器具に触れる機会が少なく忘れているものもあったので、一度見直すことができてよい機会になった。実験では危険が伴うので、事前の注意や約束をきちんとおさえることが大切だと学んだ。
【中・高等学校】
・機械があまり得意ではないのでとても不安に思っていたが、実際に使ってみて、それほど難しい操作はなくわかりやすかったので、積極的にICTを活用していきたいと思う。
・実際にタブレットを用いて、生徒の立場になってどんな活用方法があるのかを体験できたため、ICTの便利さを改めて実感した。大学ではなかなか体験できないことを、師範塾で体験できるのはよいことなので、今後もICT活用の講座は続けてほしいと思う。