校長先生ブログ

2014年12月の記事一覧

自己コントロール力をつよけう!

               自己コントロール力をつよけう!
                   ~変化のスピードが激しい社会をよりよく生きぬく力~


    変化のスピードが激しい社会をよりよく生き抜くためには、社会や集団、学校の関わりの中で「自己コントロールする力(自己制御できる力)」が求められます。「したいことをやる」だけでなく「すべきことをやり、すべきでないことはやらない」勇気と選択です。
 
  人には、意志・願望・感情の本心があります。それをすべて出していては、わがまま・自己中・ルール無視となってしまいます。しかし、人には、自分の心と行動をコントロールする理性があります。
   すべきこと(自己主張)とすべきでないことはやらない(自己制御)の両面のバランスのとれたコントロール力の発達が大切です。
 
  4月からを振り返ってみて、学校や家での勉強、友だち関係、なかよし班活動、きまりを守ることなどは、どうでしたか。今、何をすべきか、がまんすることは何かが適切に判断され、行動されると「よい方向の成長や変化の実感」をつかむことができます。

自分をコントロールする心の力をどんどんつけて、よりよい成長を遂げていって下さい。
 

充実した家庭学習の取り組み!

                       充実した家庭学習の取り組み!
                         ~学年×10分の達成率は全校で96%~

 
    第3回家庭学習強化週間が、11月25日から12月3日の期間に行われました。
   
    学年×10分の達成率は全校で96%で、69人中62人でした。達成できなかった子もあと少し、惜しかったです。
  この家庭学習強化週間は、全校統一漢字テスト(12/2)と計算テスト(12/4)の取り組みもかねて行われました。その成果もすばらしいものでした。
   100点合格者は、漢字テストで40名、計算テストで37名と今までの最高でした。
                                   
                      子どもたちの「心に火がついた」状態です。
                                           
      【やればできる→最大の努力→やったらできた→自分もなかなかやるな→また頑張ろう】
 という相乗効果が生まれてきています。
               
  ご家庭の子どもたちへの励ましやご協力のおかげと感謝します!
                                
                         今後ともよろしくお願いします!


勉強と心の「氷山の一角」!見えない部分をふくらませよう!

    勉強と心の「氷山の一角」!
               見えない部分をふくらませよう!
                           ~12月の全校集会~
                                                                  12月1日(月)
  
    今日は、「氷山の一角」の話をします。氷山は、氷の山で海に浮かんでいます。海の上に見えるのがほんの少しで、ほとんどは海の中にあり、かくれています。見えるのが全体の10%、かくれている部分が全体の90%です。表面に現れたのは、大きな物事のほんの一部分であると言うたとえに使われます。

  まず、勉強の「氷山の一角」です。勉強で目に見えるのは、何かな?
今、全校統一テストや学力調査の学校での勉強や家庭学習や自学に取り組んでいます。そのことが、氷山の下の方です。氷山の上の方は、点数とかです。
  点数がよいと言うことは、見えている部分が大きいと言うことです。見えている部分を大きくするためには、見えている部分よりも見えない部分を大きくしないといけません。
勉強をたくさんすると、点数もよくなるのです。頑張って下さい。

  次に、心の「氷山の一角」です。心には、奥深くに眠っている「潜在意識」(水面下に隠れている部分)とそれの表れである「顕在意識」(水面から突き出している部分)があります。顕在意識は、物事を決めたり、悩んだり、願いを持ったりする心です。潜在意識は、表面に出る心をコントロールする大きな心です。人格・人間性ともいいます。いい心が表れていることは、かくれている心がすごくいいのです。
  心で目に見えるのは、何かな?例えば、笑顔の木です。よい行いは、行動で見えます。行動は、氷山の上の方です。氷山の下の方は、心の中にあります。6年生の心の中をのぞいてみました。4月に質問紙調査のアンケートがありました。その結果をまとめてみると、6年生は、とてもいい心でした。心の見えない部分がとても大きいです。
 
 ・ものごとを最後までやり遂げる   本校93% →   県平均71%   
  ・失敗を恐れず挑戦している          本校50% →   県平均23%   
  ・将来の夢や目標がある                本校93% →   県平均67%  
  ・学校へ行くのが楽しい               本校87% →   県平均47% 
  ・家の人に学校での出来事を話す   本校68%  →   県平均48%
  ・学校のきまりを守っている              本校75%  →   県平均39%
  ・友だちとの約束を守っている          本校81%  →   県平均67%
  ・人の気持ちの分かる人間になりたい   本校87% → 県平均73%
  ・人の役に立つ人間になりたい         本校87%  →   県平均71%
   
    6年生の潜在意識の心は、とても素晴らしい心です。伸びしろの大きさを感じる心のエネルギーがあります。
 
    みなさん!いい心で、いい考えで、いい行動を自信を持って行い、勉強の追い込みと心の成長をしっかりさせて、2学期のしめくくって下さい。

                潜在意識+行動+努力=願いの実現