校長先生ブログ

2014年7月の記事一覧

母校愛と学校の活力

                            母校愛と学校の活力  
                                   ~津幡中学校・小中連携事業~
                                                  7月24~25日

  夏休みに入って、補充学習として「サマースクール」を実施しています。希望者を募りますが、全校児童のほぼ全員が参加しています。
  その時に、津幡中で萩野台小の卒業生が3人、勉強のお手伝いに来てくれました。小中連携事業ですが、ありがたいことです。丸つけをしたり、教えてくれたりしました。試験勉強や部活もあるのにありがとうございました。
 
    町の教育委員会の方も様子を見に来られていました。中学生にどうして参加したのか尋ねてみたところ、「希望してきました。」「母校だからです。」という返事が返ってきたそうです。自己肯定感を持ちながら、楽しそうに教えていたと話されていました。

   また、学校に入ると、子どもたちの声が聞こえ、活力ある雰囲気を肌で感じ、教室では、暑さにめげず、子どもたちも先生も頑張って勉強している姿に心を打たれましたと訪問の感想を述べられました。

   
 萩野台小学校を卒業した中学生の母校愛、学校の活力の賞賛に、とても喜ばしく思いました。地域から信頼される学校作りにいそしみます。

頑張り、成長し続ける子どもたち! ~1学期の終業式~

頑張り、成長し続ける子どもたち!
 ~1学期の終業式~
                                    7月18日(金)

   
 4月に入学、進級しましたが、もう1学期が終わります。明日から44日間の夏休みに入ります。
 4月の始業式に児童玄関前の二宮金次郎ところに書いてある「向上心」という言葉について話をしました。「今に満足せず、よりよいものをめざして努力する心」が、萩野台っ子の1番目指すことですと話をしました。

 1学期を振り返ってどうだったでしょうか。「前の自分より、今の自分」「今の自分より、これからの自分」へと成長の努力が大切です。

 学校は、勉強するところです。
 ・落ち着いた学校生活で勉強や活動を真面目にしていました。
 ・勉強の力が付くようにいろいろなことを学校でしています。
   ①読書のすすめでは、本の貸し出しの葉っぱは増えました。
   ヨムモンのしっぽは、伸びましたか。最高350冊に! 
     ②ちょこっと作文は、ことばカードを使って書いています。
     ③パワーアップタイムで漢字と計算の力をつけています。
     ④学校統一漢字・計算テストで一発百点になる人数が多くなっています。
     ⑤詩の暗唱は、全員合格です。
     ⑥家庭学習は、学年×10分を頑張っていきましょう。
   自学ノートをどんどん進めましょう。
 学校は、集団生活で、心を育てるところです。
 ・音楽会の合唱では、一つの目標に向かい、心と声を合わせ、パワーを
発揮していました。これだ!と感じました。
 ・全校集会では、姿勢よく、耳、目、心で話を聞いています。
 ・生活目標のきまりや正しい言葉づかい、明るいあいさつ、ろう下歩行などもみんなで取り組んでいました。
 ・自分が言われていやなことは言わないが集団生活の基本です。
  萩野台小学校では、みんな、一つになって活動できているのがとてもいいです。だから、よい成果が出ています。
 
   勉強のこと、集団生活の心のことを1学期がんばってきました。2学期は、さらに充実した学校生活が送れるよう頑張って下さい。   明日から、夏休みです。計画的に勉強をし、長期の休みでしかできないことに挑んで下さい。読書やお手伝いもして下さい。むし歯を治していない人は治して下さい。
  

 ケガや病気、不審者や熊、交通事故に気をつけて
                             有意義な夏休みを送って下さい。


たくさんの手にささえられた幸せ!

          たくさんの手にささえられた幸せ!
                   ~地域、公民館、運動場利用団体、PTAの皆様~
                                         7月13日(日)
 
 地域・公民館・運動場利用団体、そして、PTAの皆様には、日曜日の早朝6時より、通学路や山の斜面、プールや運動場の草刈りや木の伐採など学校の教育環境整備にご協力頂き、誠にありがとうございました。お陰様で、さわやかで、安心・安全な環境の中で学校生活が送れます。

 萩野台小学校や子どもたちは、地域の二重、三重の支えの輪の中にいることが再認識できました。学校が活力を持ち、学習や生徒指導の効果を上げるためには、保護者や地域の皆様との信頼関係が最も大切です。お互い、顔を合わせ、言葉を交わし、汗を流し、苦労を共にし、協力していく中で培われる「絆」です。

 「チーム萩野台」の結束は、地域を含めた輪へと広がりをみせています。皆様の学校に寄せる熱い思いを真摯に受け止め、期待に応えたいという気持ちでいっぱいです。

                       たくさんの支えをありがとうございます。

マイムマイムとヤマアラシ

        1学期のまとめをしよう!
                                 ~7月の全校集会~
                                      7月9日(水)
  1学期もあと、今日を入れて、学校に来る日が8日!勉強もまとめの時期となりました。計算と漢字のまとめの全校統一テストも終わりました。採点が終わっている計算では、100点合格が33人、おしくも1題間違えが11人でした。前の学年に比べ、大幅にアップした子もいました。毎月の「詩の暗唱」も全校全員合格が続いています。よく頑張っています。

 みなさん、1学期を振り返ってどうでしたか?
前の学年や4月の初めの前の自分と今の自分を比べて、よくなっていますか。
  ・勉強にがんばれましたか?
  ・運動にがんばれましたか?
  ・6年生は、学校の中心として活動できましたか?
1学期は、あと少しあるので、足りなかった人は、取り戻して下さい。

 ところで、友だち関係はどうでしたか?
今日は、「マイムマイム」と「ヤマアラシ」の話をします。
 この前、5.6年生と宿泊体験学習に行ってきました。夜に、キャンプファイヤーをして「マイム マイム」のダンスを踊りました。男子も女子も、リズムに合わせ、手を取り合い、声をそろえ、楽しく踊っていました。みんな仲良しなんだなー、仲よくしたいんだなーと思いました。

 皆さん、「ヤマアラシ」って言う動物を知っていますか。ヤマアラシは、体にトゲがあります。敵が襲ってきてもトゲを立てて戦うことができます。でも、困ったことがあります。寒い日、2匹のヤマアラシが互いに身を寄せ、暖まろうとした。ところが、近づきすぎると、互いの針で相手を傷つけてしまう。しかし、離れると寒い。だから、近づくこともできず、離れることもできなくなってしまいました。結局は、適度な距離を保っているしかなくなりました。 

 仲よくくっついていたいけど、近づきすぎると、互いに傷つけ合うのです。これが、ヤマアラシ症候群です。いい関係を保つことが、楽しい学校生活につながります。「正しい言葉づかい」「明るいあいさつ」が、キーワードです。
 「人に言われていやなことはいわない、しない」が立てた目標です。
  
        残り少ない1学期です。頑張って行きましょう

ルール マナー エチケット

                   ルール  マナー  エチケット
                 ~「集団規律」の大切さを学んだ宿泊体験学習~

 
 
6月30日~7月2日の間、宿泊体験学習に行ってきました。能登少年自然の家で、6年生160人くらいの学校と一緒になりました。萩野台小は、5.6年生28人です。学校は、集団で学び、心を育てるところです。小学校は、社会に出るための素地作りの時期です。「ちょっとくらいは、いいかな。おまけして。」では、集団の規律が崩れていきます。蟻の一穴、堤を崩すです。集団規律で参考になる点がいくつかありました。
 
 ・座って話を聞く時は、体育座りをして、目を見て聞く。
 ・話を聞いて、返事やあいさつのしどころを逃さない。
 ・先生の指示に従って、てきぱき行動する。
 ・順番に並んで、待つ。 

 ルールは、守るべききまりです。マナーは、一般常識、公共の場での行動基準です。エチケットは、人に不快感を与えないように気をつかうことです。
 
 萩野台小の子どもたちは、キャンプファイヤーの「マイム マイム」のダンスで、リズムに合わせ、手を取り合い、声をそろえ、楽しく踊っていました。この結びつきの良さをもっともっと学校生活に出してほしいです。
 
 このように、小集団の良さを生かし、「集団規律」の良さを身につけ、社会へ飛び立つエネルギーを貯えていって下さい。とても有意義で、心も大きく成長した体験学習でした。