工業系列(機械・電気)日誌

工業系列(機械・電気) 日誌

旧NCフライスから新マシニングセンタへ実習変更【工業系列】

これまではNCフライス盤で実習を行っていました。今年度からは新たに導入されたマシニングセンタで実習を行います。今、そのために教材研究を行っています。

(指導する側が機械に熟れるための練習を兼ねています)

(R&Dプロジェクト部員にお願いして授業の練習を兼ねて実施しています)

 

【新しい機械になってできること】

・技能検定3級 マシニングセンタ作業の指導ができるようになる

(今年度は試行的にR&D部員3名程度が受検しますが、来年度は一般生徒でも可能にする予定)

・工具交換、工具長補正についての考え方、工具ごとの確認方法を実習できる。

・CAM(自動プログラム生成)によってできる、長ーいプログラムで加工できる

 (複雑な形状も加工できる)

 

【試し加工中の動画】

らせん状に穴加工

 

複雑な加工

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2年生 第二種電気工事士の補習 【工業系列】

ことしもやります。補習。

去年より手厚く

・先生二人体制

・昼だけでなく、放課後もやります

まだまだ合格点には程遠い。でも解いて間違ったところの正解の根拠探しをして積み上げていくしかありません。

学科試験は10月4日です。

保護者の皆様、しばらくごはん食べる時間が足りないと辛そうにしていますので、素早く昼食とれるような弁当等のお子様への支援をよろしくお願いします。

本校は教室間の移動が多く、早弁が難しいです。

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ガス溶接【工業系列】

 工業系列の実習テーマのひとつに「溶接」があります。

 今回は「ガス溶接」の実習風景です。

  

 ガス溶接は可燃性ガスの「アセチレン」と、支燃性ガス

「酸素」を使って炎を作ります。この炎で金属を熱し、溶融

して接合させます。

 今回は点火と消火それぞれの方法を練習しました。

 アセチレンだけで点火するとメラメラとした火が出るだけ

ですが、ここに酸素を加えてゆくと、ゴォーッと音を立てて

炎が吹き上がります!

 これが標準炎(作業に使う火炎)ですが、初めての生徒は

少々おっかなびっくり?

 ←「あれ?酸素が止まらない・・・?」

 ガスのコックは左手で

操作します。逆回転させ

たら全開になりますよ!

 気をつけましょう!

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ものづくりマイスターによる指導・NC編 【工業系列】

NC旋盤の実習風景です。

 

 NC旋盤はプログラムに対して忠実に動作し、正確かつ

高速で加工を行ってくれるとても便利なものです。

 言い換えればプログラムをひとつでも間違えると予想外の

動作をしたり、そもそもまったく動作しなくて慌てます。

 今回は「正確な加工」の最中にどんなことが起こっている

のかを確認しました。回転数や送り速度、刃物の選択について

じっくりと』確かめました。

※先生方は「じゃあ『ちょっと』〇〇してみようか」とついつい

 言ってしまうのですが『じっくり』〇〇することが大事です。

 理屈や結果の違いがよく見えてきます!

 ← 右と左で何が違うのか!

 

 計測ひとつでも、無駄なく   スケールの当て方はどう

 正確にできるかな?      すべきなのか?

 

ものづくりマイスターからも  『プロフェッショナル』の

ご指導いただいています。   視点から多くの体験談や、

               様々なアドバイスを聞かせて

               もらってます。

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産学連携人材育成事業(部品製作)でK君がファインプレー【工業系列】

専門高校等における産学連携人材育成事業で、金沢北陵高校は

「~金沢北陵高校から広がろう~
車載カメラと高速画像処理技術を用いた自動運転自動車模型の製作を通した人材育成」

という事業を行います。昨年度は本校で県内のカメラクラス標準機を製作し、他校にも評価してもらいました。

今回はその新作(今年度バージョン)の車体の、部品製作シミュレーションを行いました。

最初はこんなにうまくいかず、「円弧方向が右左逆」「加工面が90度違う面」などのミスが多く、シミュレーション結果が破砕された状態になっていました。

また加工機標準の「干渉チェック機能」でエラー続出し、そのエラー消しに苦労しました。

 (今回は3時間程度かかりました)

 

今回のファインプレーはK君。

上の赤丸のところ。

「先生、材料回して削るので、実際はぶつかっていませんか?」と発言。

先生を含め、他の人たちも最初K君が何言っているかわかりませんでした。

しかし何度かコマ送りでシミュレーション画面を見ながらK君は粘り強く伝えてくれました。

粘り強く伝えてくれたので、やっと全員分かりました(なかなかイメージできませんでした)。

(実際はこの画面よりもう少し刃が突っ込んでいました)

 

普段は無口タイプです。しかし誰も気づかないことに気づき、適切に発言してくれるK君。

貴重な存在です。

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