いしかわ師範塾
ウォームアップセミナー 第2日
令和2年度石川県公立学校教員採用内定者採用前研修(ウォームアップセミナー)第2日
令和2年度の県公立学校教員採用内定者を対象とした「ウォームアップセミナー」第2日は、2グループに分かれて、1月18日(土)、1月25日(土)に行われました。この第2日の研修には305名の参加申し込みがありました。
いずれの日も午前中は、「ベテラン教員による示範授業」と「授業づくり・学級づくり」の講義、午後は、「学校における著作権、個人情報保護」についての講義と郷土への理解を深める「ふるさと石川(石川の企業、石川の自然)」の講演が行われました。
「ベテラン教員による示範授業」、「授業づくり・学級づくり」では、小学校、中・高校、特別支援学校、養護教諭、栄養教諭、理療科教諭に分かれて、各学校等で中心的な役割を果たしているベテラン教員等が、授業づくり、学級づくり、専門分野の知識・技能について、具体的な指導を行いました。
苗代小 河上 泰輔先生 高岡中 貞廣千佳子先生 小坂小 杉谷 恵子先生
「ふるさと石川」の「石川の企業」では、(株)白山社長 米川達也氏が、破綻しかけていたベンチャー企業の復活・再生への道のり、そして、これから教員となる内定者に対してエールを送ってくださいました。「石川の植物」では、元県立自然史資料館長本多郁夫氏が、和歌や童謡をもとに、自然の面白さについてお話しされるとともに、研究を続ける上で、「自分の目や手、足で調べ確かめることが大切である」ことを話されました。
4月から教壇に立つ受講者にとって、この研修が具体的な実践に大いに役立つとともに、教員としての心構えを自覚する上で実り多いものになったものと思います。
「石川の企業」 「石川の植物」
(株)白山 米川 達也 氏 本多 郁夫 氏
令和2年度ウォームアップセミナー第1日「学校参観」
令和2年度石川県公立学校教員採用内定者採用前研修(ウォームアップセミナー) 第1日「学校参観」
令和2年度石川県公立学校教員採用内定者を対象とした採用前研修「ウォームアップセミナー」の第1日学校参観が、12月2日(月)から13日(金)の期間に、県内公立学校22校で実施されました。
12月9日(月)の七尾市立七尾中学校、12月10日(火)の羽咋市立羽咋小学校での学校参観では、校長先生等から学校の概要説明を受けた後、各グループに分かれて授業を参観したり、児童生徒と一緒に給食を食べたり、清掃指導をしたりするなど、学校での教員の1日を参観、体験しました。
特に「若手教員との懇談」では、赴任にあたっての準備や学級担任になった時の心構え等の質問に対し、経験を踏まえた具体的なアドバイスをもらい大変充実した研修となりました。
七尾市立七尾中学校「若手教員との懇談」 羽咋市立羽咋小学校「校長先生から概要説明を受ける」
◇受講者の感想から
・実際の教員の仕事について詳しく聞く機会が今までなかったので、とても参考になりました。素敵な授業を参観させていただいたり、子どもたちへの具体的な対応を見せていただいたりし、多くのことを学ぶことができました。赴任に向けての不安が減り、楽しみが増えたように感じます。
・子どもたちの様子や先生方がどのような思いや意識で働いておられるのか等、実際に見たり聞いたりすることができ、本当に有意義な一日となりました。春からの教員生活が一層楽しみになりました。
採用前研修第2日は、1月にベテラン教員による「示範授業、授業づくり・学級づくり」の講義と「ふるさと石川」の講演、第3日は、3月に「職場に生きるコミュニケーション力」と「社会人に必要なマナー」、「赴任の心得」の講義と演習を行うこととしています。
第4回 学生クラス標準コース 「ベテラン教員に学ぼう」
11月16日(土) 第4回 学生クラス標準コース 「ベテラン教員に学ぼう」
11月16日の標準コース4日目では、平成30年度マスター教員の方4名を講師にお招きし、「ベテラン教員に学ぼう」の講座を実施しました。
小学校は2組に、中・高等学校は文系と理系に分かれ、示範授業や「授業づくりの基礎・基本」「学級づくり・生徒指導について」の講義をしていただきました。示範授業では、学生に児童・生徒役になってもらい、具体的な言葉かけや接し方、授業展開の具体などを体感してもらいました。その後の、授業づくりや学級づくりについての具体的な教育実践のお話からも、受講生は多くのことを学ぶことができました。受講生からは「子どもが興味を持って主体的に活動できる内容だった。日頃から子どもの姿を思い浮かべながら熱心に教材研究をしているからできることであると改めて学んだ」「児童にかける熱い思い、授業づくりへの熱い思いを感じ、私自身も誠実で児童に寄り添った信頼される教師になりたい」等の感想が寄せられました。
◆示範授業の様子から
【小学校】
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野々市市立富陽小学校 小倉 豪 教諭(道徳) | 金沢市立兼六小学校 荒礒 美穂 教諭(理科) |
【中・高等学校】
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文系:小松市立板津中学校 東方 聡美 教諭(社会) | 理系:石川県立七尾高等学校 荒邦 陽子 教諭(理科) |
第7期学生クラス標準コース学校実習始まる
第7期学生クラス標準コースを対象とした学校実習が10月から始まりました。
この実習の目的は「学校現場での実際の教育活動に参加し、子どもたちとふれあい、教育実践を見学・体験することで、教師になろうとする意欲やコミュニケーション力、実践的指導力を高める」ことにあります。
今年度の学校実習受け入れ校は、小学校10校、中学校12校、 高校5校の計27校となりました。実習は10月から来年の6月までに90時間程度行われ、実習内容は、教科等の授業参観、学級担任の補助や各教科の補助、学校行事の補助、部活動や放課後の学習指導の補助等です。
実習初日にはそれぞれの担当指導員とともに訪れ、学校長から学校の概要や学校経営方針を伺い、施設を案内されるなどしました。学生たちは教員総合研修センターでの講義や演習時の姿とはまた違う意味で緊張した表情をしてはいましたが、それ以上に、これから始まる学校現場での児童生徒とのふれあいや学校全般にわたり幅広く学び、体験出来ることに期待を膨らませているようでした。
◆金沢錦丘中学校、実習初日の様子から(説明後、教頭先生に学校内を案内していただきました)
8月3日(土) 第7期学生クラス標準コースの開講
第7期学生クラス標準コース開講 |
新村塾頭あいさつ
8月3日(土)、第7期学生クラスの標準コースが開講しました。
開講式において新村塾頭からは「今後、社会の状況が一変すると予想されているが、教育において生きる力を養うことは普遍的かつ大切なことであり、師範塾で大いに学んでほしい」との激励の言葉がありました。続いて、堀田葉子県教委教育次長から「めざせ石川の教師」と題した講義があり、求められる教師像や石川県の教育の現状・施策等についての説明がありました。その後行われた演習では、「こんな先生になりたい」をテーマとした作文を書いてもらいました。
「挑戦することのすばらしさを伝えられる先生になりたい。」
「子どもと一緒に成長できる先生になりたい。」
「彼らの目標や夢を全力で支えていくことのできる先生になりたい。」
など、めざす教師像への熱い思いが溢れていました。
午後の講座では、授業づくりの基礎を学び初めての模擬授業に挑んでもらいました。
受講者は過去最多の149人で、約1年かけて教員としての心構えや授業づくりの基礎を習得します。
堀田教育次長講義 「授業づくりの基礎」講座(小学校) 「授業づくりの基礎」講座(中・高)