講座NOW

いしかわ師範塾

第7期学生クラス標準コース学校実習始まる

第7期学生クラス標準コースを対象とした学校実習が10月から始まりました。
この実習の目的は「学校現場での実際の教育活動に参加し、子どもたちとふれあい、教育実践を見学・体験することで、教師になろうとする意欲やコミュニケーション力、実践的指導力を高める」ことにあります。


今年度の学校実習受け入れ校は、小学校10校、中学校12校、 高校5校の計27校となりました。実習は10月から来年の6月までに90時間程度行われ、実習内容は、教科等の授業参観、学級担任の補助や各教科の補助、学校行事の補助、部活動や放課後の学習指導の補助等です。

 

実習初日にはそれぞれの担当指導員とともに訪れ、学校長から学校の概要や学校経営方針を伺い、施設を案内されるなどしました。学生たちは教員総合研修センターでの講義や演習時の姿とはまた違う意味で緊張した表情をしてはいましたが、それ以上に、これから始まる学校現場での児童生徒とのふれあいや学校全般にわたり幅広く学び、体験出来ることに期待を膨らませているようでした。
 
◆金沢錦丘中学校、実習初日の様子から(説明後、教頭先生に学校内を案内していただきました)
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8月3日(土) 第7期学生クラス標準コースの開講


第7期学生クラス標準コース開講

                                            

新村塾頭あいさつ
   新村塾頭あいさつ

8月3日(土)、第7期学生クラスの標準コースが開講しました。
開講式において新村塾頭からは「今後、社会の状況が一変すると予想されているが、教育において生きる力を養うことは普遍的かつ大切なことであり、師範塾で大いに学んでほしい」との激励の言葉がありました。続いて、堀田葉子県教委教育次長から「めざせ石川の教師」と題した講義があり、求められる教師像や石川県の教育の現状・施策等についての説明がありました。その後行われた演習では、「こんな先生になりたい」をテーマとした作文を書いてもらいました。
「挑戦することのすばらしさを伝えられる先生になりたい。」
「子どもと一緒に成長できる先生になりたい。」
「彼らの目標や夢を全力で支えていくことのできる先生になりたい。」
など、めざす教師像への熱い思いが溢れていました。
午後の講座では、授業づくりの基礎を学び初めての模擬授業に挑んでもらいました。

受講者は過去最多の149人で、約1年かけて教員としての心構えや授業づくりの基礎を習得します。

堀田教育次長講義「授業づくりの基礎」講座(小)「授業づくりの基礎」講座(中・高)
       堀田教育次長講義              「授業づくりの基礎」講座(小学校)    「授業づくりの基礎」講座(中・高)

第6期標準コース閉講式

いしかわ師範塾学生クラス 第6期標準コース閉講式

 6月29日(土)、昨年8月4日に開講した学生クラス第6期標準コースが閉講しました。
 当日は午前中に模擬授業を行い、午後からは卒塾者の初任教員を招いての講座〈師範塾の先輩と語ろう〉を実施しました。現場ならではの実話や苦労話、そしてやりがいを語る先輩に、塾生たちも真剣に耳を傾けていました。この1年を振り返っての学生の感想には、

「塾の仲間と考えたり教えあったりすることで一人ではできない課題も乗り越えることができました。」
「自分のもつ人間性や技術を高めることができたと感じます。特に変わったことは教師として働く未来に希望と自信が湧いてきたことです。」
「生徒が成長していく姿を間近に見守り生徒を育てていく教師という職業に改めて魅力を感じ、教師になりたいと思いました。」
等々、1年間の成長が見て取れる言葉が綴られていました。

 閉講式では、新村塾頭から「困難にも積極的に立ち向かう資質・力量を身に付け、たくましい人間力を備えた教員を目指して学び続けてほしい」と励ましの言葉がありました。そして第6期塾生代表からは「教師としての使命と責任を自覚し、師範塾で学んだことを生かしていきます。」と、力強い決意の言葉で締めくくられました。


 塾生の皆さん、皆さんはこの1年間で大きく成長しました。自信を持って前進してください。
 教員採用試験まであとわずか、ご健闘を心よりお祈りしております。(指導員一同より)

 閉講式1 閉講式2

オープンスクール開講


オープンスクール(大学生・大学院生対象)


 6月15日(土)午後、石川県の教員を志望する大学生(1~3年)・大学院生(1年)対象に、いしかわ師範塾オープンスクールを開催しました。
 今年は、県外の大学を含め7大学50名の皆さんが参加してくれました。
 開講式では、新村塾頭から歓迎とともに期待と激励を込めた挨拶があり、引き続き、体験講座「授業づくりの基礎・基本」を行いました。その後、学生クラス標準コース6期生による11回目の模擬授業を参観し、最後に、本塾紹介DVDを視聴しました。
 参加した皆さんからは、「模擬授業で先輩方の堂々としたすばらしい姿に驚きました。」「質の高さ・環境を自分の目で確かめ、参加を真剣に考えるようになりました。」などの声が聞かれました。

【オープンスクール日程】
 1 講座体験「授業づくりの基礎・基本」
 2 学生クラス標準コース「模擬授業」参観
 3 「いしかわ師範塾紹介DVD」視聴

 開講式 体験講座 模擬授業参観
       開講式         体験講座        模擬授業参観
 
理科実験参観
 
理科実験1
 
理科実験2
 午前中の小学校理科実験に自主的に2人の学生が参観しました。 理科実験では顕微鏡の使い方や燃焼などについて2会場で講義・演習が行われました。 

                         
 現在、学生クラス標準コース、及び短期コースA日程に参加する学生さんを募集中です。申込み〆切(6月28日(金))には今しばらくあります。たくさんの申込みをお持ちしております。

↓申込みサイト
申込受付は終了しました。

2019年度「再任用教員研修」

平成31年4月16日(火)2019年度「再任用教員研修」

塾頭挨拶講座様子
                   (新村塾頭の開会挨拶)                                           (研修の様子 河邊講師)

  4月16日(火)、「再任用教員研修」に、153名の再任用教員の皆さんが参加されました。開会に当たり、新村塾頭から「教育現場で培った豊富な経験や知識を、引き続き石川県の教育の発展、充実のために活かすと共に、教育現場で増えている若手教員にも指導技術等をお伝え願いたい」とねぎらいと今後に期待する挨拶がありました。
 この後、石川県教育委員会教職員課高倉英明課参事より「石川の教育について」の講話があり、株式会社インソースの河邊議導氏による「再任用教員に求められる役割」、「あらためて『働く理由』を考える」、「知識・ノウハウを伝承する」という内容で研修が行われました。

◇参加者の感想より
・再任用という立場で小中高等いろいろな方とグループで話ができ、大変参考になった。
・職員室での立ち位置や後進の育成について抱いていた不安等が、丁寧な指導で大きく軽減したように感じる。
・教員としての義務や責任等の研修と思って参加したが、これからの生き方とか、ベテラン教員として求められる役割等について理解を深める有意義な研修であった。